自己分析

就活準備はいつから?やるべきことや準備するものをご紹介

就活の準備はいつから始めるべき?

就活は企業の採用活動にあわせて実施していく学生の活動です。まずは企業の活動時期を見ていきましょう。

3月1日   求人、広報活動解禁
6月1日   採用選考開始
10月1日   内定

上記は、日本経団連「採用選考に関する企業の倫理憲章」により定められています。経団連に加盟しない中小企業や外資系企業などはこれに準じず4、5月に採用選考をおこなうケースも多いです。これに対抗する形で、経団連加盟企業も6月の選考を待たずに面談や勉強会という名のプレ選考をおこなうケースも少なくありません。

就活の流れと準備すること

就活はとても長期的な活動で、時間もかかります。準備は段階が幾つかあり、そのひとつひとつを意識して早くから行動することで、周囲よりも大きく前へ進めます。早くから就活に関する情報を集め、しっかりと計画を立てて準備することが大切です。ここからは、就活の流れやその内容についてご紹介していきます。

インターンシップ

インターンシップがよく実施される時期は、夏休みと1月~2月です。従来のインターシップの目的は、就職前に実際に業務を体験することで学生の職業観の醸成を促し、入社後のミスマッチを防ぐという学生目線ものでしたが、近年は企業の採用選考活動の一環としておこなわれることが増えています。つまり、学生の立場から言うと、絶好のアピールの場であるということです。

申し込みの方法は大きく分けて3種類あります。

・大学経由
大学から提携先の企業に学生を派遣する方法です。従来おこなわれていたのはこの形で、単位認定を受けられるなどのメリットもあります。

・大手ナビサイト経由
大手ナビサイトの特設ページでインターンシップの申し込みができます。近年最もポピュラーな方法です。

・自分で探す
企業のHPなどから自分で探して申し込む方法です。手間がかかりますが、企業へ入社意欲を伝えることができます。

自己分析

初対面の面接官に自分を評価してもらうには、まず自分自身のことを理解しておく必要があります。しかし、自分のことは意外と理解できていないものです。また、履歴書やESに自己PRを書くためには自己分析が必須となります。

自己分析には自分史を作成したり、モチベーショングラフを書いたりとさまざまな方法があります。時間を掛けておこなうと深く自己分析をおこなえるため、早めに始めるようにしましょう。

36の質問に答えて自己分析をしよう

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

業界研究

業界研究は入社後のミスマッチを防ぐためにおこないます。子供の頃からのイメージで航空業界にあこがれたり、堅実そうなイメージから金融業界や大手商社を志望する学生は多いです。

しかし、入社後に「思っていたイメージと違った」と離職してしまうケースも少なくありません。自分にあった業界を知るために業界研究は必要ですが、漠然とさまざまな業界について調べていても効率がよくありません。業界研究の方法は下記を参考にしてください。

・気になる企業から広げていく
気になる1を選定して徹底的に調べます。その後、取引先や競合他社を1社ずつ調べることで業界全体が見えてきます。

・関連性の高い業界に広げていく
志望度の高い業界について調べるだけでは、業界全体の中でどのような位置づけなのかが不明瞭なままです。関連性の高い業界を中心に視野を広げていくことで、業界地図を作りましょう。

職種・企業研究

職種や企業について調べることは就活の基本です。ミスマッチを防ぐとともに、志望動機にもつながる重要なポイントです。職種・企業研究の方法は以下を参考にしてください。

・企業のHP
まずは、コーポレートサイトをチェックしましょう。コーポレートサイトは、企業の遠隔や事業内容だけでなく企業理念、社長の言葉、先輩社員からのメッセージなど、企業文化や職種別の仕事内容なども掲載されており、企業研究にはもってこいです。

・競合他社のHP
志望動機を作成する場合、他社との違いを理解する必要があります。競合他社のHPも同様に調べて企業の優位性を整理しましょう。

OB訪問

OB訪問は、実際に企業に勤務している人から生の声を聞くことで、職種、企業、業界研究が一度にできるので大変有意義です。OB訪問の時期は3~4月が一般的で、中には大学主催で大手企業に就職したOBを学内に招待することもあります。

しかし、この時期になると他の就活生とバッティングするほか、決算前後の忙しい時期に希望の企業に勤めている先輩を捕まえるのは困難な場合があります。早めに実施することを検討するといいでしょう。具体的なOB訪問の方法は以下を参照してください。

・大学のキャリアセンターから紹介
大学の先輩の個人情報を入手することは困難ですが、大学のキャリアセンターはOBの進路を把握しているため、先輩の承諾の下紹介してくれることもあります。

・二次的なつながり
自分の知っている先輩が志望先に勤めていればよいのですが、そうでない場合も多いでしょう。そのような場合は先輩の友人や、友人の先輩、高校時代の恩師の教え子など、二次的なつながりを利用してください。必ずしも同じ大学の先輩である必要はありません。

PDCAを回して成功させよう

OB訪問をする場合は、PDCAを回して確実に成長していくことが大切です。PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Act(改善)の略です。PDCAをうまく回すことにより、OB訪問をより有意義なものにできます。

そこで活用したいのが「OB訪問のPDCA~10の鉄則~」になります。OB訪問の相手を決めるところから、準備、当日、お礼、次のアポイントメインとに繋げるまでを詳細に解説しています。OB訪問を考えている就活生は、ぜひ持っておきたい資料です。無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。

ES・試験

ESは、今までしてきた自己分析、業界・企業研究を元に作成します。履歴書とともに企業が最初に接するあなたの第一印象となります。ESの作成は、3月1日の解禁日までに終わらせておくのが理想的です。大学の試験期間が終了する2月は、ESを作成するには忙しい毎日となるでしょう。

試験はSPIに代表される筆記試験、玉手箱などのwebテストなどさまざまな形式でおこなわれます。多くは試験とESなどの書類をあわせて一次評価となりますが、足切りのために試験を活用する企業は合格のボーダーが高いため対策が必要です。

面接

面接はどの企業の採用選考でも実施されます。面接の回数は企業により異なりますが、1次選考、2次選考を経て最終選考となるケースがポピュラーです。 面接官の質問は、手元の履歴書を見ながらおこなわれるのが一般的です。履歴書に書いた内容と面接で答える内容が異なると、マイナスの印象を与えてしまいます。履歴書のコピーを取っておき、面接の前に確認しておきましょう。一般的な面接の流れは以下の通りです。

・自己紹介

・自己PR

・面接官からの質問

・逆質問

就活で準備するもの

就活では、採用担当者によって短い時間で、あなたという人間はどういう人なのか判断されます。そこで、身だしなみや身につける物も気を付けなくてはなりません。人事部の方に見られた際に、だらしない格好や不潔な姿をしていたら、良い印象を与えられません。

また、お手洗いなどの所作にも社会人としてのマナーを見られます。普段持ち歩かない人も、就活ではハンカチを常に持ち歩くなど、気をつける必要があります。普段の生活では必要のなかったものが、就活では必要になってきます。下で紹介する物は、早めに買い揃えることをおすすめします。

男性の場合

男性はネクタイやベルトなど、ワンポイントとなる細かいところにも気をつけて準備しましょう。派手過ぎてもだめですが、余りに地味なものだと暗い印象を与えてしまうかもしれません。お店の人に目的を説明しアドバイスをもらいながら選ぶという方法もあるので、よい印象をもってもらえるようなものを用意しましょう。具体的な必需品には以下のものがあります。

・スーツ
・ワイシャツ
・革靴
・バッグ
・ネクタイ
・ベルト
・靴下
・メモ帳
・ペン
・ハンカチ
・印鑑

女性の場合

女性の方は、髪の長い方やスーツのスカートが短い方もおられると思います。私生活では、皆さんの個性ですから御自由ですが、就活では髪をヘアゴムでまとめたり、ストッキングを履くなどして整った印象を与えるといいでしょう。ここはひとつ用意して、身に付けていると良い印象を持ってもらえます。具体的には以下のものがあります。

・スーツ
・ワイシャツ
・パンプス
・バッグ
・ストッキング
・メモ帳
・ペン
・ハンカチ
・ 印鑑
・ヘアゴム

準備が就活の勝敗を決める

これからの準備が、あなたの就活にとって武器になります。徹底的に自己分析をすることで自分を理解し、徹底的に企業分析をすることで相手を理解し、しっかりと目的をもって情報を集めて準備して行きましょう。身だしなみを整え、気持ちを整理することも大切です。

唯一無二のあなたのことを表現して伝えるためには、しっかりとした下準備が大切です。準備がある人とない人では大きな差が生まれます。準備しているか否かで、勝敗が大きく分かれてきます。良い自分と良い企業に出会えるように、今からしっかりと準備していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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