履歴書
履歴書で課外活動をアピールする方法|おすすめの項目と例文付き
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目次
履歴書の「課外活動」欄に書く内容
- インターンシップ
- サークル
- 部活動
- 同好会
- 習い事
- 趣味
- アルバイト
課外活動は履歴書の中でも自分の経験を示すことができ、アピールの場としては非常に有効な場にも関わらず課外活動の項目は適当に書いて終わらせてしまう就活生は多いです。
課外活動は、学校が正規の教育課程としていない活動です。また課外活動で上手くアピールできていない人の中には自分のやってきたことが課外活動に含まれるのか分からないと悩む人もいるでしょう。しかし課外活動の幅は広く、大抵のことは課外活動としてアピールすることができます。代表的なものとしてはインターンやサークル、部活動なども立派な課外活動です。小規模の同好会であったり、習い事やアルバイトでさえも課外活動としてアピールすることはできます。課外活動=ボランティアなどをイメージする人も多いですが必ずしもそうである必要はありません。
課外活動から面接官が知りたいこと3つ
履歴書で書く項目としては氏名や学歴、略歴、志望動機や自己PR、趣味や特技、資格、そして課外活動が挙げられます。就職試験を受けるためにはどんな人が受けているのかを知るために氏名や学歴などの基本的な情報は必須です。新卒の採用ではその人のことを深く知る必要があるので、仕事から離れた部分の私生活の部分の趣味や特技を知ることでその人の素の部分を知ることができます。
では課外活動からは一体何を読み取ることができるのでしょうか。課外活動は自分の経験したことを語る場であり、自分のことを知ってもらうためには役立ちますが、面接官が見ているのは本当にそれだけでしょうか。面接官が課外活動の経験から知りたい3つのことをご紹介します。
学生の人間性
課外活動から面接官が知りたいと思っていることの一つに学生の人間性が考えられます。そもそも就活自体が人間性を知るためのものであり、履歴書の項目一つ一つや面接での受け答えなどからも人間性については見られています。しかし課外活動においてはその意味合いがより強く現れていると考えられいるようです。
課外活動でアピールできる項目は様々であり、当然ながら学生によってアピールする項目は違っています。そのため課外活動は学生の個性が出やすい部分でもあり、取り組んでいる事柄から、どんな事に興味がある人間なのかを知りたいと面接官は考えているのです。その人の興味があることを知るというのは人間性を知る上で非常に重要なことです。また面接官は仕事上での興味の持ち方をこの項目から推測していることもあります。一つのことをじっくりとやるタイプなのか、それとも様々なことを広く経験してみるかなどによって仕事への興味の持ち方も違いますので、私生活の部分だけではなく仕事上での人間性も判断されていると言えるでしょう。
思考・行動力
課外活動の項目で次に見られているポイントは思考・行動力についてです。課外活動は学校から指定されているものではなく、完全に個人の意思決定のもとで行われています。数ある課外活動の中から何を選んだのかということに加えて、実際に活動をする中でどんな思考を持ってどう行動してきたを知りたいのです。
ここで大事になるのはどんな課外活動を経験したのかではなく、その中でどのように考えて活動を続けたのかということになります。ただ漠然と活動しているだけでは得るものは何もありません。企業は課外活動を通して何を得たのかを重要視していますので、そこには自分なりの考えがなくてはならないでしょう。
就活のアピールになるからと何も考えずにボランティアをやるのと、自分のためであっても試行錯誤を繰り返して趣味に取り組むのでは断然趣味の方が評価されます。課外活動で大事なのは行為そのものではなく、取組みの姿勢であり、それは実際の仕事にも反映されると人事は考えているので重要なポイントになるでしょう。
実際の業務での再現性
課外活動ではその人の人間性や思考・行動力を知るということもありますが、やはり実際の業務での再現性があるかどうかも重要なポイントになります。企業は課外活動を通して得たスキルや思考力、行動力を実際の仕事活かせるかどうかを知りたいと考えている場合が多いです。
実際の業務に活かせる課外活動=インターンと思いがちですが実はそうとも限りません。企業で行われる実務を経験したことがあるというのは大きな強みにはなりますが、そんな経験ができる学生はほとんどおらず、経験できたとしても仕事のごく一部に過ぎません。実際の業務に再現性があるかどうかというのはすぐに仕事に取り組めるという意味ではなく、仕事に取り組む際に課外活動で得た能力を活かすことができるかどうかということです。仕事に必要な能力は一つではなく、複数の能力が必要ですので、その中の一つでも課外活動により身に付いていれば大きなアピールになると言えます。
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課外活動の履歴書への書き方
就活においては履歴書はその人の情報を端的に示したものであり、履歴書は要点を簡潔に書くということが大切になります。面接は履歴書をもとに進められることがほとんどですので、履歴書の内容について質問されればそこで初めて話を膨らませ、より詳細についてアピールするというのが基本的な流れです。
履歴書で全てを書いてしまうと面接で話すことがなくなり困りますし、書くことができる文字数も大体決まっています。何より細かく書きすぎると読みづらく、それだけでマイナスの評価になってしまう場合もあるでしょう。履歴書は面接で話を聞きたいと思わせるものなので、何事も簡潔に書くのが鉄則です。しかしあまりに簡潔に書きすぎるのも問題で、目に留まらなければ面接で質問をしてもらえない場合もありますし、場合によっては書類選考で落とされることもあります。履歴書では簡潔かつ目立つことが大事で、他の就活生と差別化するためには課外活動の書き方も工夫しなければなりません。
活動内容の説明だけで終えない
課外活動を充分にアピールするためにはその活動がどんなものかを伝える必要があります。活動の名称を記すだけでは面接官が知らない場合もありますし、イメージが湧きづらいです。例えば課外活動に趣味と記してもそれは人によって違いますのでどんな趣味なのか伝えることができません。そのため課外活動はどんなことを行ったのか、説明を加えることも必要になります。
しかし内容を説明しようとするあまり、活動内容の概要だけで終わってしまわないよう注意する必要があります。概要だけで終わってしまうとどんなことをしたのかは伝わるものの、そこで得たことについてはアピールすることができません。また履歴書は簡潔にまとめる必要があり、まとめる理由は読みやすさだけではありません。文章は長く書くより、実は簡潔にまとめる方が難しいので短くまとめることで文章をまとめる能力もアピールできます。限られた文字数の中で要点だけを述べ、多くを伝えようとしすぎない事がポイントとなります。
①なぜそれに取り組んたのか
当然ですが、課外活動に取り組んだのであれば、その理由をみなさん持っているでしょう。どういった経緯からその課外活動をおこなおうと思ったのか、継続して取り組もうと思った理由はなぜなのかを伝えるというのは、自己PRに用いる際にとても重要になってきます。というのも、採用担当者は何かを成し遂げた「結果」ではなく、その結果に至るまでの「過程」から、就活生の人となりを理解しようとしているからです。
どうしてその課外活動に取り組んだのかを説明する必要性が出てくるのかは、その分の理由があるからだと覚えておきましょう。自己PRとして課外活動について触れる場合は、特にこういった重視される点を意識して、具体的な内容になるようにまとめましょう。
②何を学んだかを述べる
課外活動を上手にアピールするためにはどんな活動を行ったのか、活動の名称を記すだけではなく、そこから何を学んだかを述べることが大切です。面接官は課外活動からその人の人間性や思考・行動力について知りたいと思っています。何となく取り組んでいた課外活動はその行為自体がどれだけ素晴らしいものであっても評価の対象とはなりません。課外活動をアピールするためにはなぜそれに取り組んだのか、どんな目的を達成するためにその活動に取り組んだのかを伝えることが大切になります。
課外活動を通して何を学んだのかを明確にすることで、目的意識を持って課題に取り組んでいた事を証明できるので必ず学んだ内容について触れるようにしましょう。どんなことを学んだかは、同じ活動をしても人によってそれぞれ違うはずです。その違いがその人の個性となりアピールポイントになりますので、自分が感じたことを素直に書くようにしましょう。
③課題
課外活動で学んだことから、今後の活動や就職後にどういったことを生かしていけばいいか、分かってくるものと思われます。こういった課外活動で見つけた自分の今後への課題も、具体的にどういうことであるかをまとめて書くことで自己PRとして活用できます。
④今後にどう活かすかを伝える
課外活動では自分がどんな人間か、どんな能力があるかを伝えることが大切ですが、それらを仕事で活かせるということが最も大切です。そもそも就活は就職し、仕事をするために行うものであり、面接官の評価を上げればそれでいいというわけではありません。きちんと仕事ができる、一緒に仕事をしたいと相手に思わせることが大切です。
課外活動を効果的にアピールするならそれをどのように仕事で活かせるかを考えてアピールしなければなりません。ですが、結果を提示して面接官に仕事で活かせそうな部分を読み取ってもらうのではなく、実際の業務にどう活かしていくのかを自分から提案することが大切です。実際の業務を経験したことがなくてもしっかりと業界・企業研究をしていればどんな業務をすることになるのかイメージはできます。企業に自分を採用するメリットを明確に伝えることで、他の就活生と差別化したアピールをすることができるでしょう。
課外活動をアピールできる項目
- 自己PR
- 長所
- 趣味・特技
- 学生時代頑張ったこと
履歴書はお店で売られているものを購入したり、ネットにある書式をダウンロードして書き進めていきますが、履歴書には種類があります。履歴書を販売している企業はいくつかあり、大枠は同じでも企業が違えば細部の項目などが違っている場合もあります。もちろんどの履歴書を使用するかは就活生の自由ですし、履歴書の種類が違うからと言ってそれが原因で落とされることもありません。
しかし、履歴書によっては課外活動を記す項目がない場合もあります。履歴書に課外活動欄がない場合はその他の項目でアピールすることができますのでその方法も覚えておきましょう。例えば自己PRや長所、学生時代に頑張ったことなどのエピソードとして使用したり、趣味や特技の欄でアピールすることができます。課外活動は自分をアピールするのに有効なものなので、記入欄がなくても必ずどこかに含めて書くようにしましょう。
課外活動の経験がない人も履歴書を空欄でださない
課外活動を継続した経験が今までにない人も、決して少なくはないでしょう。そういう場合でも、基本的に履歴書は空欄の状態で提出しないようにしましょう。できる限り何かしらの自己PRの場として、書いておける内容があるなら書くようにしておきたいところです。
継続こそできていないとしても、課外活動に少しでも関わったことがあるなら、そのことをまとめて記入しておくといいでしょう。詳しい履歴書への書き方としては、以下の項目で解説していきたいと思います。
途中で辞めた活動でもOK
課外活動の経験があるものの、途中で辞めてしまったためにあまり詳しく書けないということもあるかもしれません。ですが途中で辞めた課外活動であっても、なぜ辞めたのかやそれまでに得られた課題などはあるのではないでしょうか。そういった内容を書くだけでも、自己PRとしては問題ありません。
書き方を工夫することで、途中で辞めることになった課外活動も、採用担当者に良い印象を持ってもらうきっかけにすることは難しくないのです。ですので、何かしらの事情で中断してしまった課外活動も、自己PRのために生かすようにしてみましょう。また、ひとつの課外活動を中断して別の課外活動をしていた場合は、得られるものが多かった課外活動をメインで書くようにするといいでしょう。
辞めた理由を振り返る
人によって違いはありますが、課外活動を辞めてしまった理由があるなら、それを振り返った上で記入するといいでしょう。家の都合であったり時間の問題である場合も、辞めてしまったことを次にどう生かすか考えることはできるのではないでしょうか。このように辞めてしまった課外活動であっても「辞めた理由」と「辞めたことで気付いた反省点」を振り返り、まとめて記入することで次につなげることができます。
採用担当者からしても、「反省して次に生かす力がある人なんだ」と好意的にとらえてもらうる可能性があります。こういった振り返りは、ある程度実際に履歴書を書く前におこなっておくのがいいでしょう。その中で、当時は自分でも気付かなかった反省点や課題が見えてくることもあるかもしれません。
理由がないのであれば記載しない
課外活動を辞めてしまったことに、何の理由がない人もいるかもしれません。そういう場合は、無理に辞めてしまった理由を思い返して書かなくても問題はありません。辞めた理由はなくても、辞めるまでの課外活動で得たことを生かすなどの形で取り入れることは可能だからです。むしろ、理由が何もないのに適当に書いてしまう方が印象を悪くしてしまう場合もあります。
自分で後から作った理由というのは、基本的にその後の面接の進め方などで矛盾が出てくるきっかけになってしまいます。こんなことがあると、結果として採用が遠のいてしまうということもあるのです。思い返しても課外活動を辞めた理由が思い浮かばないのであれば、その点は触れないでおくことも大事です。
履歴書では志望動機のできが選考のカギを握る
課外活動の記載方法については、お分かりいただけたかと思います。履歴書の項目のなかで、自己PRもとても重要ですが、同じくらい鉄板の質問がありますよね。それが志望動機です。志望動機は就活するなかで、ほぼ全社で問われる質問です。そのため、志望動機の内容がしっかりできていないと、選考を突破していくのは難しいでしょう。
そこで紹介するのが、志望動機ジェネレーターです。この資料は、志望動機の作成に迷っている就活生が、どの題材から志望動機をつくっていけばいいのか、また書き出しや終わりはどう締めればいいのかといった構成まで手助けしてくれる資料となっています。ぜひ参考にしてみてください。
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履歴書の自己PRで課外活動をアピールする時の例文
ここまで課外活動で面接官が知りたがっていることや課外活動のアピールの方法、その書き方などを紹介してきましたが、次はそれらで学んだ知識を総動員させ実際に履歴書を記入していきましょう。知識があってもそれが本番で活かせなければ意味はありません。ポイントをしっかりと抑えて課外活動の項目を書き上げていきましょう。
とはいえポイントを知ったからと言っていきなり完璧な文章を作成できるとは限りません。課外活動はアピールが難しくもありますので、ポイントを知ってもなかなか上手く文章が作成できないという人も多いでしょう。次に課外活動をアピールする時の例文をご紹介します。課外活動としてよく挙げられるサークル、アルバイト、インターンについて紹介しますが、あくまで例文です。文章構成などを参考にするに留め、必ず自分の言葉を使って、自分なりの自己PRを完成させるようにしましょう。
サークル
私の長所は協調性があることです。相反する意見も取り入れ、全員が納得する結論を導くことができます。大学時代は軽音サークルに所属していて私はドラムを担当しており、大学3年の文化祭のときに演奏する曲でバンド内で意見が分かれました。カバー曲をやりたいという人が2人、オリジナル曲をやりたいという人が2人で、私はカバー曲派でした。
演奏時間も限られているため両方の意見を全て取り入れることは不可能でしたが一曲まるまるやらずにメドレーでやることを提案し、それで意見がまとまりました。当日は大盛況で、メンバーも演奏を楽しみ、文化祭を終えることができた経験があります。私は協調性を活かしてチームを引っ張り、ゆくゆくはプロジェクトリーダーとなり活躍したいと考えています。
自己PRをするときのポイントですが、自分がアピールしたい長所、結論から始め、次にそれを裏付けるエピソード、そして最後にもう一度結論で締めるというのが基本的な文章構成になります。この例文ではまず長所が協調性であること、さらにその協調性がどのようなものであるかが詳しく説明されていました。そして長所の協調性を裏付けるエピソードとして、軽音サークルでの文化祭の曲決めに難航したということが書かれています。
エピソードの中では問題を提起し、それについてどのように考えたのか、どのような解決策を導き出したのかを記すことが大切です。例文では演奏する曲で意見が分かれ、演奏時間が限られているという問題提起、そしてメドレー方式で演奏するという解決策が記されています。最後に自身の協調性を活かして、チームを引っ張るという再現性。プロジェクトリーダーになりたいという熱意が示されているのも評価の対象になります。
アルバイト
私の長所はコミュニケーション能力が高いことです。相手の話をしっかりと聞き、信用してもらうことができます。私は大学時代カフェのホールでアルバイトをしていました。アルバイト先は個人のお店で地元の常連のお客様も多いのが特徴でした。ある日常連のお客様で落ち込んでいる方がいました。私は「何かありましたか?」と声をかけるとお客様は私に悩みを打ち明けてくれました。
すぐに解決できる類のものではありませんでしたが、私が最後まで聞くとお客様は「話せて気持ちが楽になった」と満足した様子で帰られました。私はこの相手の話を聞く力を活かして貴社の営業でもお客様の話をしっかりと聞き、信用してもらうことで相手の本当の望みを引き出し、お客様と良好な関係を築いていきたいと考えています。
アルバイトの例文ではコミュニケーション能力が自己PRの題材となっています。コミュニケーション能力は必要とする仕事は多いものの、アピールの仕方によってはそれほど評価されない場合もあるので注意が必要です。例文では漠然とコミュニケーション能力が高いというだけではなく、その中でも特に相手の話を聞く力、傾聴力についてがピンポイントでアピールできているので評価の対象になります。
文章構成としては前述したように結論、エピソード、結論で、コミュニケーション能力が高いという結論、カフェでアルバイトをしていたというエピソード、お客様の話をしっかりと聞くことで営業でも力を発揮するという結論で締められている例文でした。最後の結論ではただお客様の話を聞くだけではなく、しっかり聞くことで信用してもらい、相手の本当の望みを引き出すという具体的な方法が記されているのがポイントになります。
インターン
私の長所は何事も最後まで諦めずにやり遂げることです。周囲が投げ出して一人になっても目標を達成するために努力をすることができます。私は食品会社で一週間の短期インターンを行いました。インターンの一環として工場見学があり、そこで商品へのシール貼りを経験しました。しばらくインターン生だけでその作業をすることになり、他のインターン生はすぐにサボっていましたが、私は少なくとも1,000個はシールを貼ろうと目標を立てて取り組みました。社員の方が戻ってきた時にはおよそ2,000個を貼り終えており、私が大量にシールを貼った商品を見て褒めていただいた経験があります。
私は最後までやり遂げる継続力を活かして、粘り強い営業をし、NO.1の営業マンを目指したいと考えています。
インターンの例文でもしっかりと文章構成が守られていますが、注目したい点はシールを貼るときにきちんと目標を掲げていること、そしてそれが数字で表されていることです。具体的な数字を表すことで定量的にアピールすることができ、面接官もよりイメージがしやすいので高評価に繋がります。
また結果的に目標を大幅に上回っていることでさらに高評価になりますし、継続力だけではなく、短期間での強い集中力もアピールすることができています。直接的な言葉を使わなくてもエピソード次第では様々な能力をアピールすることができますので、どのエピソードでアピールするかも重要です。また最後には能力を活かしての仕事への再現性もアピールされており、NO.1の営業マンを目指すということで向上心の高さもアピールすることができています。
ボランティア
私の長所は行動力があることです。行動を起こす前に悩むより、率先して行動するように心がけています。私は長い間地域のボランティア清掃などに関わっています。道をきれいにしたいと思って自主的に家の周りの清掃をしている内に、近所だけでなく地域の河川や公園など、規模の大きな清掃活動にも関わることになりました。
その際気になったことはすぐに尋ねたり、行動に移すことで他の参加者から頼りにされている部分があります。御社に就職した際にも、企業をよりよくするきっかけになれるよう小さなことでも進んで行動していきたいと思っています。
ボランティアに参加すること自体ある程度の好評価につながることもありますが、就職を目指すのであればこの中で得られたことをどうアピールするかで変わってきます。この内容では、家の周りをきれいにしたいというきっかけを気に留めないままにせず、自分で地域をより良くするための活動につなげられた行動力としてアピールできています。
趣味
私は、他人との円滑なコミュニケーションが得意です。元々私は趣味で旅行をしており、その際様々な地域の人と話すことが多くありました。私はこういった会話も旅の醍醐味であると感じているので、旅先で会う様々な人と積極的に言葉を交わし、時にはおすすめの旅行スポットを聞いたりするなどしてきました。
こういった経験を多くしてきた結果、見知らぬ人とでも気負わすに話せるようになり、初対面の人の良い部分を見つけることが得意になりました。御社に就職した際には、共に仕事をおこなうスタッフやお客様とも積極的にコミュニケーションをおこない、双方にとってよい結果を出せるよう取り組みたいと思っています。
課外活動というとボランティアやサークル活動のイメージがあるかもしれませんが、趣味も内容によっては立派に課外活動としてアピールすることができます。
例えばこれは旅行が趣味な人の例文ですが、テレビゲームであっても書き方次第で、課外活動としてアピールすることは可能なのです。
履歴書に記載する課外活動の内容は書き方を参考にしよう
就活では自分のことをアピールし、企業に正しく理解してもらうこと、そしてその上で一緒に働きたいと思ってもらうことが大切です。能力も大切ですが、自分の人柄や本質部分の人間性などをアピールすることが重要になります。
しかし就活ではアピールするためにはそれらを裏付けるエピソードが必要になります。そのエピソードとして使用できるものの多くが課外活動に含まれているのです。課外活動は自己PRのエピソードとしても使えますし、課外活動をすることで得られる経験や能力もたくさんあります。何より人として一回りも二回りも大きく成長できる、課外活動は積極的に行うようにしましょう。