目次
KDDIにおける最近の平均年収推移
携帯電話の通信サービス「au」で有名なKDDIは、私たちの生活に馴染み深い企業のひとつです。移動通信事業やプロバイダ事業、固定通信事業、さらにコンテンツ事業など、幅広い分野でビジネスを展開しています。そんなKDDIの平均年収について見ていきましょう。
KDDIとは
正式名称:KDDI株式会社
所在地:東京都千代田区飯田橋三丁目10番10号
従業員数:10,916人
平均年齢:42.2歳
平均勤続年数:17.4年
※//www.kddi.com/
※有価証券報告書を参照
KDDIは言わずと知れた携帯電話サービス市場におけるリーディングカンパニーのひとつで、圧倒的な知名度を持ちます。従業員は10,916人となっており、その規模は巨大です。平均年齢・平均勤続年数はどちらも上場企業の平均値(40.44歳・14.7年)をわずかに上回っています。
近年の平均年収推移
KDDIの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 953.0万円 |
平成27年 | 951.0万円 |
平成26年 | 976.0万円 |
平成25年 | 940.0万円 |
平成24年 | 907.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
KDDIの平均年収は、平成24年から翌年にかけて約30万円ほど大きく増加し、その後4年間は小幅の増減を繰り返しています。ここ5年間では平成26年度の976万円が一番高い金額となります。
KDDIにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 483.1万円 | 30.3万円 | 119.1万円 |
25~29歳 | 741.5万円 | 46.6万円 | 182.8万円 |
30~34歳 | 871.5万円 | 54.7万円 | 214.9万円 |
35~39歳 | 987.7万円 | 62.0万円 | 243.5万円 |
40~44歳 | 1,057.5万円 | 66.4万円 | 260.7万円 |
45~49歳 | 1,173.2万円 | 73.7万円 | 289.2万円 |
50~54歳 | 1,262.6万円 | 79.3万円 | 311.3万円 |
55~59歳 | 1,220.9万円 | 76.7万円 | 301.0万円 |
60~64歳 | 780.8万円 | 49.0万円 | 192.5万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
KDDIの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 30.3万円 | 119.1万円 | 483.1万円 |
23歳 | 33.6万円 | 131.8万円 | 534.8万円 |
24歳 | 36.8万円 | 144.6万円 | 586.5万円 |
25歳 | 40.1万円 | 157.3万円 | 638.2万円 |
26歳 | 43.3万円 | 170.1万円 | 689.8万円 |
27歳 | 46.6万円 | 182.8万円 | 741.5万円 |
28歳 | 48.2万円 | 189.2万円 | 767.5万円 |
29歳 | 49.8万円 | 195.6万円 | 793.5万円 |
30歳 | 51.5万円 | 202.0万円 | 819.5万円 |
31歳 | 53.1万円 | 208.5万円 | 845.5万円 |
32歳 | 54.7万円 | 214.9万円 | 871.5万円 |
33歳 | 56.2万円 | 220.6万円 | 894.8万円 |
34歳 | 57.6万円 | 226.3万円 | 918.0万円 |
35歳 | 59.1万円 | 232.1万円 | 941.3万円 |
36歳 | 60.6万円 | 237.8万円 | 964.5万円 |
37歳 | 62.0万円 | 243.5万円 | 987.7万円 |
38歳 | 62.9万円 | 247.0万円 | 1,001.7万円 |
39歳 | 63.8万円 | 250.4万円 | 1,015.7万円 |
40歳 | 64.6万円 | 253.8万円 | 1,029.6万円 |
41歳 | 65.5万円 | 257.3万円 | 1,043.6万円 |
42歳 | 66.4万円 | 260.7万円 | 1,057.5万円 |
43歳 | 67.9万円 | 266.4万円 | 1,080.7万円 |
44歳 | 69.3万円 | 272.1万円 | 1,103.8万円 |
45歳 | 70.8万円 | 277.8万円 | 1,126.9万円 |
46歳 | 72.2万円 | 283.5万円 | 1,150.0万円 |
47歳 | 73.7万円 | 289.2万円 | 1,173.2万円 |
48歳 | 74.8万円 | 293.6万円 | 1,191.0万円 |
49歳 | 75.9万円 | 298.1万円 | 1,208.9万円 |
50歳 | 77.0万円 | 302.5万円 | 1,226.8万円 |
51歳 | 78.2万円 | 306.9万円 | 1,244.7万円 |
52歳 | 79.3万円 | 311.3万円 | 1,262.6万円 |
53歳 | 78.8万円 | 309.2万円 | 1,254.3万円 |
54歳 | 78.2万円 | 307.2万円 | 1,245.9万円 |
55歳 | 77.7万円 | 305.1万円 | 1,237.6万円 |
56歳 | 77.2万円 | 303.1万円 | 1,229.2万円 |
57歳 | 76.7万円 | 301.0万円 | 1,220.9万円 |
58歳 | 71.1万円 | 279.3万円 | 1,132.9万円 |
59歳 | 65.6万円 | 257.6万円 | 1,044.9万円 |
60歳 | 60.1万円 | 235.9万円 | 956.9万円 |
61歳 | 54.6万円 | 214.2万円 | 868.9万円 |
62歳 | 49.0万円 | 192.5万円 | 780.8万円 |
63歳 | 39.2万円 | 154.0万円 | 624.7万円 |
64歳 | 29.4万円 | 115.5万円 | 468.5万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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KDDIの役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,438.2万円 |
課長 | 1,124.9万円 |
係長 | 856.6万円 |
20~24歳の一般社員 | 483.1万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
KDDIの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 22.05万円 |
修士了 | 24.05万円 |
博士了 | 28.79万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
平成28年賃金構造基本統計調査(初任給)によると、大卒の平均初任給は約20万円、大学院卒の平均初任給は約23万円です。したがって、KDDIの初任給は平均より高い水準にあると言えます。
通信業界における年収の傾向と生涯賃金
通信業界とは
通信業界を大きく分けると、通信キャリアとテレビ・ラジオ分野の2つがあります。KDDIが属する通信キャリアの主な役割は、携帯電話やコンピューターなどのネット通信を安定的に提供することです。そのため、インフラ整備や通信システムの維持なども重要な仕事となります。
通信業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | KDDI | 通信業界 |
20~24歳 | 483.1万円 | 502.1万円 |
25~29歳 | 741.5万円 | 653.0万円 |
30~34歳 | 871.5万円 | 757.5万円 |
35~39歳 | 987.7万円 | 899.3万円 |
40~44歳 | 1,057.5万円 | 993.2万円 |
45~49歳 | 1,173.2万円 | 1,085.9万円 |
50~54歳 | 1,262.6万円 | 1,189.4万円 |
55~59歳 | 1,220.9万円 | 1,225.4万円 |
60~64歳 | 780.8万円 | 839.1万円 |
生涯賃金 | 4.29億円 | 4.07億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
20~24歳・55~59歳・60~64歳においては、業界平均がKDDIの平均年収を上回る予測となっています。しかしそれ以外の年代ではKDDIのほうが高くなり、生涯賃金でもKDDIが2,200万円ほど業界平均を上回ると見られます。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
年収以外の魅力
高い年収以外にもさまざまな魅力を持っているのがKDDIです。まずは、女性社員の活躍を推進しているところです。ダイバーシティ推進は社外からも高い評価を受けており、女性の意思決定を無視することはありません。
また、仕事と育児がしっかりと両立できる制度を整備し、社員が無理なく働ける環境です。KDDIだから実現できる人財育成制度や福利厚生も魅力のひとつと言えるでしょう。働きやすい場所の提供を怠ることはありません。
ダイバーシティを基本としている
KDDIでは、「女性ライン長登用プログラム」という制度を設け、女性リーダーを育てています。「経営の意思決定はすべて男性」という考えを持つことはなく、女性の意見を積極的に取り入れていますので、ダイバーシティ経営を実現している企業と言えるでしょう。
経済産業省・東京証券取引所による「なでしこ銘柄」、経済産業省主催の「新・ダイバーシティ経営企業100選」、総務省による「テレワーク先駆者百選」にも選ばれておりますので、実績は確かなものです。もちろん女性だけではなく、障がいのある社員や外国人社員に対しても手厚いサポートをしています。ダイバーシティ推進の多彩なアプローチはKDDIの大きな魅力といっても過言ではありません。
育児・介護サポート
育児で休んでいる社員に対して、専用サイトで社内の人間と連絡することやeラーニングなど、いつでも業務に戻れるような仕組みを設けています。テレワーク勤務制度や変形労働時間制などもありますので、子育てと仕事を両立することも可能でしょう。こうしたシステムがあるからこそ、育児で休んでいた社員のほとんどが復職します。
もちろん再雇用制度もありますので、退職後も安心です。女性だけではなく、男性に対しての育児サポート制度があるのも魅力のひとつでしょう。子育てや介護に関する休暇以外にも、フリーバケーション制度などがあり、長期的に休むことが可能です。KDDIでは、ワークライフバランスを実現できますので、腰を据えて働くことができます。
通信業界の動向
「通信キャリア」と呼ばれる業界には、KDDIの他にNTTドコモ、ソフトバンクがあります。どの企業も知名度抜群ですが、近年では、スマートフォン所有が落ち着いた状況になり、他の企業から「格安スマホ」がリリースされ、注目を集めることになりました。一見、安定した業界に感じられますが、新しい顧客を囲い込むことが難しい状況でもあります。
携帯電話だけではなく、固定電話の場合は利用者も減り、解約する人が増えている状況と言えるでしょう。とはいえ、新しいテクノロジーとともに成長していく業界ではありますので、衰退していくとは言えません。人材的にも優秀な人が参入し、さまざまなサービスを提供することになりますので、注目すべき業界のひとつです。
まとめ
KDDIの平均年収は安定した推移を見せており、その額は業界内でも高い水準にあります。抜群の知名度もありますから、就活生にとっては魅力的な企業のひとつだと言えるでしょう。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。