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【中国語検定で就職を有利に】各級のレベルや活かせる職業をご紹介

就職に有利といわれる中国語検定について

中国語検定の資格があると就職に有利だと言われています。就活生の中には、大学で第2外国語として習得したという人もいるかも知れません。実は、就活で第2外国語はほとんど注目されない傾向にあります。しかし、中国語は就活を有利にする第2外国語として注目されているのです。

英語はほとんどの人が大学まで学び、TOEIC公開テストなどを受けている人も多いです。しかし、中国語を学び、中国の検定資格を持っている人は就活生の中では希少と言えるでしょう。もし、あなたが第2外国語で中国語を学んでいたり、新しい言語を学ぶだけの時間の余裕があるのであれば、中国語検定を受けることをおすすめします。この記事ではなぜ中国語検定が有利なのか、中国語検定の特徴などを紹介します。

中国語検定が就職に有利になる理由4つ

中国語検定はなぜ就職に有利なのでしょうか。もちろんその背景には、「中国語が使える人材が欲しい」という企業の需要があるはずです。中国語を使える人材の需要がありますが、中国語を習得している人は多くありません。

このような状況では、中国語を使えるということはとても大きな価値になります。それでは、なぜ中国語を話せる人材への需要が高まっているのでしょうか。ここからはその理由に迫ってみたいと思います。

①中国は世界で最大の人口

まず最初に、中国語を話す人口が世界でとても多いという事実があります。中国の人口は世界で最も多く、約14億人です。中国語はシンガポールやマレーシアなどでも多く使用されており、世界各国に散らばっている華僑(中国からの移住者やその子孫)の人々にも使われています。世界全人口の5人に1人が中国語を使っていると言えるでしょう。

また、国際連合でも公用語の1つとされており、国際的な影響力の強い言語であると言えます。現在国際的に影響力の最も大きな言語とされているのは、第2言語としての使用者が多い英語です。しかし、ネイティブスピーカーは中国語の方が圧倒的に多く、中国の国際的影響力も高まる中、ますます中国語の影響力が高まると言われています。

②中国国内に留まらず世界へ進出する中国企業

中国の企業は、国内だけでマーケットを拡大しているわけではありません。他国の会社を買収するなどグローバル展開も進み、著しい成長を遂げています。中国では、政府が企業をバックアップしています。そして、ヨーロッパ・アフリカ・東南アジアなどをつなぐ「一帯一路」構想を掲げ、貿易を加速させようとしていることも無視できません。

中国のベンチャー企業も、アジアを中心に海外進出を企てています。こうした状況がありますので、中国語は就職においてアドバンテージになる資格のひとつと言えます。日本の企業で働く際も、中国企業とやり取りする可能性は否定できません。

③中国は世界で最大のビジネス市場

中国は世界最大のビジネス市場だと言われています。中国は1990年代から約20年間にわたり、高度成長が続いていました。この時期に中国に進出した日本企業も多いです。しかし、2012年以降中国の経済成長は落ち着きました。それまで中国では、日本を含む外国企業が安い人件費でたくさんの人を雇い、低コストでたくさんの商品を生産するビジネスが主流でした。そのため中国は、「世界の工場」と呼ばれていたのです。

ところが今では人件費が高騰し、外国企業はこれまでのような方法で中国でビジネスをすることが難しくなっています。逆に、中国では消費が進み、世界最大の市場と化しました。中国市場でのシェアを狙い、世界各国の企業が激戦を繰り広げています。

④中国語の通訳や翻訳などの中国語の需要が高い

近年、中国語の通訳や翻訳などの需要が急激に高まっています。これまで通訳や翻訳の需要は英語が主でした。ところが中国語を話す人口が増え、中国が劇的な経済成長を遂げたことで、中国語の需要が英語の需要に迫ってきています。

また、これまでは日本から中国への技術提供が主だったため、翻訳は「日本語から中国語へ」が多く、翻訳者はほとんどが中国人でした。ところが中国が成長を遂げて国際的に強い影響力を持ってきたため、今後は「中国語から日本語へ」が増え、日本人翻訳者の需要も高まっていくことが予想されています。

さらに、現在インターネットを使用している人口の内、5億人が中国人ユーザーだと推定されています。これは英語使用者に次ぐ世界第2位です。インターネット上でも中国語翻訳への需要が高まれば、中国語ができる人はますます求められるでしょう。

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中国語検定(一般財団法人日本中国語検定協会)について

では、中国語の能力を示すための資格である「中国語検定」の試験とはどのようなものなのでしょうか。中国語検定試験は一般財団法人日本中国語検定協会が実施する試験です。

年に3回試験日が設けられており、午前と午後にそれぞれ試験が受けられます。午前と午後でそれぞれ別の級を併願することも可能です。試験はリスニングと筆記があります。では各級の詳細を紹介します。

中国語検定 準4

準4級は、中国語入門者向けの級です。合格基準は基本的な文法と単語の理解であり、中国語学習の準備が終了したレベルです。筆記試験、リスニング試験がそれぞれ50点の計100点満点のテストであり、60点以上が合格となります。他の級は筆記試験・リスニング試験それぞれに合格基準があり、双方で合格する必要がありますが、この級だけは合算での合格となります。

平均点は70点を超えるケースが多く、合格率も70〜80%と高めです。週1回の勉強で、半年以内に合格が狙えるとされています。大学の第2外国語で中国語を選択している場合、1年次の前期履修修了時程度のレベルであり、語彙数は500語ほどです。

中国語検定 4

4級は初級レベルです。合格基準は簡単な中国語を使いこなせることです。筆記試験、リスニング試験がそれぞれ100点満点のテストであり、両方とも60点以上を獲得することが合格の条件です。平均点は筆記・リスニングともに60〜70点前後となっており、合格率は50〜60%と、準4級よりは下がります。

こちらも週1回の勉強で、半年以上からチャレンジできるとされています。準4級よりも難易度は上がるものの、コツコツと丁寧に勉強していけば合格可能性の高い試験と言えるでしょう。大学の第2外国語で中国語を選択している場合、1年次の後期履修修了程度のレベルであり、語彙数は1,000語ほどです。

中国語検定 3

3級は中級レベルの試験です。基本的な文章の読み書きのほか、簡単な日常会話ができることも求められます。筆記試験、リスニング試験でそれぞれ100点満点のテストで、両方とも65点以上で合格となります。平均点は筆記・リスニングともに65点前後です。合格率は30〜40%と一気に下がります。

1回で合格するのが難しくなり始める級と言えるでしょう。対策本で問題に慣れておくことが重要ですが、本によって語彙に偏りが生じる場合もあるので、過去問も解くようにしておきましょう。週1回の勉強で、1年以上からチャレンジできる難易度とされています。大学の第2外国語で中国語を選択している場合、2年次の後期履修修了時程度のレベルであり、語彙数は2,000語ほどです。

中国語検定 2

2級は中級から上級へと向かう試験です。実務で使う中国語の基礎が完成された状態が求められます。少し難解な中国語の文章を読むことができ、3級レベルの文書を書けることが合格基準です。日常会話も自然とこなせるレベルです。筆記試験、リスニング試験それぞれ100点満点であり、それぞれ70点以上で合格となります。

平均点は筆記試験・リスニング試験ともに55〜65点前後となっており、合格率は20%〜30%です。この級を持っていれば、就活で強いアピール材料となります。2級から先は難易度が一気に上がるため、1回での合格は難しくなります。どうしてもこの級から先に進むのが難しい場合、後に紹介するHSKなど他の中国語検定を受けながら力をつけるのもおすすめです。

中国語検定 準1

準1級からは上級試験です。中国語を実務で使いこなすことのできるレベルになります。一般的な社会生活に必要な中国語を使いこなすことができ、一般的な文章の中国語訳、日本語訳、通訳ができるレベルです。筆記試験、リスニング試験、二次試験(会話テスト)がそれぞれ100点満点であり、それぞれ75点以上で合格となります。

平均点は筆記試験、リスニング試験ともに60〜70点前後です。合格率は10〜30%前後です。準1級からはかなりの難関試験となります。通常の語学学習だけでは太刀打ちできず、新聞や雑誌、ニュース、文学などにも触れることが必要です。また翻訳の際、日本語の語学力も試されます。

中国語検定 1

最難関の中国語検定です。準1級よりも、詳細で高度な知識が要求されます。高いレベルでの読解力や表現力を使い、複雑な日本語や中国語の翻訳・通訳ができることが合格の基準です。筆記試験、リスニング試験、二次試験(会話テスト)でそれぞれ100点満点であり、それぞれ85点以上で合格となります。

平均点は筆記試験、リスニング試験ともに60〜70点前後です。合格率は3〜5%前後です。苦労して筆記試験やリスニング試験で合格ラインを通過しても、二次試験で中国人面接官による通訳などがあり、テストでほとんどの人が不合格となっています。合格に5〜10年かかるケースもあり、中国語をネイティブで話す人たちでさえもほとんど合格できません。

中国語検定の対策におすすめの本

中国語検定に挑戦しようという人は、どのような勉強、対策をすればいいのでしょうか。これは何も中国語に限った話ではなく、英語でも仏語でも、韓国語でも同じですが、母国語以外の言語の習得は一朝一夕にはいきません。毎日少しずつの積み重ねが、何より大事です。

言葉を勉強しようと思えば、例えば駅前の教室に通ったり、ネットやアプリを活用したりと、いろいろな手段があります。しかし、日頃コツコツやろうとすれば、手軽に持ち歩けていつでもどこでも開ける紙ベースの参考書や問題集がおすすめです。そこで、おすすめの中国語検定対策本を3冊紹介します。

おすすめ本①

1冊目は、日本中国語検定協会が編集した「中検4級試験問題[第89・90・91回]解答と解説」です。2016年6月の第89回から2017年3月の91回までの試験問題に解答と詳しい解説を付けた、同協会公式の試験問題解説集です。中国語には全てピンイン(読み方のラテン文字表記)と日本語訳がついています。

中国語による問題をページの左側、日本語訳を右側に配し、読みやすさに配慮するとともに、和文中訳の練習にも使えるよう工夫しています。また、試験実施者ならではの出題の狙いやポイント、正解を導くための手順を簡潔に記しています。CD-ROM付きです。このシリーズは各級別にあるので、レベルアップしても違和感なく使い続けることができます。

おすすめ本②

2冊目は、「合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編」です。各級別に揃っている「合格奪取シリーズ」の中の1冊であり、中国語検定試験2級の中でも難関のリスニング問題の出題形式に沿って、豊富な問題を用意しています。CD3枚に200問を超える問題を収録しており、リスニング対策には最強の1冊です。

設問は会話表現と内容理解に分けて掲載しています。それだけでなく、解答に役立つ一言コメントや関連単語も充実しています。同じシリーズで、400ページに700問を超える練習問題を詰め込んだ圧巻の「筆記問題編」もあるので、難易度の高い2級対策はバッチリです。

おすすめ本③

最後は、最難関の準1級と1級の対策ができる「第88回~第90回」です。2016年に実施された第88回から第90回まで3回の中国語検定試験(準1級3回分、1級1回分)を収録しています。問題およびその解き方はもちろん、受検生が知りたい参考情報が盛りだくさんの詳しい「解説」が好評を得ています。

準1級と1級で必要とされる成語を別に掲載しているのも、使い勝手がいいポイントです。リスニング用のCDも付属しています。また、巻末の小辞典が重宝すると好評です。編集は、中国語検定対策本では実績のある中検研究会です。毎年同シリーズの新年度版を購入するというファンもいます。

中国語検定で就職を有利にするために必要なレベル

中国語検定には、準4級から1級まであります。就職を有利にするためには、どれくらいのレベルに達している必要があるのでしょうか。そもそも中国語検定は、知名度の高い他の検定と比較するとそれほど取得者は多くありません。ここからは、就職を有利にする中国語検定のレベルについてご紹介していきます。

英検とはレベルが異なる

英検と中国語検定の同じ級を比較すると、値打ちの違いがわかります。英検2級であれば、高校を卒業した程度の英語スキルです。英検に関しては、2級以上から履歴書に記入することができますので、準2級以下のクラスは書いてもあまり意味がありません。英検2級は、流暢に話せることはできないけれども、日常生活では困ることのないレベルです。

TOEICの点数で言うならば600点程度です。一方、中国語検定の2級は、実務で使用できる中国語のスキルがなければ取得できません。英検2級以上に単語を覚える必要もあります。このように同じ2級でもレベルが大きく異なりますので、中国語検定ならば3級を履歴書でアピールしても目を引くことが可能です。

中国語が必要ない一般企業なら3級でもOK

中国語検定3級取得者は、基本的なところはマスターしている状態です。英検3級であれば、まだまだ英語で社会生活ができるレベルではありませんが、同級の中国語検定は日常会話ができるスキルがなければ取得できません。もちろん得意であると胸を張るほどのレベルではありませんが、基礎的な「読む」「書く」「話す」ができますので、中国語を使用しない会社でも、語学力に対する一定の評価をしてくれます。

また、どのような業界の企業であれ、中国企業のグローバル進出や躍進している状況は経済ニュースとして気になるものです。中国語検定取得者であれば、中国の市場動向に関する記事を中国語でいち早く読むことも不可能ではありません。中国語検定3級は、企業で働く社員として持っていて価値のあるものです。

2級以上なら中国語を必要とする企業でアピールしよう

中国語検定2級以上を取得しているのであれば、実務として使用できます。中国企業とやり取りしている会社など、ビジネスシーンで中国語が必要な職場であれば、履歴書でアピールしてください。また、新卒の場合は2級でもアドバンテージになりますが、準1級以上であれば、ほとんどの業務を中国語で対応することが可能です。

商談やある程度の通訳までできるスキルを備えているのが準1級ですので、このレベルが一般的なビジネスシーンではトップと言えるでしょう。転職時にも有利です。もちろん中国語検定の最上クラスは1級ですが、現地の人でも取得することが難しいほど高いレベルですので、通訳のプロを目指している人以外は取得していなくても問題ないといえるでしょう。

中国語検定が活かせる職業

中国語検定を活用できる仕事はさまざまあります。英検と同様に語学系のスキルですので、取得している級によっては専門レベルの翻訳や通訳ができます。当然、中国に限らず海外で働く際にも中国語検定の取得がマイナスになることはありません。

また、訪日観光客をガイドする時や塾講師を目指す際にも、中国語検定は武器になります。実務として中国語を使用するため上級者でなければ難しいですが、就職先は格段に広がります。

通訳や翻訳

中国語通訳の仕事をするためには、1級の取得が必要です。企業間での交渉やミーティングなど、通訳がいなければコミュニケーションできません。テレビのニュース番組などで同時通訳を担当することもあります。日本語を瞬時に中国語に置き換える高度な能力が必要ですが、活躍できるフィールドはさまざまあります。

また、翻訳業をする際も、中国語検定の上級取得が欠かせません。映画の字幕・小説などの翻訳はもちろんのこと、中国語の書類作成を担うこともあります。豊富な語彙、時には専門的な知識を要することもあり、中国語が必要な環境では重宝される存在です。中国語検定は日本人向けの試験ですので、通訳・翻訳を生業にする際は1級を取得しなければなりません。

海外勤務

日本企業であっても、中国に支社や工場などがある際は、中国語検定を取得していると有利です。日本人向けである中国語検定の上級取得者が海外に勤務することになっても、まったく価値を持たない資格になるとは限りません。

実務で使用できるレベルですので、さまざまなビジネスシーンで活躍することができます。中国だけではなく、シンガポールなどに就職する際は、HSKの能力を問われ、台湾ではTOCFLの能力を見られることになりますが、日本法人であれば中国語検定で問題ありません。

はじめから海外勤務を目指すのであれば、HSKやTOCFLを受検しましょう。英語のスキルを問う試験と同様に、グローバルマーケットに欠かせない中国語にもさまざまなテストがあります。HSKについては、後ほど説明いたします。

中国語講師やガイド業

海外ではなく国内で働くのであれば、中国語教室の講師が挙げられます。もちろん生徒に教えるポジションになりますので、準1級以上のレベルが必要ですが、近年中国語は大変人気があります。多くの中国語講師は中国語をネイティブで話す人たちですが、日本人が担当することも実現不可能ではありません。

また、日本に来ている中国人観光客相手にガイドする仕事もあります。観光バスによっては中国語でガイドする専用のバスなどもあり、各企業は訪日観光客に対するサービスに積極的に取り組んでいます。中国語検定の取得は就職に有利になるだけではなく、コミュニケーションの幅が広がりますので、プライベートでも役立てることができるでしょう。

中国語検定「HSK」とは

中国語検定は、先に紹介した中国語検定だけではありません。他に有名な中国語検定として、HSKがあります。中国語の検定も英語の検定と同様、検定の種類によって傾向が異なっています。そのため、先に紹介した中国語検定だけでなく、HSKの特徴も押さえた上で自分に合った検定を受けるのがおすすめです。ここからは、HSKについて詳細を紹介していきます。

HSKとは、中国政府公認の資格である

HSKは、中国政府教育部直属の機関である「孔子学院总部/国家汉办」が実施しており、最終的に中国政府が資格を認定します。中国政府による認定のため、HSKの結果は日本国内だけでなく、世界中で通用します。世界118か国で実施されており、世界に数ある中国語検定の中で最も知名度が高い試験です。

そのため、さまざまな国で事業をおこなっているグローバル企業などでも重要視され始めています。HSKを取得することは、実際に中国語の能力を高める機会になるだけでなく、その能力を世界で証明するチャンスを得ることが可能です。中国政府の公認であるため信頼性が高く、実際に日本国内外の企業が採用や昇進などの条件に採用しているケースもあります。

HSKは世界共通基準の資格

HSKは世界中どこでも平等に適切な評価がされるよう、世界共通基準で作られています。その基準はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)という基準に準拠しており、英語のTOEIC公開テストなどもこの基準に準拠しています。つまり、HSKの資格を持っていると「英語に置き換えたらTOEICでXXX点のレベル」という評価が可能です。

HSKのレベルは、初級レベルの1級から上級レベルの6級までの6段階に分かれています。1級は大学の第2外国語で中国を履修している学生が、1年次の前期終了段階で取得できるレベルです。中国語学習を始めたばかりの人も、1級から順に世界基準でステップアップしていくことで、手応えを持って取り組みやすいと言えるでしょう。

中国語検定とHSKの違いについて

では、中国語検定とHSKはどのように違うのでしょうか。両者の間にはとても大きな違いがあります。まず中国語検定では、中国語の読解力や翻訳能力が重視されます。文法力や語彙数を身につけるための勉強が求められると言えるでしょう。

それに対しHSKでは、中国語を使う力が重視されています。中国語で設問を読み、中国語で設問に答えるという形式になっており、翻訳能力は求められていません。翻訳や通訳、日本企業で活躍したい場合には中国語検定、現地で活躍していきたい人はHSKという選択の基準があります。

また、中国語検定の方が実用性よりも知識などを重視している傾向があり、難易度が高いです。特に2級以上になると難易度が急激に上がるため、HSKの5級・6級に先に取り組む人もいます。

中国語検定をアピールして就活を有利に運ぼう

中国語が使えることは就職で有利になります。中国語のネイティブスピーカーの数は世界で最も多く、国際的な影響力が高まっているからです。また中国は「世界の工場」から世界最大の消費市場へとシフトしており、今後も中国語を使った仕事の需要は増え続けることが予測されています。

中国語の能力を示す資格としては、一般財団法人日本中国語検定協会実施の中国語検定と中国政府公認のHSKの2種類が代表的です。前者は翻訳や通訳の能力、後者は日常生活やビジネスでの実用性が重視されています。

もし語学の勉強にチャレンジする時間があるとしたら、このタイミングで中国語を学ぶのはとても大きな収穫につながります。学生のうちは自由に使える時間があるので、ぜひ有効活用してみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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