業界研究

【トイレタリー業界徹底研究ガイド】職種や主要企業6選などをご紹介

トイレタリー業界とは

トイレタリー業界とは、トイレタリー商品を取り扱う業界です。名前の響きと文字の見た目からトイレの業界だと思われがちですが、そうではありません。生活をしていくうえで必ずしも必要ではないけれども、身だしなみを整えて身体をケアするため、そして生活をより快適にするための商品、それがトイレタリーです。

身近な商品であるがゆえに、近年におけるトイレタリーには常に、新しさと付加価値を求められています。業界の現在の動向を把握し、そしてこれからのことを予想して就職活動に活かせるようにしましょう。

トイレタリー業界

トイレタリー商品として代表的なものは、身体を洗う石鹸やボディソープ、肌のコンディションを整えるハンドクリーム類、髭剃り、髪を洗うシャンプー、入浴剤などです。肌を整えるという意味では化粧品も含まれますが、化粧品は一つの業界として確立しているため、別の業界として扱います。

トイレタリー業界は、マーケティングが盛んな業界です。日々変わっていく顧客のニーズ、時代の流れ、流行などを読み取って先読みをし、新たな市場を開拓していくことに各社がしのぎを削っています。「身だしなみを整える」「生活をより快適にする」という機能はもちろん、見た目・香り・手触りといった面で他社と差別化をはかっているのです。

消費者にとってトイレタリー商品は、身近であり毎日使用するものであるため、自分の好みの物を選べるような選択の幅が広がっています。そのような意味で、生活用品でありながら嗜好品に近いポジションにあるとも言えるでしょう。

トイレタリー業界の業績推移について

  • 業界規模 2兆9,236億円
  • 平均年収 695万円
  • 平均継続年数 16.2年

この10年のトイレタリー事業は、堅実な成長具合で推移しています。これは実用性を評価されての消費だけではなく、多様化する顧客のニーズに応える形の製品展開をしてきた結果です。どのような商品が求められているのか、今ある製品をどのように改良すれば売れるのか、という綿密なマーケティングが常に行われているということが分かります。

トイレタリー製品は「トイレタリー用品」と「サニタリー用品」に分かれます。トイレタリー用品は前出のとおり、身の回りを快適に、そして清潔に整える製品です。そしてサニタリー製品とは、紙おむつ・生理用品といった紙製品のことを指します。特に高齢化が進んでいる昨今では、紙おむつの快適さと高機能性が求められています。

トイレタリー業界の細かい職種分類について

  • 営業
  • マーケティング
  • 商品開発
  • 研究
  • デザイナー
  • 広告

営業とマーケティングは、市場・ユーザーにどのような需要があるのかを調査し、商品を企画してそれを販売店や小売店にPRする仕事です。営業とマーケティングを分け、営業は広告・宣伝部門、マーケティングは調査となっている場合もあります。商品開発と研究は、企画されたものを商品に仕上げるための研究をおこなっています。香り、手触り、コスト削減など、あらゆる方面から研究を重ねて新しい商品を開発する部署です。

デザイナーは、パッケージや広告・宣伝に関わるもののデザインを行います。広告・宣伝は企業や小売店へ宣伝や売り込みをしたり、テレビ・インターネットなどのメディアを使って商品をPRする仕事を取りしきることが仕事の内容です。その他、海外事業部や社内物流システム開発のIT統合システム課、原材料の価格と損益の管理をする経営戦略部など、企業によりさまざまな部署があります。

トイレタリー業界の主要トピック

トイレタリー業界のニュースは、新商品に関することが数多く見られるほか、企業ブランドに関することや、各企業の海外進出に関してが取り上げられます。市場の動向に敏感でなければならない業界において、業界にまつわるニュースに目を通しておくことは就職活動でプラスになります。

また面接やエントリーシートで、自社製品に関することを聞かれることもあるでしょう。そのため検討中の企業の代表的な商品はもちろん、ライバル社や海外大手企業の製品を実際に試して実感しておくことも良いでしょう。

ユニ・チャームが中国で最高級おむつを販売

日本経済新聞によると、ユニ・チャームは同社のおむつ商品の中でも最高級のシリーズ「ナチュラル ムーニー」を中国でも販売しました。この「ナチュラル ムーニー」は、おむつの表面にオーガニックコットンを配合し、赤ちゃんの肌に安心な商品として同社が売り出す高級ラインです。

このおむつの開発にあたって同社は、日本・中国両方の子育て中の母親に対して訪問調査を行いました。同製品は、価格でも既存のシリーズと比較してみると一枚単価10~12円割高、1パックあたりの価格は倍近くです。このため、富裕層または「生まれたての新生児には肌に優しい物を使いたい」という層をターゲットにしていることが分かります。

中国での商品展開も、同社は以前より普及価格帯の「マミーポコ」を現地で生産・販売してきました。そこで販売・調査をしている中で、中国の消費者が「多少価格が高くても、品質面で安心感のある日本製の商品を」と考えていることが分かり、高級路線のシリーズ開発に踏み切ったのです。

ボディケア商品市場が5年で1.3倍に伸長

東洋経済オンラインによると、メンズコスメティックでのデオドラント剤の商品市場が、2012年から2016年の5年で、約1.3倍に伸長しているということです。2011年、震災の年の節電をきっかけに、オフィスで汗をかくことが多くなりました。このため制汗剤やコロンなどの「香り」に関する需要が高まってきており、衣類洗濯の柔軟剤では長時間香りが持続するものも多く開発、発売がされています。

現在、健康志向により社会が禁煙化の流れになってきています。そのため、衣類に付いたタバコの香りを消す消臭剤などが隆盛を誇っていた市場は、体臭を消すという方向に変わってきました。男性の美容意識の高まりもあり、用途や好みに合わせてさまざまなタイプが発売されています。

ミドル世代が発する臭いには、胸や背中から発する加齢臭の他、頭部・首の後ろから発する脂臭があります。花王は、女性が不快と感じやすいそれらの香りをケアする用として、殺菌成分のあるシャンプー・ボディソープを「ルシード」ブランドでラインアップしました。同ブランドは、30代後半から40代の男性をターゲットに、匂いケア商品のラインに期待をかけています。デオドランド、シャンプー、スタイリング、保湿剤などに力を入れ、「40歳からのエイジングを誇ろう」がルシードからのメッセージです。

ユニ・チャームAI対応大人用おむつ

ユニ・チャームが、人工知能を活用して最適な大人用紙おむつ選びをアドバイスする「大人用おむつNAVI」で24時間サポートを開始しました。高齢社会が進む中、ユニ・チャームが設置するお客様相談センターへの問い合わせが年々増加傾向にありました。問い合わせ内容は、高齢者の介護方法や正しい排泄ケアの方法であり、これらに対応するために「大人用おむつNAVI」のサービスが開発されたのです。

「大人用おむつNAVI」は多くの人の役に立っており、おむつの選び方をはじめ、紙おむつの履かせ方や医療費控除についての問い合わせに多く対応しています。紙おむつの履かせ方を動画で紹介したり、おむつ使用証明書の用紙ダウンロードまで案内しており、手厚いサポートが魅力のサービスです。

化粧品業界の理解を深めよう

トイレタリー業界と関連が深い業界として、化粧品業界があります。化粧品も、特に女性にとっては日常生活に欠かせない商品です。近年は男性用の化粧品も増加傾向にあり、注目されている業界といえます。化粧品業界の特徴や仕組みを知り、志望する業界の視野を広げてみてはいかがでしょうか。

そこでおすすめなのが「化粧品業界大研究Book」です。資生堂や花王、コーセーなどの特徴や、化粧品業界の課題と展望などを紹介しています。無料でダウンロードできるため、効率的に業界・企業研究を進めたい就活生におすすめです。

トイレタリー業界の主要企業6社

トイレタリー業界は、CMでよく名前を聞いたり、スーパーなどで商品を見かけたりすることの多い大手企業がシェアを占めています。歯磨きなどの衛生用品に強い会社、紙製品でトップを走る会社など、各社とも強い個性があります。また、P&G・ユニリーバなどの外資企業の力も強いです。

国内主要企業以外に注目されるのが、雑貨・トイレタリーという形で海外から「北欧ブランド」「お洒落で手軽な価格」などを武器に参入してきている新ブランドです。また、化粧品業界第一位の資生堂もトイレタリー事業を展開しています。どの会社がどのような傾向にあるかということを把握し、注意深くテレビやインターネットの広告に目を向けてみるようにしましょう。

①花王株式会社

  • 企業名 花王株式会社
  • 代表取締役社長 澤田 道隆
  • 従業員数 7,195人(グループ連結合計 33,195人)
  • 設立年月 1940年(昭和15年)5月21日

花王株式会社は、月のマークでなじみの深い会社です。身の回りに花王の製品が無いということはないくらいの、家庭内トイレタリー製品シェアを誇ります。掃除、洗濯、皿洗いなど、家事には欠かせない製品を、より使いやすくそして機能性を上げるべく、日々研究を重ねています。2006年には化粧品のカネボウを吸収し、ビューティケア分野でもシェアを拡大してきました。

心地よく、健康的な生活を」「清潔な国民は栄える」を社是として、地道に丁寧に堅実に、日本を代表する企業として実績を積み重ねている企業です。近年では、油脂製品を中心としたケミカル産業にも参入し、売上全体の16%を占め、また、「ヘルシア」などの健康機能飲料も販売しています。

福利厚生面でも社員からの評判は良く、健康や衛生を取り扱う会社ならではと言えます。マーケティングから生産、物流まですべての部門が連携して「心をこめた、よきモノ作り」を行う、堅実・安定感のある企業です。

②ライオン株式会社

  • 企業名 ライオン株式会社
  • 代表取締役社長  濱 逸夫
  • 従業員数 2,510名(グループ連結合計6,895名)
  • 設立年月 1918年(大正07年)9月3日

ライオン株式会社は、「おはようからおやすみまで」のキャッチコピーどおり、年齢性別関係なく体をケアし、清潔で快適に過ごせるような製品を作り出している会社です。どちらかというと華やかで派手と言うよりは「昔からある安定した清潔・衛生用品」をラインアップに揃えています。

また、「バファリン」、子供用咳止め、「スマイル」シリーズの目薬なども揃え、より医療品に近い商品で身体の不調をサポートすることも注力分野の1つです。社内は営業・研究・生産技術に分けられており、どの業種も幅広く多岐にわたる仕事の分野があります。

研究職では、家庭用品だけではなく薬品・工業用化学品などの研究をしているということです。ライオンの名のとおり近年では「常識に牙をむけ」と、革新力のある人材を求めています。トイレタリー業界売り上げ上位社の中でも特に昔ながらの企業であり、同時に体のケア用品の多い会社です。

③ユニ・チャーム株式会社

  • 企業名 ユニ・チャーム株式会社
  • 代表取締役社長 高原 豪久
  • 従業員数 1329名(グループ連結合計15,843名)
  • 設立年月 1961年2月10日

ユニ・チャーム株式会社は、特に女性にとっては身近な商品を取り扱っている企業です。「ムーニー」をはじめとした紙おむつ、「ソフィ」などの生理用品、「シルコットコットン」、掃除用品「ウェーブ」といった、紙製品でのトイレタリーに強いです。マスクでは「超立体マスク」「超小型マスク」など、身につけるものの肌ざわりを良くすることで、日々の生活を楽しく快適なものにしよう、という理念が見えます。

「やさしさをつくる、やさしさでささえる」のテーマどおり、特に生理用品には、女性がもっと快適に明るく、ポジティブに、との願いが込められています。生活をする上での負担から解放されるようにと、日々生活をサポートする商品を生み出しているのが特徴です。「早い者が勝つ」という理念のもと、ビジネスの面でも素早い変化と対応を常に目指している企業です。

④アース製薬株式会社

  • 企業名 アース製薬株式会社
  • 代表取締役社長 川端 克宜
  • 従業員数 1,198名(グループ連結合計3,479名)
  • 設立年月 1925年(大正14年)8月26日

アース製薬は、主に害虫駆除などの殺虫剤を中心とした商品で知られる会社です。有名なところでは「アースノーマット」「ゴキジェット」、くん煙剤の「アースレッド」がよく知られています。殺虫剤のシェアでは業界1位です。そのため、市場を動かしているという意識を持ち、商品開発にあたっています。

「快適」という概念にはさまざまなものがありますが、アース製薬は、害虫を駆除することで、精神的にも心地よい環境を整えられるような商品を提供してきました。虫という生き物を相手にしているため、営業部署は、地域ごとのニーズに合わせた商品を展開するなどの工夫をしています。

⑤小林製薬株式会社

  • 企業名 小林製薬株式会社
  • 代表取締役社長 小林 章浩
  • 従業員数 1,223名(グループ連結合計2,994名)
  • 設立年月 1919年8月22日

小林製薬は、医薬品と衛生雑貨を取り扱う会社です。しかし医薬品とはいっても第2種・第3種の医薬品のため、カテゴリーはトイレタリー・化学にあたります。身体をケアするための商品が多いです。肩こり腰痛向けに「アンメルツ」「アンメルシン」、女性のホルモンバランスに「命の母」、このほか数多くのサプリメントを作っています。健康食品やサプリメント、スーパーなどで気軽に手に取れる医薬品で、家庭の元気と健康を守る助けをしているのです。

幅広いニーズに手広く無難に対応するのではなく「あったらいいな」という細かなニーズや、市場と市場の隙間の需要、つまりニッチ戦略で新たな市場を開拓しています。一つのヒット商品が出ればそのヒット商品を改良し続けるだけではなく、派生として改良した商品を新規発売し、ラインアップを広げています。その結果、一つの商品の平均開発期間は約13カ月、年間約20~30の新製品の開発に成功しました。研究・技術・マーケティングが三位一体となって次々と新しいことを考え出す、フットワークの軽い会社です。

⑥プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社)

  • 企業名 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
  • 代表取締役社長 スタニスラブ・ベセラ
  • 従業員数 4,600名
  • 設立年月 2006年3月3日(1973年にプロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社として、日本で営業開始/アメリカでの操業は1837年)

P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は、世界最大の消費財メーカーです。マーケティングに極めて力を入れ、収益性の高い企業としても知られています。日本における商品展開では、洗濯洗剤では「アリエール」「ボールド」、消臭剤の「ファブリーズ」、シャンプーは「パンテーン」、赤ちゃん用紙おむつの「パンパース」が有名です。この他、化粧品では「SK-Ⅱ」も取り扱っています。

第3の洗剤とも呼ばれる「ジェルボール洗剤」を売り出し日経トレンディでも話題に取り上げられました。新しい技術や商品を生み出すだけではなく、その結果として新しく良い変化が生活にもたらせることを信条とし、価値あるイノベーションを提供しています。

同社は人材を会社にとって最も重要な資産だと考えています。新卒採用については、秋冬採用・インターン制度・職種別採用などがあるため、日本国内企業の就職活動とは違った形で行われます。また、TOEIC600点程度以上の英語力が必要になりますので、同社を希望する場合には特殊な対策が必要です。

トイレタリー業界が求める人材

トイレタリー業界では、どのような人材が求められているのでしょうか。業界が求める人材や特徴について知っていれば、面接や自己PRを考える際に役に立ちます。トイレタリー業界に就職を検討している学生は、是非目を通しておいてください。

今回は、ユニチャーム、花王、ライオンの3社において、採用の際に重視される人材像について調べました。3社の採用情報をまとめると、消費者目線で物事を考えられる人、チームワークを大事にできる人、顧客のニーズに素早く対応できる人材を求めていることがわかります。ですが、同じトイレタリー業界であっても、企業によって経営方針や希望する人材像は異なります。志望先の企業がどのような人物を求めているのか、よく確認しておきましょう。

消費者目線で物事を考えられる人

ライオンは、顧客と直接向き合い、生の情報を取り入れることのできる人材を求めています。トイレタリー業界の中でも、営業のように顧客と直接関わる機会の多い職種もあれば、商品開発などほとんど顧客と接することのない職種もあります。

ですが、どのような職種であっても、全ては顧客の満足に通じているのです。顧客と関わることの少ない職種でも、顧客の商品に対する意見や感想を受け止め、それを商品の改良や商品開発に活かすことが大切です。

ただ単に商品を提供し続けるのではなく、商品を実際に使用する消費者の目線に立って考え、顧客にとって使いやすく便利な商品をつくるためにはどうしたらよいかを考える必要があります。したがって、トイレタリー業界では、相手の気持ちを汲み取って相手の立場に立って行動ができ、人を思いやる気持ちの強い性格の人が向いていると言えます。

個人を尊重しチームワークを大事にできる人

3社とも大切にしているのは、チームワークです。一人ひとりの意見を尊重し、チームが一丸となって協力しながら成果をあげることができる人材を募集しています。ライオンで重視されるのは、チームライオンとして自分だけでなく周囲が働きやすい環境でいられるように、頑張っている人や困っている人を助ける姿勢です。

ユニチャームは、「年齢や性別、国籍や信条の差に関わらず、従業員の個性と向き合い、熱意と成長意欲を信じてすべての従業員の可能性を引き出す」と述べています。どのような会社にも、同じ人はいません。中には自分とは真逆の考えを持つ人もいるでしょう。その違いを否定するのではなく、それぞれの個性として受け入れ、どのような性格の従業員とも協力し合いながら業務に取り組むことができる協調性を持った人材が求められるのです。

ニーズに気づきそれに素早く粘り強く対応できる人

ライオンが定めている行動ルールの中に、「気づきのある仕事をすること」と、「粘り強くやり抜くこと」の二点が定められています。これは、常に効率のよい方法を考えて素早く行動し、さまざまな物事に目を向け、執着心を持って最後まで取り組むことができるということです。

入社して間もない頃は、仕事を覚えることで精一杯ですが、ある程度慣れてくると仕事を早く終わらせることができるようになります。ですが、その現状に満足せず、どうしたらもっとスムーズに仕事をこなすことができるかを考えて行動することも大切です。

また、自分の仕事だけでなく、あらゆる面に着目し、困難な目標にも前向きに取り組む姿勢も必要です。今の自分に満足することなく、常に目標を掲げ、それを達成できるまで諦めずに最後まで取り組むことができる人材が求められています。

トイレタリー業界研究のおすすめ書籍紹介

トイレタリー業界への知識を深めるには、日常の周りのことに目を配る他、関連書籍を読むことも必要です。業界書籍だけではなく、企業についてや商品についてなど、ただ「トイレタリー」という単語で検索をしても出てこない情報がたくさんあります。

目標の企業があれば企業に関連する書籍、そしてその企業が主力にしている商品について知識をつけることは、就職活動において自信のひとつになります。日常は、何にでも繋がっています。業界に関係がないと思われる書籍でも手に取り、読んでみるようにしましょう。

①よくわかるトイレタリー業界

『よくわかるトイレタリー業界』という本は、マーケティング・プランナーの中島美佐子さんの書かれた本です。トイレタリー業界の歴史から最新動向まで、主要各社の動向や各社の戦略までがよく分かる内容になっています。

本の発行が2007年と10年前であることから、この情報は最新のものではありませんが、歴史と業界全体のことをざっくりと把握することは可能です。各社の仕事の方向についての比較や、メガブランドについてなど、この業界を目指すのであれば知っておきたい情報が平易な表現で書かれています。初心者の人でもとっつきやすく、入門書として、また、業界に数年身を置いても読み返せるような内容になっている1冊です。

②マーケティング(経営コンサルティング・ノウハウ)

『マーケティング(経営コンサルティング・ノウハウ)』という本は、公益財団日本生産性本部コンサルティング部が編集をしている、マーケティングのノウハウを詰め込んだ本です。世界企業のP&Gがマーケティングを特に重視しているように、国内企業においてもマーケティング能力を身につけることは重要です。

消費者がどのようなニーズを持っているのか、そしてこれからどのようなものが必要とされ、売れていくのかということを知るためにマーケティングに注意を払ってみましょう。営業職を希望していなくても、会社としての在り方や市場の需要を掴むために、勉強をしておいて損はありません。コンサルタントという表題ではありますが、マーケティングの基礎、導入の1冊として読むには具体例も多く、分かりやすい本になっています。

トイレタリー業界を深く知り就活を有利に進めよう!

トイレタリー商品は、周りを見回してみれば驚くほどに家の中でも外でも、どこにでも存在しています。日常に必ずしも必要ではない、というカテゴリーではあるけれどもすでに必需品となっている商品ばかりなのです。

人の生活をより便利で快適にするために努力を重ねているこの業界は、新しいことを考え出せる人材を必要としています。新製品のCMやお店で商品を見かけた時は気にするなど、日常生活でも視野を広く持ち、トイレタリー業界への就職を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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