企業研究

興銀リースの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

興銀リースにおける最近の平均年収推移

興銀リース株式会社は東京都港区に本社を置くファイナンスリースなどを手掛ける企業です。昭和44年、日本興業銀行(現みずほ銀行)を中心に大手企業、生命保険企業など16社の出資よってパシフィック・リースが設立されました。その後、建設機械、船舶、航空機、鉄道車両、自動車など取り扱ってきました。平成20年以降、中国、インドネシア、タイに子会社や現地法人を設立しています。こんな興銀リースの初任給や年収などを企業が公開している情報を元に調べてみました。

興銀リースとは

正式名称:興銀リース株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目2番6号
従業員数:594人
平均年齢:42歳
平均勤続年数:15年9ヶ月年
//www.ibjl.co.jp/ja/index.html
※有価証券報告書を参照

興銀リースは顧客が選定した物件を売主から購入してリースとして顧客に賃貸するファイナンスリースなどを手掛けています。営業資産うち全体の2割を商流ファイナンスが占めます。その他、産業・工作機械、情報通信機器、不動産、輸送用機器、土木建設機械、商業機器、航空機、船舶、医療機器などがあります。今後はヘルスケア、保育施設、ホテル、海外不増産などの新規事業に参入する予定です。

近年の平均年収推移

興銀リースの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 782.0万円
平成27年 790.0万円
平成26年 786.0万円
平成25年 754.0万円
平成24年 738.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

興銀リースの平均年収は700万円後半です。平成20年に発生したリーマンショックの影響を受けた多くの企業の年収は大幅な減額となりました。興銀リースはリーマンショックの影響が3年後に約18万円の減額となって現れました。以降、年収は増加傾向を辿っているため、影響は少なかったことが分かります。

リースしている企業は、不況の時期でも契約期間中であれば継続します。契約満期や更新を迎える時期に景気が回復傾向であれば、継続する可能性は高くなります。また、不況や業績不振により購入からリースに切り替えるケースも少なくはありません。リース業は不況に伴う急激な売上げの落ち込みは少ないと言えます。

また、市場が不況になった場合、遅れて影響が現れるため、状況判断や対策検討の時間が得られるメリットがあります。

興銀リースにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 461.1万円 27.8万円 127.7万円
25~29歳 618.0万円 37.2万円 171.2万円
30~34歳 727.9万円 43.9万円 201.6万円
35~39歳 810.5万円 48.8万円 224.5万円
40~44歳 867.8万円 52.3万円 240.4万円
45~49歳 964.2万円 58.1万円 267.1万円
50~54歳 976.9万円 58.9万円 270.6万円
55~59歳 937.4万円 56.5万円 259.6万円
60~64歳 676.1万円 40.7万円 187.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

興銀リースの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 27.8万円 127.7万円 461.1万円
23歳 29.7万円 136.4万円 492.5万円
24歳 31.6万円 145.1万円 523.9万円
25歳 33.5万円 153.8万円 555.3万円
26歳 35.3万円 162.5万円 586.7万円
27歳 37.2万円 171.2万円 618.0万円
28歳 38.6万円 177.3万円 640.0万円
29歳 39.9万円 183.3万円 662.0万円
30歳 41.2万円 189.4万円 683.9万円
31歳 42.5万円 195.5万円 705.9万円
32歳 43.9万円 201.6万円 727.9万円
33歳 44.9万円 206.2万円 744.4万円
34歳 45.8万円 210.8万円 760.9万円
35歳 46.8万円 215.3万円 777.5万円
36歳 47.8万円 219.9万円 794.0万円
37歳 48.8万円 224.5万円 810.5万円
38歳 49.5万円 227.7万円 822.0万円
39歳 50.2万円 230.8万円 833.4万円
40歳 50.9万円 234.0万円 844.9万円
41歳 51.6万円 237.2万円 856.4万円
42歳 52.3万円 240.4万円 867.8万円
43歳 53.5万円 245.7万円 887.1万円
44歳 54.6万円 251.0万円 906.4万円
45歳 55.8万円 256.4万円 925.7万円
46歳 56.9万円 261.7万円 945.0万円
47歳 58.1万円 267.1万円 964.2万円
48歳 58.3万円 267.8万円 966.8万円
49歳 58.4万円 268.5万円 969.3万円
50歳 58.6万円 269.2万円 971.8万円
51歳 58.7万円 269.9万円 974.4万円
52歳 58.9万円 270.6万円 976.9万円
53歳 58.4万円 268.4万円 969.0万円
54歳 57.9万円 266.2万円 961.1万円
55歳 57.4万円 264.0万円 953.2万円
56歳 57.0万円 261.8万円 945.3万円
57歳 56.5万円 259.6万円 937.4万円
58歳 53.3万円 245.2万円 885.2万円
59歳 50.2万円 230.7万円 832.9万円
60歳 47.0万円 216.2万円 780.6万円
61歳 43.9万円 201.7万円 728.3万円
62歳 40.7万円 187.2万円 676.1万円
63歳 32.6万円 149.8万円 540.9万円
64歳 24.4万円 112.3万円 405.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

興銀リースの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,372.6万円
課長 1,073.6万円
係長 817.5万円
20~24歳の一般社員 461.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

興銀リースの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21万円

※リクナビ2018より参照しています。

興銀リースの初任給は一般企業の平均的な金額です。大卒以上は同一賃金です。上記は総合職の初任給で、地域限定総合職が205,000円、一般職が180,000円です。

入社後は導入研修、OJTを経て10月に実務研修があります。その他、階層毎に研修が組まれています。通信教育は入社5年目までは修了者への費用は会社が負担します。

リース・クレジット業界における年収の傾向と生涯賃金

リース・クレジット業界とは

リース業界はリーマンショック以降、横ばいが続いていましたが、平成24年から増加傾向です。主な要因には震災復興による建設機械やトラックなどの需要が増加したことがあります。また、日本経済が景気回復を取り戻してきたことで産業機械、太陽光発電、不動産、航空機などの需要が高まっています。今後、東京オリンピックのインフラ整備に向けた需要も見込むことができます。

リース・クレジット業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 興銀リース
リース・クレジット業界
20~24歳 461.1万円 376.2万円
25~29歳 618.0万円 496.1万円
30~34歳 727.9万円 610.6万円
35~39歳 810.5万円 693.2万円
40~44歳 867.8万円 740.7万円
45~49歳 964.2万円 837.2万円
50~54歳 976.9万円 841.1万円
55~59歳 937.4万円 761.0万円
60~64歳 676.1万円 556.9万円
生涯賃金 3.52億円 2.96億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

興銀リースはリース・クレジット業界の平均年収と比較すると全体で上回っています。20代後半で既に100万円以上の差額があり、年齢と共に平均年収との差額は広がっています。50代後半では差額が180万円近くになる予測です。年収は増加傾向にあるため、今後、更に広がることが考えられます。

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まとめ

ここまで興銀リースについて調査してきました。銀行を中心とした大企業が出資していることもあり、企業の安定性を感じます。年収は高額で上昇を辿っています。年収推移ではリーマンショックのような不景気にも強い業界であることがわかりました。今後、高齢化社会に向けたヘルスケア事業、待機児童に向けた保育施設など、世の中の状況を把握して日本のために貢献できる素晴らしい企業です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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