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【自己PRで差をつけろ】部活での経験を魅力的に伝える簡単な3つのステップ~例文・解説つき~

自己PRで部活の経験を伝える方法①役割を説明する

自己PRでは部活でこんなことがあったとか、部活でこんな努力をしたとかの経験をアピールしても企業にはあまり響きません。努力をするのが当たり前なのが部活ですし、自分で進んでそれに入ったのですから、それも仕方ないでしょう。そういうことをアピールするのではなく、部活でどんな役割だったかをアピールし、内面を自己PRしていきましょう。

キャッチーな言葉で説明しよう

それは、キャッチーな言葉で説明するとなお良いです。ここはキャッチーにもしやすいですし、キャッチーな言葉にした方がその後の文章に引き込みやすくなるので効果的です。例えば、「部活ではムードメーカーでした。」とか、「縁の下の力持ちでした。」とか、「細かいところまでやたらと気が利く、プレイングマネージャーと呼ばれていました」とかが挙げられます。

自己PRで部活の経験を伝える方法②結果至るプロセスを説明する

部活での経験を自己PRでアピールする際には、どんな工夫をして、それによりどんな成果がでてかをアピールすることも重要です。ムードメーカーなのであれば、ムードメーカーたる自分の役割を理解した上で、どんな困難をどんな風な工夫をして乗り越えたかを話すのです。そうすることで、より確実に魅力が伝わるようになりますし、信憑性も出てきます。

どんな工夫をしてどんな成果を出したのか述べること!

それはそういう人物であることの証明にもなりますし、工夫する力があることのアピールにもなりますし、心が折れない人物であることのアピールにもなります。そうして、いろいろな面で良いことがあるのです。ですから、自己PRで部活の経験を用いてアピールする際には、自分の役割とからめて、どんな工夫をしてどんな成果がでてかを述べることが大切になるのです。

自己PRで部活の経験を伝える方法③専門用語は使わない!

部活での経験を自己PRに用いる際には、誰にでも分かるような読み物にするということも必須です。ですから、部活での経験を自己PRに用いる際のポイントとして、専門用語は使わないようにするということも言えます。とくに、工夫の際のエピソードのあたりでうっかりその部活を知らないと意味が分からないような専門用語を述べてしまいそうになるので注意です。

第三者に一度見せて客観的な意見を貰おう!

たとえば筋トレの細かな名称ですとか、そこの部活独自のしきたりですとか、そういうものは他に人には伝わらないので注意です。それをきちんと人に伝わる自己PRにするためには、世代の異なる方に見てもらうのが一番です。両親や友人などに文章を一度見てもらい、意味がきちんと分かるかどうか確認してもらうようにすると良いでしょう。

自己PRで部活の経験を伝える例文3選

ここでは、自己PRで部活の経験を盛り込んだ例文を3つご紹介します。部活での経験を正しくアピールできれば、担当者からの評価も大きく変わります。どんな書き方が効果的なのか、例文を参考にしてください。それでは、例文を見ていきましょう。

例文①

私は高校のとき、陸上部のマネージャーとして選手たちをサポートしてきました。陸上部のマネージャーは、道具の準備やタイム測定など限られた仕事しかないと思われがちですが、そうではありません。選手たちの体調のチェックやタイムの管理、ストレッチなどもあります。私がこの中でもとくに力を入れたことは、ストレッチです。普通ストレッチは、トレーナーなどの専門家がする場合が多いです。しかし私は、どうしても自分の手で選手たちの体をケアしたかったので、筋肉について勉強することにしました。また、近くのジムに通いジムトレーナーの方に相談したこともあります。次第に知識が付き、選手のストレッチをするだけでどこの筋肉が弱いのか、どこの筋肉が疲れているのか判断できるようになりました。選手たちからも「タイムが伸びた」や「怪我しなくなった」と、ありがたい言葉を頂きました。

1つ目は、マネージャーとしてサポートしたという例文です。部活の経験を伝えるといっても、選手としてのエピソードだけではありません。マネージャーとしての経験も、十分アピールできるのです。何を目的にどんな取り組みをしたのか、具体的に書きましょう。

例文②

私は、野球部のムードメーカーとしてかけがえのない存在でした。野球の経験はほとんどありませんでしたが、ムードメーカーということから1年生でベンチに入ることができました。しかし、先輩たちの試合ではムードメーカーらしいことは何もできず、「ベンチに入れなかった3年生のことも考えろ」と言われたことがあります。そのとき、「ムードメーカーというのはただ元気なだけじゃいけない」と気づくことができました。私はムードメーカとしてどんな存在にならないといけないのか監督に相談したり、違う部活の練習を見たりして、私が在るべき姿を必死に探しました。もちろん、野球の練習も手は抜いていません。ベンチにいる自分の仕事を探す中、とうとう先輩の最後の試合を迎えました。私は自分が信じるムードメーカーとしての仕事を全力でやり遂げ、先輩にも「お前のおかげで流れが変わった」と言ってもらうことができました。試合には負けましたが、チームを救う存在になれたんだと実感しました。

2つ目は、ムードメーカーとしての経験を述べた例文です。ムードメーカを盛り込んだ自己PRは、ほかの就活生と重複する可能性があります。過去の経験を具体的に書き、差別化を図りましょう。どんな取り組みをしたのかを述べる際に、可視化できる数値を用いることで説得力が増します。「またこの自己PRか」と担当者に思われないように、内容が充実したものを作成してください。

例文③

私は、サッカー部のキャプテンとしてチームを引っ張ってきました。熱血キャプテンのように指導するのではなく、相手のことを考えてサポートすることができます。私が所属するサッカー部は人数が少なく、満足いく練習がほとんどできません。選手たちのモチベーションも下がり、ただただ時間をつぶすもったいない練習をしていました。私はこのままではいけないと思い、どうしたら限られた練習で士気が上がるのか、技術が向上するのかを考えました。
私がまずおこなったことは、選手との面談です。今のサッカー部をどう思っているのか、これからどうしたいのかを一人一人聞いていきました。「上手くなりたい」や「試合に勝ちたい」という人がほとんどで、どんな練習をするべきなのか選手全員で考えることになりました。自分のチームでしかできない練習や、オリジナルのルールを作り制限された中での練習など、積極的にアイディアを出し合うことで選手たちのやる気を上げることに成功しました。このように、ただぶっきらぼうに引っ張るのではなく、根本的な問題を把握し改善することができます。

3つ目は、キャプテンとしてリーダーシップを発揮した例文です。「キャプテンだった」だけでは、何のアピールにもなりません。どんなキャプテンで、ほかのキャプテンと何が違うのかを伝えましょう。自己PRすべてに言えることですが、「〇〇ができる」だけだとただの自慢になってしまいます。どんな課題に直面し、どんな取り組みをしたのか、その結果何を学んだのかを押さえて自己PRを書くようにしましょう。

自己PRで部活の経験を伝える際は自分の役割を絡めながら述べる

以上、部活での経験を自己PRに用いる際のポイントのご紹介でした。これらのポイントを参考に、的確に部活でのことをアピールするようにしていきましょう。大事なのは、自己PRでアピールするべきでは実績ではなく、人柄や工夫や努力であるということです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。