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【児童相談所に就職を希望している就活生は必見】夢を実現させるために必要な資格や仕事内容をご紹介

憧れの職業に就こう!

子どもが好きで、子どもと一緒に働ける職業に憧れている人は多いと思います。可愛い笑顔に囲まれてのお仕事は、とても楽しいものでしょう。昨今の日本では、家庭環境に振り回されたり、人格形成の時期に家庭の事情や学校生活でのトラブルなどでなにかしらの影響を受け、多くの子どもが問題を抱えています。

そんな子どもを救済するための重要な機関である児童相談所は、今や欠かせない存在となっています。興味があるけれど、児童相談所ではどんなお仕事をするのだろうと二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな児童相談所のお仕事の内容や必要な資格などを本記事でご紹介していきます。

児童相談所での仕事内容

児童相談所は、各都道府県に設けられている子どものための専門機関です。しかし、保護者が子どもに関する悩みを相談したり、自分の子どもではないけれど周りにいる大人たちが虐待などを通報することのできる機関でもあります。児童相談所では相談者へアドバイスをしたり、医師による子どもの診察、必要であれば一時保護など、幅広い役目を担っているのです。ここでは、児童相談所での仕事内容や役割をいくつかご紹介したいと思います。

児童福祉司

児童福祉司は、児童相談所には必ずいなければならない重要な役職です。主な仕事としては、子どもの保護や福祉に関する相談援助全般です。この職務は資格を得ただけでできるものではなく、人格や仕事に対する思いなども重要視されます。子どもの他にも保護者や周りの関係者など大人を相手にしなくてはならないことが多いので、対応には気を付けなくてはなりません。

提起された問題を把握して、悩みやトラブルなどを解決していかなくてはなりませんので、コミュケーション能力も必要ですし、問題に際しての理解力も大事になってきます。個人だけではなく、役所や企業とのやり取りも発生するのでかなり難しいですが、やりがいのある仕事といえるでしょう。

心理判定員

児童相談所に来る子どもや相談者の問題を解決するには、問題を理解することと共にその人の気持ちを察することが大事です。心理判定員は通常、大学や大学院などで心理学を専門に学び、心理職として採用された人が任命されます。しかし学問だけができればいいというお仕事ではなく、子どもの心理カウンセラーとしてアドバイスしなくてはならないことも多いので、他の職務の人と連携を取りながら問題を解決していかなくてはなりません。

ですので、心理判定員の仕事はコミュニケーションスキルが高い人の方が合っているでしょう。この職種は人の心理を扱うデリケートなお仕事なので、相談者に対して話し方や振る舞いにも気を付けなくてはなりません。

児童相談所の職員に向いている人の特徴

児童相談所はさまざまな理由で心に傷を負った人と連絡をとる場所であり、他人の人生を大きく左右しうる場所です。児童相談所の業務は乳幼児から18歳までのありとあらゆる問題に対応しながら、増加の一方をたどる虐待相談にも随時対応しなくてはいけない激務です。

ただその分関わった人の人生に明るい兆しが感じられるなど、感動も大きくやりがいのある仕事でもあります。児童相談所の職員には、仕事への情熱、体力、精神力をもっていることがまず求められます。心身ともにタフであり、ストレスを上手に発散できる明るさをもっていることが、児童相談所の職員に向いている人の特徴です。また児童相談所は子どもやその親など対人援助が主な仕事ですから、コミュニケーション能力が高いことも職員に向いている人の特徴です。

相手の目線で会話ができる

心に傷を負った人の中には、自分の思いを素直に伝えられない、伝え方がわからない人もたくさんいます。その相手からの信頼を得るためには、広い視野を常に持ち、客観的に物事を見て、コミュニケーションをとる必要があります。児童相談所では「暴言はだめ」という自分の感覚を押し付けるのではなく、「どんなバックグラウンドから彼はそんな発言をしたのか」ということをくみ取ることで、はじめて相手との距離を縮められます。

自分が持ち合わせていない感覚を理解することは難しいことですが、「自分が同じ立場だったらどうするか」ということを常に想像できる人に、傷ついた心を勇気を出して開こうと思う人は多いです。「聴く力」と「想像力」があるコミュニケーション能力が高い人は、児童相談所の職員に向いていると言えるでしょう。

思いやりがある

児童相談所には、児童を家族から引きはがして一時保護するような業務もあります。子どもの生涯を左右するような、非常にデリケートな問題に対して、瞬時に的確な判断をするためには、日ごろから観察力や洞察力、またいろんな人の立場を理解する思いやりの心が必要不可欠です。児童相談所の職員には規律を守りながらも、被害者に寄り添う深い愛情が求められます。

また、職場内のチームワークをよくすることも重要です。忙しい時ほど、お互いに声をかけあい、フォローしあう心のゆとりをもつ必要があります。常に自分と関わった人がどうしたら笑顔になれるかということを考えて行動できる思いやりのある人は、児童相談所の職員に向いていると言えるでしょう。

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就職に必要な資格

児童相談所に就職するにあたって、必要な資格があります。児童福祉司にしても心理判定員にしてもまずは公務員試験に合格する必要がありますが、仕事の内容によってそれぞれ必要な資格があり、それを取得しなくてはならないのです。児童相談所に関連するお仕事には、どんな資格が必要になってくるのでしょうか。次に関係する資格をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

児童福祉士資格

児童福祉司の資格を取得するにはまず、地方公共団体の公務員というのが前提になります。大学や大学院で、心理学・教育学・社会学などを専攻し、優秀な成績での卒業が望まれます。そして卒業後は、厚生労働省の定める福祉施設などで1年以上の実務経験を得なくてはなりません。

それから児童福祉司としての任用資格を得られるようになります。任用資格というのは、公務員になったうえで、児童相談所などに配属になって働き始めてから効力を発揮し、そこでやっと児童福祉司と名乗ることができるものです。この児童福祉司の資格を取るには相当の努力が必要になると思われますが、まずはこの苦労を乗り越えれば就職先の選択も広がるものと思われます。

精神保健福祉士

精神保健福祉士は、「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」の国家資格です。保健福祉系の大学や養成校などを卒業して、年に1度ある精神保健福祉士国家試験に合格しなくてはなりません。児童福祉司と違い、短大卒や高卒でも1~2年の実務経験後に養成校で受講すれば、受験資格を得る事が可能です。

ですので、30~40代で児童相談所への就職を諦めてしまっている人も、頑張れば憧れの仕事に就くことができる可能性があります。少子化とは裏腹に、児童虐待などのネグレクト問題が増えているので、精神保健福祉士の仕事はニーズが高まっているようです。この資格を取っておけば、児童相談所以外の福祉施設での就職も有利になるでしょう。

社会福祉士

社会福祉士も、精神保健福祉士と同様に国家資格です。大卒ではなくとも、短大卒で1~2年の実務経験を経れば受験資格を得ることが可能になります。福祉関係では人気の資格ですが、企業側が優秀な人材を求めることが多いため、国家資格を取得したからといっても思い通りの就職先に就くのは難しいようです。

しかし、福祉施設で働こうと思っている人にとっては、この資格を取っておいた方がなにかと便利でしょう。社会福祉士の仕事は、児童福祉全般のお仕事に関わってくる重要なポジションです。児童相談所に勤めるにしても、児童福祉ソーシャルワーカーとして専門的な知識を蓄えることを必要とし、現場での経験が必要になってくるでしょう。

保育士資格でもOK

児童相談所では、保育士資格を持っているからこそできる仕事があります。児童相談所は基本的に、悪環境に置かれている子どものための機関です。保育士の資格を持っていて、子どもの扱いにも慣れている人材は、必要不可欠になります。

児童相談所内の保育士は、子どものケアが重要な役割になってくるので、医師や児童福祉司などとコンタクトを取り、コミュニケーションを取って問題を解決しなくてはなりません。保育士として学んできた知識や培ってきた経験を活かして、子どもの状況を把握することが大事です。保育士として学んできた、子どもの保育に関してのスキルを存分に使えるのが保育士の強みなので、重宝されるでしょう。

公務員試験への合格も必須

児童相談所へ就職するには、まず公務員試験に合格する事が必須条件になります。通常は一次試験と二次試験があり、自治体によってはまれに三次試験が実施されるところもあります。福祉職の試験は面接を通過するのも難しく、かなり難関だと言わざるを得ないでしょう。

それにも増して安定した職業とされている公務員の受験生の数は、不安定な情勢の中増加しています。地域によっても倍率はかなり違ってくるので、試験を受ける際は自分が受ける地域の情報を先に調べておく方が良いでしょう。児童相談所のお仕事に就くには、それなりの覚悟が必要になります。

給料の相場はどのくらい?

児童相談所の仕事はとても大変なものです。そんな児童相談所の職員の年収の相場はいくらなのか気になります。児童相談所の職員となると地方公務員ですので、収入面では安定しているといえます。年収平均280~350万円が相場です。しかし、自治体によってかなり差がありますので、全員の給料が一概にこれに近い金額とは言い切れません。生活できるくらいの給料かどうか、自分が受ける地域の公務員の平均収入額をあらかじめ調べておいた方が良いでしょう。

児童相談所への就職方法

まずは地方公務員の試験という試練が待っていますが、気になるのは児童相談所への就職方法です。一つだけではなくて複数の希望就職先を候補に挙げ、比較して自分に合った施設を選びましょう。児童相談所は、人との繋がりが大事になってきますし、高レベルの人を求めるところも多いようなので、普段から自分の行いや考え方を正していくように心がけましょう。

学内にきている求人や直接施設に電話

教職に関係する学科がある大学にきている求人には、子どもに関係する施設からのものがよくきます。それは、子どもを相手にすることを前提に勉強している教職学科の人材を求めるためだと思われます。人に何かを教えるスキルがあったり、子どもに関して知識があるのは先方にとって必要な人材要素なのです。

教員免許を取得して、実習などでたくさんの子どもと実際に接する機会があればそれはかなりの強みになるでしょう。まずは教員免許を取得し、その後更に福祉関係の資格を取るという方法もあります。これから児童相談所に就職したいと思っている人は、その辺も踏まえて進路を決めるのも良いでしょう。

面接では人間性が重視される

児童相談所のお仕事で忘れてはいけないのは、人とのコミュニケーションが大事だということです。子どもの心は繊細で、なにげない一言が傷ついている子の心を更に陥れてしまう可能性もあります。施設の面接では、スキルよりも人として信頼できるかという人間性や、仕事に対する覚悟が重視されます。

誠実に対応しなければ子どもは大人の嘘を見破ってしまい、心を開きません。泣く泣く子どもを悪環境に置かなければならない家族に対しても、真摯な態度で臨まなければ信頼されません。児童相談所の仕事はハードワークですので体調面の自己管理も大切です。それを甘んじて受け止め、仕事に従事しようという心構えを持っている人材が望まれるでしょう。

就職倍率は施設によって異なる

就職試験を受ける際、就職倍率が気になります。福祉職の試験の倍率は、各自治体によってもまちまちですがかなり高いです。求人に対して何十倍もの倍率になり、狭き門だといっても過言ではありません。児童相談所の職員の場合は、お仕事は大変ですが、地方公務員で収入が安定しているので就職倍率が高いです。

それに比べて、現在介護施設などでは人手不足といわれています。各施設によって、或いは地域によっても就職倍率は異なります。現在、希望する就職先があるのでしたら、そこの就職状況がどうなのかを調べてから決定すると良いでしょう。

児童相談所の関連施設

前の見出しまでで、児童相談所のことについては詳しく触れました。しかしながら「子供が好きで、子どもと一緒に働ける職業に憧れている」というのであれば、児童相談所以外にも選択肢はあります。そのため、どうしても進みたいというのであれば、関連する事業と比較しながら「何故」の部分を詳しく突き詰めていく必要があるでしょう。そこでここでは、児童相談所に関連する施設を3つご紹介いたします。民間企業でいうところの「業界研究」や「企業研究」をするようなつもりで参考にしてみてください。

児童家庭支援センター

児童相談所の関連施設として1つ目にご紹介するのが、児童家庭支援センターです。
子どもと家庭に関する地域相談機関である児童家庭支援センターは、1997年の児童福祉法改正により制度化されたことによって立ち上げられた施設です。2017年8月1日現在では全国120か所、児童相談所を補完するものとして設置されています。

施設で提供されるサービスの内容としては、「児童虐待の発生防止」や「親子関係の再構築支援」をはじめ、「里親・ファミリーホームの支援」、「乳幼児健診、家庭訪問などへの職員派遣」、「教員研修への講師派遣」などを挙げることができます。公的な機関であることから、相談にかかる利用料は無料となっています。

児童福祉施設

児童相談所の関連施設として2つ目にご紹介するのが、「児童福祉施設」です。
児童福祉施設とは、児童福祉法などの法令に基づき、児童福祉に関する事業をおこなっている施設の総称をいいます。国や地方公共団体のほか、社会福祉法人が設置することも可能です。「児童福祉施設」と呼ばれるものとしては以下のものが挙げられます。

・助産施設
・乳児院
・母子生活支援施設
・保育所・幼保連携型認定こども園
・児童厚生施設
・児童養護施設
・知的障害児施設
・知的障害児通園施設
・盲ろうあ児施設
・肢体不自由児施設
・重症心身障害児施設
・児童発達支援センター
・児童心理治療施設
・児童自立支援施設
・児童家庭支援センター

このように多数の施設がありますので、児童相談所への就職を希望するのであれば、これらとの違いなども理解しておくようにしましょう。

保健所・市町村保健センタ-

児童相談所の関連施設として3つ目に挙げられるのが、「保健所・市町村保健センター」です。これらの施設で勤める保健師は、「母子健康手帳を交付するとき」、「新生児訪問の際」、「乳幼児健康診断等母子保健事業の場」など、出産前の段階から子育て中の機関までさまざまなタイミングで親子に向き合う機会が多くなります。

そのため、児童虐待のリスクの高い家庭などの早期発見にも一役買うことができ、指導相談所との連携によって、子どもにまつわる悲劇を未然に食い止めることが可能になるのです。とは言っても、保健所は子どもに関することだけでなく、「インフラ衛生」、「店舗の営業許可」、「医療監査」など幅広い業務内容がありますので、ここでご紹介した3つの中では関連性が最も薄いといえるのかもしれません。

子どもの成長に直接関われる「児童相談所」

児童相談所にくる子ども達は、何かしら問題を抱えています。親の虐待やいじめによって心を閉ざす子。家庭の経済的な問題によって貧困にあえぐ子。問題にも色々なパターンがあり、同じ悩みは一つもありません。何に関しても無表情だった子が、児童相談所の人が関わることによって笑顔を見せるようになる。

人格を育てなくてはならない時期に不遇な状況にあい、自虐的又は反抗的になって問題を起こしてしまう子が、生活環境が整い、徐々に我を取り戻していく。児童相談所のお仕事は、そんな風に子どもたちの成長に直接関わることができるのです。とても大変ですが、やりがいのあるお仕事です。ぜひ、子どもの笑顔を増やしてあげてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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