面接対策

【面接の合否連絡がくる期間の目安】結果が分からない時の対応方法

面接の合否連絡を待つ時間は長く感じるもの

面接の合否連絡がくるまでの期間は企業によってさまざまであり、長く感じる人も多いです。面接が終わって、その場で合否が言い渡される場合もありますが、それは極めて稀なケースであり、基本的には後日企業から結果の通知がきます。合否連絡がくるまでは常に緊張しますし、メールや電話の着信があるたびにドキドキしなければなりません。

緊張のあまり他のことが手につかず、早く連絡がほしいと考える人は多いですが、企業によって連絡のスピードは違っています。連絡が早い場合もあれば遅い場合もありますが、連絡が遅くなってしまうのにはさまざまな理由があります。面接の合否連絡に時間がかかる理由を知り、結果がわかったときの対応方法も知っておきましょう。

合否連絡までの期間について

合否連絡がくる期間は企業によって違っていますが、ある程度は共通している部分もあります。連絡の早い遅いはあるものの、一般的に連絡が多い期間は決まっています。一般的にはどれくらいで連絡がくるのかを知っておけば必要以上に悩むこともありませんし、緊張感を感じる必要もありません。合否連絡を待っている間も就活を進めておくことが大切ですので、一般的にはどれくらいで合否連絡がくるのかを知り、その間にもしっかり就活を進めておきましょう。

1週間以内に連絡する企業が多い

合否連絡がくるまでの期間は企業によって違いますが、面接後1週間を目途に連絡する企業が多いです。営業日で考えれば5営業日内で連絡がくることが多く、月曜に面接をした場合であれば金曜までには連絡がくるケースが多いです。もちろん企業によっては5営業日以上期間が空く場合もありますし、週をまたいでの連絡となる場合もあります。

また1週間以内がメドですので、面接後翌日に連絡がくる場合もあれば、1週間後になるなどさまざまです。1週間はあくまで目安であり、絶対ではありませんし、1週間内でも期間が違う場合もありますので、注意しなければなりません。場合によっては1週間以上かかる場合もありますので、それも覚えておきましょう。

中小企業ほど早い合否連絡が傾向がある

面接の合否連絡は1週間以内であることが多いですが、企業の規模によっても連絡期間が違っていることが多いです。大企業の場合は合否連絡が遅い傾向にありますが、中小企業の場合は、早くて面接後2、3日後という場合もあります。中小企業の場合は応募者が少ないなどの理由で選考が早く進む場合が多く、合否連絡も早い傾向にあるのです。

また中小企業の場合は、大企業よりも先に内定を出し、学生を確保としておきたいと考える場合も多く、全体的に結果の通知は早くなります。大企業から内定が出ればそちらに流れてしまう学生は多いため、大企業よりも先に内定を出し、囲い込みを図る企業は多いです。中小企業であってもすべてが連絡が早いわけではありませんが、全体的に早い傾向にあることを覚えておきましょう。

夕方以降にメールでの連絡が多い

合否連絡はくるまでの期間だけではなく、連絡がくることが多い時間帯もあります。選考はギリギリまで担当間で話し合いが行われているケースが多いので、合否連絡は夕方にメールでおこなわれる傾向が多いです。もちろん午前中に連絡がくる場合もありますし、必ずしも夕方にくるわけではありませんが、傾向としては夕方が多いので着信がないかを小まめにチェックしておきましょう。

また週末であればギリギリまで話し合いが長引き、決定が遅くなれば連絡が翌週にまたがる場合もあります。その場合は午前中に連絡がくるケースも多いので、注意が必要です。夕方といっても時間帯には幅がありますので、合否連絡がまだの場合は、小まめに企業からの連絡を確認しておくことが大切です。

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面接の合否連絡に時間がかかる理由

面接の合否連絡は1週間以内にくる場合が多いですが、必ずしも1週間で結果の通知がくるわけではありません。企業によっては1週間以上時間がかかる場合もありますし、長い場合であれば、2週間以上かかる場合もあります。合否連絡が遅いと結果が気になってそわそわしますが、企業もわざと連絡を遅らせているわけではありません。合否連絡が遅いことには理由がありますので、どんな理由で連絡が遅くなるのかを知っておきましょう。

応募人数が多く採用に迷っている

面接の合否連絡に時間がかかる理由としては、応募人数が多く採用に迷っていることが挙げられます。応募人数があまりにも多いと、合否連絡に時間がかかることがありますので、応募者が多い大企業などは連絡が遅い場合も多いです。また中小企業であっても、応募者が殺到すれば合否連絡は遅くなりますし、中小企業であれば必ずしも連絡が早いとは限りません。

合否連絡は1週間以内でくることが多いですが、応募者が多い場合は1週間かかってもすべての面接が終わっていないこともあります。企業では採用予定人数がありますし、すべての学生を判断してからでないと合否を決めることができない場合もあります。予定していた面接をすべて終えてから合否を決めている場合もありますので、連絡にかなり時間がかかる場合もあることを覚えておきましょう。

採用担当者が忘れてしまっている

面接の合否は担当者間で話し合って決めますが、週末の場合は結果の通知は翌週に持ち越しとなる場合もあります。その場合は休日を挟みますので連絡が遅くなりますが、それだけではなく休み明けの場合、担当者がうっかり忘れてしまっている場合もあります。担当者が忘れてしまっていると合否の結果を聞くことができませんので、いつまで待っても結果の通知はきません。

忘れていたことに気がつき、遅くても連絡がくる場合もありますが、場合によっては忘れたままで放置されてしまう可能性もありますので注意が必要です。仮に合格だったとしても連絡をもらえなければ合格にはなりませんし、連絡がないままに選考自体が終了してしまう可能性もあります。

不合格者への連絡が後回しになっている

合否の連絡がなかなか来ない場合は、不合格であることも少なくありません。企業は合格者から順に連絡し、不合格者は後回しにすることも多いため、あまりにも遅い場合は不合格と判断して、次の企業を探すことも大切です。

新卒の採用は多くの企業が一斉に動くため、企業間での就活生の取り合いが多いです。つまり、早く選考を進めて内定者を獲得しないと、他の企業に取られてしまう恐れがあるため、企業は少しでも早く選考を終わらせたいと考えます。また、企業も選考活動以外にすることは山積みなため、できるだけ効率的に選考を進めたいと考えている部分もあるでしょう。

合格者の日程を決めることが採用活動を効率化する上では最優先事項であるため、やるべきことが落ち着いてから連絡となる不合格者への発表は、遅くなることもあります。

期日になっても合否連絡が来ない時は問い合わせる

面接の合否連絡については、面接終了時に事前に結果の通知期間が企業から知らされている場合もあります。期日になっても合否連絡が来ないときは問い合わせることが大切です。期日になっても連絡がこない場合は担当者が忘れている場合もありますし、そのままにしてしまうと場合によっては不合格になってしまう場合もあります。

合否連絡の問い合わせはメールか電話で問い合わせましょう。連絡は期日がすぎてからすぐの方がいいですが、電話の場合は時間帯に注意が必要です。始業、就業間際の時間は連絡が取りにくいことも多いですし、営業時間外は当然電話はつながりません。電話の場合は営業時間内で、忙しい時間を避けて日中などに連絡するようにしましょう。

メールでの問い合わせ例文

件名:○次選考の合否について

○○株式会社 人事部 ○○様

いつもお世話になっております。○○大学文学部の○○と申します。
先日、○月○日は面接をして頂き、誠にありがとうございます。

表題の件ですが、面接当日に合否の発表期間を聞くことを失念しておりまして、申し訳ございませんが、いつ頃発表になるか教えて頂けると幸いです。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い致します。

署名

メールで問い合わせる際は、まずは面接のお礼を述べましょう。その後本題に入りますが、直接合否を尋ねるのはNGです。直接訪ねると催促しているイメージを与え、印象が悪くなりかねないため、遠回しに連絡がいつ頃になるのか聞きましょう。また、あくまで自分が発表期間を聞き忘れたと、下手に出ることも大切です。

電話での問い合わせ例文

いつもお世話になっております。○○大学文学部の○○と申します。選考結果の件についてお電話致しました。人事部の○○様はいらっしゃいますか?

少々お待ちください。(担当者に取り次いでもらう)

お世話になっております。○○大学文学部の○○でございます。先日は面接のご機会を頂き、誠にありがとうございました。○月○日の○時に二次選考を受けたのですが、その際合否のご連絡をいつ頃頂けるか確認するのを失念しておりました。大変申し訳ございませんが、いつ頃発表になるか、お聞かせ頂くことは可能でしょうか?

電話の場合は、最初から担当者が出るとは限らないため、別の人が出た場合は取り次いでもらいます。その後面接のお礼を伝えた後に、結果についていつ頃教えてもらえるか問い合わせます。

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合否連絡が来た際の対応方法

面接の合否連絡がなかなかこなければやきもきすることも多いですが、いざ結果がくればどのように対応していいかわからない人も多いです。合否連絡はあくまで通知であって、それに対して学生が行動を起こさなければ意味はありません。

不合格の場合は通知されれば自動的に選考が続けられなくなりますが、合格の場合は違います。合否連絡が来て、合格を通知された場合はどのように対応すればいいのかを知って、就活をスムーズに進めていきましょう。

メールでの連絡の場合

面接の合否連絡はメールでくる場合もあり、メールで合格の連絡がきた場合はそれに返信する必要があります。企業から内定の通知がきた場合は、メールの返信で内定を承諾するのか、あるいは辞退するのかを伝えなければなりません。内定を承諾する場合は、面接のお礼、内定をもらったことのお礼を伝え、企業の一員として働きたいこと、就職に向けて一層努力することを伝えます。

内定を承諾すると明確な言葉を使わなくても、企業の仕事に対しての意欲を示せばそれで内定承諾となります。一方で内定を辞退する場合は、内定を辞退すると明確な言葉を使わなければなりません。これまでのお礼と内定辞退の旨、内定辞退の理由を正しく伝え、曖昧な言葉を使わないようにしましょう。

電話での連絡の場合

合否連絡が電話での連絡の場合は、まずはその場でお礼を伝えることが大切です。内定の連絡の場合は、必ずしもその場で答えを出す必要はありません。他の企業と迷っている場合などは保留にしたいと伝えれば、企業は待ってくれます。内定はいつまでも保留できませんので、1週間以内には答えを出すようにしましょう。もちろん答えが決まっている場合は、その場で意志を告げても構いません。

内定を承諾するのであれば、ぜひ働きたいと伝え、辞退する場合であれば辞退する旨とその理由を伝えましょう。内定辞退の場合は理由を詳しく聞かれたり、場合によっては面談を求められる場合もありますが、それには応じるようにし、誠意を持って謝罪の気持ちを伝えましょう。

面接の合否連絡は気長に待とう

面接の合否は企業によってスピードが違いますので、焦らず気長に待つことが大切です。結果を気にしたからといって合否が変わるわけでもありませんし、面接を終えてしまえばただ待つしかありません。合否連絡を待っている間も他の企業への就活は進めることができますし、積極的に就活を進めておくことが大切です。

連絡を待っている企業に採用されるとは限りませんし、不合格になれば他の企業の選考を受けなければなりません。結果待ちの間も就活を進めておくことで不合格になったときの保険にもなりますし、時間を有効に活用することができます。もちろん期日になっても連絡がこない場合は企業に問い合わせる必要があります。期日内であれば気長に待ち、その間も就活を進めておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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