履歴書

【履歴書の電話番号】書き方の3つの基本ルールと5つのポイント

履歴書の電話番号には正しい書き方がある

就職活動をするうえで、履歴書の記入は必須です。アルバイトの採用などで履歴書記入の経験のある人は多いでしょう。しかし、就職活動の際には、より厳密に履歴書の書き方のルールを把握しておくことが必要です。

履歴書に記入する氏名や住所、電話番号などについては、特別注意を払わない人も多いかもしれません。しかし、「なんとなくこれで正しい」と思って記入した結果、採用担当者から「正しい書き方を調べていない」と判断される可能性もあります。

そこで本記事では、履歴書記入で見落としてしまいがちな電話番号の正しい記入方法について、ご紹介します。基本的な内容であるだけに、ここで評価を落とさないよう、細かい部分まで丁寧に記入していくことが大切です

就活生に聞いた! 記入ミスしてしまう履歴書の項目

履歴書にはさまざまな記入項目がありますが、特定の項目でよくミスしてしまうという人も多くいます。電話番号の正しい書き方を紹介する前に、就活生がよく記入ミスしてしまう項目を確認しておきましょう。

就活生に聞いた!記入ミスしてしまう履歴書の項目

最も多いのは、記載内容が多く、企業ごとに内容も変わる「志望動機欄」「自己PR欄」ですが、書きなれているはずの「住所・連絡先欄」も比較的多くの就活生がミスしてしまっていることがわかりました

基本情報の部分でもミスをしやすく、そこのつまずきが評価を左右することもあるので、しっかりと正しい書き方をマスターしていきましょう。

電話番号の書き方の3つの基本ルール

電話番号の書き方の3つの基本ルール

履歴書には「正しい電話番号の書き方」があります。「電話番号がわかればどんな書き方でも大丈夫だろう」と思う人もいるかもしれません。

しかし、正しい書き方を把握しておけば、ミスをして評価を落とすことはないでしょう。採用担当者は、多くの履歴書に目を通します。履歴書の記入マナーが守れていなければ、採用担当者は情報を読み取るのに時間がかかってしまうかもしれません。

つまり、正しい書き方で履歴書を記入することは、採用担当者に迷惑をかけて評価を落とさないために重要です。それでは正しい書き方を具体的に見ていきましょう。

①番号はハイフンで繋いで記載

電話番号の記入例

履歴書には種類によって若干の違いがありますが、電話番号は「ハイフンで繋いで記載」が基本です。これは、固定電話の番号であっても、携帯電話での番号であっても変わりません。「XXX-XXXX-XXXX」という形式で記入しましょう

ハイフンがなければ10~11の数字が羅列してあるだけで読みにくく、連絡しようとしたときの入力ミスを引き起こす可能性があります。

②「( )カッコ」がある場合は位置によって書き方を変える

()があった場合の記入例

電話番号を記載するときは、「( )カッコ」の位置に注意してください。履歴書にあらかじめ「( )カッコ」が記載されている場合があります。この場合、記載されている位置によって書き方が変わるので気をつけてください

「( )カッコ」が欄の中央にある場合は、「XXX(XXXX)XXXX」のように記入します。記入の仕方は固定電話でも携帯電話でも同じです。この場合、数字の間にハイフンは必要ありません。

もし左端にある場合、「(XXX)XXXX-XXXX」と記載します。この場合、「( )カッコ」とハイフンを、両方使う表記になるので注意しましょう。

履歴書にもともと「( )カッコ」の記載がない場合、あえて自分で書かなくても良いです。

「( )カッコ」は、固定電話が主流であった時代の名残で、現在は固定電話よりも携帯電話が主流となっているため、あえてこのような書き方をする必要はありません。

③固定電話がない場合は「なし」と記載する

固定電話の無い場合

「固定電話」と「携帯電話」の2つの欄がある履歴書もあります。このタイプの履歴書で、固定電話の欄に携帯電話の番号を記載してはいけません。

しかし、最近は携帯電話のみで固定電話を持っていない人も多くなりました。携帯電話しか持っていない場合は、固定電話の欄には「なし」と書きましょう。そして「携帯電話の番号」の欄に、連絡先を記載すれば問題ありません。

以前は、固定電話を持っていないと信頼できないと評価されていました。しかし、今ではそういった考えの人はほとんどいません。携帯電話のみでも印象が悪くなることはないので、固定電話の欄には迷わず「なし」と書きましょう

こちらの記事でも電話番号の記入例について詳しく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

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実際にツールで作成した志望動機例文
(鉄道会社の場合)

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電話番号を書くときの5つのポイント

電話番号を書くときの5つのポイント

履歴書への電話番号の基本的な書き方を紹介してきましたが、記載するうえでさらに押さえておくべきポイントがあります。

ここからは、履歴書に電話番号を書くときの5つのポイントについて説明します。ポイントを押さえて、企業と連絡を問題なくとれれば、自身の就活自体をスムーズに進められるでしょう。また、細部まで配慮の行き届いた履歴書は、選考でも好印象となります。

①一番連絡が取りやすい番号を記載

最も基本的な注意点として、一番連絡が取りやすい番号を記載しましょう。今は昔と違い、メールでの連絡も可能です。メールでの連絡は、お互いがいつでも内容を確認しやすいメリットがありますが、確認が遅れるデメリットもあります。

一方、企業が電話で連絡をする場合、「重要な内容」や「すぐに返事が欲しい内容」の場合が多いです。たとえば、面接の日程調整などは「すぐに返事が欲しい内容」なので重要かつ緊急な内容になります。

企業は、営業時間内しか電話をかけることはできません。そのため、なかなか電話に出られなければ、情報の伝達が遅れ、企業に迷惑がかかります。履歴書には、日中確実に連絡がつく電話番号を書くのが基本であることを覚えておきましょう。

②履歴書の書式を優先して記載

履歴書の種類

「履歴書の書式を優先して記載する」ことも大切なポイントです。履歴書の書式はそれぞれ若干違います。たとえば、電話番号欄に「固定電話」の記載がある場合や「緊急連絡先」を書く欄がある場合などがあります。

必ず、履歴書の書式に合った書き方をするよう気をつけましょう。たとえば、「現住所以外の連絡先」の指定があり、そのような連絡先がない場合には「なし」と記入すべきです。

しかし、「現住所以外の連絡先がある場合は記入」となっていた場合、「なし」と記入せずに空欄にしてください。この場合、現住所以外の連絡先がある人のみが記入すれば良いからです。

このように、書式に合わせた書き方をしないと、採用担当者にとって情報を読み取りにくい履歴書になる可能性もあります。特に企業独自の履歴書の指定があった場合、書式を慎重に確認したうえで書きましょう。

③「方呼出」は敬称略で記載

方呼出しの記入例

履歴書によっては、電話番号欄に「方呼出」と記載されている場合があります。また、もし記載されていない場合でも、自分で書く必要があるケースもあります。

「方呼出」は、「自分では固定電話を持っておらず、他の人の固定電話から取り次いでもらう場合」に記入が必要です

たとえば、親戚の家に滞在しながら就活をしていたり、下宿や寮生活をしている場合は「方呼出」を記載しましょう。これらの場合、「方呼出」の前に、固定電話の持ち主の名前を記載します。

「方呼出」の場合、その人の敬称は書かずに名字のみを記載します。たとえば「佐藤さん」の場合、「佐藤方呼出」と記載しましょう。

電話
 XXX-XXX-XXX(佐藤方呼出)

「履歴書の方呼出」について詳しく説明している記事もあるので、併せて確認してみてください。

④電話に出やすい時間を記載

電話に出やすい時間の記入例

最も連絡を取りやすい電話番号を記載したものの、どうしても日中に電話を取れないことも考えられます。大学の講義やアルバイト、ほかの企業の就職活動などで、電話に出られそうにない場合もあるでしょう。

その場合は、「○○時〜○○時の間は電話に出ることが難しい状況でございます。△△時以降でしたら可能でございます」と本人希望記入欄に書き添えてください。

日中電話に出られない旨だけを書くのではなく、出られる時間帯を書いておく方が丁寧で好印象になります

ただし、自分で書いておきながら、指定の時間に電話に出られない状況が続いてしまうと失礼です。企業に伝えた時間帯は、確実に電話に出られるよう注意しましょう。

⑤携帯を複数所持の場合は1つの番号に絞って記載

携帯電話を複数持っている人の場合、履歴書には1つの番号だけを記載しましょう。なぜなら、主要連絡先と携帯電話の欄に異なった携帯電話の番号が書かれていた場合、どちらに連絡した方がつながりやすいのか、企業側が迷ってしまうからです。

たくさんの就活生と連絡を取り合っている企業の採用担当者にとって、連絡がつながるまでに手間がかかることは負担になります。

履歴書に限らず、就活や社会に出てから人に渡す書類は、「相手が使うシーン」を想定して作成することがマナーです。携帯電話が複数ある場合でも、最も連絡の付きやすい番号のみを主連絡先として記載するようにしてください。

志望動機が思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

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実際にツールで作成した志望動機例文
(鉄道会社の場合)

私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。

就活生に聞いた! 履歴書に書いた電話番号

ここまで履歴書に記載する電話番号のルールについてみてきました。いくつか書き方がある中で、他の就活生はどの電話番号を書いているのか気になるという方もいるのではないでしょうか。

そこで、就活生の皆さんに記載した電話番号について聞いてみたので参考にしてみてください。

履歴書に書いた電話番号

回答結果はどちらも書いたというのも含め、98.9%と大多数の就活生が携帯電話の番号を記載しているということがわかりました。もちろん少数派ですが、固定電話のみの記載でも問題はありません。

大切ななのは、企業からの連絡が確実に受け取れる番号を記載しておくことです。ぜひこちらの結果も参考にして、記載内容を確認してみてください。

履歴書を書くときの注意点

これまで、電話番号を履歴書に記入する際のポイントをいくつか述べてきましたが、電話番号を記入するときは、履歴書のマナーも守らなければなりません。

履歴書を記入する際の基本的な注意事項を以下で解説しているので、併せて確認してください。電話番号の記載方法だけでなく、履歴書全体に共通するマナーも知っておけば、より正確で好印象な履歴書が作成できるでしょう。

修正液や消せるペンの使用はNG

履歴書を手書きで書く場合、修正液や消せるペンの使用はNGです。誤字脱字があった場合や、書き損じた場合、汚損した場合は、その履歴書を破棄し、最初から書き直す必要があります。

修正液は、ビジネス文書では使いません。修正液を使った場合、本人が修正したかどうか判断できないからです。書類の信ぴょう性が下がるため、ビジネス文書で修正液の使用はNGです。

また、消せるペンの場合は、摩擦や温度によって消える可能性があるため、使用は控えましょう。履歴書を持ち歩く際や、企業で保管している間に情報が消えてしまう恐れがあります。情報が消えてしまっては、後から確認することができません。

一般的な消えないボールペンを使用し、間違えても修正液やテープで修正するのではなく、書き直しましょう。履歴書を記入する際には、誤字脱字に気を付けるだけでなく、自分の手と、机の周りがきれいな状態で書き始めることをおすすめします。

「記入ミス後の訂正方法」について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてください。

見にくい文字の大きさはNG

履歴書は、自分以外の人が読むことが前提なため、誰が見ても読みやすい文字で書きましょう。人それぞれ文字の癖があるのは仕方ありませんが、丁寧に書かれた文字かどうかは、読む側に伝わります。

殴り書きや走り書きのように、文字を乱雑に書かず、丁寧に書くことを心掛けましょう。また、より多くの情報をアピールしようとして、限られたスペースにぎっちり記入したら、文字が小さく読みにくくなります。

どんなに多く書いても、小さな文字では読みにくいため、採用担当者にとって負担です。採用担当者の印象に残る履歴書を作るためには、ポイントを絞ってわかりやすく簡潔に記入しましょう。

「履歴書を訂正する方法」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「履歴書を訂正する方法」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

就活生に聞いた! 履歴書の修正方法

履歴書の誤字を防ぐ方法

履歴書では修正液や消えるボールペンの使用はNGと紹介しましたが、実際のところ履歴書でミスをしたとこ就活生の皆さんはどのように対処しているのでしょうか。

そこで今回は、就活生の皆さんに、履歴書で1文字でもミスしたときの対応方法について調査しました。

始めから書き直すという回答が大多数

集まった回答の中で特に多かったのが、どんなに小さなミスでも新しい用紙に書き直すというものでした。

修正の跡があると、企業担当者に見つかり評価を落とすリスクも、バレたらどうしようという不安も出てきてしまうでしょう。

履歴書にミスがあることで、書類選考の合否への影響や、面接での訂正の必要など選考において不利になる可能性がでてきます。そのため、1つでもミスに気がついたら、新しいものに書き直すというのが書類選考においては大切になります

訂正印で修正したという回答も

中には、誤字の箇所に二重線を引き訂正印を押して対応したというものもいくつか集まりました。

ビジネスシーンにおいては、訂正したい箇所に二重線を引いて、判子を押して訂正するという方法が用いられます。そのため、ビジネスマナーには則っているので失礼にはなりません。

しかし、集まった回答では時間がないときの、できるだけ避けたい対応であるという姿勢が垣間見えました。修正液などに比べたら丁寧な対応ではありますが、やはりミスのない完璧な履歴書を提出することを大切にしている就活生がほとんどのようです。

履歴書の基本情報は正しく書いてスムーズに書類作成を進めよう

履歴書の電話番号欄は、企業があなたと連絡をとるための大切な箇所です。企業は、履歴書の電話番号欄を見て連絡をします。そのため、不備があったりスムーズに連絡が取れなければ、選考に関する情報の伝達ミスがおこる可能性もあります。

履歴書の電話番号欄は、基本的なルールに沿って書くことが必要です。ただし、履歴書の書式によっては書き方を変える必要があります。

特に企業が独自のフォーマットを指定した場合、注意が必要です。それぞれの履歴書の書式に合わせて適切に記載しましょう。

また、企業からの連絡をスムーズに受けるためには、方呼出や、連絡可能な時間帯の記入が必要な場合もあります。携帯電話を複数持っている場合には、電話番号を1つに絞り、企業側の混乱を避けましょう。

ポイントや注意点を守って、配慮のある履歴書に仕上げ、マナーで評価を落とさないようにしましょう。

【履歴書に関する調査】

  • 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
  • 調査日:2022年7月8日~13日
  • 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
  • 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の226人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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