自己PR

面接で話す自己PRの例を紹介【例文5選】|採用担当者に響く効果的な回答例のポイント

面接の自己PRで失敗すると悪印象

面接では、自己PRタイムが設けられます。この限られた持ち時間をどう使うか、悩む人も多いのではないでしょうか。また自己PRは就活生の個性を最も発揮しやすい場面です。しかしそれは就活生ごとの差が最も出てしまう場面でもあるとも言い換えられます。

他の就活生と差をつけ、合格に近づけるように自己PRをする際のポイントについてご紹介していきます。是非参考にしてみてください。

面接で話す自己PRの構成ポイント

就活生が自己PRでしなければならないことは、他の就活生と比べて『もしこの私を採用した場合に、いかに会社の利益につながるか』を採用担当者に伝えるということに尽きます。

例えばアピールポイントがたくさんあり、アレもコレもと全部話すとどうでしょうか。採用担当者からみると、話のピントがぼやけてしまい逆にこの就活生のどの部分が会社の利益になるのかわからないという印象になるでしょう。

アピールポイントの中身は問題なくとも、それが相手に上手く伝わらないということは自己PRとして良いものではないでしょう。そうならないための自己PRの構成ポイントを紹介します。是非参考にしてみてください。

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構成ポイント①最初にアピールポイントを提示する

まず自己PRの構成の一つ目のポイントは、「はじめにアピールポイントを提示する」です。相手に効果的に主張を伝える手法に「はじめに結論、答えを話す」というものがあります。

はじめに結論を話すことで、聞き手がどんな話が始まるかをイメージしやすくなります。そして結果的に聞き手側が話を理解しやすくなるという効果が生じるのです。

この手法は弁論の3段構成のうち頭括式とも呼ばれます。「頭括式」は結論を示したあとで、根拠や裏付けを示す構成法です。そしてこの手法は演説や討論一般でも用いられています。

「はじめに結論、答えを話す」を面接の自己PRの場面に置き換えれば「はじめにアピールポイントを提示する」になるというわけです。採用担当者の頭にこの就活生が会社の利益になるのはこの理由だというイメージを植え付けましょう。するとその後の話をスムーズに聞いてもらえるようになるでしょう。是非最初にアピールポイントを提示する構成にしましょう。

構成ポイント②アピールポイントに合わせた経験談を盛り込む

二つ目の構成ポイントは「アピールポイントに合わせた経験談を盛り込む」ことです。弁論の3段構成のうち頭括式と呼ばれる手法では、はじめに結論を話した後その「理由付け・補強」をしていきます。そしてこの「理由付け、補強」は証拠の提示、事例の提示によって行なうのが一般的です。

これを面接の自己PRに置き換えると「アピールポイントの理由付け・補強をする証拠、事例である経験談を話す」になります。

ただしこのとき気を付けたいのが経験談はあくまでアピールポイントの理由、補強だということです。アピールポイントからそれてしまうような経験談は、その理由・補強になっていないのでNGになります。

この経験談はアピールポイントをこのように補強するということを考えながらチョイスするとよいでしょう。是非参考に構成を作成してみてください。

構成ポイント③仕事にどう活かせるのかを提示する

三つ目の構成ポイントは「自分のアピールポイントは、仕事にどう活かせるのかを提示すること」です。単に自己のアピールポイントを主張しただけでは、他の就活生と同じで差がつきづらくなります。

では、どうすれば他の就活生に差を付けられるでしょうか。それが、「自分のアピールポイントは、仕事にどう活かせるのかを提示する」ことです。

「私のアピールポイントはコミュニケーション能力の高さです」と答えるよりも「私のアピールポイントはコミュニケーション能力の高さです。私はコミュニケーション能力の高さで、営業で契約をとってくることができます。」と答えたほうが良いでしょう。

『会社の利益につながるか』という判断基準で就活生を選んでいる採用担当者からすれば、後者の方が採用の判断をしやすいとうのは一目瞭然です。採用担当者の視点から、他の就活生をリードするのが大切です。仕事にどう活かせるのかを提示しましょう。

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面接で話す自己PRのNG例3選

ここからは自己PRのNG例についてみていきましょう。NG例とは、自己PRの目的から外れたもののことです。

繰り返しになりますが、就活生の自己PRの目的は「他の就活生と比べて、『もしこの私を採用した場合に、いかに会社の利益につながるか』を採用担当者に伝える」ということです。

そのことを頭において、面接の自己PRでやってしまいがちなNGアピール例をみていきましょう。何がダメなのか理由が理解することで、本番で同じ失敗をしなくなります。是非参考にしてみてください。

NGな自己PR例①根拠がない

「やる気だけは人一倍あります」「楽しいことが好き」というアピールをする人がいます。しかしこれは自己PRの目的から逸れているためNGでしょう。

『いかに会社の利益につながるか』を示すためには、具体的にどう仕事に活かせるのか、根拠のはっきりしたものを主張しましょう。

根拠のないアピールは、採用担当者から採用するメリットを感じられないため避けたほうが良いでしょう。採用担当者が判断しやすい根拠を示しましょう。

NGな自己PR例②書類選考で出した自己PRと違う

事前の書類選考と面接で、多少異なる話をすること自体は問題ありません。しかし書類選考とまったく異なるPRをすることは避けましょう。書類選考で合格するために嘘をついているのではないかといった印象になりかねません。

また面接時の自己PRタイムでアレもコレも主張するのは、話のピントがぼけて結局のところ相手に上手く伝わりません。書類選考に記入した自己PRを、面接では口頭で伝えるものだと理解しておくとよいでしょう。

書類選考から一貫した自己PRだと、面接官は理解しやすいでしょう。また話に一貫性があることで志望度の高さもアピールできます。書類選考で記入した自己PRを面接では伝えるようにしましょう。

NGな自己PR例③仕事と合わない

応募した仕事に合わない自己PRはNGです。なぜなら、アピールポイントは、『もしこの私を採用した場合に、いかに会社の利益につながるか』を示すためのものだからです。

仕事に合わないアピールポイントを主張されても、その目的は達成できません。また応募した仕事に合わない自己PRは、採用担当者に企業研究不足といった印象を与えかねません。

採用担当者が判断しやすいように、会社の業務に直接つながるアピールポイントを主張しましょう。

面接の自己PR例文については、こちらの記事で詳しく解説しています。

面接で効果的な自己PRの例文5選

例文①子供と上手に向き合える(保育士志望)

私の強みは、子供と上手に向き合えることです。実習先の保育園である子供と知り合いました。その子は、人見知りが激しく、なかなか他人と話をしない子でした。私が話しかけたのですが、最初は他の人と同じく、話をしてもらえませんでした。しかし粘り強く話しかけているうちに、同じ子供番組を見ていたことを知り、そこから話が広がり、心を開いてくれました。そして最終的には、園の他の子供と一緒の遊びに誘って、その子が他の子供と遊べるようになりました。どんな子供でも、適切なきっかけさえあれば心を開いてくれます。このことを知り、実践してきけることが私の強みです。私は保育士として働きはじめたあとも、この強みを生かして、子供達みんなと良好に付き合っていけると考えています。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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まず、子供と向き合えるという強みを宣言します。そしてこのアピールポイントの宣言は保育士という仕事をするにあたって、直接的に有効な能力があるということの表明でもあります。非常に有効的です。

続けて実習先の出来事という経験談を細かく説明することで、その理由付け・補強を行っていきます。そして最後に仕事をする際にアピールポイントが有効であることの念押しをして完成です。是非参考にしてみてください。

例文②部活動での経験(営業職)

私の良さは、周囲の人からの信頼を獲得し、リーダーシップを発揮することです。周囲の人からの信頼を獲得するために、約束は必ず守ってきました。学校での課題はもちろん、友人との待ち合わせも破ったことはありません。約束を守るうえで重要なことは、どうやったらその約束を守れるか、ということから考えることです。それを実践し続けたことで、周囲の人から信頼されてきました。そして約束を守り続けて信頼を得た結果として音楽部の部長となり、リーダーシップを発揮してきました。約束を守ることで生まれる信頼関係は、営業職として活動する際に、絶対に有効だと考えています。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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最初に約束を守るというアピールポイントを示しています。そこから、なぜ約束を破らないと言えるのかの理由付けを、一度も約束を破ったことがないという経験談で行っています。

併せてその補強として、約束を守り続けて信頼を得た結果としての音楽部の部長という経験談を重ねています。

そして最後の山場で約束を守ることの、営業職としての活動への有効性を説くことで、アピールポイントを上手く仕事につなげているのです。是非参考にしてみてください。

例文③分析力(リサーチ会社)

私の強みは分析力です。学生時代は、ITベンチャーでインターンシップを経験しました。そこでは、ウェブメディアの実績の集計と分析を任されていました。インターンシップでは、企業で実際に使用している分析ツールを用いて分析をするので、学校の座学より実践的でした。インターンシップ中には、自身の分析結果を用いて仮説を纏め、企画を立案したところ、大幅なサイト改善に繋がり、社員の方にお褒めの言葉を頂きました。この経験で、数字から紐解いて課題を抽出することに楽しさを見出しました。そのため、リサーチ会社の中でも、定量調査の案件を数多く扱っている御社で、この分析力を生かし、様々な企業のお役に立ちたいと考えています。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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ここでのポイントは、実際に自分が経験したインターンシップから、何を学び、何を評価されたのかを具体的に述べている点です。

つまり、自分の強みを見出したきっかけを述べることで、相手に分かりやすく強みをアピールすることが出来ていると言えます。自分の強みを表現する際に、第三者の評価などを盛り込むのも効果的でしょう。是非参考にしてみてください。

例文④柔軟性の高さ(営業職)

私の長所は柔軟性の高さです。以前、オーストラリアへ1年留学をしていた事があるのですが、最初の1週間は様々な国の学生がいたので大変戸惑い、クラブ活動にも入ることができませんでした。勇気を持って一人の学生に話しかけ、自分の中で恐怖心を取り払い、結果的に様々な国の友達を作ることができました。また、クラブ活動ではゴスペル部に入り、クリスマスでは地域のミサに参加し、ゴスペルを披露しました。帰国後も塾講師や、ファストフード店でアルバイトをしましたが、人間関係を構築するのが早いと感じています。そのため、柔軟性の高さを活かし、御社で様々なお客様とコミニュケーションを取りながら、御社の社員として恥じぬような営業を行いたいと思っております。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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ここでは自分の柔軟性を示すために学生時代の留学経験を挙げ、そこで葛藤した点を述べた上で、具体的にどう行動し柔軟性を得たのかを説明しています。

自分の強み・アピールポイントを冒頭で述べた後そのポイントを得るために、経験した葛藤・苦悩・苦労した経験などを具体的に述べることも1つの良い方法です。是非参考にしてみてください。

例文⑤粘り強さ(営業職)

私は粘り強さがあります。私は学生時代、トライアスロンサークルに所属していました。トライアスロンは、日本学生トライアスロン選手権が毎年あります。ほぼ、自分との戦いになるので、日々の練習が欠かせません。ラン・バイク・スイムの3つの構成からなるのですが、3種目あるため持久力が試されます。自身は大きな大会で10位以内に入ったことはありませんが、自身の記録を60位から45位に上げた経験があります。その際、練習量を単純に増やすのではなく、自分の得意なスイムとランを重点的に練習するようにしました。また、自炊も心がけました。結果的に日々の練習や心がけにより、自身のタイムや成績を上げることが出来たと考えています。この粘り強さを御社の営業でも活かし、様々な局面でもコツコツと努力し、乗り越えていきたいと考えております。

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ここでは学生時代に経験していたトライアスロンの中で、自分との戦いについて具体的に挙げ、その中でどのような努力をしたのかを説明しています。

決して良い結果を出していなくても、自分の努力してきた事を伝える術はいくらでもあることが言えます。

個々で大切なのは結果ではなく、プロセスにおいてどのような努力を重ねたのかを述べる点です。面接で人事が見たいポイントはこのような点にあるのです。是非参考にしてみてください。

採用担当に響く効果的な自己PRのポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

面接の自己PRでは根拠のある内容を伝えよう

自己PRは就活生にとっても、採用担当者にとっても重要なものです。だからこそ目的に沿ったアピールを効果的に伝えなければなりません。

一つ一つの話の目的と効果の意味をしっかり理解して、採用担当者に伝わる自己PRをしてください。

採用担当者が判断しやすいアピールポイントを、どうすれば効果的に伝わるかを意識するとよいでしょう。

解説したポイントをおさえて、他の就活生をリードできる魅力的な自己PRを作成しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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