自己PR

【面接の自己PR例文あり】好印象を残すためのポイント4つ

自己PRは自分を売り込むチャンス!

就活は自分のことを知ってもらうことが大切です。しかしただ知ってもらうだけではなく、自身を売り込んでいかなければなりません。自己PRを言ってもそれが面接官に正しく伝わり、心を掴むことができていなければ意味がありません。

面接官の心を掴むためには、自身を魅力的にアピールする必要があります。魅力的に伝えるためにはまずは自分自身を正しく知り、その伝え方を工夫しなければなりません。

自分を伝えるための題材と、魅力的な伝え方の両方が揃って始めて面接官の心を掴むことができます。どちらか片方が欠けても面接官の心を掴むことはできません。それらを意識しながら魅力的な自己PRを考えていきましょう。

面接で自己PRをするポイント

面接で自己PRをする際のポイントは、大きく4つ挙げられます。何を伝えるかも重要ですが、どのように伝えるかも重要であり、内容とアピールの方法の両方を考えなければなりません。

充実した内容でも伝え方次第では魅力は弱くなり、反対に伝え方が上手でも、内容が乏しいと印象に残りづらいため注意が必要です。4つのポイントを把握し、何を意識すべきか理解した上でアピール内容を考え伝えていくと、より充実した自己PRができ、高評価も獲得しやすくなります。

①企業の人物像に合った強みを伝える

企業は就活生の能力だけでなく、性格も重視して選考を行っています。また企業の風土に合うか合わないかや、配属先での問題がないかなどを確認します。性格が企業の風土に合わないと、自身の能力も発揮できない場合があります。

そのため、企業の風土に合った人物像を分析し、自分の強みと企業の求める人物像を比較してマッチした部分をアピールしましょう。

②結論から話す

自己PRをするときには分かりやすく、面接官にしっかりと伝えるということが大切です。どれだけ素晴らしい内容でも文章の構成が悪いとアピール力は半減してしまいます。自己PRは主張(結論)→根拠→具体例の流れで順序立てて話すようにしましょう。

最初に主張となる結論、自身がアピールしたい内容を話すことで、何をアピールしたいのかを明確にすることができます。また結論から話すことで、自己PRにインパクトを持たせることができます。結論の次はその根拠となるものを提示し、自己PRの説得力を高めましょう。

自己PRには説得力がなければなりません。さらに根拠を続け、自己PRの信頼性を高めていきます。自己PRは順序立てて考えることで簡潔にまとめやすくもなりますので、作成時にもこの順序を念頭におくようにしましょう。

③具体的なエピソードを1つ交える

自己PRは結論→根拠→具体例と話が進んでいきますが、この根拠の部分に具体的なエピソードを交えることでより効果的な自己PRにすることができます。自己PRは説得力が大切であり、アピールした結論をどれだけ本当だと思わせることができるかが問題です。

ただ自分の能力を並べていくだけでは何の説得力もありませんが、自身が経験したエピソードを交えて話すことで説得力を高めることができます。結論を説明するエピソードがあれば自己PRの信頼性は高まり、何より経験談から語ることで自己PRも表現しやすくなります。

抽象的な話や表面的な話では面接官の印象に残りにくいです。必ず具体的なエピソードを交えて話すようにしましょう。

どんな課題があったのかを述べる

具体的なエピソードを述べる中で意識したいポイントが、その経験でどのような課題があったのかです。課題とは苦労したこと、大変だったことであり、課題の有無によってエピソードの魅力は大きく違ってきます。

何事もなく、全て順調に進んだことを提示してしまうと、大変な時にはどのように対処するのか、そもそも物事に真剣に取り組んでいるのかと思われることもあります。どのようなことでも真剣に取り組んでいるなら、課題がひとつはあったはずです。小さなハードルでも構わないので、取り組む中で感じた課題を提示しましょう。

課題の有無はもちろん、何を課題として捉えているかもチェックされており、これも評価の一部に含まれることは覚えておかなければなりません。

どのような行動を起こして課題を解決したか述べる

課題はただ提示するだけではなく、それをどのように乗り越えたかまで言及しなければなりません。課題があったほうがエピソードは魅力的にアピールできますが、解決できない課題を提示すると、逆効果になるため注意が必要です。

企業が知りたいのは、あくまで大変なことをどのように乗り越えてきたかです。単に苦労したことを知りたいわけではありません。課題とどのように向き合い、解決したかを知ることで、企業は就活生の問題解決能力をみたいと考えています。

そのため、課題の解決方法については、できるだけ自発的に考え、行動したことを述べなければなりません。課題の解決はできていても、それが人のアイデアや他人主導のものではプラスの評価に繋がりづらいため注意が必要です。

④企業で強みを活かす方法を伝える

自己PRは自分にどのような長所、魅力的な能力や特徴があるか知ってもらうためのものですが、単に情報を伝達することが目的ではありません。最大の目的は、アピールしている内容が企業の仕事で役に立つか、利益に貢献できるかどうかです。

つまり、仕事での活かし方や再現性に繋げる必要があります。落としどころを間違えると、企業でどのように強みを活かせるのか伝わらず、印象は薄くなってしまいます。自身の強みを活かしてどのように仕事を進めたいと思っているのか、できるだけ具体的に伝えることが大切です。

企業で働き、活躍している姿をイメージさせることが重要なため、仕事での再現性は細部までこだわって伝えることを意識しましょう。

自己PRをするときの注意点

自己PRを行うときは、自身がその企業で活躍できる人材であること、お金をかけるだけの価値があることをアピールしましょう。しかし、それらを心がけるだけでは失敗する可能性があります。面接ではさまざまなマナーがあり、伝え方を間違えれば効果的なアピールにはなりません。

間違ったアピールをすると、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。自己PRを効果的に行うためには自己PRの注意点を知り、それを踏まえて正しい自己PRを行うことが大切です。

短く簡潔に1分間で自己PR

面接で自己PRを行うときには短く簡潔に、1分間で行うようにしましょう。企業から時間の指定がある場合にはそれに従う必要がありますが、そうでない場合は1分でまとめる必要があります。1分というのは、お互いに不快にならないベストな時間です。

1分よりも少ないとアピールが不十分で意欲が低い印象を与え、逆に1分を大幅に過ぎれば長く感じてしまいます。面接の時間は決まっているので、他に面接を受けている人がいればその人の時間まで奪ってしまいます。面接官に自己中心な印象を与える危険性もあるので気を付けましょう。

1分で自己PRを行うことができればマイナスの印象を与えることなく、むしろ伝えるべきことを簡潔にまとめる能力があると評価されるでしょう。1分で話せる文字数は大体200~300字程度ですので、それを目安に自己PRを作成していきます。

ESや履歴書を踏まえた内容で仕上げる

面接は基本的には履歴書やESを見ながら行われます。履歴書やESでも事前に自己PRは書いています。面接で同じ内容を答えると重複すると考え、全く別の内容を考える人もいますが、新しく最初から考える必要はありません。

自己PRは、ESや履歴書の内容と一貫性を持つことが大切ですそれらの内容を踏まえた上で、大きく外れないようにアピールする必要があります。一言一句同じ内容をアピールしては意味がないので、面接で自己PRを話すときには、履歴書に書ききれなかった詳細の部分を語るようにしましょう。

履歴書やESは字数の制限があります。できるだけ簡潔に書く必要がありますが、面接では時間にさえ気をつければいくらでも話を膨らませることができます。履歴書の内容を踏まえた上で詳細なアピールをしていきましょう。

質問に備えて事前に深堀しておく

面接で聞かれることを想定して自己PRの内容を整理しておきましょう。何を質問されても答えられる自己PRでなければなりません。そのため、自己PRの内容が決まったら深堀しておきましょう。自分の強みや、エピソードなどを詳しく聞かれる可能性があります。

短い内容でも、面接官が納得できる内容にまとめておきます。無理に背伸びした自己PRではなく、正直に答えるようにしましょう。

実績よりも過程を重視する

サークルや部活での成績よりも、そのチームにどう貢献したかなどを以下のようにアピールしたほうが良いでしょう。

  • チームのメンバーの力が発揮できるように自ら積極的にサポートした
  • 新入部員の指導を、自ら積極的に行った
  • 1試合でも多く実績を積むために、練習メニューや筋トレメニューの改善にあたった
  • チームワークを図るために、チームミーティングを欠かさず、率先しておこなった
  • 自己ベストを出すために、食生活の管理に取り組んだ

自己PRに部活などの内容を盛り込むときは、上記のようなポイントを伝えると良いでしょう。またその結果、どういう効果をもたらしたのかをアピールするとより好感度が増します。

好印象を残すための自己PR例文

自己PRの作成方法や伝え方のポイントなどを紹介しましたが、それらを知ったからといって簡単に自己PRが作成できるわけではありません。自己PRを作成するのは難しく、就活を進める上で苦労する人も多いです。

自己PRが作成できない人は、どのような自己PRが就活で使用されているのか、そのイメージがわかない場合が多いです。実際に使用できる自己PRの例文をご紹介します。以下を参考に自身のアピールも考えていきましょう。

良い自己PR例

私の強みは継続して努力を続け、目標を達成することです。私は大学ではサッカー部に所属していました。私の大学のサッカー部は強豪であり、部員が1学年で50人いました。私は入学時補欠でしたが、卒業するまでにレギュラーになることを目標にし努力を続けました。
練習が厳しく、途中で辞めてしまう部員も多くいましたが、私は諦めずに努力を続けました。厳しい練習を耐え抜いた結果、技術を身に付け、最後の大会ではレギュラーとして活躍することができました。私は継続力を活かして御社でも粘り強く業務に取り組み、売上目標などを達成したいと考えます。

例文では継続して努力を続け、目標を達成できるという能力がアピールされています。1文目に結論が語られていますので、何をアピールするのかが明確にされ、自身の能力を印象付けることができています。

次に根拠となる部分ではサッカー部でのエピソード、その中でレギュラーを目指したなどの具体例が挙がっている点もポイントです。部活でのエピソードを語ることで独自性が表現され、レギュラー目指すなど詳細を語ることで具体性が増して、説得力を高めることができています。

厳しい練習を耐え抜くことで継続力だけではなく、忍耐力もアピールすることができるでしょう。締めの文章でも、継続力を仕事に活かす具体的なビジョンが語られており、向上心がアピールでき好印象です。

悪い自己PR例

私は大学時代に居酒屋でアルバイトをしていました。私は主にキッチンで働いていましたが、アルバイト先は忙しくキッチンとホールで連携を行わなけばなりませんでした。私はそこでチームワークを学び、それを活かすことでチームの一員として御社でも活躍したいと考えています。
またアルバイト先は忙しかったことから、常に頭を働かせ、先を見越して行動しなければなりませんでした。忙しい現場で働いていたことから複数の物事を同時に処理する力も身に付き、それも企業で活かし、多くの仕事をこなしたいと考えています。
私は大学時代のアルバイトで培った能力を活かし、御社に貢献したいと考えています。

自己PRのNG例では一文目で結論が語られていません。いきなり居酒屋でのアルバイトの話から始まり、何をアピールしたいのかが明確になっておらず、印象にも残りづらいと言えます。またエピソードとしてアルバイトが語られていますが、具体的にどのようなことをしたのかが語られておらず、説得力がありません。

最初のアピールとしてチームワークが語られていますが、次に複数の物事を同時に処理できる能力など複数がアピールされているのも問題です。ひとつひとつの能力のアピールが薄く、結果的に全体のアピール力が弱くなっています。

能力を活かして企業に貢献したいなどのワードは随所に見られますが、そもそも能力のアピールが弱いため効果的な自己PRとなっていません。

自己PRを武器にして、面接を得意にしよう!

自己PRは面接でも重要な部分であるため準備が大変なものですが、裏を返せば対策さえできていれば面接を有利に進めることができるとも言えます。そのため面接で緊張してしまう人も多く、苦手に感じる人も多いです。

完璧な自己PRという武器があれば面接で必要以上に緊張することはありません。自己PRを武器にして面接を得意にしていきましょう。自己PRを武器にするためにはさまざまな努力が必要です。しかし、それを乗り越えることができれば自信にもつながります。

自信を持ってアピールをすることができればそれも好印象です。自己PRはしっかり準備することでたくさんのメリットを得ることができます。念入りに準備を進め、就活を有利に進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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