インターン

【秋のインターンに参加するメリット】就活が有利になる方法

9月からの秋インターンに参加しよう!

インターンといえば夏が本番、と思いがちですが秋インターンにも多くのメリットがあります。夏のインターンに参加した学生も、まだ参加したことのない学生も、秋のインターンに参加することで就活を有利にすすめるスキルを身に付けることは可能です。
秋インターンの募集は2~3ヶ月前から始まることが多いので、事前にリサーチしてしっかり準備をし、9月から始まる秋インターンに積極的に参加してみましょう。

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秋インターンをおこなう企業は多い

インターンは、夏におこなわれるものとイメージする人が多いですが、実は秋インターンをおこなう企業もたくさんあります。秋インターンには他にはないメリットもありますし、積極的に参加することで就活を有利に進めることができます。またなぜ企業が秋インターンをおこなうのか、その理由や目的などを知っておくことも大切です。秋インターンにはさまざまな魅力がありますので、その特徴などを知って、理解を深めていきましょう。

企業も優秀な人材を見つけようとしている

企業が秋にインターンをおこなう目的としては、優秀な人材を見つけようとしていることが挙げられます。企業がインターンをおこなう目的として人材発掘は常にありますが、秋インターンはその傾向が顕著です。秋インターンでは就活の解禁も迫っていますし、企業は解禁までに優秀な人材を見つけ、目星を付けておくことで採用活動を有利に進めようと考えています。

就活生が就職活動をするのと同じように、企業でも採用活動をおこなっていますし、より良い人材をスムーズに獲得するためには秋インターンは欠かせないものです。優秀な人材を見つければ、そのまま内定を出す企業も少なからずあります。内定が出ないまでも選考での優遇などをおこなう企業も多いです。

1DAYなど短期のインターンも多い

夏のインターンは夏休みの時期と重なっているため、長期のインターンが多いですが、秋インターンの場合はすでに学校が始まっていることもあります。そのため長期よりは短期のインターンの方が多い傾向にあり、1DAYのインターンがメインとなって実施されています。1DAYの場合は職業体験ではなく、グループワークが主になることが多く、企業研究の意味合いが強いです。

企業としてもまずは自社のことを知ってもらうために、参加しやすい1DAYのインターンを実施していますし、参加することで企業理解を深めることができます。もちろん秋インターンでも中期や長期でインターンを実施する企業もあります。自分が得たいものに合わせて、短期と長期どちらに参加するかを決めていきましょう。

秋インターンに参加するメリットとは

秋は夏冬に比べて倍率が低かったり、インターンから内定に直結する確率が高い場合があったりがあります。また夏の時期にはインターンをおこなわなく、秋にインターンをおこなう企業があったりと時期もさまざまです。忙しくても参加するメリットが大きいインターンですが、ここでは秋のインターンに参加するメリットを3つに分けて紹介していきます。

生の企業情報を得られる

インターンシップに参加することの最大のメリットが、「生の企業情報」を誰よりも早く得られるということです。「生の企業情報」とは、実際に企業で働いている社員のタイムスケジュールや一日の仕事量、働いていくうえでの企業の良い点・悪い点などのことをいいます。企業の沿革やIR情報などHPやパンフレットなどで得られる情報とは違い、これらは実際に社員に会わないと知ることができないものです。文字だけでは得られない情報を聞きだすために参加するというのでも、たいへん有意義な時間を過ごせることでしょう。

ただし、これらの情報は自分から動かなければつかむことは難しいです。そのため、インターンシップに参加できたら、積極的に質問するようにしてください。

夏より倍率が低く選考に通りやすい

夏のインターンは夏休みを利用して参加することができるため応募がとても集中してしまいます。大勢の優秀な学生が応募しており、倍率が高く選考に落ちてしまい参加できない場合も少なくありません。しかし秋インターンの時期になると、夏休みが終わり大学の授業やテストで忙しくなるため、学生の参加率は夏に比べて減少し倍率が下がる傾向にあります。

大手企業も同様で、夏よりも秋のほうが倍率が低く通りやすいため夏のインターンで参加することができなかった学生でも、秋インターンでは参加できる可能性が高いです。時間的に余裕がないというのは他の学生も同じなので、自分で時間を作りチャレンジすることが大切になります。

夏より内定に直結する確率が高い

夏のインターンでは、企業は自社の認知度の向上や学生とつながることが目的であるケースが多いのですが、秋インターンになると選考が目的の企業が増えてきます。そのため夏より内定に直結する可能性が高いといえるのです。夏に優秀な学生を囲う事ができなかった企業は、秋こそは優秀な学生に参加してもらいたいと考えています。そのため秋インターンで企業とマッチングすれば内定に直結する確率が非常に高いです。

冬インターンになると就活解禁の時期が間近に迫っているため、インターンを通して特別採用となる場合もあれば、インターン後にそのまま本選考へすすむ流れになってしまうこともあります。もしも内定直結を狙っているのであれば、秋インターンはかなり狙い目です。企業によっては、秋インターンが最後の内定直結のチャンスになるという可能性も考慮して、積極的に参加していきましょう。

夏の募集がなくても秋にはあるかも

インターンというと夏の時期が一般的ですが、中には秋冬限定で実施する企業もあります。企業によってそれぞれ開催される時期や期間、内容などが大きく違いますので興味のある企業のインターンは事前にリサーチしておきましょう。

また業界によって開催する時期に違いがある場合もあります。例えばIT系の企業だと夏秋冬とそれぞれの時期で同程度のインターンを実施している企業が多いようですが、金融やメーカー、商社系の企業だと、夏よりも秋冬に実施している企業が多いようです。興味を持っている業界が、どの時期に頻繁に開催しているのかも確認しておくとよいでしょう。

サマーインターンと秋インターンの違い

インターンシップは、夏季におこなわれるサマーインターンシップのほかにも、秋インターンシップなどがあります。中にはどちらの時期にもイベントを設けている企業もありますが、それぞれの時期で内容や選考試験の違いはあるのでしょうか。

ここでは、夏のインターンシップと秋のインターンシップの違いについてそれぞれご紹介していきます。それぞれの違いを理解したうえで、自分の参加するべきものを選ぶようにしてください。

サマーインターンの特徴

「サマーインターン」はその名の通り、夏休み期間前後におこなわれるインターンシップのことをいいます。まだ本格的に就職活動が始動していないぶん、企業を知ってもらうための説明会チックな軽い内容のインターンシップが多い一方で、長期休暇を利用して1週間~1か月という長い期間取り組めるものまであります。サマーインターンの実施内容は、短期から長期まで幅広いというのが特徴です。また、早期から行動を起こしている優秀な学生が集まる傾向にあるというのもいえるでしょう。

試験面においては、募集がかけられてから選考開始までの時期が短いというのもあり、テスト・面接ともに「地頭の良さ」が試験の結果を左右するといわれています。もちろん、大学2年生の早い段階から対策を練っておけば、カバーすることはできるでしょう。

秋インターンの特徴

秋季に開催されるインターンは、サマーインターンシップよりも内々定・内定に近づく可能性が高いイベントとなっていることが多いです。夏休みが終わって秋になると、企業側は「優秀な学生を囲い込みたい」という意図のもと動き始めます。日系大手の企業や外資系企業のインターンシップの募集が開始されるのもこの時期です。

試験面については、サマーインターンの時期よりも時間はありますから、しっかり対策を練っておくことができます。夏にインターンシップに参加した人は、その経験を活かして面接に臨むということもできるでしょう。

逆にいえば、時間があるのに対策ができていない人は、落とされる可能性が高くなるということです。インターンシップの対策は就活本番でも活かせますので、早めに動いておくようにしましょう。

こんな学生にオススメ!

「夏は選考に落ちて参加することができなかった」や「夏に参加はしたものの、いまいち自分の成長を感じることができなかった」など、このように考えている学生に秋インターンは大変おすすめです。夏に参加した学生はその反省をもとに参加することで、さらに就活で活かせるスキルアップや情報収集を目指すことができるため、秋インターンではきっと満足の行く自己成長ができるはずです。

夏はまだ興味のある業界や企業が決まらないまま参加していた学生も、志望する業界が決まってから参加することで、より積極的な参加となるため学ぶことも多く、より自分の成長を感じることができます。また、まだ一度も参加したことのない学生は就活解禁となる前に一度参加しておくことで、就活の雰囲気を経験し夏のインターンで成長した就活生からの遅れを取り戻しましょう。

夏のインターンに参加できなかった

学生たちの多くは、実際にインターンや選考を通して自己PRやグループディスカッションのコツを掴み大きく成長していきます。場数を踏んで慣れていく場合もあれば、他の就活生と自分の差を自覚して努力することで成長していく場合もあります。

夏のインターンに参加した学生たちは、そこで刺激を受け大きく成長しています。夏に惜しくも参加できなかった場合は冬まで待つのではなく、少しでも早く秋インターンに参加して良い刺激を得ることをおすすめします。就活解禁となる前に他の学生とのレベルを把握し、自分の強みや弱みを理解し苦手克服に務めることが大切です。

夏のインターンで成長を感じていない

夏のインターンに参加はしたが、思うように成長できず物足りなさを感じている、という学生にも秋インターンはかなりおすすめです。夏は興味のある業界が定まっておらずとりあえず参加していたり、準備不足で参加したため学びが薄かったりなど、何か原因があるのであれば秋インターンに参加してみましょう。

冬のインターンや就活が始まる前に、周囲のレベルを知り様々な刺激を受けることができる秋は、夏の成長不足を取り戻す良い機会となります。反省を活かし目標を持って参加することで他の学生たちに差をつけ、就活本番で力を発揮できるようにしておきましょう。

ウィンターインターンで有利になりたい

夏、秋のほか、冬休み前後の期間に「ウィンターインターンシップ」を開催する企業もあります。この時期までにインターンに参加しておいて、さらにウィンターインターンにも参加すれば、企業の採用担当者にそれだけ「志望度が高い学生」と思わせることが可能です。そのような加点要素を得ているだけでも今後の就職活動を有利に進めることができますから、早めに動くようにしましょう。

また、複数回インターンに参加しておけば、選考の初期段階を免除するなどの特典を付けている企業も少なくありません。そのため、早めに志望企業を見つけていたのであれば、できるだけ早くから多くのイベントに参加するようにすることをおすすめします。

秋インターンの注意点

これまで秋インターンに参加することへのメリットを紹介してきました。しかし参加するにあたり注意しなければならないこともあります。秋インターンは、長期休暇を利用して行われる夏冬とは異なり、学校に通いつつ参加しなくてはなりません。

学生にとって忙しい時期のため秋は学生の参加が少なくなり、狙い目であることは先程メリットとして紹介しましたが、その忙しさの中で自分はやっていけるのか、もしくは興味のある企業は秋インターンを実施しているのかなど、事前に確認しておくべき注意事項がいくつもあります。注意点をきちんと確認し秋インターンを成功させましょう。

業界によっては遅い可能性も

就活は長期に渡るものなので、3年の夏休みまでは悔いが残らないように遊んでおこう、と考えている学生もいます。秋から就活をしようと意気込んだものの、狙っている業界や企業は夏のインターンしか行っておらず、結局は参加どころか選考すら受けられなかったという事態になることもありえます。

夏のインターンがなくても秋のインターンはあるという場合も先程紹介しましたが、企業によって開催時期は様々です。興味のある業界や企業がどのタイミングでどのような内容のインターンを行なうのか、事前にリサーチしておくことが大切になります。

志望する業界・職種は決めておく

夏インターンの内容は業界を紹介するものが多く、学生も参加していく中で業界研究を深め、業界や職種を絞っていく場合が大多数です。まだ志望する業界が決まってはいなくても、インターンへの参加自体が大きく自己成長につながるため良い刺激を得ることができます。

しかし秋のインターンでは、就活が間近に迫っていることもあり学生の多くが志望する業界を決めてから参加する学生が多いです。その企業に興味があり、企業研究を深めるためであったり、内定直結を狙っていたりと参加する学生は意識が高いことが予想されます。周りに圧倒されて出遅れてしまわないために、志望する業界を決めてから参加しましょう。

学業と両立をしなければいけない

夏休みを利用して実施される夏に比べ、秋は大学が始まっているため学業との両立をしなくてはなりません。インターン自体は休日にあったとしても、その選考やインターンの準備もあるため時間的な余裕があまりありません。

授業や単位に余裕がある学生であれば秋インターンにも積極的に参加することをおすすめします。しかし単位がぎりぎりな学生は、就活が本格的に始まってからも学業が忙しい、といったような本末転倒となる事態を避けるため、無理はしないようにしましょう。就活が始まる前に業界研究や企業研究もおこなわなくてはなりません。自分にとって何が大切なのか優先順位をつけて取り組むことが大切です。

インターンは参加する時期も重要

インターンは参加する時期によって目的が異なります。インターンのメインである夏は、業界や企業についての研究を深めることができ、就活解禁の前から動きはじめている意欲的な学生たちと交流することで良い刺激となるでしょう。

次のインターンのメインである冬になると就活解禁が間近に控えているため、夏にインターンを通して成長した学生との差を埋めることができず、結果的に上手く就活をスタートできないケースがあります。そこで秋インターンに参加することで、夏での遅れをきっちり取り戻し、就活に挑むことができるのです。ぜひ秋インターンに参加して、就活に有効なスキルをしっかり身につけましょう。

インターンの目的については、こちらの記事で詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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