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人を巻き込む力を自己PRする方法|注意点や例文をご紹介

人を巻き込む力を自己PRに使う人は多い

人を巻き込む力を自己PRの題材として使用する人は多いですが、上手にアピールするためにはさまざまなポイントがあります。仕事はチームでおこなうものですし、周囲に影響を与えながら仕事ができるのは、評価されるポイントです。

人を巻き込む力は、ただアピールすれば評価されるわけではなく、上手に伝えるためにさまざまな工夫をしなければなりません。自己PRは採用メリットを示すものであり、就活でも非常に重要視されている項目です。人を巻き込む力の上手なアピール方法を知り、就活の攻略を目指しましょう。

企業が考える人を巻き込む力とは

人を巻き込む力を上手にアピールするためには、まずはこの能力を企業がどのように捉えているのかを知ることが大切です。学生が考える能力と企業が考える能力は必ずしも一致しているとは限りませんし、認識にずれがあるものは多いです。

間違った認識のままアピールしても評価はされませんし、間違った人物像が伝わってしまい、印象も悪くなります。企業では人を巻き込む力としてどのようなものが求められているのかを知り、共通認識を持って上手にアピールしましょう。

主体的に行動できる

企業が考える人を巻き込む力の要件は、まずは主体的に行動できることが重要視されています。人を巻き込むとき、発信源は自分でなければなりませんし、最初に動き出すのは自分であることが大切です。

周囲の人が始めたことに乗っかり、そこで周囲に影響を与えたとしても、人を巻き込む力があるとは言えません。あくまで自分発信での行動に限ってアピールできることを覚えておきましょう。

人を巻き込む力は能動的な能力ですし、主体性がなく、消極的、受動的と判断されると、そもそも能力のアピールすらできなくなります。自己PRは説得力を持たせてアピールしなければなりませんし、矛盾点があると一気に印象は悪くなります。上手に伝えるためには、主体性をしっかりアピールしなければなりません。

周囲の協力・理解を得ながら物事が達成できる

周囲の協力・理解を得ながら物事が達成できることも、企業が考える人を巻き込む力のひとつです。自分発信で物事を起こせることは大前提として必要ですが、それが周囲に受け入れられなければ意味がありません。

人を巻き込むというのは、単に周囲に影響すればいいわけではなく、周囲が受け入れ、協力が得られることが大切です。直接の協力が得られないとしても、理解はしてもらえることが大切ですし、少なくとも認めれていなければなりません。

突拍子もない行動をして、周囲を驚かせるだけでは人を巻き込んだとは言えませんし、たとえ行動に影響力があったとしても、ただ迷惑をかけているだけです。人を巻き込む力は自分だけではなく、周囲の存在があってこそ成り立つものだということを覚えておきましょう。

ムードメーカーとして良い雰囲気を作れる

人を巻き込むということは、周囲の人と行動を共にすることですが、チームの雰囲気が悪くては意味がありません。たとえ周囲の人に影響を与えていたとしても、従わせているのではまた別の能力になるので注意が必要です。

単にチームを率いるだけではリーダーシップのアピールになりますし、それでは人を巻き込む力をアピールすることはできません。リーダーシップも評価される能力ではありますが、人を巻き込む力としてアピールしている以上、別の能力を伝えてしまうのはNGです。

人を巻き込む力の場合は、チームを統率するのではなく、チーム内にいい影響を与え、活気づけることが求められます。ムードメーカーとしての役割が求められていますので、雰囲気づくりができることを伝えていきましょう。

人を巻き込む力をアピールする際のポイント3つ

人を巻き込む力をアピールする際のポイント3つ

人を巻き込む力をアピールするためには、さまざまなポイントがあります。どのような能力でも上手にアピールできなければ評価の対象にはなりませんし、場合によってはマイナスの評価になる可能性もあるので注意が必要です。

どれだけ高い能力が備わっていても、上手に伝えられなければ、就活を攻略することはできません。自分の能力を上手に伝えることが大切ですので、高評価を獲得するためにも、アピールのポイントを理解しておきましょう。

①自発的に行動したエピソードを伝える

人を巻き込む力をアピールするためには、自発的に行動したエピソードを伝えます。人を巻き込む力では主体性が求めれられていますし、自分から行動を起こしたことをしっかりアピールしなければなりません。

単に自発的な行動をしたと伝えても説得力がありませんので、能力を発揮した具体的なエピソードを踏まえて伝えることが大切です。自己PRはどんな能力をアピールするかはもちろん、それが本当に備わっていると信じてもらえるかどうかも重要なポイントです。

説得力のないアピールでは高評価にはなりませんし、信用してもらえません。きちんと評価してもらうためにも、具体的なエピソードを交えて分かりやすく伝えましょう。

②どのように周囲の人が変わったかを述べる

人を巻き込む力は自分ひとりで発揮できるものではなく、周囲の存在があって初めて発揮できる能力です。そのため自分がどのような行動をしたのかだけではなく、それによって周囲がどのように変わったのかを伝えることも大切です。

自発的に行動を起こしたとしても、それが周囲に影響しなければ意味がありませんし、ただ積極的に行動したという評価しか残りません。人を巻き込む力をアピールするからには、何かしらの影響力がなければなりませんし、自分の行動によって周囲に変化が起きている必要があります。

周囲がどのように変わったのかを伝えることで、より説得力のあるアピールになります。エピソードでは自分が行動した内容を述べるだけではなく、周囲の変化も具体的に伝えておきましょう。

③企業での再現性をアピール

人を巻き込む力が本当に備わっていることをアピールできれば、最後にそれをどのように企業で活かすのかを伝えていきます。人を巻き込む力を仕事でどのように活かすのか、活かすことで企業にどのように貢献できるかを伝えることが大切です。高評価を与えるためにも、自分の能力がいかに役立つかを伝え、採用メリットを感じてもらいましょう。

人を巻き込む力のアピールの例文

私は人を巻き込む力があり、周囲のモチベーションを高めて目標の実現を目指せます。大学時代はサッカー部に所属しており、インターハイ出場を目標にしていました。インターハイに出るためには強豪を2校破らなければならず、チームでは諦めムードが漂っていました。私は最初から諦めるのはおかしいと感じ、必死に練習に取り組み、周囲にも努力するよう促しました。懸命に努力する姿勢を見せるうちに、チームメイトの意識も変わり、練習に熱が入りました。結果、強豪を破って、インターハイ出場の目標を達成出来ました。御社でもまずは自分が頑張る姿勢を見せて周囲の人に認めてもらい、チーム一丸となって御社の業績に貢献したいと思っております。

例文では、人を巻き込む力を使って、周囲のモチベーションを高めて目標の実現を目指せるとアピールされています。単に人を巻き込む力があるとするのではなく、能力を細かく説明することで、より伝わりやすいアピールができています。

能力が備わっていることをエピソードの中から具体的に示せていますし、周囲の変化も伝えられており好印象です。企業でどのように活かして活躍したいのかもアピールできていますし、仕事での再現性も上手に伝えられています。

人を巻き込む力をアピールする際の注意点3つ

人を巻き込む力は上手にアピールすれば高評価を獲得できますが、アピールに失敗すればマイナスの印象を与えてしまうので注意が必要です。自己PRで評価を下げられてしまうと選考でも不利になりますし、注意点をきちんと把握してアピールしなければなりません。

アピールの内容次第で、与えられる印象は大きく変わります。人を巻き込む力のアピールでマイナスの印象を与えないためにも、注意点を正しく理解しておきましょう。

①主体性が感じられないものはNG

人を巻き込む力は、自発的な行動が大前提とされていますので、主体性が感じられないアピールはNGです。他の人が始めたことに乗っかるのは当然NGですし、誰かに言われて行動した、必要に迫られて行動したなどもよくありません。

仮に自分で始めたことであっても、それが他人の影響ややむを得ないものであれば、アピール力は弱くなります。周囲の人や環境に影響されているという印象を与えてしまいますし、アピールに矛盾点が生まれるので注意が必要です。

人を巻き込む力をアピールしているのに、周囲の人から影響を受けていることを伝えてしまうと評価はマイナスになります。周囲からは全く影響されず、自分が発信源であることを明確にして伝えていきましょう。

②自分勝手な印象を与えないように注意

人を巻き込む力をアピールする際、自分勝手な印象を与えないように注意しなければなりません。人を巻き込んだ行動ができていたとしても、周囲のことに配慮できていなければ印象は悪いです。上手にアピールするためには、周囲の人がどのように変化したのか、その過程を具体的に伝えることが大切です。

自分が命令して変わったのであれば当然よくありませんが、自分の行動の結果、周囲が自然と変化したのであれば、巻き込む力があると言えます。変化の仕方によって迷惑をかけたかどうかが分かりますので、ポジティブな変化があったことをアピールしましょう。

③巻き込む意識があったかどうかを明確にする

周囲を巻き込んだエピソードを伝える際には、それを意識的におこなったのかどうかを明確にすることも大切です。意識的に周囲を巻き込んだならリーダーシップが、自分の行動で周囲が自然と変わっていったなら影響力がアピールできます。

どちらも評価されるポイントではありますが、より細かくアピールをするためには、巻き込む意識の有無を明確にすることが大切です。能力を細かく説明できていれば、自己分析ができていることが伝わりますし、これも高評価になるポイントです。

自己PRでは、自分自身について詳細まで正しく知ってもらうことが大切ですので、能力は細部まで目を向けてアピールしていきましょう。

なかなか「人を巻き込む力」での自己PRでいい内容が思い浮かばない人は、自己PRジェネレーターを使って自己分析をしなおしてみるのも1つの方法です。就活の時間を無駄にしないためにも、効率よく進められるようぜひ活用してください。

巻き込み力をアピールして魅力を伝えよう

人を巻き込む力はチームで仕事をする際には役立つ能力ですし、社会人として必要な能力のひとつでもあります。業界、企業を問わずにアピールでき、評価もされやすいため、上手にアピールすれば高評価の獲得も可能です。

しかし、アピールの方法を間違えれば印象は悪くなりますし、適当なアピールにならないよう、伝える内容はしっかり練りこまなければなりません。人を巻き込む力は、自分と関わる周囲の存在があってこそ成立する能力です。

自分が何をしたのかを伝えるだけでは能力は伝わりませんので、周囲がどのように変わったのかも細かく伝えることが大切です。細部までこだわることで、より高評価を得られますので、アピール内容は何度も見直し、人を巻き込む力を上手に伝えていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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