履歴書

コンビニの履歴書は使える?就活生が知っておきたい印刷やプリントでの活用法

主要なコンビニは就活で使える履歴書を売っている

日本では、今や多くのコンビニが全国に展開され、年々コンビニの出店数の増加が加速しています。コンビニから数メートル歩けば違うコンビニが構えていることもよくある光景のひとつです。ファミリーマート(ファミマ)、セブンイレブン、ローソン、サークルKサンクス、ミニストップといった有名コンビニが、どの街にもあるでしょう。

コンビニの店舗面積は、スーパーマーケットやホームセンターに比べれば店舗は小さいですが、商品の品揃えは抜群によくなってきています。近年では当たり前のように文房具や生活用品が充実しているコンビニですが、実は履歴書の取り扱いもしています。JIS規格と呼ばれるタイプの履歴書が中心に置かれています。JIS規格履歴書は転職のときにも使用できますし、新卒採用の面接でも使用できる履歴書です。

コンビニで売っている履歴書は大体がJIS規格

履歴書用紙の種類は、JIS規格、一般用、転職用や、アルバイト・パート用など様々なタイプが市販されています。それぞれの特徴について簡単に見ておきます。JIS規格用紙は、学歴・職歴、免許・資格、志望の動機・アピールポイントや、本人希望記入欄などをバランスよく配置した基本的な形式で、コンビニで入手できるほとんどがこのタイプです。

一般用は、学歴・職歴欄を減らし、保有スキルや自己アピール欄を増やしています。転職用は、逆に学歴・職歴を増やし退職理由欄などを設けています。アルバイト用は、扶養などの欄は無く、健康状態や部活など人物面に焦点を当てた記入欄が設けられているのが特徴です。JIS規格・一般用を利用するのが無難ですが、志望先からの指定がある場合はそれに従います。

コンビニの履歴書を使っても評価は変わらない

コンビニの履歴書を面接に使用してもいいのかと疑問に感じる方もいるでしょう。特に新卒の面接の際は、アルバイトの面接と違い、書類選考がより厳しいパターンもあるので、企業へ提出する履歴書に敏感になる方も多いです。

JIS規格履歴書は、日本では様々な履歴書の様式の参考例となっています。つまりJIS規格履歴書とは、履歴書としての規格を守っている履歴書を指します。項目や大きさなどの必要条件を全てクリアしているのです。コンビニの履歴書だから、不足している項目があったり、欄に不備があったりということはありません。

そのため、安心してコンビニで取り扱っているJIS規格履歴書を購入してください。コンビニで購入した履歴書を使っても、企業があなたに持つ評価は変わることはありません。

企業から指定のある場合はNG

コンビニの履歴書を使っても評価は変わらないと先述しましたが、企業から履歴書の様式を指定された場合は、それに従いましょう。例えば「学校で発行している履歴書を使用してほしい」「企業独自の履歴書フォーマットを使用してほしい」と指示がでるケースもあります。逆に「JIS規格履歴書のみ」と指定がある場合もあるので、しっかりと応募方法は確認するようにしてください。

特に企業から指定がない場合は、コンビニで販売されているJIS規格履歴書を使用しても問題はありません。履歴書によっては自己PR欄が大きめに作られていて、自分をアピールするのに適した履歴書もあります。JIS規格に則って作られた新卒者向け履歴書もあるので、そちらも併せてご確認ください。

コンビニで買える履歴書の値段は120~300円

コンビニによって、セットされた履歴書用紙枚数、サイズや記入欄のスペースなどが異なりますが、B-5サイズ4枚入りが120円前後・A-4サイズ4枚入りが300円前後で購入することができます。100均もショップによって、履歴書用紙枚数、サイズや記入スペースなどが異なるのはコンビニと同様で、108円でA-4サイズ4枚入りやB-5サイズ10枚入りなどが入手できます。

コンビニと100均ショップの履歴書の大きな違いは、用紙の紙質、罫線入り下敷きの有無や、書き方の手引の有無などです。基本的には、どちらの履歴書を使っても問題ありません。ただ、就活や転職など正社員採用などに応募する場合はA-4サイズの履歴書用紙を使うのが無難とされているので、指定がない場合はA-4サイズを使用しましょう。

関連記事

コンビニの履歴書を就活で使うのはアリ?【各社の特徴や値段も紹介】

履歴書の複数ある種類からの選び方|【就活生の疑問はここで解決】一般用とJIS規格を徹底比較

履歴書の正しい作成方法をマスターしよう

履歴書を作成する際は、記入用紙以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。

コンビニで履歴書を印刷できる

今までは、購入した履歴書用紙に手書きで記入するのが良し、とされてきましたが、誤字脱字が発生した場合は全面書き直しとなってしまいます。最近ではパソコン出力でも可とする企業も多くなっていますのでパソコンでの履歴書作成を考えてみましょう。

ただ、家のインクジェットプリンターなどで印字した場合、ニジミなどが出て読みにくくなる可能性もあります。そんな場合は、コンビニに設置されているプリンターで印刷してみましょう。

カラーの場合は50~60円

コンビニで印刷する場合、カラー印刷はおおよそ50円から60円です。サイズによって各社10円ほどの差はありますが、白黒印刷の倍以上の価格です。履歴書は大半が白黒部分です。履歴書のカラー部分は写真の部分しかないので、写真のためにカラー印刷を選ぶよりも、最初から白黒で印刷し、写真だけは別で用意した方が金額的にも安く見栄えもよいでしょう。

写真はデジカメで撮影したものをデータ化し、履歴書の写真欄に貼るのであればカラー印刷でも画質は落ちませんが、カラー印刷とはいえ本物の写真よりも質は劣ります。そのため、余裕があり、志望度の高い企業であるならば、きちんと写真屋で撮影した写真を貼り付けるようにしてください。書類選考では、企業は履歴書の写真を最初に見ます。写真の第一印象というのは大きく選考の結果を左右します。履歴書は白黒で印刷し、あとから写真を貼り付ける方が選考を印象よく通過できる可能性が高いです。

携帯にアプリを入れておくと簡単

携帯やスマホに、コンビニのマルチコピー機の印刷アプリを入れておくと大変便利です。「Print Smash(プリントスマッシュ)」というアプリは、ファミマ、ローソン、サークルKサンクスで利用できます。

あらかじめアプリをダウンロードし、印刷したいデータを選択しておくだけで、簡単に印刷ができてしまいます。コンビニに来店し、マルチコピー機とWiFiで接続して、画面の指示に従うだけで印刷が完了します。パソコンでデータを管理するのも便利で手軽ですが、スマホのアプリでもデータを管理できれば、うっかり面接前に履歴書を持参するのを忘れてもすぐに印刷ができ、最悪の事態を逃れられるでしょう。

USBなどでデータを持っていくと安く済む

データを直接コンビニに持って行くことで、印刷にかかわる諸経費をカットすることができます。USBにデータを入れて直接マルチコピー機に繋ぐことで、ネットやアプリで事前にデータをアップロードしてから印刷するネットプリントよりも、基本料金を節約できます。USBで持参した場合のA4白黒コピーは10円ですが、ネットプリントは20円かかるのです。

印刷代は小さな金額かもしれませんが、チリは積もれば山にいなります。就職活動では、何社にも応募することは今では一般的です。微々たる金額と思っていると、気づかないうちに100円、1,000円と金額が膨らんでいきます。就職活動中は交通費もかさむので、節約できるところは意識的に取り組んだ方が、結果的に必要経費は抑えられます。

要注意!履歴書のプリントはPDFのみ

コンビニのプリンターで、履歴書を印刷する時はネットから無料ダウンロードできる「履歴書テンプレート」を利用するのが便利です。JIS規格は当然のこととして、使用目的に応じた各種テンプレートが、エクセルやワードフォーマットで用意されています。ネットプリントサービスを利用する場合は除いて、完成した履歴書はPDFファイルで登録しておきましょう。

SDカード、USBメモリーやCDなどで履歴書データーを持参したり、スマホからWiFiで飛ばしてプリントする場合はPDFファイルしか使えません。また、コピー用紙以外の上質紙などを使いたい場合は事前にコンビニに連絡し、用紙変更の可否や用紙持参の可否などを確認して下さい。

証明写真の印刷もコンビニでできる

コンビニでは履歴書を印刷することができても、証明写真の印刷までは無理だと思っている方は多いです。写真不要あるいは履歴書のネット送付OKという企業を除いて、企業側の常識として、「写真は貼るもの」という考え方が主流なので、証明写真の添付は必須と思っていてよいものです。

写真屋さんや、証明写真用のフォトブースで写真を取ることになりますが、気に入った写真が撮れない、コストがかかる、などのデメリットを伴います。でも安心して下さい。実はコンビニでかんたんに証明写真を作成することができるのです。

証明写真の撮影は自宅でも可能

コンビニで証明写真を作成しようとする場合のメリットは、写真を好きなだけ何枚でも撮れる、つまり気に入る写真が撮れるまで繰り返すことが可能だということです。白かグレーの壁などをバックに、男性はスーツにネクタイ姿、女性はスーツ姿をデジカメやスマホで撮ります。

この時のコツは、カメラは顔の高さ、被写体は胸のあたりに白い画用紙を水平に持つ、ズーム機能があるのならズームを中程度に効かすことです。この撮り方で、小顔の綺麗な写真が可能となります。撮影した写真データーは、パソコン上で縦4cm、横3cmの中に胸元から上がバランス良く入るようにトリミングして印刷用データーを作ります。後は、コンビニで印刷です。

どこのコンビニでも印刷できるサービス「ピクチャン」

コンビニで履歴書写真を印刷するなら、ネットサービス「ピクチャン」が便利です。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKやサンクスなどの全国のコンビニで各種証明写真を手軽に印刷できるサービスです。

用意した写真データーを「ピクチャン」サイトで登録すると、画面上に「プリント予約番号」が表示されます。同時に、メールにも送られた「プリント予約番号」を持って、近隣のコンビニに行き、マルチコピー機に「プリント予約番号」を入力し料金を投入してボタンを押せば、証明写真印刷が始まります。

履歴書用の4cm×3cmの写真であれば、3枚で200円と手軽な料金も魅力です。また、会員登録が必要なく、スマートフォンが利用できるのも便利です。

関連記事

【証明写真を簡単にデータ化するガイド決定版】コンビニや自宅や写真屋で作れる【履歴書用に】

就活ではコンビニを上手に利用しよう

履歴書データをスマホやメモリーで持っている、あるいはネットに登録してあれば、志望会社近くのコンビニで印刷ができるので慌てる必要はありません。また、写真も「ピクチャン」に登録しておけば7日間は使えるので、同様にコンビニで印刷可能です。後は、写真を4cm×3cmに切り出し履歴書に貼り付けるだけです。

就活中は念のため、履歴書データーと顔写真データーを入れたメディア、カッターと糊を携帯することをおすすめします。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ