目次
奥村組における最近の平均年収推移
奥村組は、商業施設や学校などの建築物や、ダムや鉄道などの工事をおこなう建設会社です。国内だけでなく、海外の建築物にも着手しています。土木技術・建築技術・環境技術の三つの技術により、多方面で活躍しています。
とりわけトンネル建築に強みがあり、シードトンネル技術や山岳トンネル技術は、業界でも評価が高いです。また、免震技術にも自信を持っています。様々な建造物や施設の工事を手掛け、活躍を続ける奥村組ですが、その年収はいったいいくらぐらいなのでしょうか。
奥村組とは
正式名称:株式会社 奥村組
所在地:大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号
従業員数:1,955人
平均年齢:43.7歳
平均勤続年数:18.2年
※//www.okumuragumi.co.jp/corporate/info/index.html
※有価証券報告書を参照
奥村組は、本店を大阪に置き、支社や営業所を国内外に構えています。また、大阪市と東京都に3つの関連会社を設立しています。平成19年に創業100周年を迎えた記念に、創業の地の奈良県に「奥村記念館」を開館しています。
近年の平均年収推移
奥村組の近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 849.0万円 |
平成27年 | 811.0万円 |
平成26年 | 780.0万円 |
平成25年 | 762.0万円 |
平成24年 | 700.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
奥村組の業績は、平成24年から25年にかけて上昇し、平成25年以降は横ばいに推移しています。年収は、毎年増加傾向にあり、ここ5年間で149万円もの増加が見られます。
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奥村組における年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 526.1万円 | 35.0万円 | 106.6万円 |
25~29歳 | 692.4万円 | 46.0万円 | 140.4万円 |
30~34歳 | 801.8万円 | 53.3万円 | 162.5万円 |
35~39歳 | 852.4万円 | 56.6万円 | 172.8万円 |
40~44歳 | 946.6万円 | 62.9万円 | 191.9万円 |
45~49歳 | 1,008.6万円 | 67.0万円 | 204.4万円 |
50~54歳 | 1,050.4万円 | 69.8万円 | 212.9万円 |
55~59歳 | 1,015.5万円 | 67.5万円 | 205.8万円 |
60~64歳 | 747.6万円 | 49.7万円 | 151.5万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
奥村組の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 35.0万円 | 106.6万円 | 526.1万円 |
23歳 | 37.2万円 | 113.4万円 | 559.4万円 |
24歳 | 39.4万円 | 120.1万円 | 592.6万円 |
25歳 | 41.6万円 | 126.9万円 | 625.9万円 |
26歳 | 43.8万円 | 133.6万円 | 659.1万円 |
27歳 | 46.0万円 | 140.4万円 | 692.4万円 |
28歳 | 47.5万円 | 144.8万円 | 714.3万円 |
29歳 | 48.9万円 | 149.2万円 | 736.2万円 |
30歳 | 50.4万円 | 153.7万円 | 758.0万円 |
31歳 | 51.8万円 | 158.1万円 | 779.9万円 |
32歳 | 53.3万円 | 162.5万円 | 801.8万円 |
33歳 | 53.9万円 | 164.6万円 | 811.9万円 |
34歳 | 54.6万円 | 166.6万円 | 822.0万円 |
35歳 | 55.3万円 | 168.7万円 | 832.2万円 |
36歳 | 56.0万円 | 170.7万円 | 842.3万円 |
37歳 | 56.6万円 | 172.8万円 | 852.4万円 |
38歳 | 57.9万円 | 176.6万円 | 871.3万円 |
39歳 | 59.1万円 | 180.4万円 | 890.1万円 |
40歳 | 60.4万円 | 184.2万円 | 908.9万円 |
41歳 | 61.6万円 | 188.1万円 | 927.7万円 |
42歳 | 62.9万円 | 191.9万円 | 946.6万円 |
43歳 | 63.7万円 | 194.4万円 | 959.0万円 |
44歳 | 64.5万円 | 196.9万円 | 971.4万円 |
45歳 | 65.4万円 | 199.4万円 | 983.8万円 |
46歳 | 66.2万円 | 201.9万円 | 996.2万円 |
47歳 | 67.0万円 | 204.4万円 | 1,008.6万円 |
48歳 | 67.6万円 | 206.1万円 | 1,016.9万円 |
49歳 | 68.1万円 | 207.8万円 | 1,025.3万円 |
50歳 | 68.7万円 | 209.5万円 | 1,033.7万円 |
51歳 | 69.2万円 | 211.2万円 | 1,042.1万円 |
52歳 | 69.8万円 | 212.9万円 | 1,050.4万円 |
53歳 | 69.3万円 | 211.5万円 | 1,043.4万円 |
54歳 | 68.9万円 | 210.1万円 | 1,036.4万円 |
55歳 | 68.4万円 | 208.7万円 | 1,029.5万円 |
56歳 | 67.9万円 | 207.3万円 | 1,022.5万円 |
57歳 | 67.5万円 | 205.8万円 | 1,015.5万円 |
58歳 | 63.9万円 | 195.0万円 | 961.9万円 |
59歳 | 60.4万円 | 184.1万円 | 908.3万円 |
60歳 | 56.8万円 | 173.3万円 | 854.8万円 |
61歳 | 53.2万円 | 162.4万円 | 801.2万円 |
62歳 | 49.7万円 | 151.5万円 | 747.6万円 |
63歳 | 39.7万円 | 121.2万円 | 598.1万円 |
64歳 | 29.8万円 | 90.9万円 | 448.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
奥村組の役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,566.1万円 |
課長 | 1,224.9万円 |
係長 | 932.8万円 |
20~24歳の一般社員 | 526.1万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
奥村組の大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 22.5万円 |
修士了 | 24.4万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
奥村組の初任給は、大卒よりも修士了卒のほうが約2万円ほど高く設定されています。また、高専卒の初任給は、大卒よりも低い21.5万円です。賞与は年に2回、昇給は年に1回です。
建設業界における年収の傾向と生涯賃金
建設業界とは
建設業界は、建築や土木、林業や造園工事など、あらゆる分野での建設工事を行っています。平成23年の東日本大震災による復興支援の需要や、平成24年のアベノミクスによる公共事業投資により、建設業の業績は上昇傾向にあります。
平成27年は首都圏を中心に開発工事がおこなわれ、多くのビルや商業施設等の建設が進んでいます。さらに東京五輪の開催に向けて、鉄道網などのインフラ整備が増えると予想されており、建築業界にとって好条件が揃っている状況です。
奥村組は、商業施設や病院などの大型の建築物をはじめ、道路や鉄道、ダムや発電所など、あらゆる工事を手掛けています。時代の追い風を受けて、急成長を遂げている建築業界ですが、その年収とはいったいいくらぐらいなのでしょうか。
建設業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | 奥村組 | 建設業界 |
20~24歳 | 526.1万円 | 439.1万円 |
25~29歳 | 692.4万円 | 519.3万円 |
30~34歳 | 801.8万円 | 599.4万円 |
35~39歳 | 852.4万円 | 607.3万円 |
40~44歳 | 946.6万円 | 702.2万円 |
45~49歳 | 1,008.6万円 | 727.3万円 |
50~54歳 | 1,050.4万円 | 762.9万円 |
55~59歳 | 1,015.5万円 | 746.8万円 |
60~64歳 | 747.6万円 | 619.7万円 |
生涯賃金 | 3.82億円 | 2.86億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
建築業界と比較すると、奥村組の年収は各年齢層において高い予測となっています。最も差が小さい20代前半でも87万円の差があり、最も差が大きい50代前半においては288万円も業界平均より高くなる予測です。生涯賃金を比較しても9,600万円もの差をつけていることから、業界での奥村組の年収水準は高いといえるでしょう。
まとめ
東日本大震災の復興や、公共事業の投資などにより、業績を伸ばし続ける建設業協会。東京五輪に向けたインフラ整備の需要の高まりが期待されている現代において、奥村組もさらに活躍が見込まれます。
また、奥村組は人材教育に力を入れています。新入社員ひとりひとりに指導員を付け、OJT教育をおこなっています。2年目以降も集合研修を実施し、社員教育を徹底しています。充実した教育により、若手社員にも活躍の場を提供する会社です。年収においても高い水準にある奥村組に、今後も注目が集まりそうです。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。