自己PR

自己PRで思いやりがあることを伝えるエピソードと行動|3つの例文と解説で内定を近づけよう

自己PRで活かせる思いやり①他人に厳しく自分に厳しく

思いやりという言葉は、一見して他人にやさしくするというように解釈されがちですが、「他人に厳しくすることができる」という真逆の言い方で自己PRすることもできます。他人にやさしい言葉をかけてあげるだけならだれにでもできますが、その人のことを心から考え、あえて厳しくするということは、なかなかできることではありません。

他人を思えばこそ自分に厳しくする思いやりが好印象!

しかし、思いやりを持っていれば、本当にその人に必要なことはどちらであるのかを見極め、必要なときにはあえて厳しくするという優しさを実践することができるのです。また、他人に厳しくするということは、同時に自分を厳しくすることにもつながります。自分に甘い人間から厳しさを伝えられたとしても、それは矛盾したことであり、相手の心に響くわけもありません。他人のことを思えばこそ、自分に厳しくすることもでき、緊張感を持った日常を送ることにつながるという、自己PRも可能なのです。

自己PRで活かせる思いやり②聞く力を育む

思いやりがあるということは、相手の話を聞く力を育むことにもつながります。自分のしたいように好意を振りかざすのであれば、それは思いやりでも何でもありません。本当に思いやりを持っているのであれば、相手が今望んでいるものを理解しようとします。そうすることで、今相手が欲しているものがなんなのかを聞く、聞き出す力を養うことができるのです。

相手の要望を聞きだすコミュケーション能力という強みがある!

自己PRでは、聞く力のアピールも可能です。思いやりで身に付けた聞く力は、あらゆる場面で力を発揮します。例えば顧客のニーズをいち早く聞きだし利益につなげる営業や、チーム内の不安要素などを聞きだしチーム運営を円滑に進めるための、縁の下の力持ちのような役割をすることができるのです。思いやりから発展する、強みについても自己PRにつなげていきましょう。

自己PRで活かせる思いやり③思いやりの本質を知る

思いやりは自己PRに活かすことのできる大きな強みにもなりますが、実際にはその本質まで理解しておかなければなりません。例えば、誰かの思いやりに触れる機会があったとして、「私って思いやりがあるでしょう?私は思いやりがあるからね」というように、その思いやりを露骨にアピールしてきたらどのように感じるでしょうか。むろん、せっかくの善意も一気に嫌味のように聞こえてしまうのです。

何気ない日常生活からくる何気何思いやりを理解すること

自己PRもこれと同じで、「隠していても伝わってしまう思いやり」こそが本当の思いやりにつながるという本質をしっかりと面接官にアピールする必要があります。飾りっ気のない、何気なく出てしまう思いやりこそが本当の思いやりになると理解していること。これこそが強みになるのです。

自己PRで思いやりを伝える例文3選

自己PRで思いやりがあることを伝える例文を、3つご紹介します。上記でご紹介した3つのポイントと照らし合わせて、見ていきましょう。なかなか同じように書けないと思いますが、書き方を知っておくだけでも違います。魅力的な書き方を身につけ、何度も添削をおこない最高の自己PRを作ってください。

例文①

私は、思いやりがあります。私の高校は、1週間老人ホームにボランティアに行く決まりがあります。初めは介護という仕事に興味がありませんでしたが、このボランティアを経験したことで次第に興味を持つようになりました。介護に興味を持てたのは、私の長所である思いやりがあるからだと思っています。私は1週間のボランティアが終わっても、週末だけお手伝いをするようになりました。老人ホームでお手伝いをすることで、改めて思いやりの大切さを知ることができました。もし貴社に入社致しましたら、どんな状況でも思いやりの気持ちを忘れず仕事をこなしていきたいと思っています。

1つ目は、思いやりを活かすことができた経験があると述べた例文です。「思いやりがあるから興味が持てた」のように、なぜ興味を持ったのか理由を明確に書きましょう。そして、その経験を通して何を学んだのか書いてください。学んだことや成長したことを書くか書かないかでは、大きく印象が変わるでしょう。

例文②

私の長所は、思いやりがあることです。相手が今何を必要としているのか、誰よりも早く考えることができます。私は、高校で野球部のマネージャーをしていました。マネージャーの経験はなく、初めは指示されたことしかできませんでした。しかし、このままではマネージャーの意味がないと思い、選手が今何をしてほしいのか、何の準備をしておくと効率よく練習できるのかを考えるようにしました。すると、おのずと自分がしなくてはならない仕事が見つかり、だれよりも早く準備に取り掛かれます。選手や監督から「思いやりがあるな」「練習しやすい」など、感謝の言葉をいただいたこともあります。貴社で私の長所である思いやりがあることを活かすためにも、相手が何を必要としているのか考えて行動します。

2つ目は、過去の経験から思いやりを持つようになった例文です。この例文のように、何かをサポートした経験は思いやりをアピールできます。どんな課題に直面し、思いやりの大切さに気付いたのか、具体的なエピソードを盛り込みましょう。

例文③

私は、人一倍思いやりがある人間だと自負しています。人を思いやれる気持ちから、「気が利くね」とよく褒められます。私は大学1年生のころ、飲食店でアルバイトをしていました。ホールスタッフとして、お客様を満足させたいと思い奮闘していましたが、輝いたスタッフを書いてもらうお客様アンケートに私の名前が書かれたことはありませんでした。それからは、どうしたら満足してもらえるのか店長や先輩に聞き接客の仕方を改善していきました。例えば、お子様連れのお客様は喫煙者から遠い席に通すなど、お客様を第一に考え接客するようになりました。そのおかげで、アルバイトを辞めるまでの5か月間お客様アンケートで1位を取ることができました。貴社でもお客様を満足させる営業をするために、まずはお客様ごとのニーズを研究したと思います。

3つ目は、アルバイトの経験で思いやりがあることをアピールした例文です。漠然としたエピソードだと説得力が欠けるので、どんなアルバイトでどんなことを経験したのか具体的に書いてください。最後には「貴社でこうしたい」とキャリアプランを盛り込むことで、担当者からの印象も良くなるでしょう。

自己PRで活かせる思いやりは相手のニーズを聞き出すコミュケーション能力!

思いやりを自己PRに用いるときには、そのままの言葉を伝えるだけでは不十分です。その思いやりがどういったことにつながるのか、また思いやりをどういったものとしてとらえているのか、実際の職務の中でどのように活かすことができるのか、自分の言葉で誠意をこめて伝えましょう。