目次
きんでんにおける最近の平均年収推移
きんでんは、電気配給設備や情報通信設備をはじめ、ビルや工場におけるあらゆる設備の設計や施工を行う会社です。特に力を入れている電気設備事業においては、太陽光発電や風力発電システムなど、様々な設備を備えています。
近年では、自社で開発したケーブル配線用延線ロープ布設装置が、国土交通大臣賞を受賞しています。様々な設備を手掛けることで、多くの施設を支え続けるきんでんですが、その年収はいったいどのぐらいなのでしょうか。公開情報を基に、調べてみました。
きんでんとは
正式名称:株式会社きんでん
所在地:東京都千代田区九段南2丁目1番21号
従業員数:7,281人
平均年齢:41.3歳
平均勤続年数:19.9年
※//www.kinden.co.jp/company/outline.html
※有価証券報告書を参照
きんでんは、関西電力グループのグループ会社です。本店を大阪に、本社を東京に構え、営業所は全国に100か所あります。香港やシンガポールなどをはじめとする海外にも、事業所を置いています。また、国内外に23社の関連会社を設立しています。施工実績は、国内に留まらず、海外のあらゆる商業施設も対象としています。
きんでんは、あらゆる電気設備を手掛けるだけではなく、空調や衛生設備にも着手しており、市民が暮らしやすく、働きやすい空間作りのために尽力しています。
近年の平均年収推移
きんでんの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 824.0万円 |
平成27年 | 779.0万円 |
平成26年 | 760.0万円 |
平成25年 | 719.0万円 |
平成24年 | 715.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
きんでんの業績は、平成24年から25年にかけて上昇し、平成26年では一度減少しましたが、その後は業績を回復しています。平均年収は、業績に関わらず毎年上昇しており、この5年間で109万円の増加が見られます。
きんでんにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 473.5万円 | 31.3万円 | 97.3万円 |
25~29歳 | 680.1万円 | 45.0万円 | 139.8万円 |
30~34歳 | 796.8万円 | 52.7万円 | 163.8万円 |
35~39歳 | 837.8万円 | 55.5万円 | 172.2万円 |
40~44歳 | 916.8万円 | 60.7万円 | 188.5万円 |
45~49歳 | 990.9万円 | 65.6万円 | 203.7万円 |
50~54歳 | 1,044.1万円 | 69.1万円 | 214.6万円 |
55~59歳 | 981.2万円 | 65.0万円 | 201.7万円 |
60~64歳 | 694.4万円 | 46.0万円 | 142.8万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
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平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
きんでんの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 31.3万円 | 97.3万円 | 473.5万円 |
23歳 | 34.1万円 | 105.8万円 | 514.8万円 |
24歳 | 36.8万円 | 114.3万円 | 556.1万円 |
25歳 | 39.6万円 | 122.8万円 | 597.4万円 |
26歳 | 42.3万円 | 131.3万円 | 638.7万円 |
27歳 | 45.0万円 | 139.8万円 | 680.1万円 |
28歳 | 46.6万円 | 144.6万円 | 703.4万円 |
29歳 | 48.1万円 | 149.4万円 | 726.7万円 |
30歳 | 49.7万円 | 154.2万円 | 750.1万円 |
31歳 | 51.2万円 | 159.0万円 | 773.4万円 |
32歳 | 52.7万円 | 163.8万円 | 796.8万円 |
33歳 | 53.3万円 | 165.5万円 | 805.0万円 |
34歳 | 53.8万円 | 167.2万円 | 813.2万円 |
35歳 | 54.4万円 | 168.9万円 | 821.4万円 |
36歳 | 54.9万円 | 170.5万円 | 829.6万円 |
37歳 | 55.5万円 | 172.2万円 | 837.8万円 |
38歳 | 56.5万円 | 175.5万円 | 853.6万円 |
39歳 | 57.6万円 | 178.7万円 | 869.4万円 |
40歳 | 58.6万円 | 182.0万円 | 885.2万円 |
41歳 | 59.6万円 | 185.2万円 | 901.0万円 |
42歳 | 60.7万円 | 188.5万円 | 916.8万円 |
43歳 | 61.7万円 | 191.5万円 | 931.6万円 |
44歳 | 62.7万円 | 194.6万円 | 946.5万円 |
45歳 | 63.6万円 | 197.6万円 | 961.3万円 |
46歳 | 64.6万円 | 200.7万円 | 976.1万円 |
47歳 | 65.6万円 | 203.7万円 | 990.9万円 |
48歳 | 66.3万円 | 205.9万円 | 1,001.5万円 |
49歳 | 67.0万円 | 208.1万円 | 1,012.2万円 |
50歳 | 67.7万円 | 210.3万円 | 1,022.8万円 |
51歳 | 68.4万円 | 212.5万円 | 1,033.5万円 |
52歳 | 69.1万円 | 214.6万円 | 1,044.1万円 |
53歳 | 68.3万円 | 212.1万円 | 1,031.6万円 |
54歳 | 67.5万円 | 209.5万円 | 1,019.0万円 |
55歳 | 66.6万円 | 206.9万円 | 1,006.4万円 |
56歳 | 65.8万円 | 204.3万円 | 993.8万円 |
57歳 | 65.0万円 | 201.7万円 | 981.2万円 |
58歳 | 61.2万円 | 189.9万円 | 923.9万円 |
59歳 | 57.4万円 | 178.1万円 | 866.5万円 |
60歳 | 53.6万円 | 166.3万円 | 809.1万円 |
61歳 | 49.8万円 | 154.5万円 | 751.8万円 |
62歳 | 46.0万円 | 142.8万円 | 694.4万円 |
63歳 | 36.8万円 | 114.2万円 | 555.5万円 |
64歳 | 27.6万円 | 85.7万円 | 416.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
きんでんの役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,409.5万円 |
課長 | 1,102.5万円 |
係長 | 839.5万円 |
20~24歳の一般社員 | 473.5万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
きんでんの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 20.6万円 |
修士了 | 22万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
きんでんでは、技術職と総合職の募集をしています。職種による初任給の違いはありませんが、大卒よりも修士了卒の初任給のほうが1.4万円ほど高くなっています。また、高専卒の初任給は、大卒よりも2万円ほど低い18.3万円です。
建設業界における年収の傾向と生涯賃金
建設業界とは
建設業界は、建築や土木工事や、地盤の改良、設備工事等の施工をおこなっています。建設業の業績は、平成22年までは減少傾向にありましたが、平成23年から平成27年にかけて上昇しています。その理由は、東日本大震災の復興需要や、アベノミクスの公共事業投資などにあります。
さらに、東京での五輪開催に向けて、首都圏を中心に再開発が行われ、交通網の整備も進むため、建設業界にとっては追い風の状況となっています。きんでんは、電気設備や情報設備などのあらゆる設備を手掛けています。建築の需要が高まりつつある現代において、急成長を遂げている建築業界ですが、その年収とはいったいいくらぐらいなのでしょうか。
建設業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | きんでん | 建設業界 |
20~24歳 | 473.5万円 | 439.1万円 |
25~29歳 | 680.1万円 | 519.3万円 |
30~34歳 | 796.8万円 | 599.4万円 |
35~39歳 | 837.8万円 | 607.3万円 |
40~44歳 | 916.8万円 | 702.2万円 |
45~49歳 | 990.9万円 | 727.3万円 |
50~54歳 | 1,044.1万円 | 762.9万円 |
55~59歳 | 981.2万円 | 746.8万円 |
60~64歳 | 694.4万円 | 619.7万円 |
生涯賃金 | 3.71億円 | 2.86億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
きんでんの年収は、各年齢層において、業界平均よりも高い予測となっています。特に差が大きいのは50代前半で、業界平均よりも281万円ほど高くなる予測です。生涯賃金を比較しても、8,500万円もの大きな差がついており、業界内でのきんでんの年収水準は高いといえるのではないでしょうか。
まとめ
時代のニーズに合わせて、業績を伸ばし続ける建設業界。きんでんは、様々な施設の設備を管理しており、私たちが快適に過ごすために、日々尽力しています。近年、新たな商業施設の建築工事が進んでおり、きんでんの設備工事の需要も高まることが予測されます。
また、きんでんは人材育成にも力を入れています。教育設備が充実した人材開発センターでの研修によって、従業員の教育を徹底しています。「人材は財産」という経営理念に基づき、新入社員を育て、活躍のチャンスを与える素晴らしい会社です。年収においても高い水準にあるきんでんに、今後も注目が集まりそうです。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。