自己PR

自己PRで研究内容を魅力的に伝えるには4つのポイントが重要だった|例文と解説で書き方を知る

研究について自己PRするポイント①分かりやすい言葉で説明する

研究に関することを自己PRする際には、分かりやすい言葉で説明するということが求められます。それができていないと、何を言っているのかわからず、全然何の自己PRにもならなくなってしまいます。それではただただ自己PRの時間がもったいないです。ですから、そうならないように、自己PRで研究の事を話す際には、分かりやすい言葉で説明する必要があるのです。

わかりやすく説明する能力を見られている!

相手もこちらと同じような知識を持っているのだという前提で話を進めるというのは、一番やってはならないことです。それをしてしまうと、必ず話が噛み合わなくなってしまいます。ですから、必ず誰にでも分かるような言葉で説明するようにしてください。そうして説明の能力というのも、自己PRでは見られていますから。

研究について自己PRするポイント②熱意を伝えよう

研究についての事を自己PRする場合、研究に対する熱意も伝えるべきです。熱意をもって何かを行うことができるというのは、それだけで一つのアピールポイントになります。ですから、自己PRでは研究に対する熱意も伝えるようにしていってください。

気持ちをメインにして伝えよう

そのためには、研究内容の説明に没頭するのではなく、「こんなことで苦労して、こんな風に感じて、こんな風に努力して、こんな風に感じて」というように、研究に関する苦労や努力と交えつつ、気持ちを語るようにするのです。すると自然と気持ちが伝わるようになり、良い自己PRとなります。そうして適切に研究に対して熱意を伝え、仕事に対しても熱意がモテる人だとアピールしましょう。

研究について自己PRするポイント③得たものを紹介する

研究について自己PRする際には、研究を通じてどういう能力を得たのかということをアピールしなくてはなりません。研究内容や、研究に際しての努力や工夫、熱意をもって何かを出来るということもアピールになりますが、その他にきちんと研究により自分が得たものも明言しないと良い自己PRにはならないのです。

仕事に活かせる能力をアピールしよう!

自己PRする得たものはなんでも良いわけではありません。その会社のその仕事に活かせることでないとならないのです。研究で得たものはたくさんあるはずです。その中から仕事に活かせることを探すのも決して難しい話ではないはずです。会社で必要な能力を考えて、逆算していくのも良いでしょう。

研究について自己PRするポイント④結果を出すまでの過程を伝える

自己PRで研究について話すのに、結果だけ述べるのはNGです。もっとも重要なことが、結果を出すまでの過程なのです。どんなことをしてその結果になったのか、具体的なエピソードとともに話すようにしましょう。その際、結果の良し悪しはほとんど関係ありません。たとえ悪い結果になったとしても、嘘をつくことなく正直に話してください。

数値などを出して説得力を増そう

結果を出すまでの過程を述べる際は、数値などを具体的に盛り込んでください。「こういうことをした」だけでは、あまりにも漠然としています。「〇〇を〇〇時間おこなった」など、具体的な数値を出すことで、担当者もイメージしやすくなるのです。数値を扱わない場合でも、できるだけイメージしやすいように具体的に書くようにしてください。

研究内容を自己PRで伝える例文3選

ここでは、研究内容を伝える例文を3つご紹介します。研究内容を魅力的に伝えるのはなかなか難しいですが、書き方を知っておくだけでも違います。どんな風に書くのか、またどんなことに注意するのか、例文と解説を参考にしてください。それでは、例文を見ていきましょう。

例文①

私は、大学で車のエンジンについて研究をしていました。もともと車が好きなこともあり、研究自体楽しんで取り組んでいました。具体的な研究内容は、エンジンの将来性です。
日本だけでなく世界中のエンジンは、日々進化しています。エンジンの差別化は難しく、どれでも良いという風潮まであります。そこで私は、まったく新しいエンジンは作れないのか考えることにしました。研究室のメンバーも同じような想いで取り組んでおり、毎日さまざまなアイディアが挙がります。最終的にたどり着いたのは、エンジンのパフォーマンスはもちろん、使いまわせるエンジンの開発です。小さなおもちゃの車で試すなど試行錯誤してきましたが、成功することはありませんでした。ですが、私はこの夢を諦めようとは思っていません。この飽くなき探求心を忘れず、貴社の成長に貢献したいと思っております。

1つ目は、「車のエンジンについて研究した」という例文です。すべての例文で言えることですが、前提として何を研究したのかは担当者はあまり気にしていません。その研究でどんな取り組みをしたのかが大事なので、そちらに重点を置いて自己PRを書きましょう。

この例文には、どんなエンジンの開発を試みたのか書いてあります。このように、何かを開発する場合はできるだけ詳しく書きましょう。

例文②

私は、大学で洗剤について研究していました。私が洗剤を好きになったのは、高校生のときです。制服についた墨汁の染みを落とした洗剤に、感銘を受けました。それからは、どの洗剤が良いのか知るために、親に頼んでたくさんの洗剤を購入しました。
高校生のときはただ「すごい」としか思いませんでしたが、大学で研究を始めてから自分の手で開発したいと思うようになりました。研究は、まず洗剤の成分とその役割、そして汚れが落ちる仕組みを調べるところからのスタートです。今まで知ることのなかった裏側の正解を知れたような気がして、嬉しかったことを覚えています。それからは、「色落ちしない洗剤」や「服が縮まない洗剤」、「使い分けられる洗剤」などさまざまなアイディアを出し、研究を進めて参りました。この、私の高い興味関心から学んだ知識や技術を貴社で遺憾なく発揮し、貢献したいと思っております。

2つ目は、「洗剤について研究した」という例文です。こちらの例文は、①の例文に比べ「洗剤を好きになったきっかけ」が書かれています。そのテーマを研究しようと思ったきっかけを書くのも、非常に効果的です。もちろん、研究内容も大切です。研究するきっかけから内容まで、つながりのあるシナリオを書くように意識しましょう。

例文③

私は、ロボットについて研究しています。私がロボットに興味を持つようになったきっかけは、幼いころ博物館に家族で行ったためです。その博物館の受付には人がおらず、全てロボットが管理していました。施設の案内だけでなく料金のやり取りまでおこなうロボットに、ものすごく目が釘付けになりました。それからもロボットへの興味はある、大学で研究することにしました。
私がとくに目を付けたのは、医療現場で使われるロボットです。IT化がますます進み、近い将来手術もすべてロボットがおこなうような時代が来ます。そんな時代を見据えて、研究を進めることにしました。現段階では非現実的ですが、人間のように細かく正確な動き、そして臨機応変に対応する能力を持った手術ロボット。そんなロボットの開発に、毎日没頭していました。担当の先生も協力してくれたおかげで、人間の手の動きに近いロボットを開発することができました。私は、この研究に終わりがないと思っています。この夢を叶えるためにも、日本トップのシェア率を誇る貴社で知識や技術を学びたいと思っております。

3つ目は、「ロボットについて研究した」という例文です。ロボットやIT系の研究を自己PRで話す際は、専門用語をなるべく使わないようにしてください。せっかく具体的に書いたとしても、担当者に伝わらなければ意味がありません。誰が読んでも理解できるような、書き方をしましょう。また、最後に入社して成し遂げたいことを書くことで、担当者の印象に残りやすくなります。的外れなことを書かないよう、企業研究をおこない書くようにしましょう。

研究内容を自己PRで話す際は発表会にならないように注意!

以上、研究に関することを自己PRする際のポイントのご紹介でした。研究に関することは、こうしたポイントをおさえることで、適切な自己PRとなります。ですからしっかりこれらのポイントについて把握しておきましょう。ただの研究内容の発表にならないように注意が必要です。

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。