インターン

【サマーインターンとは】参加すべき学生の特徴や形式・選考内容

サマーインターンとは

サマーインターンについてより詳しくご紹介します。サマーインターンには、「自社の魅力や職場環境を知ってもらう」という目的があります。合同説明会や、パンフレットを通してでは伝えきれない「生の仕事の魅力」を就活生に届けたい、という意図が込められているのです。

こうしたプログラムに参加することは、主催者側の企業に対する自身の適性をはかる上で役立ちます。さらに、サマーインターンで知り合った同期の就活生と交流を深めることが、その後の就職活動に関する情報交換やモチベーションの向上に繋がります。今後の就活プランを考える上で、サマーインターンはそのスタートダッシュ的な役割を担っていると言えます。

実務型

実際の業務を1~4週間程度体験させてもらえる文字通りの実務型インターンシップです。最も、仕事内容が理解できるし、スキルも身に付き、実務を通じて社員とのコミュニケーション、クライアントとのコミュニケーションなどもできます。営業同行を体験できるものや、実際のMTGに参加するものまであります。「就活仲間とみんな頑張るぞ」のような"楽しさ"はありません。"仕事を楽しむ"ものですね。

プログラム型

実際の業務は体験せずに就活生専用のプログラムが容易されており、それを就活生と一緒に取り組むインターンシップ。新規事業立案、セミナー、ビジネスコンテスト、ケーススタディ、グループワーク、などを上手く混ぜ合わせたもので、多くは3~5日程度で行われます。社員と接するよりはプラグラムの運営者(採用担当者)と過ごす時間や就活生と過ごす時間が多いのが特徴的です。こちらもベンチャ―企業が比較的多くい印象を持っていますが、大企業でも積極的に行う企業は多くあります。

1day型

1dayインターンは少なくなってきていますが、これは長時間セミナーだと考えておきましょう。一日で社員セッション、セミナー、説明会、グループワークなどが出来る為、
実はなかなか効率よく楽しめる就職イベントです。一度参加することは悪くないですし、
全く知らない業界などいくのも視野を広げる点ではいいことかもしれませんね。

サマーインターンの選考内容と対策

有名企業主催のものや個性的な内容を持つサマーインターンは、就活生の間で根強い人気があります。しかし、グループワークを始めとした内容の性質上、企業側としても応募者全員をインターンに招待することは出来ません。そのため、サマーインターンに応募する際は、選考を受ける必要があるケースがあります。

選考手順としては、エントリーシートの提出から始まりWEBテスト及び筆記試験、グループワーク、そして面接と続くパターンが多いです。面接本番さながらの選考内容となっている為、サマーインターン参加を狙うにはしっかりとした対策が必要となってきます。それでは、各選考段階ごとにその詳細と対策について見ていきましょう。

エントリーシート

エントリーシートで書くべき内容は、「自己PR」と「志望動機」です。自分がどんな人間であるかを相手に伝え、そして、なぜこの企業のサマーインターンに参加したいのかを、採用者側に伝えることがエントリーシートの役割です。これらを書く際、何よりも「分かりやすさ」を心がけて下さい。

例えば「自己PR」の場合、現在の自分がどういう経験を通してどう考え、どう行動し、そしてどのような強み・弱みを身に着けたのかを具体的なエピソードを交えて書くとよいでしょう。最も重要な「志望動機」についてですが、膨大な数のESの中から差別化を図り、採用者に興味を持ってもらう内容を書き上げる為には、「企業研究」と「個性」を活かすことが必須条件となります。

その企業の独自の取り組みや魅力的な経営方針・強みとなる分野等の具体的な事柄に触れることで、採用側に「この子はうちの会社についてしっかりと調べた上で応募してくれているな」と、好印象を持ってもらうことが出来るのです。それらのポイントを押さえた上で、何か自分のキャラクターを印象付けるようなエピソードを盛り込めることが出来れば、選考突破に近づくでしょう。

適性検査

適性検査は、書類選考の一環としてESの提出と同じ枠で実施されることが多いです。計算問題から文章の並び替え・確率・グラフの読み取り・推理問題といった、様々なジャンルの問題を制限時間内に解く、というものです。SPI対策問題集などを用いた演習を繰り返すことが効果的な手段でしょう。

自宅でパソコンを用いて臨む試験方式などもあり、慣れていないと戸惑うポイントがいくつかあります。事前に試験方式について十分調べておきましょう。なお、適性検査には最もメジャーな「玉手箱」を始め「WEBテスティング」、「TG-WEB」といったいくつかの種類が存在します。問題演習の段階で、なるべく多くの種類の問題形式に慣れておいた方がよいでしょう。

グループディスカッション

与えられるお題は企業によって様々であり、いくつかの資料を基に「同社の新商品に関する開発・投入戦略を考えよ」という分析能力・論理的思考力を試されるものから、一切の資料なしに「クライアントからの評価を得るために社員が心がけるべき最も重要なことを3つ考えよ」といった自由度の高いものまで考えられます。

グループ内での役割(タイムキーパーや議論のまとめ役・書記など)を決めた上で企業側へのプレゼンテーションを行うというのが基本的なパターンとなっています。与えられる制限時間は30分前後であることが一般的であり、これだけの内容を30分以内に、しかもほぼ初対面の人達と協力しあって行う必要がある以上、事前の対策は必須といえるでしょう。

面接

サマーインターンの面接は、採用選考の面接とはその性質が大きく異なります。採用選考の際の面接では、「なぜ我が社で働きたいのか?」「あなたの長所・短所を教えて下さい」といった志望動機や自己分析・人間性・そしてそれに基づく将来のビジョン等を聞かれるのが一般的です。

しかしサマーインターンは企業側の、職業体験の機会を学生に提供することで自分たちの会社のことをより深く知ってもらい、ひいては個々の学生が今後の就職活動を行う上での糧にしてほしいとの想いから実施されるものです。従って、面接で見るべき内容も上記のようなものとは違い「この子はどんな目的意識で我が社のインターンに応募してくれたのかな?」といった内容が中心となってきます。

「サマーインターンの面接で失敗したら採用選考にもミスが響くのでは?」と不安に思われる学生の方もいるかも知れませんが、一部の外資系企業を除いてはサマーインターンの成果は採用選考の結果には直接影響しないので大丈夫です。

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インターン先の企業を見つけるには

インターンに参加することにはさまざまなメリットがあり、就活を有利に進めるためには積極的に参加することが大切です。どの企業であってもインターンに参加していれば学べることは多いですが、せっかく参加するのであれば興味のある企業のインターンであった方がいいでしょう。志望する業界、企業が決まっているのであれば、それに合わせてインターン先を決めればいいですが、志望先が決まっていない人も少なくありません。

インターンに参加したいものの、参加する企業が見つからずに困っている人は多いですが、インターン先の企業を探す方法はたくさんあります。セミナーや説明会など、インターンに関連したイベントはさまざまなものがあります。それらを利用することでインターン先の企業を見つけることができます。

インターンシップセミナーを活用する

インターン先の企業を見つけるためには、インターンシップセミナーを利用するのがおすすめです。インターンシップセミナーに参加することで、インターン先の企業を見つけられる場合も多く、そこから参加を決める人も少なくありません。

同じインターンに参加するのであれば、少しでも興味を持てる企業の方がいいですし、企業への興味が薄いと選考で落とされる可能性もあります。自分に合った企業を見つけるためにも、インターンシップセミナーも積極的に活用していきましょう。

さまざまな企業を見ることができる

インターンシップセミナーを利用するメリットとしては、さまざまな企業が見れることが挙げられます。セミナーでは一度にたくさんの企業が集まりますので、その中からインターン先の企業を決めることができます。合同説明会のインターンバージョンと考えればイメージがしやすく、実際に説明会を兼ねていることもあります。

説明会を受けた上でインターンに参加するかどうかを決めることができますし、企業についての理解を深めることができます。より良いインターン先を見つけるためには、企業研究は必須です。企業について理解を深めることで、インターンの選考でも有利になります。さまざまな企業への理解を深め、その上でインターン先を決められることが、セミナーのメリットです。

その場で応募も可能

インターンシップセミナーでは、企業への理解を深めた上でインターンに参加するかどうかを決められますが、参加したいと思えばその場で応募することができます。インターンに参加するためには、企業のホームページなどで情報を確認し、そこからエントリーフォームに進むなどさまざまな手間があるのが普通です。しかしセミナーであれば、面倒な手順は省いて、その場で応募することができます。

もちろん可能なのは応募だけであり、その場で応募したからといって選考が免除されるわけではありません。選考を受けて合格しなければインターンに参加することはできませんが、それでも応募の手間が省けることは大きなメリットだと言えます。就活には時間や手間がかかりますが、少しでも減らすように工夫をすることも必要です。

インターンシップ説明会への参加も大事

インターンに関連したイベントとしては、インターンシップ説明会も挙げられます。インターンシップ説明会も、参加することでさまざまなメリットがありますし、インターン先の企業を決めやすくなります。インターンに関連したイベントはさまざまありますが、ひとつの企業に絞ってインターンへの参加を考えたいのであれば説明会がおすすめです。

インターンシップ説明会にはどのような特徴があるのか、メリットがあるのかを知って、積極的に参加していきましょう。

より詳しい企業の情報を得ることができる

インターンシップ説明会へ参加するメリットとしては、より詳しい企業の情報が得られることが挙げられます。説明会では企業について、インターンについて詳しく説明を受けることができますし、理解を深めた上で参加するかどうかを決めることができます。インターンに参加することで学べることはたくさんありますが、自分に合わない企業のインターンに参加しても、時間の無駄になってしまうことも多いです。

自分に合わない企業だと、インターン中のモチベーションも下がってしまい、参加しただけで何も得られないということも少なくありません。参加するなら自分に合った企業、本当に興味のある企業でなければなりませんので、企業理解を深めてミスマッチを防ぐのは大切なことです。

身だしなみなど基本的なマナーに注意

インターンシップ説明会では、企業やインターンについての説明がされますが、その際に説明を受けている就活生の様子などが評価されていることも多いです。説明会に参加するということは、それなりに企業に興味を持っていることになりますし、説明会を受けている中から応募者が出る可能性は高いです。説明会の段階から選考はスタートしているようなものですので、身だしなみなど基本的なマナーには注意しなければなりません。

基本的なマナーができていないと、悪目立ちしてしまい、面接でも不利になってしまう可能性が高いです。インターンの面接では真面目さや誠実さなどを評価されていることも多く、企業に失礼にならないようにマナーはしっかり身に付けておきましょう。

熱意をアピールすればインターンの面接でも有利

説明会の時点から就活生を評価している企業は多いですし、説明会中の振る舞いにも注意が必要ですが、裏を返せば好印象を与えれば評価も上がるということになります。説明会中に企業への熱意をアピールできれば評価は高くなり、インターンの面接でも有利になることがあります。説明会では、担当者の話はしっかりと聞き、質問タイムがあれば積極的に質問をしていきましょう。

質問をすることで企業への熱意や興味の高さなどがアピールできますし、それが高評価に繋がることも多いです。説明会で好印象を与えることができれば、インターンにも参加しやすくなります。企業についての理解を深めるだけではなく、好印象を与えてインターンの面接を有利に進めていきましょう。

就活生に人気のサマーインターン先5選

ここでは、就活生に人気のあるサマーインターンをおこなっている企業を5つ紹介していきます。夏休みを利用してインターンに参加する学生は多く、就職活動のひとつとしても定番となっています。

コミュニケーションツールとして人気のLINEを提供するLINE株式会社、総合保険の東京海上日動、インターネットショッピングなど幅広い事業を展開する楽天、様々な展示が人気のチームラボ、アイルランドに本拠を置く総合コンサルティングのアクセンチュア株式会社のインターンについてお伝えします。それぞれ、内容や期間、インターンの特徴なども様々です。インターン先を選ぶ際に参考にしてみてください。

LINE株式会社

LINEのインターンは、エンジニア就業コース、エンジニアスクールコース、サービス開発コース、ビジネス企画コースに分かれています。エンジニア就業コースでは、参加する学生がそれぞれのテーマで約4週間かけて開発・研究をおこないます。インターンの期間中は学生1人につき、LINE株式会社の現役エンジニア1名がチューターとしてサポートします。

エンジニアスクールコースは、技術カリキュラムを受講し、開発をおこないます。週1回、全部で8回の開催となります。サービス開発コースでは、学生4~5人でチームを組み、サービスの企画からグロース施策まで取り組みます。最終日にはプレゼンテーションをおこない、優勝チームを決定します。3日間の短期となっています。

ビジネス企画コースは、ビジネスコンテストをおこなった後、上位者のみが選抜でキャンプ型インターンに参加できます。キャンプ型インターンは4日間おこなわれます。

東京海上日動

毎年多くの学生が参加するインターンは、実際の現場を体験する受入型インターンシップとなっています。グローバルビジネス編(東京・大阪のみ)、営業編、損害サービス編、資産運用編(東京のみ)に分かれています。

5日間のプログラムで、グローバルビジネスのケースステディ、クライアント等訪問、事故防止策の立案、企画書作成などをおこないます。若手社員や内定者との懇談会も予定されています。

少人数のチームに分かれて、各部門の社員と直接交流しながら、どのような業務をおこなっているのか自分の目で確認できるでしょう。「常識をくつがえす」「プロフェッショナルに挑む」をメインテーマとして、課題解決やソリューション提供に挑戦していきます。

楽天

ビジネス総合職コースは、短期と長期がありますが、2日間の短期インターンの参加者から選抜された学生が、長期の就業型インターンに参加することになります。ほかにも、法務コース、知財コースに分かれています。「楽天での働きかたやマインドを学べる、現場社員の生の声が聞ける、全国から集まるチームメンバーと共におこなう」というのが楽天インターンシップの特徴です。

法務コースでは、インターネット関連ビジネスの法令を学びながら、企業法務のおもしろさと難しさを体験できる内容となっています。楽天グループにおける各種のリーガルストラクチャー検討、契約書審査実務の体験などがおこなわれます。知財コースは、知財スタッフに同行して、日々発生する様々な業務を実際に体験することが可能です。

チームラボ

2週間の日程でおこなわれるインターンシップで、エンジニア、クリエイティブ、カタリストに分かれています。ウェブ制作、アプリ開発、デジタル空間演出など、実際の業務体験や、課題に取り組む内容となっています。参加者には現役の社員が担当としてサポートしてくれます。必要な技術や知識についてアドバイスを受けながら、一人ひとりのスキルや目標に合わせて内容を決めていくインターンです。

エンジニアコースでは、チームメンバーの一員としてプロジェクトへ参加したり、開発課題に取り組みます。コードレビューやディスカッションをおこない、エンジニアとしての働き方を学ぶことが可能です。デザイナーコースは、各専門チームに分かれデザインやアート作品の制作をおこないます。チームメンバーと協力しながら課題を進めていきます。カタリストコースでは、ウェブサイト、アプリ、サイネージ、プロモーションなどのプロジェクトに参加します。チームでのものづくりを実際に体験できる内容です。

アクセンチュア株式会社

ビジネスコンサルタント育成プログラムのコンサルタント塾と、女性社員による1Day Mini Internがおこなわれます。コンサルタント塾は、アクセンチュアのビジネスコンサルタントが、顧客の抱える難問をいかにして解決するのかを体感できるプログラムです。

参加者は、実際のプロジェクトと同じ課題に挑戦していきます。アクセンチュアの社員がおこなっているように、様々な人とチームを組み、それぞれの強みを活かして解決を目指します。社員によるフィードバックもあり、現場のプロセスも学ぶことが可能です。

アクセンチュアの強みである、テクノロジーの力でビジネスを変えていくということを実際に体験できます。女性によるMini Internは、コンサルトやエンジニアがどのような仕事なのか、どんなことをしているのか、アクセンチュアの雰囲気などの疑問を解消できるプログラムといえるでしょう。

自己分析の浅さは人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。

ツールでサクッと自己分析を終わらせて、選考を有利に進めましょう。

サマーインターンに参加して業界・企業研究を充実させよう

サマーインターンに参加することで、業界や企業の知識を深めることができます。実務型・プログラム型・1day型と様々な形式のサマーインターンがあるため、スケジュールに合ったインターンを選びましょう。また、サマーインターンには選考がある場合が多いため、参加するためにも事前の対策が大切です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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