自己PR

自己PRで研究内容を魅力的に伝えるポイント6つ【例文付き】

研究内容の自己PR①分かりやすい言葉で説明する

研究に関することを自己PRする際には、分かりやすい言葉で説明するということが求められます。それができていないと、何を言っているのかわからず、全然何の自己PRにもならなくなってしまいます。それではただただ自己PRの時間がもったいないです。ですから、そうならないように、自己PRで研究の事を話す際には、分かりやすい言葉で説明する必要があるのです。

わかりやすく説明する能力を見られている

相手もこちらと同じような知識を持っているのだという前提で話を進めるというのは、一番やってはならないことです。それをしてしまうと、必ず話が噛み合わなくなってしまいます。ですから、必ず誰にでも分かるような言葉で説明するようにしてください。そうして説明の能力というのも、自己PRでは見られていますから。

研究内容の自己PR②熱意を伝えよう

研究についての事を自己PRする場合、研究に対する熱意も伝えるべきです。熱意をもって何かを行うことができるというのは、それだけで一つのアピールポイントになります。ですから、自己PRでは研究に対する熱意も伝えるようにしていってください。

気持ちをメインにして伝えよう

そのためには、研究内容の説明に没頭するのではなく、「こんなことで苦労して、こんな風に感じて、こんな風に努力して、こんな風に感じて」というように、研究に関する苦労や努力と交えつつ、気持ちを語るようにするのです。すると自然と気持ちが伝わるようになり、良い自己PRとなります。そうして適切に研究に対して熱意を伝え、仕事に対しても熱意がモテる人だとアピールしましょう。

「学生時代に力を入れたこと」を参考にしよう

学生時代に力を入れたことは、就活の中でも大切なアピール要素です。自己PRとしても学生時代に力を入れたことを正しくアピールして、学生時代の経験やそれによって得た能力を伝えましょう。

学生時代に力を入れたことを考えるときに活用したいのが『人気企業内定者の「ガクチカ」まとめ』です。作り方や例文18選を収録しています。無料でダウンロード出来るので、面接対策中の就活生にもおすすめです。

研究内容の自己PR③得たものを紹介する

研究について自己PRする際には、研究を通じてどういう能力を得たのかということをアピールしなくてはなりません。研究内容や、研究に際しての努力や工夫、熱意をもって何かを出来るということもアピールになりますが、その他にきちんと研究により自分が得たものも明言しないと良い自己PRにはならないのです。

研究内容の自己PR④結果を出すまでの過程を伝える

自己PRで研究について話すのに、結果だけ述べるのはNGです。もっとも重要なことが、結果を出すまでの過程なのです。どんなことをしてその結果になったのか、具体的なエピソードとともに話すようにしましょう。その際、結果の良し悪しはほとんど関係ありません。たとえ悪い結果になったとしても、嘘をつくことなく正直に話してください。

数値などを出して説得力を増そう

結果を出すまでの過程を述べる際は、数値などを具体的に盛り込んでください。「こういうことをした」だけでは、あまりにも漠然としています。「〇〇を〇〇時間おこなった」など、具体的な数値を出すことで、担当者もイメージしやすくなるのです。数値を扱わない場合でも、できるだけイメージしやすいように具体的に書くようにしてください。

研究内容の自己PR⑤長所が伝わる内容にする

自己PRのそもそもの目的は、新入社員を探している企業に対して、自分が有用な人材であることをアピールすることにあります。①~④における各種のポイントやテクニカルな面を抑えつつ、自身の長所・強みを効果的に相手に伝えることこそが自己PRの最終的な目的とも言えるでしょう。

「分かりやすい言葉づかい」を心がけつつ「熱意」を持って研究に取り組んだことを伝え、その「研究課程」において自分がどう創意工夫し努力したのか、そしてその結果として「得た能力」が仕事をする上での長所となっていることを面接官に伝えるように意識しましょう。

具体的な仕事の場面を想定した上で、「この様なケースにおいて自分の~という強みを活かせると考えております」といった形をとると、聞き手側としてもその強みが想像しやすいです。

「粘り強さ」や「問題解決力」などをアピールする

就職活動に携わっている時点で、専門知識や資格を保有していることだけが「長所」では決してありません。むしろ地道な研究の過程で培った「粘り強さ」や「問題解決力」を有していることの方が、社会人としての伸びしろを考える上で重要なポイントとなってきます。

毎日長い時間をかけて試行錯誤の末に集めた膨大な研究データを、1つ1つ丁寧に検証しつつレポートにまとめていく事で身に着けた粘り強さは、社会人として辛い場面に遭遇した時にあなたの背中を支えてくれるはずです。

そして、これらの過程で生まれた疑問に対して様々なアプローチから解決方を探る問題解決能力は、業種を問わずあらゆる仕事を行う上で必須の能力でもあるのです。これらのアピールポイントを押さえることで、自身が成長性を秘めた魅力的な人材であることを面接官に伝えましょう。

研究内容の自己PR⑥仕事への活かし方を伝える

以上の様なポイントを押さえた上で、自己PRのまとめとして自身が力を注いできた研究を今後の仕事にどう活かすことが出来るかを面接官に伝えましょう。ここで注意しなければいけない点として、「~という強みを貴社の一員として活かしていきたいと考えています」などとぼんやりとした形で自己PRを終わらせないことです。このままだと「この子の長所は理解したけれど、それが具体的にどういう風にウチの仕事に活かせるのだろう?」といった印象を聞き手側に与えかねません。

「研究成果をまとめる中で培った情報分析能力や資料作成能力を活かして、入社後は他部署との連携に貢献し、チームメンバーにより深いレベルでのプロジェクトに対する理解を提供できるように頑張ります」といった具合に、具体的な場面を想定して「自分の研究はこんな形で貴社の役に立てますよ」ということをアピールしましょう。

業界・企業研究を念入りにしておく

さらにもう1つ付け加えるとするならば、自分が採用選考を受ける業界ないし企業が「どんな経営理念を持ち、どんな能力を持つ人材を探し求めているか」を推察した上で、企業側が求めている人材像にマッチする「仕事への活かし方」を伝えるようにすると一層効果的です。そしてそのためには、自分が目指す企業の公式サイトやインターン・説明会を通した入念な企業研究が必要不可欠となってきます。

研究内容を自己PRで伝える例文3選

ここでは、研究内容を伝える例文を3つご紹介します。研究内容を魅力的に伝えるのはなかなか難しいですが、書き方を知っておくだけでも違います。どんな風に書くのか、またどんなことに注意するのか、例文と解説を参考にしてください。それでは、例文を見ていきましょう。

例文①

私は、大学で車のエンジンについて研究をしていました。もともと車が好きなこともあり、研究自体楽しんで取り組んでいました。具体的な研究内容は、エンジンの将来性です。
日本だけでなく世界中のエンジンは、日々進化しています。エンジンの差別化は難しく、どれでも良いという風潮まであります。そこで私は、まったく新しいエンジンは作れないのか考えることにしました。研究室のメンバーも同じような想いで取り組んでおり、毎日さまざまなアイディアが挙がります。
最終的にたどり着いたのは、エンジンのパフォーマンスはもちろん、使いまわせるエンジンの開発です。小さなおもちゃの車で試すなど試行錯誤してきましたが、成功することはありませんでした。ですが、私はこの夢を諦めようとは思っていません。この飽くなき探求心を忘れず、貴社の成長に貢献したいと思っております。

1つ目は、「車のエンジンについて研究した」という例文です。すべての例文で言えることですが、前提として何を研究したのかは担当者はあまり気にしていません。その研究でどんな取り組みをしたのかが大事なので、そちらに重点を置いて自己PRを書きましょう。

この例文には、どんなエンジンの開発を試みたのか書いてあります。このように、何かを開発する場合はできるだけ詳しく書きましょう。

例文②

私は、大学で洗剤について研究していました。私が洗剤を好きになったのは、高校生のときです。制服についた墨汁の染みを落とした洗剤に、感銘を受けました。それからは、どの洗剤が良いのか知るために、親に頼んでたくさんの洗剤を購入しました。
高校生のときはただ「すごい」としか思いませんでしたが、大学で研究を始めてから自分の手で開発したいと思うようになりました。研究は、まず洗剤の成分とその役割、そして汚れが落ちる仕組みを調べるところからのスタートです。
今まで知ることのなかった裏側の正解を知れたような気がして、嬉しかったことを覚えています。それからは、「色落ちしない洗剤」や「服が縮まない洗剤」、「使い分けられる洗剤」などさまざまなアイディアを出し、研究を進めて参りました。この、私の高い興味関心から学んだ知識や技術を貴社で遺憾なく発揮し、貢献したいと思っております。

2つ目は、「洗剤について研究した」という例文です。こちらの例文は、①の例文に比べ「洗剤を好きになったきっかけ」が書かれています。そのテーマを研究しようと思ったきっかけを書くのも、非常に効果的です。もちろん、研究内容も大切です。研究するきっかけから内容まで、つながりのあるシナリオを書くように意識しましょう。

例文③

私は、ロボットについて研究しています。私がロボットに興味を持つようになったきっかけは、幼いころ博物館に家族で行ったためです。その博物館の受付には人がおらず、全てロボットが管理していました。施設の案内だけでなく料金のやり取りまでおこなうロボットに、ものすごく目が釘付けになりました。それからもロボットへの興味はある、大学で研究することにしました。
私がとくに目を付けたのは、医療現場で使われるロボットです。IT化がますます進み、近い将来手術もすべてロボットがおこなうような時代が来ます。そんな時代を見据えて、研究を進めることにしました。担当の先生も協力してくれたおかげで、人間の手の動きに近いロボットを開発することができました。私は、この研究に終わりがないと思っています。この夢を叶えるためにも、日本トップのシェア率を誇る貴社で知識や技術を学びたいと思っております。

3つ目は、「ロボットについて研究した」という例文です。ロボットやIT系の研究を自己PRで話す際は、専門用語をなるべく使わないようにしてください。せっかく具体的に書いたとしても、担当者に伝わらなければ意味がありません。

誰が読んでも理解できるような、書き方をしましょう。また、最後に入社して成し遂げたいことを書くことで、担当者の印象に残りやすくなります。的外れなことを書かないよう、企業研究をおこない書くようにしましょう。

研究内容をわかりやすく自己PRしよう

以上、研究に関することを自己PRする際のポイントのご紹介でした。研究に関することは、こうしたポイントをおさえることで、適切な自己PRとなります。ですからしっかりこれらのポイントについて把握しておきましょう。ただの研究内容の発表にならないように注意が必要です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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