身だしなみ

【黒タイツが面接時にNGな理由】ストッキングの選び方も紹介

黒いタイツが面接のときにNGな理由

みなさんは就職試験の服装悩んだことはないでしょうか。スーツだけでなく、靴下やストッキングなどの細かい部分まで気をつかい、悩む人は多いです。

スーツの色が黒または紺が多いので、黒のタイツが合うように思ってしまいますがそこに落とし穴があります。黒タイツが面接の時になぜNGなのかを知っておくと、面接時の服装を決める際に迷うことがなくなります。さまざまな方向からスーツの下に履くものについて解説しますので、最後までしっかりとご覧ください。

暗い印象になる

足元まで黒を選ぶと、リクルートスーツの場合全身黒になってしまい、暗い印象になってしまいます。新卒での就職活動では特に、企業側は元気で明るい社員を望んでいます。初めから仕事ができるとか、バリバリ契約をとってくれるとは会社は思っていません。まずはしっかり上司、先輩や取引先と挨拶ができ、お客さまとの接客時に爽やかな印象を与える新人が望まれます。

相手に少しでも好印象を持ってもらいたいのならば、黒という暗い色はやはり避けるべきです。面接時は明るく爽やかな、フレッシュな印象を相手に与えることを心がけましょう。

実際に新卒者対象の面接試験や企業訪問、インターンでさえ黒タイツを履いている人はほとんどいないです。

「スーツに黒タイツ」はお悔やみをイメージさせる

採用担当者が30代ぐらいの若い人ならば、黒タイツでも気にしない人はいます。ですが、人事部長や役員などの年を重ねてきている方達は、黒のタイツを以上に嫌う人が多いです。それは喪服を連想させて暗いイメージを持たれてしまうからです。

人の第一印象は出会った瞬間の3秒が勝負で、そこで印象の7割決まると言われます。髪型や表情、服装や全体の色が注目されるため、黒のタイツだと面接開始3秒で暗い印象になってしまいます。

採用面接というのは自分をしっかり売り込まなければならないので、黒タイツのような少しでもイメージダウンの可能性があるのなら、しっかりと対策する必要があります。少しでも周りより自分を良く見せたいという小さな積み重ねが、しっかりといい結果に繋がります。

細かい部分まで自分で考えて選択することが大切

就活のストッキングという身だしなみの細かい部分を解説していきます。就活の身だしなみにおいて、悩む人は多いですが大切なのは自分自身が納得できているかどうかです。

企業や面接官によって視点はさまざまで、すべてに共通する就活の「正解」は存在しません。だからこそ、自分の魅力を演出するために自分自身で選択することが重要なのです。内容は参考にしつつも、自分で考えて選択していきましょう。

ナチュラルな印象のストッキングがオススメ

なぜ黒のタイツがダメなのかを解説したところで、実際の面接試験は何を履いていけばいいのかを説明していきます。黒のタイツが相手に暗いイメージを与えてしまい、マイナスなイメージを持たれてしまうので、ナチュラルな色のストッキングがおすすめです。

採用担当者や面接官がどういう服装だと好印象を持つのかを考えれば、何を履けばいいのかわかるはずです。重ねてになりますが、新卒の面接では特に爽やかで明るい印象を相手に与えることが大事になります。パンツスーツでも一瞬だけ見える黒のタイツは、意外と相手に見られてますので、ナチュラルなストッキングが必須です。

タイツとストッキングの違い

あまり知られていないタイツとストッキングの違いについて簡単に説明します。タイツとストッキングの大きな違いは使っている糸の太さなんです。糸の太さの単位にデニールというものがあり、一般的にタイツは30デニール以上、ストッキングはそれ30デニール未満のものが該当します。

真っ黒に見えるタイツはだいたい100デニール以上のもので厚手のタイツです。糸が太いので生地に厚みがあり、足が透けない点が特徴になります。反対に25デニールほどのストッキングは生地が薄く、素肌が透けて見えてしまいます。ストッキングやタイツを買う時に商品が入っている袋の裏に必ず書いてあるはずなので、しっかり確認して買うように心がけてみてください。

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ストッキングに関する面接時の対策

採用試験の日が迫り、着々と準備していても試験当日は色々なトラブルがあります。採用試験というのは決められたその日が勝負なので、トラブルに対して柔軟に対応できる備えが重要です。「備えあれば憂いなし」ということわざにもありますが、事前の対策をしっかり復習、準備していれば困ることはありません。

伝線した代え用に予備を用意しておく

ストッキングに伝線はつきものです。よく採用試験や企業訪問、会社説明会などで伝線したままの学生も見かけます。しかし企業側はそういう細かいところまで、よく見ている人もいます。少しでもマイナスなイメージを持たれないためにも、予備のストッキングは最低1つは用意しておきましょう。

ストッキングは30デニール未満ということで、予備のストッキングを持っていない時などにも伝線することがあります。そういう時にお店まで買いに行くということはできないので、応急処置ですが透明のマニキュアを塗ります。以外に伝線した箇所がわかりずらくなるのと、接近して見ないとわからないほどまで消えるのでおすすめです。

透明のマニキュアですが、ストッキングの色によっては消えないものもあるので、注意が必要です。

寒さはパンツスーツでカバー

冬の採用試験の場合は寒さでスカートは辛いかもしれません。タイツを履いて行きたい気持ちはわかりますが、黒タイツのデメリットを考えるとやはりストッキングを履いて行って欲しいです。どうしても我慢できない場合は、少し黒く見えますが二重にストッキングを履くことをおすすめします。ですがブーツを履くのはNGです。

その他の対策としてはスカートではなく、パンツスーツにすることをおすすめします。スカートの受験者が多いのは確かですが、寒さで体調が悪くなってしまい面接でうまくアピールできないことの方が痛手になります。自分の体調と相談しながら、それでもやむを得ない場合は、パンツスーツの下に黒のタイツを履くというのも考えてみてください。

パンツスーツの際もベージュのストッキングを着用

パンツスーツのときは、足元がほとんど見えないので、暖かさを確保するために黒タイツでもいいのではないか、と思うかもしれません。しかし、パンツスーツの際も、ベージュのストッキングを着用するのが基本です。

なぜなら、ビジネスの場ではストッキングを着用することが基本的なマナーとなるからです。特に面接の場では、しっかり全身が見られているので、パンプスからのぞく足がストッキングではなく黒タイツだと「マナーを知らないのだな」という印象になります。

それでも寒いこともあるかと思いますので、そのときには足元には響かないパンツ型のスパッツを履いて腰回りをあたたかくしたり、足用の貼るカイロ等を用意するのがおすすめです。

ショート丈などセパレートストッキングがおすすめ

パンツスーツのときは、足全体を包むタイプのストッキングではなく、膝から下等のセパレートタイプのストッキングがおすすめです。なぜなら、パンツスーツはそれ自体で足全体を包んでいるため、夏は蒸れてしまいますし、冬は冬で静電気でパンツスーツとストッキングがくっついて、パンツスーツが足にまとわりついて邪魔になってしまったりすることがあるからです。

そのため、パンツスーツのときは、セパレートタイプのストッキングの方が快適な場合が多いです。セパレートタイプも、膝から下まで全部あるものや、足首までのもの等、色々なタイプや丈のものが出ていますので、自分にとって快適なものが見つかるよう、色々試してみるとよいです。

伝線予防にかかとの保湿をする

ストッキングで伝線しないための対策としては、かかとの保湿なども大切です。伝線してしまう理由はさまざまありますが、かかとが乾燥していてがさがさだと引っかかりができてしまい、伝線してしまうことも多いです。しっかりと保湿をしておくことで伝線しづらくなりますので、日頃からケアを欠かさないようにしましょう。

身だしなみとしてはかかとまで見られることはありませんが、細部まできちんとケアをしておくのは大切なことです。ストッキングは消耗品ですのでこまめに買い換える必要がありますが、大事に使うに越したことはありませんし、何より就活中はお金がかかります。無駄な出費を抑えるためにもかかとのケアなど細部まで対策をおこない、ストッキングも長持ちさせるようにしましょう。

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面接時のストッキングは機能に応じた選び方もある

面接の時に着用するストッキングは、セパレート等の形状の他に、「機能に応じて選ぶ」という方法もあります。ストッキングと一口に言っても、様々な機能をもったものがあるのです。

例えば、温感を感じるものや、冷感を感じるもの、引き締め効果のあるもの、美脚に見えるもの、素足のように見えるもの、などさまざまです。今回はその中から、「美脚に見えるストッキング」と、「夏におすすめのストッキング」について詳しく記載します。

美脚に見えるストッキング

まず1つ目は、美脚に見えるストッキングです。美脚に見えるストッキングには、ほっそりと引き締まってみえるような機能が備えられている場合が多いです。中でもその効果が高いのが、着圧タイプのストッキングです。

着圧タイプのストッキングは、足全体を引き締めて、むくみを軽減してくれます。さらには、ヒップアップをしてくれるような強力なサポートのものもでています。他にも、シャドウ編みといって、足の輪郭にグラデーションがかかるようにすることで、影の効果を使って、足のシルエットを美しくみせる工夫のされているストッキングもあります。

「着圧のような、足が締め付けられるストッキングはあまり好きではない!」という方は、このようなタイプのストッキングを検討してみるのもよいかもしれません。

夏におすすめのストッキング

夏はただでさえ暑いですので、できればストッキングは履きたくないものです。しかし、前述したとおり面接の場ではストッキングを履くことが必須になるため、少しでも快適に過ごすためにも、夏に向いているストッキングを選ぶのがよいです。

例えば、むれやすいパンティ部や足元がメッシュになっており、通気性がよくなっているものです。このような加工がしてあると、暑い夏でも快適に過ごせます。他にも、UV対策や消臭加工が施されているものもありますので、自分の悩みに合わせて選ぶとよいでしょう。

また、パンティ部のないセパレートタイプのものをえらぶのも、涼しくすごす方法の一つです。ただし、スカートの場合、切り替えの部分が見えてしまうようなことがあるとマナー違反となりますので、注意して下さい。

面接では黒タイツではなくベージュ系の無地のストッキングを着用しよう

本記事ではスカートの下に何を履けばいいのか説明していきました。やはり採用面接というのは人生の岐路なので、今回のタイツのような細かいことでも妥協せずに準備をして欲しいです。復習になりますが黒のタイツは相手に暗いイメージを付けるため、できることなら履かずにはベージュ系のストッキングを着用してみてください。

そして面接当日のトラブル対策にストッキングは二つ購入しましょう。これらを忘れずに用意して、面接試験に挑んでください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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