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【自己PRでバイト経験を伝えるポイント】ケース別の例文3選をご紹介
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目次
あなたのバイト経験は無駄ではない!
学生時代のバイトとして、多くの職種で経験を積んできた人が多いのではないでしょうか?例えば飲食店やアパレル企業での接客業や調理スタッフ、塾講師や家庭教師、IT系のインターンなど様々な分野があげられます。バイト経験のある就活生の皆さんに、どのようにバイト経験をアピールすると効果的なのかご紹介いたします。
バイト経験を自己PRするポイント
この記事でご紹介するのは、バイト経験を自己PRするポイントです。一言でバイト経験といえども、その経験の中には多くの体験から得たスキルが詰まっています。「ただカフェで接客しながらレジを打っていただけ」と思っている人は、違う視点で考えてみてください。
実際は「お客様の誘導を率先しておこない接客技術が身についた」「新人教育を任されてバイトの定着率アップに貢献した」というようなエピソードが隠れているはずです。バイト経験を上手にアピールし、会社に貢献したい姿勢を伝えましょう。
最もアピールしたい強みを最初に伝える
バイト経験を効果的に自己PRするポイントは、最もアピールしたい強みを最初に伝えることです。例えば、レストランで調理業務のバイトをしていた人は、調理スキルが身についているはずです。この調理スキルは、調理に関連する職種や食品会社などで大いに活かせるスキルなので、企業にとっては好印象になります。
一方で、調理スキル以外にも、キッチンスタッフ同士のコミュニケーションやチームプレー、在庫管理、ロス率削減、集客のための新メニュー考案と実績なども、効果的なアピール要素になります。
例文
私はイタリアンレストランの調理スタッフのアルバイトをしました。そこでは調理業務に携わり、アンティパストからオーブン、メイン料理の部門を担当し、調理スキルを身につけました。
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バイト中の具体的なエピソードを伝える
最もアピールしたい強みを伝えたら、次はバイト中の具体的なエピソードを伝えましょう。エピソードを加えることにより、ストーリー性を生み出すことができます。ストーリー性がある内容は共感を得やすく、印象に残りやすくなります。
例文
ランチタイムとディナータイムは注文が重なり、キッチン内は非常に忙しかったです。特に人気メニューの肉料理は調理時間もかかるうえ、熱い焼き場から離れられず汗だくでした。ですが、お客様のおいしいという一言がとても嬉しく、やりがいを非常に感じていました。
学び得たことを伝える
バイト中の具体的なエピソードを説明できたら、バイト経験から学び得たことを伝えましょう。エピソードで具体的な業務イメージを連想させ、その次に自分が得たスキルの説明をします。
例文
お客様満足のために、そして迅速においしい料理を提供するためにも様々な工夫をしていました。キッチン内では正確にポーションを測り、盛り付けに乱れがないように徹底して調理を行っていました。また、ロスを増やさないよう在庫管理も入念にし、原価率を抑えて提供していました。
企業での活かし方を伝える
最後は、企業での活かし方を伝えて締めましょう。バイト経験を効果的に自己PRするためには、自身が企業で活躍しているイメージを連想させて、採用担当者や面接官の印象に残りやすい人物になりましょう。
例文
私は料理でお客様を幸せにしたいです。御社が募集している料理長候補職は、調理スキルだけではなく、マネジメントや原価率における対策も求められます。御社が展開しているレストランはお客様満足を常に探求しています。アルバイトで得た調理スキルと在庫管理やロス率削減の知識やスキルを活かして、お客様が笑顔になる店づくりを目指し、ぜひ御社で活躍したいと思っております。
バイト経験を活かした自己PR例文
それでは、これまで解説した自己PRでバイト経験を伝えるポイントをもとに、ケース別に例文3つをご紹介します。どのようなバイト業務を、いかに企業に伝えれば効果的なのかを意識しながら、ぜひ例文を読んで参考にしてみてください。
例文①バイトリーダー
雑貨屋の販売アルバイトで、バイトリーダーを経験しました。通常の販売業務の他に、チームのマネジメントや売上管理に携わりました。業務後は売上報告をして、売上達成に向けて数字を意識して行動することが身につき、アルバイトながら本格的なマネジメントをさせていただきました。
「アルバイトだから業務範囲はここまでしかできない」という意識でいるのではcなく、アルバイトでもお店やお客様のために良い店づくりをしたいという強い思いを持つことができました。私はアルバイトで培った経験から店づくりの楽しみを覚え、自分の店を日本一にしたいという目標があります。全国に店舗を展開している御社の店長候補職にぜひチャレンジしたく志望いたしました。
バイトリーダーというポジションは、自己PRにおいて非常に有効なアピールになる経験です。誰しもが任されるポジションではないため、企業の視点から見ると能力の高い人材であると思われやすいです。即戦力性も高くマネジメントに携わっている経験から、企業は他の応募者よりも注目するはずです。
例文②新人教育
私はイタリアンレストランでアルバイトをしました。洋風の食事や店内、スタイリッシュな制服がお客様に大変好評で、常にアルバイトの応募者は途絶えませんでした。しかし、人気店だったので忙しく、人員の入れ替わりが激しかった実情もありました。アルバイトを始めて3ヵ月後、店長から新人教育係を任されました。私は、アルバイトの定着率を上げるために、フィードバックや挨拶練習を率先して行いました。
私が新人教育を担当してから半年後、アルバイトの離職率を5割から3割に下げることができました。この取り組みが本社でも評価され、2017年度アルバイトMVPにノミネートされ表彰されました。最初は業務が増えて時間が足りず辛くなってしまったこともありましたが、めげずに継続してアルバイトをできたことを誇りに思います。アルバイトで得た学びは私の糧となりました。
新人教育の経験は、バイト業務を熟知している人が任されるポジションです。業務を把握していて、かつ人に教える経験をしている人物は、他の応募者よりも経験している幅が広く、好印象なイメージを与えることができます。ただ単に新人教育をしたというアピールよりも、例文のようにエピソードを添えると共感しやすい内容となります。
例文③接客
私は100円ショップのアルバイトを高校生の頃から続けています。○○ショッピングモール内にある大型店舗で、商品数も都内最大級の取り揃えです。広い店内のどこにどの商品があるのかを全て把握しなければ、品出しはおろか、お客様へのご案内もできません。
最初の頃は戸惑うことが多く、お客様のために迅速な対応ができていませんでした。しかし、お客様目線で接客することだけは忘れず、丁寧な接客を心掛けました。今では地域の皆さまだけではなく、遠方からお越しのお客様にもありがとうと言われることが多く、大変やりがいを感じています。この経験を活かし、ぜひ御社の販売職で貢献したく存じます。
接客スキルはどのような職種にも通用するスキルです。コミュニケーション能力や、お客様への提案、販売に直結する能力なので、あらゆる職種で必要とされます。接客スキルに自信がある人はぜひ自己PRに取り入れると効果的に自分のバイト経験をアピールすることができます。
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自己PR以外にバイト経験をアピールできる項目
バイト経験を絡めてアピールできる項目を見つけておくことで、臨機応変に回答することができる可能性が広がります。面接官はその時に応じて質問を変えてくるので、柔軟に機転を利かせる工夫が必要です。バイト経験を含められるような項目は、自己PR以外にもあります。具体的な項目について見ていきましょう。
長所
自己PRと同じような内容ではありますが、「あなたの長所は何ですか?」と質問される場合もあります。少し言葉が違うだけですが、緊張している際に急に質問されると頭が真っ白になってしまうこともあるかもしれません。事前に「長所」として自分をアピールするひとつに、バイト経験を入れておけば慌てることも少ないでしょう。
長所とは、言葉の通り自分の持ち味や他の人と比べて長けている部分をあらわしています。上から目線で応募先企業にアピールするのはよくありませんが、自分を採用することで企業側にメリットがあるように伝えると、あなたの価値が高まるでしょう。
学生時代に力を入れたこと
「学生時代に力を入れたことは何ですか?」という質問項目もよく見受けられます。学業やサークルという回答もできますが、バイト経験をアピール材料として活かすことも可能です。バイト経験についてアピールする場合に注意したいのは、何をどう頑張ったのかという過程を具体的にアピールする事が重要になります。
「バイトを通してどのような目標に向けて、どういう形で努力して何を培ったのかを、より具体的にアピールしたのかが分からなければ、あなたの努力もうまく伝わらないでしょう。大切なのは質問に答えるだけではなく、面接官が質問した内容にわかりやすく答えることです。自分の中でアピールするエピソードをひとつ決めたら、具体的な内容について深堀して書き出してみましょう。
自己PRではバイト経験を自信を持って伝えよう
人によってバイト経験の内容は実に様々ですが、「自分がやってきたバイト経験は大したものではない」という自信のない人も多いです。しかし、それは自分のことだからであって、周りから見ればすごい要素を秘めている場合もあります。
自分がこれまで頑張ってきたことに対して、自信を持ちましょう。それには、まずこれまでの経験をじっくり思い出してみることです。そうすると「あの時は辛かったけどよく頑張ったな」「あんなに嬉しかったことは今までなかった」など、思わぬエピソードが掘り起こされてくるかもしれません。それはあなただからこその経験であり、これからの社会人経験の第一歩として大きな糧となってくれるでしょう。