面接対策

自己紹介の1分間で好感度をUPする方法と注意点【例文あり】

面接の自己紹介は第一印象に影響を及ぼす

面接の自己紹介は、第一印象に影響を及ぼします。なぜなら、面接は入室した瞬間からいろいろな点を見られているからです。そのため、身だしなみのマナーや話し方のマナーは大切です。身だしなみのマナーは、髪型や服装などになります。話し方のマナーは、話すときの表情や話し方、声の大きさになります。

また自己紹介は、自分の経歴を紹介することです。1分程度の長さで、早口にならないように注意して話します。また、ポイントを抑えて面接官がもっと話を聞きたくなるような自己紹介をしましょう。

面接で自己紹介をする意図

面接での自己紹介について詳しく見ていく前に、そもそも自己紹介の意図を知っておくことが大切です。面接は採用活動の一環であり、企業は多くの人件費・時間をかけて面接をおこないます。限られた貴重な時間ですので、そこで求められる内容には必ず深い意図があります。

それを知り、企業側の意図を踏まえた回答を用意することが面接成功の鍵です。逆に、企業側の意図を踏まえない回答をしてしまった場合、どれだけ入念に準備していたとしても、良い印象を与えることは難しいでしょう。それでは面接で自己紹介する意味について見ていきましょう。

自己紹介で人柄を見極めるため

面接の対策をするためには自己紹介では何が求められているのかを知りましょう。面接は履歴書を見ながら行いますので、本人確認の意味でも自己紹介は行われますが、当然それだけの意味ではありません。

自己紹介は自分を紹介する場ですから、その人を知りたいのはもちろんですが、マナー、声の大きさ、言葉づかいなどで人柄を見極めていると言えます。自己紹介だけでも読み取れる情報は多いです。声が小さければ気弱な性格、緊張しやすい性格であることが分かります。

また言葉づかいが綺麗であれば育ちが良いと判断できます。自己紹介についてもマナーがあり、それができているかどうかで企業への志望度なども分かります。就活生が考えている以上に企業は自己紹介から多くのことを読み取っていますので一つ一つ意識しておこなうことが大切です。

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アイスブレーキングをするため

あまり知られていないかも知れませんが、面接で自己紹介する目的の1つは「アイスブレーキング」です。アイスブレーキングとは、初対面の人たちが会った際、緊張をほぐすためにおこなうものです。面接は個人面接にしろ集団面接にしろ、初対面で緊張した状態からスタートします。そのため、最初に自己紹介でアイスブレーキングすることで、少しでも緊張が解けた状態を作ろうとしているのです。

ではなぜ、緊張が解けた状態を作らなければならないのでしょうか。それは、面接官が学生のありのままを知りたいからです。面接で緊張した状態では、つい頭の中で考えすぎてしまい、型どおりの回答や、当たり障りのない回答しかできないケースもあります。また、緊張して話せなくなったり、普段の明るい表情が出せず、固い表情のまま面接が進んでしまうことも考えられるでしょう。

このようなことは、面接を受ける学生だけでなく、面接官にもデメリットとなります。面接官は学生の素の状態を見極めたいのであり、そのためには自己紹介というアイスブレーキングが必要なのです。

自己紹介に必要な項目

自己紹介では、伝えるべき内容を面接官が指定してくる場合もあります。しかし、中には「それでは自己紹介をお願いします」とだけ言われ、学生側が自分で判断して話さなければならないケースもあるでしょう。そんな時に戸惑ってしまい、スムーズに答えられなければ、準備不足が丸わかりとなり、最初から悪印象を与えてしまうことになります。

そうならないためには、自己紹介に必要な項目をあらかじめ押さえて準備しておき、伝える内容を指定されてもされなくても、自信を持って伝えられるようにしておかなければなりません。そこでここからは、自己紹介で伝えるべき必須内容を紹介していきます。

氏名・大学名・学科名

まず最初に、基本情報として自分の氏名・大学名・学科名を伝えていきましょう。最初の印象はとても大事なので、表情と声に気をつけ、明るい印象で伝えられるようにしましょう。ここで声が小さいと、後までずっと小声で面接を続けてしまう可能性もあります。最初は意識して少し大きめに元気よく話し始めると良いでしょう。

自分の氏名・大学名・学科名ですので、間違えてしまう心配は基本的にないと思います。ただし、つい「○大」といった略語を使ってしまうと印象が悪くなってしまうので、学校・学科については正式名称に慣れておくことが必要です。最初の自己紹介は長くなりすぎるのは良くないですが、学科名を伝えた後、簡単に自分の専門分野などを紹介すると興味を持ってもらいやすいでしょう。この場合、専門用語は使わずわかりやすい言葉を使うようにしてください。

頑張ってきたこと

「頑張ってきたこと」は、どの企業でもよく聞かれる質問のひとつです。学生時代にアルバイトや部活、ボランティア活動などから頑張った話を自己紹介で軽く話しましょう。自己紹介で頑張ってきたことの経験があることをアピールするだけで、自己PRでの話の内容も広がります。

面接官は頑張った経験から、就活生がどのようにして成長したのかを聞きたくなります。なぜならその成長過程から、就活生の人材像や会社でどう貢献してくれるかを判断する材料のひとつとなるからです。自己紹介で頑張ってきたことをただ話すのではなく、面接官を誘導するような内容にすると良いでしょう。

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趣味・特技

続いて、趣味・特技を紹介しましょう。面接官が興味を持ってくれた場合、自己紹介の後も掘り下げられる可能性があります。履歴書やエントリーシートで趣味について書いていれば、その内容とブレないよう、端的に伝えていきましょう。この時も、あまりにマニアックな内容・説明はするべきではありません。何をどんなスタンスでやっているのかが伝われば十分です。

中には、面接官に対してあまり経験のないスポーツや読書などを趣味として挙げる学生もいます。しかし、自己紹介の後で具体的に掘り下げられたとき、実際に経験がないものはすぐにばれてしまいます。そうなれば印象は最悪ですので、実際に自分が好きで経験している趣味・特技を伝えるようにしてください。特別な成果などは特に必要ありません。自分という人間を知ってもらうためと思って、構えすぎずに伝えていきましょう。

性格・長所

続いて、自分の性格・長所を伝えます。自分の性格・長所は履歴書やエントリーシートの自己PRなどで書いている内容と一致するようにしましょう。書類を提出する際にはコピーを手元に残しておき、その内容と矛盾しないように準備する必要があります。書類に書かれた内容と違ったことを伝えれば、信用を失いますので注意して下さい。

性格・長所も、自己紹介ですべてを語り尽くす必要は基本的にありません。ここでは「○○が長所です」「○○な性格です」「○○が得意です」と一言で伝えていきましょう。もちろん、後で掘り下げられた際にどう答えていくのかも事前に考えておきましょう。ここで端的にわかりやすく伝えられないと、「自己分析をしていない」と見なされ、一気に評価を落とされますので注意してください。

面接を受けるにあたっての挨拶

自己紹介の最後は、面接を受けるにあたっての挨拶で締めます。特別なことを言う必要はなく、「本日はよろしくお願いいたします」と誠意を持って元気に伝えましょう。面接の冒頭で挨拶をするのは最低限のマナーですし、自分の真剣さや熱意・誠実さをアピールできる貴重なポイントでもあります。

ここでも改めて、表情や声のトーンに気を配りましょう。挨拶は印象に残り易いので、自己紹介で万が一噛んでしまうようなことがあっても、ここで明るく元気に挨拶をすることで十分挽回できます。逆に自己紹介最後の挨拶が暗かったり元気がないと、「何のために来たんだろう?」「やる気あるのかな?」と面接官が悪い印象を持ち易くなります。先述の通り、面接は企業にとってとても大切な機会です。面接の時間をいただけたことへの敬意・感謝の気持ちを持って、元気に挨拶していきましょう。

1分間の自己紹介の例文

面接の自己紹介にはマナーがあり、それが守られているか、また話し方などから人柄が判断されます。そのため無難な自己紹介であっても一定の評価が下されることになります。無難な自己紹介なら大きなマイナスとなることはありませんが、反対にプラスになることもありません。

自己紹介からプラスの評価を勝ち取るには、魅力的な自己紹介をする必要があるのです。魅力的な自己紹介をするためにはコツがあるので、それらを踏まえた上で自己紹介を作成していきましょう。

例文①

○○大学から参りました、○○(名前)と申します。私は実家が鹿児島にあり、家の近くには海が見えていました。そのため小さな頃から素潜りで魚や貝を獲ることに親しんでいました。そのため、今でも水中に2分間潜り続けることもできます。
素潜りだけではなく、日常的に泳ぐことが多かったので体力には自信があります。素潜りや水泳で培った体力を生かして、御社でも粘り強い営業をしたいと考えています。本日はよろしくお願い致します。

魅力的な自己紹介の場合でも基本的なマナーは同じです。大学名と自身の名前を名乗ってから始めましょう。例文では自身の生まれ育った環境を生かした自己紹介がされています。鹿児島出身であるということ、素潜りが得意であることを伝えることで自己紹介にインパクトが生まれています。

また単にインパクトがあるだけではなく、体力があること、そしてそれを営業で生かすとつなげられているのもポイントです。自己紹介で全てを語るのはよくありませんが、志望動機や自己PRに触れておくことは大切です。

自分ならではの情報を盛り込むことで面接官の興味をひくことができ、志望動機や自己PRにもつなげやすくなっていると言えます。

例文②

○○大学から参りました、○○と申します。私は中学からサッカーを始め、大学でも4年間サッカー部に所属していました。サッカー部ではミッドフィルダーというポジションを務めました。ミッドフィルダーはチームのバランスを見てゲームメイクを行うポジションで、最も運動量の多いポジションでもあります。
私はサッカーを通じて培ったコミュニケーション能力や視野の広さを生かして御社でも活躍したいと考えています。本日はよろしくお願いいたします。

自己紹介は1分が基本ですが、企業によっては30秒という短い時間であったり、逆に2分と長くなる場合もあります。指定された時間に合わせて内容も変える必要がありますが、それらのベースとなるのは1分の自己紹介です。1分の自己紹介を作成し、そこから削るか伸ばすかを考えましょう。

自己紹介で絶対に必要なのは最初と最後の挨拶、そして自分を最も象徴するものです。例文ではサッカー部であったこと、それを長く続けていることがそれにあたります。30秒の場合はその他の部分を削り、サッカー部で長く活動していたことを伝えましょう。

逆に2分などの長い場合はサッカー部でのエピソードを詳しく話します。短くなっても長くなっても、絶対に必要な部分だけは削らないようにしましょう。

例文③

○○大学○○学部○○学科、○○と申します。趣味はさまざまな人と関わり、自分の世界を広げていくことです。学生時代はスペインに語学留学し、スペイン語のスキルを磨くとともに、現地に来ていたさまざまな国籍の人たちと上手に関わるためのコミュニケーションスキルを向上させてきました。
御社でもこの能力を接客に活かし、国内外のさまざまな人のニーズを満たせるよう、頑張っていきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。

伝えたいことが絞り込めているので、とてもわかりやすい自己紹介です。この自己紹介では、「さまざまな人と関わることが好き」「コミュニケーション能力が高い」といった好印象を与えることができます。また、接客業での就職を志望しており、接客で活かせるスキルをアピールできているのも良いでしょう。面接官の興味を引きやすい自己紹介と言えます。

例文④

○○大学○○学部○○学科、○○と申します。大学では人間関係における心理学を主に勉強してきました。いろいろな人と関わるのが好きで、学生時代は美術サークル、音楽サークルに所属し、文化祭では実行委員長というポストで文化系サークルのまとめ役も務めました。
御社の企画部の仕事でも、社内のチームや取引先、お客様に対して、自分が何をするのがベストか考え、最大限の貢献ができるよう、頑張っていきたいと思います。本日は面接の機会をいただきありがとうございます。何卒よろしくお願いいたします。

この例文は、「人と関わることが好き」「さまざまな人の中で自分の役割を自覚し、貢献していける」という好印象を与えることのできる内容になっています。学生時代の心理学も、複数のサークルに所属したことも、「人と関わるのが好き」「人に興味がある」という点につながっています。また、文化祭実行委員長を任されていることから、チームから信頼される人であることがうかがえるでしょう。就職後の働き方もアピールできているので、とても好印象です。

自己紹介のNG例文

続いてここからは、NGとなる例文を見ていきます。自己紹介は誰でもできる簡単なものだと思ってしまいがちですが、気を抜いてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまうリスクがあります。自分では良かれと思っていたものの、実は大きな失敗を侵してしまっており、取り返しがつかなくなってしまうケースもあるでしょう。そのような失敗をしないためには、失敗のパターンと、なぜ失敗なのかという理由を押さえておくことが有効です。それでは自己紹介の失敗例を見ていきましょう。

NG例文①

○○大学○○学部から参りました、○○と申します。私は大学時代にテニス部の副キャプテンを務めていた経験があり、チームの皆からとても信頼されていました。テニス部の練習はとてもハードであり、副キャプテンという立場も時に大変でしたが、何とか勤め上げ、チームで県大会上位の成績を手に入れることができました。
また部活だけでなく、もちろん学業にも精一杯取り組み、文武両道に励みました。ゼミでも成績はいつも上位であり、友達からは「なんで部活も勉強もそんなに頑張れるの?」と不思議がられたほどです。本日は何卒よろしくお願いいたします。

この自己紹介の問題点は、ひたすら自分をアピールしてしまっていることです。自己紹介の後、改めて自己PRを求められたり質問されることが多いため、自己紹介で自己PRを進めてしまうと、「自己紹介の目的がわかっていない」と見なされ悪印象です。また、自己PRとして見たとしてしても、自分のアピールポイントが何なのか、全く具体的ではありません。ただ過去の活躍や褒められたことを挙げているだけで、ただの自慢話になっています。仕事でどう活かすのかも説明できておらず、面接の意味を理解できていないように見えます。

NG例文②

○○大学○○学部○○学科から参りました、○○と申します。大学では明治以降の庶民の生活スタイルの変遷について、専門に勉強して参りました。趣味は卓球で、中学時代に始め、高校、大学と続けております。
得意なことは料理で、大学に入って一人暮らしを始めたのをきっかけに料理にはまり、学生時代はたくさんの友人を招いて一緒に食事を楽しむこともありました。長所はまじめなところです。また、人からやれと言われたことは最後まで取り組む性格です。今日はよろしくお願いいたします。

この自己紹介では、伝えるべきポイントを1つ1つ伝えることはできているのですが、それぞれに関連性がなく、印象に残りにくい点がマイナスです。長所がまじめというのも漠然としていてイメージしにくいですし、「人からやれと言われたことは最後まで取り組む性格」は受動的な印象を相手に与えます。特別悪い自己紹介というわけではありませんが、もう少し具体的に自分を伝える工夫が欲しいところです。

NG例文③

○○大学○○学部から参りました、○○です。大学ではクオリアについて専門的に勉強した。クオリアとは、私たちの意識にのぼってくるさまざまな質感のことを言います。例えば、私は今、この部屋の中を涼しいと感じていますが、○○様の感じている「涼しさ」とは異なっている可能性があります。
このクオリアを巡り、クオリアはどのようなメカニズムで私たちに認識されるのか、現実の世界とは何なのか、心とは何なのかという問題に、さまざまな方法でアプローチしてきました。時には英語で書かれた文献を読むこともあり、英語力も鍛えられました。このように、大学では深くものごとを考える力を養って参りました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介というよりも、「大学で何を学んだのか」の説明に終始してしまっています。同じ内容を学んだ人であれば、ほとんど同じ自己紹介ができてしまうでしょう。クオリアという専門用語を使い、さらにそれを説明しようとしており、とても冗長な印象を与えてしまっています。また、自分自身が何を学んだのか、何を得たのかもいまいち語られておらず、この自己紹介から面接官は、本人のことをほとんど知ることができません。自己紹介にせよ自己PRにせよ、伝える目的と伝えるべき内容を明確にし、それに合わせて伝える練習をするべきでしょう。

大学生が知りたいよくある自己紹介の疑問

企業からしてみれば自己紹介は、その人の情報や人柄を知るために必要なものです。しかし就活を行う大学生にとっては自己紹介がなぜ大切なのか、どんなことを伝えればいいのか、など分からないことも多いものです。就活で効果的なアピールをするためには、企業と認識のギャップを埋める必要があります。

企業が求めることを知り、どのような自己紹介がいいのかを考えていきましょう。大学生が知りたいよくある自己紹介の疑問は大きく2つに分けれられます。

Q①自己紹介はどこまで具体的に話す?

自己紹介の内容は企業が指定する時間によっても異なりますが、基本的には大学名、名前→大学で学んでいること→仕事では学んだことを活かしたい→挨拶が理想です。それらの順で行うことでスムーズに自己紹介を行うことができ、簡潔にまとめやすくなります。

自己紹介の理想の形は大学で学んだことを中心に話しますので、極端に言えば趣味や特技は自己紹介には必要ないと言えます。しかし必要ないというのは無理に入れる必要がないというだけで入れたからといってマイナスの評価になることはありません。

他では語ることのできないものを自己紹介で話すのはいいことであり、面接官の興味をひけるなら趣味や特技を伝えてもいいでしょう。ただ無理に入れる必要はありませんので、思いつかないのであれば大学時代に学んだことを中心に伝えましょう。

Q②そもそも何を話せば良いのか?

自己紹介では何を話せばいいのか分からずに困るという人も多いですが、基本的にはどんなことを話しても問題ありません。もちろん自己紹介はあくまで挨拶ですので、そこで自己PRや志望動機の全てを語ってしまうのはNGです。

しかしエントリーシートや履歴書に書いたことと矛盾がないように、話すようにすれば基本的には自由です。エントリーシートや履歴書の内容と矛盾があると信用がなくなってしまいます。また、場合によっては嘘をついていると思われてしまいます。不信感を持たれたままでは伝わるものも伝わりません。基本的には自由な発想で自分を伝えることを心がけ、矛盾が起きないように注意しましょう。

徹底的に準備して相手の興味をひこう!

就活では面接などの選考を受け、それに合格すれば採用が決定します。しかし選考を受けているのは自分だけではありません。ライバルとなる就活生はたくさんいるので、自分の情報を存分に伝えつつも、面接官の印象に残るということが大切です。

面接で印象に残るためには第一印象が重要になります。第一印象は非常に重要なもので、一度決定した印象が大きく変わることはそうそうありません。第一印象は自己紹介でほとんど決定するので、面接を攻略するには自己紹介を綿密に練り上げることが大切なのです。

魅力的な自己紹介をするのは難しいですが、それも事前の準備次第で変わります。徹底的に準備をして相手の興味をひける自己紹介を作成しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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