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自己PRで責任感をアピールするコツ|4つの方法と5つの例文でライバルに差をつけよう

自己PRで責任感を伝える理由

社会人にとって責任感があることは何よりも求められる資質です。責任感がなければ、ひとつひとつの仕事を完成させることができません。仮に完成することができたとしても、責任感もなしに適当に仕事をされては会社に貢献するどころか、損害を与えかねないでしょう。面接官は、絶対条件として責任感のある人物を採用したいと考えています。これはどのような職種においても共通しているため、効果的に伝えましょう。

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責任感をアピールする方法①エピソードを盛り込む

まずはじめに、責任のある立場につくことと、責任感が強いということは全く持って別のものです。自己PRで「責任者」に抜擢されました、というエピソードだけを盛り込んでも、それは責任感が強いということにはなりません。また、自己PRで「責任感が強いです」と言っただけでも、その言葉に信憑性はなく、面接官の心には響いてきません。

どういった場面で、どのように責任感を感じ、それをどう活かしたのか、ということが重要になってくるのです。最後まで仕事をやりとげたというエピソードもよく聞きますが、これはある意味で当たり前のことです。最後までやり遂げずに途中で投げ出してしまう人は、信用されるわけもありません。当たり前のレベルを主張したとしても、それは強みにはならないのです。

自己分析してエピソードを探す

ただ単に「責任感がある」と主張してもわかってもらえないのは、具体的なエピソードが弱いからです。面接官に響く、責任感が感じられるエピソードを盛り込むにはどうしたらいいでしょうか。まずはしっかりと自己分析し、具体的なエピソードを探してみることです。

今まで生きてきた中で「成功体験」と言えるエピソードを書き出してみましょう。その「成功」に至るまでの努力は、責任感があったからこそできたのではないでしょうか。責任感をもって行動し困難に打ち勝った経験こそが、「責任感」を具体的に伝えるエピソードになるのです。

責任感をアピールする方法②根拠を述べる

求められたことをやることは当たり前である以上、自己PRで責任感が強いことをアピールしたい場合に、何かを最後までやりきったというようなエピソードは有効ではありません。責任感が強いことは、要求された以上のものを返そうとするその気持ちにほかなりません。エピソードを記載する場合も、その点に意識して考えてみましょう。

ところで、自己PRで責任感が強いことをアピールしようとした場合、なぜ自分は責任感が強いのかということを考えるのも、また新たな観点を生み出します。1つには相手の要求に答え、喜んでもらいたいからというような内発的な理由も見出すことができます。これはあなたの人柄を表すうえで非常に好印象な面であり、これを利用しない手はありません。

責任感をアピールする方法③言葉を言い換える

自己PRで責任感が強いということをアピールする場合、直接的に攻める方法もいいですが別の活かし方も存在します。最後まで投げ出さず、責任を全うするという意味では、責任感が強いことの別のアプローチとして忍耐力の強さを挙げることができます。

当然ながら、忍耐力は社会人になるうえで必要不可欠な力です。十分自己PRのひとつになるでしょう。また、責任感が強いということは、その先にある相手の要求に応え、そして相手の満足感を得るために忍耐強く行動できることを意味します。これは困難な状況に陥ったとしても希望を見出すことのできる前向きさとも捉えられ、ここにも責任感が強いことを自己PRする場合の方法を発見できるのです。

責任感をアピールする方法④仕事での活かし方

自己PRで責任感が強いことをアピールするには、過去の経験やエピソードを話すだけではダメです。過去の経験によって説得力はありますが、企業側からしたら「だから何」で終わってしまいます。そうならないために、その強い責任感がどう仕事で活かせるのかを話す必要があるのです。

面接で自己PRを述べる際に、最も重要なことだといえるでしょう。企業に「採用したい」と思わせる自己PRにするためにも、「この責任感を〇〇をして活かしたい」とアピールしてください。

企業の仕事内容をしっかり調べておく

自己PRで、自分の資質が志望企業でどのように活かせるかを効果的に述べるにはどうしたいいでしょうか。せっかく見つかった説得力のあるエピソードを面接官の心に響かせて「採用したい」と思ってもらうには企業研究が重要になります。

事業の方針や独自の仕事内容などを理解していないと、仕事で自分の責任感をどのように活かしていくのかを述べられません。「私はこの責任感を活かして貴社の発展に貢献したいです」のように、一般論的と結びつけてしまうと、他の志望者に埋もれてしまいます。志望企業の独自性を見つけ、そこに自分の責任感を伝えるエピソードがはまれば最強の自己PRにできるのです。

自己PRで責任感が強い性格をアピールする際の注意点

上記でもご紹介したように、責任感が強いのは仕事をするうえで重要なことです。それを長所としてアピールするのですから、盛り込むだけで十分魅力的なものになると感じてしまいます。しかし、アピールの仕方を間違えてしまうと印象が悪くなってしまうかもしれないのです。

間違ったアピールの仕方とは、「与えられた仕事を全うした」「業務をやり遂げた」のように「仕事を頑張った」と話すことです。与えれた仕事を頑張るだけでは、とても責任感があるとはいえません。+αで何をしたのかを、伝えるようにしましょう。

 

責任感をアピールする際の例文5つ

自己PRで責任感があることをアピールした例文を、5つご紹介します。文脈・構成の参考にしてみてください。自己PRは企業側にとって非常に重要な採用のポイントです。素晴らしい自己PRができれば、次の段階に進む可能性は大きく上がりますが、嘘や誇張がバレれば即落とされてしまいます。しっかりと自己分析・企業研究を行い、具体的でわかりやすいエピソードによって、志望企業でこそ活かせる資質だということをわかってもらいましょう

例文①

私は、ほかの人よりも最後までやり抜く力があると思っています。ほかの人が諦めそうなことでも、どうにかして自分で変えたいと思い試行錯誤できます。私は飲食店でアルバイトをしており、お店の売り上げを上げるために何ができるのか考えたことがあります。ほかのバイトスタッフは、お店に来る人が少ないから売り上げは上がらないと諦めていましたが、私は諦めきれずお客さんを増やす策を考えました。私1人の力とはいいませんが、お店の売り上げも昨年を下回ることはありませんでした。御社でも、現状に満足せず常に物事の改善に努めたいと思います。

1つ目は、「やり抜く力がある」とアピールした例文です。せっかく述べる長所ですから、ほかの人より優れているとアピールしましょう。過去の経験を話す際は、漠然としたエピソードだと担当者にも伝わりにくいので、具体的なものにする必要があります。例文には書いてありませんが、数値を出すとより説得力のある自己PRになるでしょう。

例文②

私は、責任感があると自負しています。そのように感じたきっかけは、家庭教師のアルバイトです。私は、家庭教師とは学校で習ったものの活用の方法や、応用の仕方まで教える仕事だと思っています。ですので私が担当した生徒には、その知識をどうやって活かしていくのかを教えています。もちろん、すぐに理解できない生徒もいます。そのような場合は、私の教え方を変えるなどの対策をして生徒が納得するまで教えます。私は当たり前のことだと思っていますが、生徒の保護者から「責任感があるね」と、お褒めの言葉をいただいたこともあります。もし御社に入社致しましたら、与えられたものに満足することなく先を見据えて業務をおこないたいと思います。

2つ目は、家庭教師のアルバイト経験がエピソードの例文です。1つ目の例文と同じように、初めに長所を簡潔に述べます。そうすることで、1番伝えたいことがより分かりやすくなるのです。自分の考えをもってアルバイトしていたことを伝えると、印象が良くなるでしょう。第3者から言われた言葉などを盛り込むと、そのエピソードに説得力が増します。自己PRを話す前に、しっかり自分のエピソードを振り返ってみましょう。

例文③

私は、中学校と高校で水泳部の主将を務めていました。泳ぎが得意で成績を残しているという訳ではないですが、先生やチームメイトから「責任感がある」ということで任命されました。高校ではチームメイトの自主練習に付き合ったり、記録が出ないチームメイトにアドバイスをしたりしていました。ただ教えるだけでなく、それを自分にどう活かしていくのかも常に意識して取り組んでいました。私が主将をしたからではないですが、水泳部から3名全国大会に出場し、私自身も最後の大会でベストタイムを更新しています。御社に入社致しましたら、周りへの気配りを忘れることなく自分のスキルアップも図りながら、仕事に励みたいと思います。

3つ目は、初めに過去の経験を話し、それから得たものをアピールした例文です。部活動でキャプテンをしていたことやバイトリーダーをしていた経験は、「責任感がある」と十分にアピールできます。ただし、「キャプテンをしていた」と抽象的なものにならないようにしてください。キャプテンとしてどんなことをしたのか、その結果どうなったのかまで盛り込むと魅力的な自己PRになるでしょう。

例文④

私には責任感があります。与えられた仕事や、やるべきことは常に「より良い結果は出すにはどうすべきか」ということを考えながら行います。レストランでの接客バイトでは、期間によっておすすめするメニューがありましたが、週末混み合う店内で通常の業務の他にお薦めをするのはかなり難しいことでした。私は事前におすすめの文言を考え、水を出すタイミングで伝えるようにした所、10人中5~6人という高い確率でオーダーしてもらうことができ、バイト先の店が全国上位になることに貢献したと店長から感謝して頂きました。私は御社での全国規模の営業においても常により良い結果を出すために努力を惜しまず、必ず業績アップに貢献していきたいです。

4つ目はまず責任感があると言いきった上で「責任感」によって何を考えたのかということを、わかりやすく言い換えています。具体的なエピソードでは、与えられた仕事をやるだけでなく、自ら主体的に考え、行動し、結果を出したことが述べられています。

この結果褒められたことがわかるので、嫌味にならず説得力を増しています。結びの部分でも全国規模の営業に貢献していきたいとの希望がわかり、さらに「必ず」と言い切っていることで、より責任感に説得力を持たせることができています。

例文⑤

私は責任感が強く、常に全体で成功するために自分のすべきことは何かを考えています。学生時代は吹奏楽部に属し、クラリネットを演奏することに打ち込んできました。吹奏楽での全体の成功とは楽譜通りに演奏するだけでなく、指揮者の指示に従い、周りの音をよく聴いて音楽全体で表現することです。重要なのは、私だけでなく演奏メンバー全員が同様に考えることです。私は集中できていないメンバーとは、このことについて必ず話し合うようにしてきました。この結果部長を任され、最終的に全国大会に出場することができました。私は御社でも全体での成功、つまり製品がたくさん売れるために自分のすべきことは何かを常に考え最大の成果を上げていきたいです。

5つ目でも自分のPRポイントを言い切る形で自信のある様子を見せています。吹奏楽に限らず、団体で何かを行う際に重要な役割を果たした経験は、社会人としてこれから経験することに直結しるため積極的に取り入れましょう。

またこの例では、志望企業の最大の目的が自社製品を売ることであるのを企業研究によって見極めた上で、貢献したいと明言しています。このように言い切る自信のある様子は、面接官に好印象を与えられるでしょう。

責任感をアピールする際のNG例文5つ

責任感の強い点を長所としてアピールするつもりが、逆にマイナスイメージを与えてしまう事になってはいけません。何故マイナスになってしまうのでしょうか。責任感が強いというと、一般的には長所として捉えられますが、実は責任感が強いからこそのトラブルや失敗というのも、起きる場合があるのです。それはどのような場合かという点も含め、責任感のアピールでマイナスイメージを招かない為にどのような注意が必要か、以下のNG例文を見ていきましょう。

NG例文①

私は、一度決めた事は必ず最後までやり遂げないと気が済まない性格です。例えば、アルバイトで販売の仕事に携わっていた際、目標の数字にあと少しで届きそうだという時に、同じチームの他のアルバイトの人が体調を崩して休んでしまいました。その時私は「体調管理も仕事のうち。こんな大事な時に体調を崩すのはやる気がない証拠。無責任だ」と指摘しました。もちろん私自身は普段から気をつけているので、大事な所で欠勤するというような失態は見せたことがありません。御社においても、任された業務は最後まで必ずやり遂げるという姿勢を維持して参ります。

この例文で良くない点は、独善的である所です。仕事はチームワークで行うものなので、責任感という自分の中での価値観を他者に押し付けるのはトラブルの元です。もちろん、目標到達までやり遂げる、その為に体調管理に留意するというのは大切な事です。にも関わらず体調を崩してしまった場合は、責任感が無いとは考えず、とにかく一日も早い回復の為早急に対処する。欠勤する場合は、会社に休む理由と、次回いつ頃出社できそうだという連絡をする。そういった行動こそが、仕事における責任というものになります。

NG例文②

 

私は、仕事を遂行するに当たり、持ち前の責任感の強さを全面的に活かしたいと考えています。責任とは自分の能力に対する信頼に答えることです。求められる数字は必ず達成し、もし実現できなかった場合は深く反省し、二度と失敗しないよう改善します。例として、私はアルバイト先の受付コールセンターで、リーダーを任されていました。その際、割り振られた一日の受注件数に到達できなかった日は皆が退社した後も一人残って改善点を考え、翌日以降どのように対応していくかを皆に指示していました。その指示通りに仕事してくれない人がいた場合、やはり自分の責任だと考え、どうすれば従ってもらえるのかを再度自分で考え、話し合いの場を設けて改善していきました。

この例文を読むと、非常に責任感が強く任された仕事に対して誠実に取り組む人材であるかのように見えます。しかしマイナスと取られてしまうのは、この場合も責任というものをたった一人で抱え込んでしまっているという点です。責任感が強い性格というのは反面、自分一人が何とかしなければならないと思い込んでしまいやすい性格ともいえます。改善点を、自分で考えてから話し合うのではなく、チームの人たちと一緒に考えるために話し合う。そこから、仕事への責任感を皆で共有する。そういった視点がより望ましいものとなります。

NG例文③

 

私は、与えられた仕事を期限までに終わらせるということを非常に重要だと考えています。人からはよく、責任感が強いと言われます。その為か、アルバイトで引越し補助作業をしていた時、先輩たちからよく用事を頼まれていました。食器の梱包に時間がかかりそうな時など、自分の持ち場以外の仕事であっても頼まれれば断ることなく手伝いました。あなたのお陰で時間通りに間に合った、と感謝されると、次回また手伝ってあげようという気持ちになっていました。

この例文も、一見すると仲間思いのよくできた行動に見えがちですが、自分の持ち場以外の仕事まで頼まれても断らないというのは、間違えるとオーバーワークになってしまうのではないか、本来の持ち場の仕事に抜かりはないのか、という心配を呼ぶことになります。責任感が強いだけに、頼りにされやすい、言い換えると面倒な仕事を押し付けられやすいということは否定できません。しかし、きちんと自分の持ち場の作業を全うしてこそ、責任ある仕事をしたといえるのです。

NG例文④

 

私は、仕事において最も大切な事は、責任を持って最後までやり遂げるという事だと考えます。これは日頃の生活のあり方からそのようにしておかないと身につかないと思います。例えば友人と待ち合わせをして映画やイベントに行く時でも、まずその映画やイベントが何時からどこで始まるのか、その時刻に間に合わせる為には何時にどの場所で待ち合わせればよいか、さらに待ち合わせ時刻の5分前までに到着する為には何時に家を出ればよいか、その為には何時に起きればよいか、そこまですべて考え行動します。約束の時間に遅れるという事は社会人としてあってはならない事だと思っています。

この例文では、自分についてどれだけ責任感が強いかをアピールしたいというのはわかりますが、例えの部分が細か過ぎてくどい為、物の考え方が堅苦しく柔軟性に欠けるという印象を与えてしまいます。また「あってはならない」という否定的な単語の使用も、視野の狭い人間だというイメージにつながる場合があります。

NG例文⑤

 

私は、仕事に対して責任感を持つということが、非常に大切だと考えています。責任感がなければ、要求される成果や期待される結果が出せません。自分ではどんなに頑張ったつもりでも、結果が出せなければ頑張ったとは言えません。そうならない為に、仕事に対しては常に責任感を持ち続ける必要があります。私は責任感が強い性格とよく言われます。この性格を活かし、常に良い結果が出せるよう、責任を持って業務に携わって参ります。

この例文は、責任感がどんな場面でどのように大切なのかという具体例がなく、責任感という抽象的なイメージしか伝えていません。また、責任感がなければ、結果が出せなければ、というように、ネガティブな考え方に基づいて書かれています。ここはポジティブに、責任感を持つことによってどのようなメリットがもたらされるかという点について具体例を挙げ、その上で自分の責任感の強さを伝えましょう。

自己PRで責任感が強い性格をアピールするのは効果的だといえる

自己PRで責任感が強いことをアピールしようという人は、その時点で社会人としての適性が非常に高いと思われます。しっかりと内容を考えたうえで、あなたのよさが十分に伝わるような、そんな自己PRを作成していきましょう。

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監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。