自己分析

【自己PRで性格を伝える方法】自己分析のコツと例文7選

自己PRで役立つ性格とは

就活にほぼ必須となる自己PRですが、答え方に困る方も少なくありません。ありのままの自分を伝えたらいいのか、それとも学業やサークルの実績などをアピールしたらいいのかなど、どれが魅力的な自己PRになるか多くの学生が悩むことです。

自己PRで、企業は何を知りたいと思っているのでしょう。企業が重視しているのは、学生の人柄や性格、そして自分を客観的に捉えられているかということを見ます。スキルや能力は大切ですが、チームとして仕事をしていく企業としては、本人の性格がとても重要であり、客観的に自己分析できる力があるかどうかも判断していきます。

では、どんな性格が自己PRで役立つのでしょうか?自分をアピールできるチャンスですので、ネガティブな印象を伝えるより、ポジティブな面をより良い言い方で伝えるようにしましょう。そこで自己分析から見た自分の特技と明るい性格をポジティブな自己PRとして伝えられるように、例文つきで解説します。

性格の自己分析をしよう

まずは自己分析をしていきましょう。自分の性格や考え方を知らなければ、自分がどういう人間なのかということを相手に伝えることはできません。また単なる性格の把握だけでなく、自分の適性も知ることで、どのような仕事が自分に向いているかを考えるチャンスでもあります。

しかし自己分析をするといっても、どのように始めたらいいのか悩むものです。すんなり進めるために、性格診断サイトなどを利用するのもいいでしょう。また自分で考えるだけではなく、家族や友達に性格分析の助言をもらい、その内容から分析を進めていくのもおすすめです。

ここでは、自分の性格に対する長所や短所を知り、例文でアピールの方法を見ていきましょう。

性格に対する長所・短所を書き出してみる

まず最初に行うのが、自分の性格に対する長所や短所を10個以上書き出していきましょう。長所と短所とそれぞれ項目を作り、できるだけ多くあげることが大事です。そして書き出した項目で、長所と短所を見比べて相反するものを紐付けしていきます。

長所と短所は裏返しのことが多く、だんだんと絞っていくことができます。自己分析で大切なことは、誰に見せるわけでもないので、謙虚にならず自分自身に正直になることです。

周囲の人からアドバイスをもらうのもおすすめ

自分の性格や長所を知るためには、周囲の人からアドバイスをもらうのもおすすめです。これは厳密には自己分析ではなく他己分析になりますが、第三者の意見をもらうことで、自分自身のことをより深くまで知ることができます。自分が考える自分と、周囲の人が考える自分は違っていますし、視野を広げるためにもさまざまな人のアドバイスをもらうのは大切なことです。

自分の中では当たり前になっていることでも、周囲の人から見ればすごいと感じる場合もありますし、それがアピールポイントや長所として使える可能性もあります。主観だけで自己分析をおこなうと行き詰ってしまうことも多いので、上手くいかないと感じれば周囲の人にも頼ってみましょう。

無料の自己分析マニュアルを活用する

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

性格をアピールするときのポイント

さて、分析した自己をどのように受け止めましたか?人は単純ではありませんので、分解してみて、自分を構成するたくさんの要素を発見できたことでしょう。さまざまな「小さな自分達」が複雑に絡み合って「一人の私」ができているのですから、「私はこうだ」と一言で語るのはなかなか難しいものです。

さらに言えば、一つの要素をとってみても、時と場合によって、あるいは光の当たり方で、まったく違った顔を見せてきます。では、それらから自己PRとしてどれを取り出し、分析した結果をどのように使用すれば良いのでしょうか。性格のアピールには、大きなポイントが二つあります。

アピールする性格はひとつに絞る

アピールする性格は一つだけにしましょう。1回の自己PRで一つにとどめるばかりでなく、1社に対して一つに絞るのです。一次面接・二次面接と自己PRを繰り返させる企業が多々ありますが、その都度違う性格をアピールするのでは、絞ったことになりません。面接官が替わっても評価は引き継がれています。アピールする性格は、一貫性を持たせるように注意してください。

とはいえ、毎回まったく同じ内容では無意味です。ひとつの性格を決めたら、それをアピールするパターンをいくつか作っておくのがポイントです。決めた性格を深く掘り下げて見直し、言い方を何種類か用意したり、関連エピソードを複数ピックアップして肉付けしていくと良いでしょう。一つの性格をいろいろな表現で伝えられるよう工夫してみてください。あれこれ詰め込むと焦点がぼやけて結局どんな人かわからなくなってしまいますが、1本の芯を通しておけば印象がブレません。

企業の求める人物像を知っておく

自分の性格をこれと定めても、それが企業の求めるものでなければ、アピールするほど独りよがりになってしまいます。自分を買ってもらうには、企業がどんな人材を探しているのかしっかりと見極め、そこを突いていかなくてはなりません。必要なのは、「御社の欲しい人物像に、こういう性格の自分はぴったり」というマッチしたアピールです。伝えたい性格は一つでも、表現次第で見え方はいかようにも変化します。

例えば「優しさ」を、接客業なら「人当たりが良い」、キビキビした社風なら「良いチームワークを築いて効率的な業務推進に貢献できる」、と伝えることができます。一つの性格でもさまざまな側面を持っていますので、企業や職種に合った角度で光を当てて構成すれば良いのです。ニーズにマッチする切り口を探ってみましょう。

性格と特技を分析して自己PRしてみよう

特技や趣味は、意欲や継続性・普段の生活など、その人の特徴がよく現れます。その人が社風や職場環境に合うかどうか、今後の仕事か活かせるかどうか、人間的な面白みや魅力があるかなどを企業は見ます。

まずは、自分の特技を全て書き出してみましょう。そして、自分が受ける企業の業種・職種、求めているスキルや特徴などを書きだします。その2つの項目で、より接点があるような特技を選びます。選んだ特技と自分の性格を合わせて、より具体性を持たせた文章を作ります。

どんな特技も性格に裏付けられている

特技というのはそもそも、性格から作られるものと言われています。例えば特技は「暗算」で、小学生の時からそろばん教室に通い、今でも3桁の暗算ができるとした場合。努力家で根気強さなどといった性格であると言えますし、「数字に強い」という印象を企業に与えます。

このようにどんな特技も、性格に裏付けられているということになりますので、特技をアピールすると同時に、その特技に合った性格もアピールするようにしましょう。

仕事と関連性の低い特技は避けたほうが良い

特技は上手にアピールできれば好印象を与えることができますが、すべての特技が上手にアピールできるわけではありません。志望する業界や企業によって仕事内容は大きく変わりますので、志望先に合わせた特技をアピールすることが大切です。いくら自分の中で特技と誇れるからといって、仕事と関連性が低ければ評価の対象にはなりません。

関係のない特技をアピールしてしまうことで、企業分析ができていないというマイナスの印象を与えてしまう可能性もありますので、仕事との関連性を持たせることは非常に大切です。自分がアピールしたい特技をアピールするのではなく、企業が何を求めるのか、何であれば仕事で活かせるか、関連性があるかを意識してアピールしていきましょう。

特技と結びつけた性格を自己PRした例文

私の特技は、英会話です。子どもの時から海外に憧れ、カナダにホームステイをしました。その時に現地の方と触れ合い、英語でより話をしたいと強く思い、大学時に半年間海外留学を経験しています。現地では独学でも英語を学びながら、多くの方と接することでコミュニケーション力や自己判断力を得ることができました。
またいろいろな国あるいは人種・民族の友達もできて、英語だけではなく韓国語とフランス語は日常会話程度でしたら話せます。現在はTOEIC720点で、英会話教室にも通い満点を目指して勉強中です。私は英会話という特技を活かして、御社の海外部門で商品売買などの流通に関わる仕事を希望します。

まずは、どんな場合でもそうですが結論から持ってきます。特技となった経緯や想いなどから信ぴょう性を示し、そのために努力したことが伝わります。そこから、努力家や行動性などといった性格が見えてくるのです。

そして更に、現在の努力は向上心があると感じてもらえ好印象になります。このように「この人ならあの業務を任せられるかも」と、企業に思わせる見せ方が大切です。自分には何もないと思えても、他の人にはない評価をされう特徴が何かしらはあります。その会社にとって求められるスキルと整合性を持たせて、アピールしていきましょう。

明るい性格は面接で好印象

社会では性格が明るいということは長所であり、同じ仕事場で働くメンバーにとっても非常に貴重な存在になります。特に何かできなくても「明るく笑顔でいる」「元気な挨拶ができる」ということは、職場の雰囲気は明るくなり活気へとつながるでしょう。

明るい性格は人間関係を良くするだけではなく、明るさは自分を守る盾にもなり、このように明るい性格は社会にでると、とても重宝されます。面接で好印象を持ってもらえますので、持ち前の明るさで元気に働けることをアピールしましょう。

自己PRで明るい性格を話すと好印象を残せる

自己PRで明るい性格を話すと、好印象を残せます。自分がどのような人間であるのかを伝え、そこから自分の考えをつなげるのがやりやすい方法です。明るくいるために大切にしている理由は人それぞれですので、その想いを伝えることでより具体的になります。

また明るい性格は前向きな性格とも捉えることができ、好印象を相手に与えやすいので、自己PRではそれを意識してポジティブさを意識するといいでしょう。

明るい性格をどのように仕事へ活かすかが重要

明るい性格の人は周囲の人からの好感を得やすいですし、面接でも好印象を与えられる可能性が高いです。しかしただ明るいだけでは意味がなく、その明るさが仕事で活かせることが大切です。明るい性格で、周囲の人から好感を持たれたとしてもそれが仕事に繋がらなければ意味はありません。

企業としても、ただ明るい人を採用したいのではなく、明るい性格、かつ仕事でも活躍できる人を採用したいと考えています。採用の絶対条件は仕事で活躍できること、企業に貢献できることですし、それらをアピールして採用メリットの高さをアピールしていくことが大切です。明るい性格の人はたくさんいますので、他の人と差別化するためにも、明るさが仕事をする上でどのように役立つのかを明確に示していきましょう。

例文①明るい性格

私はよく家族や友達から「明るい」と言われます。学生時にバイト先のホームセンターで、お客様やスタッフに対しても笑顔で接するようにしてきました。お客様に「笑顔が素敵だね」「店内が明るくなった」と言葉を頂いたときに、私自身も嬉しく感じました。
そのような経験から「笑顔は人を元気し、場も明るくする」ことを学び、また企業の印象を良くすることにつながると感じました。この持ち前の明るさで、多少の失敗で落ち込むことはありません。もし何かあっても、明るく笑顔で対処していきたいと思います。私はこの明るいという性格を活かして、御社の営業部門でどんなお客様にも笑顔で接したいと思います。

例文の1文目に、自分だけではなく他者の言葉で伝えています。具体的な経験はより信ぴょう性をあげ、またその時に感じた気持ちや考えを伝えることで、明るいという性格と関連付けしています。

またどのような仕事をしたいかやどう有りたいかなど、業務に対するビジョンを伝えることは大切です。企業が新人に求めていることは、明るい空気で現場を和ませるというところも大きかったりしますので、明るく仕事を頑張りたいことを伝えましょう。

真面目な性格の自己PRは差別化が大切

面接や履歴書で自己PRをする際は、アピール方法に工夫が必要です。元来、日本人は勤勉で真面目な性格の人が多いと言われています。一般的に、真面目な性格と言えば誠実そう、信頼できそうといったプラスのイメージを持たれます。

真面目な性格という長所や強みを就活でアピールする学生は非常に多いため、この点を自分の長所として就活に臨むには、面接官に印象に残すための差別化を図る必要があるのです。それでは、差別化を図るためには具体的にどうしたらよいのか、以下で解説していきます。

「真面目」という言葉以外で表現する

真面目な性格という点を別の言葉に置き換えることで、他の学生との重複を避け、差別化を図ることができます。例えば、「何事にも誠実に対応する人物」、「真剣に物事に取り組むことができる性格」、「目標に向けてコツコツと努力することが得意」といったように、あなたの「真面目」さを他の言葉で表現するのです。

そうすれば、他の就活生と面接の自己PRでアピールポイントが被ることを防ぐことができます。その際、自分の真面目さがよく表れている具体的なエピソードを交えて述べると、より説得力が増し、あなたの真面目さを際立たせることができるでしょう。自己PRの最後には、自分の真面目な性格が企業に入社したらどのように役に立つのかをしっかりとアピールします。

当たり前だと思われないように注意

真面目な性格は評価されるものですし、面接でも好感を持たれることが多いですが、性格をアピールする場合は当たり前だと思われないように注意が必要です。真面目さは大切ではあるものの、真面目に仕事をすることは当たり前のことです。真面目に仕事ができる+何かができるということが重要であり、ただ真面目なだけでは高評価を獲得することはできません。

当たり前のことをアピールしても評価の対象にはなりませんし、他の就活生に埋もれてしまいます。当たり前のことを当たり前にこなすのは大変なことではありますが、アピールとしては地味ですし、評価されるのは難しいです。当たり前のことをアピールするのではなく、真面目な性格が企業にとってどのようなメリットに繋がるのかを考え、アピールしていきましょう。

例文②真面目な性格

私は目標を決めて継続して努力することが得意です。大学時代に、国家資格である宅地建物取引主任士を取得しました。合格率が高いとは言えない比較的難しい資格なのですが、私には、将来建築業界で働きたいという強い希望がありましたので、10月の試験に向けて、4月から自己流で勉強を開始しました。平日は学校が始まる前1時間と、アルバイトから帰った2時間を勉強に充てました。夏休みも毎日図書館に通い、無事に合格しました。
この経験で私は成せば成ると自らに自信をつけることができました。入社後は、私のこの努力を怠らない持ち前の性格と、成功体験から学んだ信念を活かし、何事にも根気強く取り組み、御社の建築分野の事業拡大に貢献したいと考えております。

「真面目な性格」という長所を、「目標に向け継続して努力することが得意」と言い換えて表現しています。継続して勉強を続けることで、目標であった宅地建物取引主任士を取得したという成果とともに、具体的なエピソードが述べられており、アピールポイントである「真面目さ」が、根拠を持って伝えられています。自分の長所のみならず、経験から学んだことを、企業のどの部分で役立てたいのかという点のアピールにも成功している内容です。

その他の性格をアピールする例文

ここでは、いくつかの性格をとりあげて、それぞれについてアピールする例文を見ていきます。柔軟にイメージを膨らませていけば、言い表し方はいくらでもあります。自身のPRを練る際には、ピックアップした性格をもとに、自分のキャッチコピーを考えるつもりでトライしてみてください。企業のニーズと照らし合わせて見当外れにならないよう注意しながら己の個性を表現し、自分だけのエピソードで、企業の求める人物像に合わせたアピールをしていきましょう。

例文③気配りができる

私はよく友達から「気配りができる」と言われます。学生時代に参加した介護施設でのボランティア活動を通して、ご年配の方の残存能力を大切にするということを学び、自分ができることを考えながら関わりました。右手が動かない方には左側に物を置くようにするなど、その人の状態を把握した上で、その人に応じた対応をしてきました。その時に笑顔で「とても楽だわ」とご年配の方に言われ、その言葉は私を笑顔にさせてくれました。
それは介護をする人も、介護をされる人も「心地よさ」を味わえるのだということを感じました。私は気配りができるという性格を活かして、御社の介護ヘルパーとしてどんな人にも優しく接すれるようにしたいと思います。

例文の一文目で、友達という他者から言われた長所であり、説得力が高まります。そしてその性格に基づく具体的な行動を示し、「気配りができる」ということを直接アピールするのではなく、他者からの言葉で強いアピールとなっているでしょう。

また単に性格のアピールだけでなく、経験から学んだことも書かれ、より魅力的なアピールの仕方となっています。このように表したい性格を、状況・行動・結果の3構成からなるエピソードであげていくことが大切です。

例文④行動力がある

フットワークの軽さに自信があります。大学ではフリーペーパーを作る団体に所属しており、毎号誰かのインタビューを掲載しています。メンバーから「こんな大物では無理だろう」と諦めの声があがる人物でも、情報を収集し・然るべきルートを辿り・相手の懐に飛び込めば案外引き受けてくれるもので、有名であろうとなかろうがと狙いを定めた多くの方と接触に成功しました。
私は臆せずあちらへこちらへと可能性のある筋に手を回して、円滑に事が運ぶよう根回しする努力を怠りません。もちろん連携プレーが必要ですが、やり遂げようと熱意を持って続けているうちに、情熱が伝播するのか、いつの間にか周りも巻き込まれて結束しています。さまざまな分野の方に協力を仰いでプロジェクトを進めていく御社の事業では、いつでも身軽に・シンプルに・まずやってみる、私のそのようなところを活かせると思います。

「行動力がある」ことを「フットワークの軽さ」としてアピールし、さらに言い回しを変えながらイメージを固めています。とにかく行動してみる姿を打ち出していますが、ダメ元で闇雲にではなく、失敗しないよう方策を考えて目的に向かっている様子が窺えます。機敏に対処する面や、諦めずに続けるという意味での行動力も見せており、成功体験として挙げることで、入社後も目標を成し遂げてくれそうなパワーを感じさせる例文です。

例文⑤おおらかな性格

私は幼い頃から周りの人達に「温厚だ」と言われてきました。振り返ってみると確かに、誰とでも常に物腰柔らかく接していることに気づきました。意識しているわけではないのですが、私は人と話すのが嬉しく、同じひとときなら楽しい時間を共有していたいので、その気持ちが自然とそうさせるのだと思います。
以前より旅行業界に憧れていたため、大学に入ってからは地元の観光ガイドをボランティアでおこなっております。案内した方に「いろいろ見て回ったはずなのにのんびりできた」「せかせかしていなくてゆったりと味わえた」「初めての場所でも緊張がほぐれてホッとした」などとお言葉をいただけることがあり、私の性格は、余裕や落ち着きとなって相手に安心感を与えることもできるのだと知りました。希望の添乗員という職種に役立てられる部分だと思います。

第三者の評価とそこからの内省で得た認識で自分自身の良さを確立できており、十分な自己分析をおこなったことがわかります。それも強引に性格をひねり上げたのではなく、無理のない受け入れられ方となっています。エピソードや構成、話し方など、この内容の雰囲気全体からも「おおらかさ」が伝わってくるのではないでしょうか。

例文⑥忍耐力がある

私の強みはブレずにやり抜く力です。大学の4年間を通してコールセンターでアルバイトをしておりますが、頻繁に苦情を受けます。ここしばらく当たっていたのは2ヶ月に及ぶクレーム対応です。どう話しても納得されず、上司から「これ以上自分では難しいと感じたら交代を申し出て構わない」と助け船を頂戴しました。しかしお客様から「上司に代われ」とは一度も言われなかったのです。
ここでやめたらこれまでの努力が無駄になってしまうと思い、解決するまでやり抜こうと必死にかじりつきました。クレームの言葉が人間性を否定されたようで実に苦しく、一言一言を慎重に積んでいくような、根気と我慢の要る日々でした。長期戦となりましたが、最終的にはお褒めの言葉とともに、対象商品のファンになったとおっしゃっていただけました。これは私にとって大きな自信となりました。商品とお客様への愛情を持って手を差し出し続ければ握り返してくれる瞬間が来ることに感動し、忍耐は信頼につながると学びました。この教訓を励みに、営業として頑張ってまいりたく存じます。

投げ出さずに職務を全うすることは、仕事における基本姿勢の一つです。社の内外を問わず、人間関係にしろ手元の作業にしろ、困難と感じる局面はきっと訪れるでしょう。辛抱を重ねて何度でも起き上がる打たれ強さやストレス耐性は、どのような企業・職種にも共通してアピールできる要素です。

例文⑦負けず嫌い

私は負けず嫌いです。両親が自宅でレストランを営んでおり、私も昔から手伝わされてきました。現在は問い合わせへの対応を一任されています。私自身も料理が好きで、ウェブサイトでの感想をモチベーションにレシピを考案しています。今期、料理コンテストの準備が進まず、集中して取り組む時間が必要な状況に追い込まれました。家での仕事に拘束される数時間さえ惜しく、何日かでも一旦離れたい気持ちがよぎりました。
ですが、できると引き受けておきながら自分の都合で手放しては信用に関わります。また、自分の意志でいつでも辞められるからこそ辞めたくない、と思い直しました。身内という立場に甘えず、家族でも代表として窓口を任されていること・店の顔の役割を担っていることを胸に、己にも他の出場者にも勝とうと睡眠を削って挑みました。このアグレッシブな性分を御社で発揮したいと考えています。

仕事は、したいことだけをするのではなく、しなければならないことをする必要があります。競争に勝たねばならないシーンも出てくるでしょう。例文では、身近なエピソードによりそれを乗り越える様子がありありと描かれています。複数案件を抱えても同時進行でこなし切るマルチタスクの処理能力も垣間見せ、有用な人材であることを示しています。

効果的な自己PRは自己分析がカギ

魅力的な自己PRを作るには、「具体性」が大切です。「こんなすごいことをやりました!」と自己PRしても、担当者の心には響かないものです。そのエピソードから自分は何を学び確信し、そして社会に役に立つのか、ということを考えます。

そこで大切なのが、自己分析になります。客観的に自分を見て、他の人とは違うあなた独自の個性を見つけ出してください。効果的な自己PRは、自己分析がカギとなりため、独りよがりならないようにしっかり自己分析をし、客観性と具体性で大勢の中で「自分」という存在に目を向かせるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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