企業研究

DTSの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

DTSにおける最近の平均年収推移

株式会社DTSは東京都中央区に本社を置き、情報システム開発、コンピュータシステム、ネットワーク導入などを手掛けるシステムインテグレーション企業です。

特定労働者派遣事業、通信産業向けソフトウェアの設計・開発・製造、情報セキュリティマネジメントシステムなど、時代と共に最先端の業務を手掛けながら事業を拡大してきました。そんなDTSの初任給や年収などを、企業が公開している情報を元に調べてみました。

DTSとは

正式名称:株式会社DTS
所在地:東京都中央区八丁堀2-23-1エンパイヤビル
従業員数:2,700人
平均年齢:38.5歳
平均勤続年数:13.4年
//www.dts.co.jp/
※有価証券報告書を参照

DTSが手掛けるシステムインテグレーションサービスは、銀行や証券などの金融ビジネス、保険・年金・共済・医療福祉などの社会保障ビジネス、通信事業ビジネスなどの、企業向けのシステム開発やネットワーク構築を手掛けています。

その他、自動車や医療分野では、独自のハードウェア・ファームウェアの設計・試作開発支援にも携わり、顧客からの信頼を得ています。平均年齢は38.5歳となっており、上場企業全体の平均年齢と同水準といえるでしょう。

近年の平均年収推移

DTSの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 620.0万円
平成27年 619.0万円
平成26年 604.0万円
平成25年 597.0万円
平成24年 583.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成28年の平均年収は、620万円です。平成20年に発生したリーマンショックの影響で、多くの企業の年収が大幅に減額しましたが、DTSの年収は影響を受けることなく徐々に上昇を続けています。

DTSにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 370.0万円 24.7万円 73.0万円
25~29歳 521.6万円 34.9万円 102.9万円
30~34歳 598.8万円 40.1万円 118.2万円
35~39歳 666.6万円 44.6万円 131.5万円
40~44歳 706.3万円 47.2万円 139.4万円
45~49歳 737.7万円 49.3万円 145.6万円
50~54歳 750.6万円 50.2万円 148.1万円
55~59歳 718.3万円 48.0万円 141.7万円
60~64歳 507.3万円 33.9万円 100.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

DTSの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 24.7万円 73.0万円 370.0万円
23歳 26.8万円 79.0万円 400.3万円
24歳 28.8万円 85.0万円 430.6万円
25歳 30.8万円 91.0万円 461.0万円
26歳 32.9万円 96.9万円 491.3万円
27歳 34.9万円 102.9万円 521.6万円
28歳 35.9万円 106.0万円 537.0万円
29歳 37.0万円 109.0万円 552.5万円
30歳 38.0万円 112.1万円 567.9万円
31歳 39.0万円 115.1万円 583.4万円
32歳 40.1万円 118.2万円 598.8万円
33歳 41.0万円 120.8万円 612.4万円
34歳 41.9万円 123.5万円 625.9万円
35歳 42.8万円 126.2万円 639.5万円
36歳 43.7万円 128.9万円 653.1万円
37歳 44.6万円 131.5万円 666.6万円
38歳 45.1万円 133.1万円 674.6万円
39歳 45.7万円 134.7万円 682.5万円
40歳 46.2万円 136.2万円 690.5万円
41歳 46.7万円 137.8万円 698.4万円
42歳 47.2万円 139.4万円 706.3万円
43歳 47.7万円 140.6万円 712.6万円
44歳 48.1万円 141.9万円 718.9万円
45歳 48.5万円 143.1万円 725.2万円
46歳 48.9万円 144.3万円 731.5万円
47歳 49.3万円 145.6万円 737.7万円
48歳 49.5万円 146.1万円 740.3万円
49歳 49.7万円 146.6万円 742.9万円
50歳 49.9万円 147.1万円 745.5万円
51歳 50.0万円 147.6万円 748.1万円
52歳 50.2万円 148.1万円 750.6万円
53歳 49.8万円 146.8万円 744.2万円
54歳 49.3万円 145.6万円 737.7万円
55歳 48.9万円 144.3万円 731.2万円
56歳 48.5万円 143.0万円 724.8万円
57歳 48.0万円 141.7万円 718.3万円
58歳 45.2万円 133.4万円 676.1万円
59歳 42.4万円 125.1万円 633.9万円
60歳 39.6万円 116.8万円 591.7万円
61歳 36.8万円 108.4万円 549.5万円
62歳 33.9万円 100.1万円 507.3万円
63歳 27.1万円 80.1万円 405.8万円
64歳 20.4万円 60.1万円 304.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DTSの役職者の年収

役職者の年収について


役職 平均年収
部長 1,101.3万円
課長 861.4万円
係長 656.0万円
20~24歳の一般社員 370.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DTSの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 19.8万円
修士了 20.2万円

※リクナビ2018より参照しています。

DTSの初任給は、一般企業の平均よりも低いといえます。専門卒、高専卒、短大卒の初任給は、176,000円〜202,000円です。DTSの教育制度は、若年層育成として3年間、OJTで基礎技術、ビジネスマナーなどを学びます。

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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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ITサービス・ソフトウェア業界における年収の傾向と生涯賃金

ITサービス・ソフトウェア業界とは

IT業界の景気は平成20年にかけて上昇が続きましたが、リーマンショック、東日本大震災の影響で多くの企業からIT投資が見送られ、景気の落ち込みが続きました。平成24年頃から国内景気が上昇を始め、IT投資や企業のシステムの更新などの需要が増えてきました。

最近では米国トップ企業の間で、人工知能(AI)、IoTのような新たな技術開発が進められています。この技術が展開されることで、IT業界が活気に沸くことが予想されます。

ITサービス・ソフトウェア業界の平均年収推移と生涯賃金


年齢 DTS
ITサービス・ソフトウェア業界
20~24歳 370.0万円 407.2万円
25~29歳 521.6万円 548.2万円
30~34歳 598.8万円 622.3万円
35~39歳 666.6万円 693.1万円
40~44歳 706.3万円 728.1万円
45~49歳 737.7万円 724.9万円
50~54歳 750.6万円 724.2万円
55~59歳 718.3万円 694.3万円
60~64歳 507.3万円 536.7万円
生涯賃金 2.79億円 2.84億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DTSの平均年収は、ITサービス・ソフトウェア業界の平均年収と比較すると、やや下回っています。20代前半では37万円と最も差が開いていますが、年齢と共に差は縮まり、45代後半以降は平均年収を上回っています。

まとめ

ここまでDTSについて調査をしてきました。DTSの平均年収は、ITサービス・ソフトウェア業界の平均を若干下回っています。しかし、生涯賃金の差は約500万円ほどですので、安定した年収を保っているといえるでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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