目次
旅行業界とは
旅行業界は就活生に人気の高い業界であり、就活を成功させるためには、志望動機を練り上げることが大切です。志望動機を書くためには、まずは業界についての知識を身に付ける必要があります。
業界についての知識がなければ志望動機を作成することはできませんので、業界研究をしっかりと進めることが大切です。旅行業界についての業界研究を進め、業界の動向や職種などの基本的な知識を身に付け、志望動機の作成に役立てていきましょう。
旅行業界
旅行業界は業績も好調であり、業界規模も堅調に推移している業界です。現在では業界規模は横ばい、あるいは若干の成長傾向に落ち着いていますが、高い業績を誇っている企業は多数あります。
2008年から2010年にかけて業績は大幅に減少し、伸び悩みを見せていましたが、景気の回復などによって以降は回復傾向で推移しています。旅行業界好調の最大の要因は訪日外国人観光客の増加です。訪日外国人観光客数は増加を続けており、円安も追い風となっています。
また景気の回復に伴い、国内旅行客も増加しています。訪日外国人観光客は今後も増加することが予想されており、2020年の東京オリンピック開催に向けてさらなる業界規模の拡大が見込まれている業界です。
旅行業界の業績推移について
- 業界規模:1兆4,176億円
- 平均年収:632万円
- 平均継続年数:18年
旅行業界の業界規模は1兆4,176億円であり、国内の業界としてはそれほど規模は大きくありません。訪日外国人観光客は増加を続けており、今後もさらに増加が見込まれていますので、業界規模はさらに拡大すると考えられています。
平均年収は632万円であり、他業界よりやや高い水準です。企業ごとに若干のばらつきはあるものの、それほど大きな差ではありません。全体的に高い年収を獲得している人は多いです。
平均継続年数は18年であり、他業界と比べると高い水準にあります。継続年数については企業ごとに大きく差がありますので、就職先を選ぶときには注意が必要です。しかし年収も高く、成長力のある業界ですので雇用も安定している企業が多く、働きやすい環境にあると言えます。
旅行業界の細かい職種分類
- 商品開発・企画
- 法人営業
- カウンター営業
- 添乗員
旅行業界の職種としては商品開発・企画、法人営業、カウンター営業、添乗員が挙げられます。商品開発・企画は旅行商品の開発や旅行パッケージの企画などをおこなう職種です。ホテルやインフラ業界との連携が必要になる場合も多く、コミュニケーション能力が必要になります。
法人営業は企業や官公庁、学校などに旅行のプランを売り込む職種です。企業であれば慰安旅行、学校であれば修学旅行などの提案をします。カウンター営業は店頭で旅行のパッケージなどを販売する職種です。法人営業に対してカウンター営業は個人に向けた営業になります。
添乗員はツアー旅行などに同行して、顧客に対して観光地の案内などをおこなう職種です。ツアー中のスケジュール管理や顧客の安全管理などもおこないます。
ツアーオペレーター
その他にも旅行業界にはツアーオペレーターという職種があります。ツアーを申し込んだ際に、そのツアーに必要な航空チケットやホテルの予約、貸し切りバスの手配などをします。他にも食事をするレストランの予約、弁当の手配、免税店の立ち寄り予約の手続き、ミュージアムのチケットの事前購入などもします。お客様の旅行の行程を実現するために、施設への交渉やサポートをすることがメインの業務になります。海外旅行のツアーオペレーターの場合は、英語スキルが必要です。
ツアーオペレーターは、お客様の楽しい思い出のために、入念にツアーの行程を組み立てていく仕事です。ツアーオペレーターの選ぶチケットやホテルによって料金が変動することもありますし、移動手段も貸し切りバスを時間通りに手配できるかなど、腕の見せ所が多いです。裁量がある仕事なので、やりがいがあるポジションといえるでしょう。
メディアセールス
それでは次に、メディアセールスという職種について解説していきます。 メディアセールスは、自社のツアーをどの媒体で宣伝するかを選定する職種です。テレビCMや新聞、電車内の広告を見ているときに「ツアープラン・ソウル3日間29,800円~」というような宣伝文句を見ることがあります。最近では、インターネットのWEB広告にも注力している企業が多く、オンラインを使用した宣伝活動も盛んです。メディアを通して広告を出すことで、店舗を通さずにツアーを販売することができます。
このように、自社の商品である旅行プランをどのメディアを使用して宣伝し、売上に貢献できるかを策定します。そして、どのような客層に向けて宣伝をすれば効果的なのかを上手に予測することが重要になるポジションです。
チケッティング
チケッティングという職種は、ツアーオペレーターとタッグを組みながら、予約された航空券や交通チケットの発券手続き、施設のチケット確保をします。ツアーオペレーターが予約したものを確定させるイメージに近いです。そのため、経験や知識はもちろんのこと、業界の繁忙期や国別の祭日などの知識を蓄えておくことが重要です。お客様の理想とする旅行プランを構築して確定していく業務になるので、責任のある仕事です。
業務内容がツアーオペレーターと似ている部分もあるので、企業によっては兼任している場合もあります。ツアーオペレーターもチケッティングも、旅行の行程に必要な素材を集め、1つのツアーを完成させていく魅力的なお仕事です。
旅行業界の志望動機を書くポイント
就活を勝ち抜く志望動機を作成するためには、業界研究を行うだけでは不十分です。業界研究はあくまで志望動機を作成するための下地作りに過ぎません。魅力的な志望動機を作成するためには、そこからさらに上手な書き方について学ぶ必要があります。
志望動機は書き方次第で印象が大きく変わりますので、上手な書き方のポイントを知っておくことが大切です。ポイントを踏まえて志望動機を作成し、採用担当者の心に残る志望動機で選考を勝ち抜いていきましょう。
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①なぜ旅行業界なのかを明記
採用担当者の心に残る志望動機を作成するためには、なぜ旅行業界を志望したのか、その理由を明記する必要があります。そもそもなぜ旅行業界なのか、なぜ旅行業界でなければならないのかを考えていきましょう。
業界を志望した理由を伝えるためには、その業界ならではの特徴を踏まえて志望動機を伝えることが大切です。旅行業界であれば、旅行を通じてお客様の幸せを実現したい、魅力的な旅行を提案することで、幸せな時間を提供したいなどの理由が挙げられます。
他にもさまざまな理由が考えられますが、どんな理由を伝える場合でも、旅行業界でしか実現できないことであることが大切です。旅行業界ならではの特徴を志望動機に含めてアピールしていきましょう。
②その中でもなぜ該当企業なのかを明記
なぜ旅行業界を志望するのか、その理由を伝えれば、次にその中でもなぜ該当企業なのかを明記しましょう。旅行業界の中にも企業はたくさんあり、それぞれの企業ごとに特徴や強みは異なっています。
数ある旅行会社の中からなぜその企業を選んだのか、その理由を明確にする必要があります。企業を志望した理由を伝えるためには、企業独自の強みや特徴を踏まえて志望動機を語ることが大切です。企業を志望する理由を明確にしておかなければ、他の企業でもいいと思われる可能性がありますので注意が必要です。
志望動機ではその企業を強く志望していることを伝える必要があります。企業研究をしっかりと行い、企業についての情報をしっかりと仕入れて志望動機に反映していきましょう。
業界研究資料を活用しよう
志望動機を書く際には、ある程度業界研究をしておいたほうが良いといえます。業界研究をしてどういった仕事内容になるのかを把握しておけば、自分がなぜ旅行業界で働きたいと考えているのかが明確になるはずです。また、旅行業界でしか実現できない志望動機でなければ、「その他の業界でもいいのでは」と思われてしまいます。
業界研究をするなら、無料の資料を活用してみるとよいでしょう。就活の未来では、旅行業界大研究Bookを公開しています。旅行業界の概要や大手各社の特徴についてまとめられているため、効率よく業界研究を進めることができます。旅行業界の最新トピックスについても知ることができますので、志望動機を作成する前に目を通しておくとよいでしょう。
③自分に何が貢献できるのかも明記
なぜ旅行業界なのか、その中でもなぜ該当企業を志望するのかを伝えれば、さらに自分に何が貢献できるのかを明記しましょう。志望動機では業界や企業での仕事に対してのやる気や意欲などを伝えることが大切ですが、それだけでは仕事で活躍することはできません。
仕事で活躍するためには能力が必要ですので、自身の能力を提示して、企業にどのように貢献できるのかを伝えることが大切です。企業はただ働いてくれる人を探しているのではなく、活躍して企業の実績に貢献できる人材を探しています。
自分に何が貢献できるのかを明記することで、採用メリットを伝えることができ、選考を有利に進めることができます。どのように貢献するかを具体的に示し、企業で活躍する姿を採用担当者にイメージさせましょう。
④自己PRにならないように注意する
旅行業界の志望動機を書くポイントとして、自己PRにならないように注意することが挙げられます。志望動機と自己PRの大きな違いは、志望動機は自分が企業に求めることを表すものであり、自己PRは自分が企業にとっていかに有益になるかをアピールするものであるという点です。つまり、志望動機には自分が実現したいことを取り入れ、企業にその思いを伝える必要があります。
旅行会社の志望動機に「旅行が好きだから」という理由を入れる人がいます。旅行会社に入社するということは、旅行に関心が強いことが前提なので、相手を説得するにはいまひとつな内容になってしまいます。志望動機は自分がなぜその会社を志望するに至ったのかというエピソードと、自分が企業で実現したいことを伝えると、説得力のある志望動機を作ることができます。
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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。
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旅行業界の志望動機例文5選
志望動機の書き方のポイントを知れば、次は実際の就活で使用する志望動機を作成していきます。志望動機は書類選考だけではなく、面接でも使用するものですので、適当に書かず、しっかりと時間をかけて丁寧に書くことが大切です。
志望動機の印象一つで選考を有利に進めることができるかどうかが決まりますし、内容はじっくりと練り上げなければなりません。例文なども参考にしながら、書き方のポイントを復習し、アピール力の高い志望動機を完成させましょう。
例文①
私は魅力的な旅行プランを提案することで、お客様に幸せな時間を過ごしていただきたいと思い、御社を志望しました。御社は旅行パッケージが多いことが特徴であり、お客様に対してさまざまな旅行プランを提供しています。より多くの選択肢からお客様に合った旅行プランを提案することで、幸せな時間を創出したいです。
私は大学時代に居酒屋でアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。御社ではお客様の話を聞くことでお客様のことを知り、一人ひとりに合わせた旅行プランを提案して活躍したいと考えています。
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例文の①では魅力的な旅行プランの提案によって、お客様に幸せな時間を提供したいと志望動機が語られています。冒頭で志望動機を語ることで、アピール内容を明確にすることができており、志望理由を印象深く伝えることができています。
また企業を志望する理由についても、企業独自の強みを挙げることで、志望度の高さが伝わり好印象です。どのように企業で貢献できるのかが具体的に語られており、企業で活躍する姿がイメージしやすくこれも好印象でしょう。
例文②
私は旅行プランを開発することで、一人でも多くの人に旅行を楽しんでもらいたいと考え、御社を志望しました。御社では他の企業にはない珍しい旅行プランが様々あり、それが強みです。他では体験出来ない旅行プランを開発することで、経験出来ない新たな喜びを創出したいと考えています。
私は大学時代にバックパッカーとして世界中を旅し、自身の好奇心を満たしてきました。御社でも旺盛な好奇心を活かして新しいことに取り組み、今までにない旅行プランを開発することで企業に貢献したいと考えています。
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例文の②では旅行プランを開発することで、一人でも多くの人に旅行を楽しんでもらいたいと志望動機が挙げられています。冒頭で志望動機を語ることで、業界を志望する理由を明確に伝えることができていますし、企業独自の強みを伝えることで、企業を志望する理由もアピールできています。
企業で貢献できることについても、自身の能力からどのように貢献できるのかが具体的に語れており、好印象です。活躍の方法を具体的に語ることで、企業で働く姿をイメージさせることができています。
例文③
私は旅行を通じて、お客様の幸せを実現したいと考え、御社を志望しました。御社はカウンター営業に強みがあり、一人のお客様にじっくりと向き合って旅行プランの提案が出来る環境にあります。お客様の要望を引き出し、それに合わせた旅行プランを提案することで、お客様に旅行を楽しんでもらいたいと考えています。
私は大学時代にボランティア活動を行い、様々な人との触れ合いの中でコミュニケーション能力を身に付けました。御社でもコミュニケーション能力を活かし、お客様と近い距離で向き合うことで本当の望みを引き出し、一人ひとりに合ったプランの提案で活躍したいと考えています。
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例文の③では旅行を通じてお客様の幸せを実現したいことが志望動機として語られています。カウンター営業に強い、お客様に向き合って旅行プランの提案ができる環境にあるなど、企業独自の強みを挙げることで、企業研究ができていることが伝わり好印象です。
企業を志望する理由も明確にできており、アピール力も強くなっています。企業で貢献できることについても、どのように貢献できるのかが具体的に語られており、企業で活躍する姿がイメージしやすく、これも好印象です。
例文④
私は、お客様の素敵な思いでづくりをサポートする仕事に就きたいと思い、御社を志望しました。高校の卒業旅行として、クラスメイト10人で長野周遊旅行をしました。その際に御社のカウンターセールスの方がとても親身に対応してくださり、私たちの希望を最大限叶えてくれるよう尽力してくださいました。カウンターセールスの方の適切なアドバイスが、私たちの旅行を大変魅力的にしてくださいました。
私も誰かのために、素敵な思い出づくりを応援することができる職種に就きたいと思い、大学では地域事業を専攻し、●●県と提携してパッケージツアーの提案をしました。国内旅行のパッケージツアーに強みを持っている御社で、お客様の幸せな時間を創出する職種であるカウンターセールス職を志望します。
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企業のサービスを過去に経験したことがある人は、企業側も嬉しく思い、印象に残りやすいです。さらに、企業にどのような強みがあり、どのような点で貢献したいのかを追記することで、より印象的な志望動機になります。
例文⑤
私は、過去の経験で身についたスキルを活かせる仕事に就きたいと思い、御社を志望しました。私は大学生のときに1年間アメリカに留学しました。英語圏の生活に不慣れだった私は、留学前にパッケージツアーでアメリカを旅行することにしました。その時、旅行会社の方が、留学前で不安だった私を気遣ってくださり、旅行直前までツアーのアドバイスをいただき、私も将来旅行会社で働きたいと強く思うようになりました。
留学では英語を一生懸命学び、観光学について専攻しました。この学びを活かして、御社のチケッティング職になりたいです。海外に旅立つお客様を最大にサポートすることを大事にしている御社で、現地のスタッフとも円滑にコミュニケーションが取りながら、お客様の希望に沿ったプランを作り貢献したいです。
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旅行に関心がある人が多く志望する旅行業界です。「留学をしたから英語スキルを活かしたい」という言葉だけではなく、自分のスキルをどのように会社で活かしたいのかを示すことで、説得力のある内容になります。
旅行業界の志望動機NG例文3選
志望動機の作成は難しいものであり、例文を参考にしてもなかなか書けない場合もあります。書けないからと言って焦る必要はありません。焦ってもいいことはありませんので、肩の力を抜き、リラックスして広い視野を持って考えることが大切です。
志望動機の作成に行き詰った場合はNG例文を参考にするのもおすすめです。NG例文と自身の志望動機を見比べることで、どこが間違っているのかを知ることができますし、改善することでより良い志望動機へと近づけることができます。
NG例文①
私はお客様に合わせた旅行プランを提案することで、お客様に旅行を楽しんでもらいたいと考えています。私は昔から旅行が好きであり、特にツアー旅行が好きでした。ツアー旅行に参加することで、観光地を存分に楽しむことが出来ますし、ツアーで一緒になった人と仲良くなることも出来ます。
出会いがあることで旅行はより一層楽しくなりますし、御社でもツアー旅行をおすすめして、お客様を満足させたいと考えています。大好きな旅行業界で働きたいと考え、御社を志望しました。
NG例文の①ではお客様に合わせた旅行プランの提案によって、お客様に旅行を楽しんでもらいたいと志望動機が語られています。業界を志望する理由については明確にされていますが、企業を志望する理由が語られておらずNGです。
旅行業界であれば他の企業でもいいと思われてしまい、アピール力が弱くなっています。また企業でどのように活躍するかも明記されていません。業界を志望する理由しか語られておらず、企業への入社意欲が伝わっていないことがNGです。
NG例文②
私は魅力的な旅行プランを開発することで、お客様に幸せな旅行を提供したいと考えています。御社はカウンター営業に強みがあり、他の企業よりも多くのお客様が代理店などに訪れています。お客様と面と向かって話し合い、要望を引き出すことで、その人に合った旅行プランを提案したいと考えています。
私は大学時代に居酒屋でアルバイトをしており、コミュニケーション能力を身に付けました。私はコミュニケーション能力を活かして、市場で求められていることを読み取り、新しい旅行パッケージを開発して御社に貢献したいと考えています。
NG例文の②では魅力的な旅行プランを開発することで、お客様に幸せな旅行を提供したいと志望動機が語られています。企業を志望する理由についても、企業独自の強みを挙げ、明確にアピールできていますが、例文を通して主張がブレていることがNGです。
冒頭では旅行プランの開発がしたいと語られていますが、中盤ではカウンター営業で旅行プランの提案がしたいと語られています。最後の結論では旅行パッケージの開発がしたいと主張がコロコロ変わっており、信用性がなくNGです。
NG例文③
私は大学時代にバックパッカーとして世界中を旅し、様々な国と地域を訪れました。世界中を旅することで様々な人に出会い、知らないことをたくさん知ることが出来ました。私はバックパッカーの経験から旅行が楽しいものであることを知り、それを多くの人に提供したいと考え、旅行業界を志望しました。
御社では海外旅行の旅行パッケージに強みがあり、他の企業では紹介していない国や地域の旅行なども提案することが出来ます。私は国内だけではなく、国外の旅行も提案することで、より多くの人に幸せな旅行を提供したいと考えています。
NG例文の③では、バックパッカーとして世界中を旅したことが冒頭で語られています。志望動機を印象付けるためには、冒頭で志望理由を伝えることが大切です。例文では志望理由が後回しにされており、アピール内容を明確にできておらずNGです。
また企業で自分に何が貢献できるのかについても、全くアピールされていません。業界や企業を志望する理由はアピールされているものの、採用メリットが伝えられていないことがNGです。
旅行業界の志望動機をマスターして選考を有利に
旅行業界は就活生に人気の高い業界であり、志望者は毎年たくさんいます。ライバルが多く、就職難易度の高い業界ですので、就活を攻略するためにはアピール力の高い志望動機を作成することが大切です。
志望動機は書き方次第で印象が良くも悪くも大きく変わるものです。たとえ同じ内容であっても、書き方によっては評価が違ってくる場合もありますので、充分に注意して作成しなければなりません。
志望動機は書類選考や面接などさまざまなシーンで使用されるものですので、上手な書き方をマスターすれば就活を有利に進めることができます。志望動機の書き方のポイントを正しく理解し、アピール力の高い志望動機を作成することで、人気の高い旅行業界の就活を攻略していきましょう。