自己PR

自己PRで学業について書く時の注意点

就職活動において、志望動機と並んで苦労する項目である自己PR。
いったいどんなことを書けばいいのか悩んでいる人も多いはずです。特に、大学時代学業に打ち込み、サークル活動などの実績がない方は頭を抱えているかもしれません。
今回は学業に特化した自己PRを書く方法を見ていきましょう。

自己PRとは何か?

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そもそも自己PRとはなんでしょうか。
自己紹介の延長、と捉えている人もいるかと思いますが、それは大きな過ちです。自己PRは「募集職種や応募企業に、自分が採用されるに値する人間であることをアピールする」ことが正解です。
ですから、募集職種や応募企業と全く関係ない分野のアピールやただの自己紹介となっては意味がありません。

  • 自分が採用されるに値する価値を持つ人はごく少数!!

とはいえ、新卒の段階で「自分が採用されるに値する」価値を本当に持っている人などごく少数です。
そして日本の新卒一括採用の場合大半の人が「総合職」として採用され、要は「なんでもやる兵隊」として社会に出ていくのですから、なおのこと伝えづらくなっています。
それでは新卒の人がアピールできる価値とはなんでしょうか。ずばり、「勤勉さ」「熱意」「明るさ」だけです。
他のスキルなど社会に出てから覚えれば良いのですが、この3つだけはやはり採用時に外せない企業が多い様です。
それでは大学時代、学業に取り組んできた人はどの様に書けばいいでしょうか。
学業ですから、やはり「勤勉さ」が一つキーになってくるでしょうか。

質問に答えるだけで自己PRを完成させよう

就活において、自己PRは大きな意味を持ちます。インターンシップに参加する時点で、自己PRを考えておくのはおすすめです。自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

自己PRとして学業をアピールする時の注意点

学業に取り組んできた内容で自己PRを書くのは、まずはじめに言っておくとあまり有利とはいえません。
修士、博士過程の人はこの限りではありませんが、華やかさに欠けると考えられてしまうようです。
しかし、落ち込む必要はありません。
結局のところ、自己PRは入り口に過ぎないのですから、減点ポイントをなるべく減らす様にすれば、サークル活動などの一般的なアピールよりずっといいものが出来上がります。

  • 勤勉さをアピールしすぎないこと!!

まずはじめに注意したいのは、「勤勉さ」をアピールしすぎないことです。
学業に取り組むということは、その時点で勤勉さの要素をカバーしています。わざわざ勤勉さが強みとアピールしなくても、面接官や採用担当者はそこを読み取ってくれます。
ですから、そのスペースや時間で他のことをアピールすべきでしょう。
例えば勉強計画の立て方や教授、ゼミ仲間、勉強仲間とのコミュニケーションの取り方。自分が努力したことが客観的に証明できる数値(資格試験の内容や成績など)を伝える方が有効です。

自己PRとして学業のことを書く時は過程を重視!!

自己PRに学業のことを書く場合、「勤勉さ」はあまりアピールしなくていいとお伝えしました。そして空いたスペースや時間で他のことに言及しましょう。
伝えるポイントは次の2つです。
どちらもあっても構いませんし、片方でも構いません。一つ目は学業に取り組む過程への言及です。
例えば、試験に向けてどのように計画的に勉強したか、ゼミなどの発表があるものであれば、どのようなことを考え、どのように発表を作っていったかなどです。

  • 自己PRとして学業をアピールする時は、結果も盛り込もう

もう一つは学業の結果への言及です。資格試験であれば取得した資格、点数など、そして成績などです。
また何か賞などがあれば必ず盛りこみましょう。
ここまでくると、必ず「サークル活動もアルバイトもやっていないし、勉強は一通りこなしてきたけどとりたててアピールする事柄などない」という人がいます。
そんなことはありません。それは自己PRを難しく考えすぎています。あなた自身がどんな人間なのかを「募集職種や応募企業のカラーにあった」形で伝えればいいだけなのです。極論、大学受験の話だって、構わないのです。内容はさして大きく影響しません。

自己PRで学業について述べる時は求人とのマッチングを重視すること!!

自己PRで学業のことを述べるのはあまり有利ではないとお伝えしました。
これはいわゆる「総合職」が「営業職」と事実上ニアリーイコールだからです。
営業職の面接ではまずはじめに快活さ、そしてコミュニケーション能力を見ます。
勤勉さ、真面目さは二の次とまでは言いませんが、優先度は下がります。
あなたが一番伝えたいあなたの長所を伝えるのであれば、それにマッチした求人を探す方が確率は高いでしょう。
例えばエンジニア系の面接ではその勤勉さ、勉強の成果は必ず重視されます。新卒ではエンジニア系の素養のある人は多くはありませんし、未経験可の求人も多くあります。一度当たってみてはいかがでしょうか。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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