面接対策

【愛読書としておすすめのジャンル4選】アピールするポイント3つや注意点をご紹介

面接で答える愛読書に悩む就活生は多い

面接では色々な質問が用意されていますが、その中には愛読書を問う質問もあります。普段から読書をしている就活生にとっては自然に答えられるかもしれませんが、本のジャンルに悩む学生も多いでしょう。また、本をあまり読まない就活生の場合は本を読むところから始めなければなりません。ここでは、面接で答える愛読書のジャンルや注意点などをご紹介していきます。

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就活でなぜ愛読書が必要なのか

読書は、自分を高める方法の中で最も有効な方法のひとつです。本を読めばそれだけ世界が広がります。さらに、愛読書があるということは日頃から読書に親しんでいる証であり、その人の性格や人生観にも大きく影響しています。

つまり企業側からすれば、愛読書を知ることはその人がどんな人材なのかを見極める大きな要素になり、学んだことをどのように活かしているのかもわかるのです。

どのような人材かを見極めるための要素

就活の面接であなたがどのような人材かを見極めるには様々な方法がありますが、愛読書を知ることは大きな要素のひとつになります。面接官は愛読書について質問することであなたの興味や関心を知ろうとします。また、学ぶ習慣があるかどうかも知ろうとしているでしょう。

さらに、「就活生にとっての読書」という視点で考えると、仕事に対しての意欲の表れともいえるでしょう。面接官は本を読む習慣があるかどうかを知ることにより、仕事への意欲や向上心があるかどうかを見極めています。ですから、面接の際に愛読書について質問されたら、仕事への意欲や向上心の強さも確認されていると考えた方がよいでしょう。

愛読書から学んだことをどう活かすかも吟味される

あなたが「私の愛読書は○○○です」と言った後、面接官は必ず踏み込んだ質問をしてきます。面接官は、あなたが本からどのような影響を受けたのか、それをどのように生き方に活かしているのかを知りたいのです。そのため、面接で愛読書について質問された際には好きな本の感想を述べるだけではいけません。

その本を読んでどのようなことを学び、これからの生き方や仕事にどのように結びつけていくのかを自分の言葉でしっかりと伝える必要があります。それは技術的なことだけではなく、自分と向き合う姿勢であったり、チームワークであったり、ノウハウでも構いません。

就職差別につながりかねない質問でもある

ここで注意しておきたいのが、愛読書は就職差別につながりかねない質問でもあるということです。厚生労働省では、公正な採用選考をおこなうために応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しないようにと呼びかけています。

愛読書は、本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握として、採用選考時に配慮すべき事項に掲載されています。愛読書の他にも、購買新聞、雑誌、宗教、支持政党、人生観、尊敬する人物、思想なども含まれます。公正な面接を受けるためにも、これらについて把握しておくことが大切です。

就活で好感度の高い書籍ジャンル4選

就活の面接で愛読書について質問されることを想定して、どんな本を選べばいいのかはとても悩むところです。偏ったジャンルではなく、様々な種類の本を読んでみることです。エッセイ・小説・伝記・SF・古典・神話・評論・詩歌など、多くのジャンルがあります。これらの様々な種類の本を読むことでこれまでの自分にはなかった知見を得ることができます。

①歴史関連の書籍

私たちは、歴史書を通して過去の人々の成功や失敗体験から多くを学ぶことができます。そして、今の自分にできることは何かを考え、自分の生き方に活かしていくことができます。

これらの歴史書は人生教訓としても優れていますが、内容が私たちが生きている現代社会に直接役立つとは限りません。歴史書の中に散りばめられているさまざまな人生教訓という原石を見つけ、自分の力で現代版として磨く作業が必要です。そうすれば、面接の際には自己アピールの大きな武器になります。

就活で好感度の高い歴史書としてまず挙げられるものは老子や孔子、孫子などの歴史上の人物をまとめた書籍です。歴史上の人物が執筆した書籍はビジネスに応用しやすいものが多くあります。また、宮本武蔵の『五輪書』や福沢諭吉の『学問のすゝめ』なども時代を超えて愛されてきた高い知名度があります。さらに、司馬遼太郎の歴史小説も中高年の面接官には好まれる書籍です。

②哲学書またはそれに関連する書籍

哲学とは「○○とは何か」を根本的に考え、探求する学問です。私たちは哲学書を読むことにより、これまでの賢人が物事をどのように掘り下げていったのかに触れることができます。そしてその手法を学ぶことで、自分自身の生き方や仕事への向き合い方を見つけることもできます。

就活で好感度の高い哲学書としてはプラトンの『ソクラテスの弁明』や内村鑑三の『代表的な日本人』が有名です。

これらの哲学書の他に自己啓発本も好感度の高い書籍です。ビジネスマンであれば自分の経験や周囲の人からのアドバイスだけでは気づかなかった仕事観・人生観や実践方法を知ることができます。就活生がビジネスに対する姿勢を考えたりする際にはうってつけのジャンルです。

就活で好感度の高い自己啓発本としては、自己啓発の源流であるアドラーに関するものがおすすめです。アンジェラ・ダックワース著『やり抜く力』、『嫌われる勇気』、『幸せになる勇気』なども良いでしょう。

③近代などの純文学

基本的には大衆小説は面接官にはあまり良く見られない傾向にありますが、純文学は格調高いものだと認識されています。それは、純文学のテーマはストーリーはもちろんですが、感性や美意識、人間性、文章表現の美しさなどにも重きが置かれているからです。そして、小説に書かれた多様な人間関係を読むことによって価値観が広がり、実生活の中でも相手の気持ちを深く考えることができるようになるからです。

純文学といっても様々な書籍がありますが,比較的知名度の高い作家を選ぶと好感度があがります。就活で好感度の高い純文学作品としては夏目漱石の『こころ』、芥川龍之介の『地獄変』、川端康成の『雪国』、森鴎外の『高瀬舟』、三島由紀夫の『仮面の告白』、太宰治の『人間失格』などがあります。

④ビジネス書

ビジネス書には、経営論や経済学、働き方についてなどのジャンルがあります。自己啓発の要素を含むものも多いです。ビジネス書を選ぶ際は、志望する業界に関する本を選ぶといいでしょう。ただ読むだけでなく、内容を掘り下げて考え自分なりの意見を持つことで評価を得られます。

ビジネス書は書店のランキングにランクインしていることも多いため、何を選べばいいか分からない場合は話題の1冊を選んでみるのもいいでしょう。もし企業の社長が書き著した本があれば、読んでおくことで最終面接でのアピール材料になります。愛読書として答えると媚びを売っているようにも見えるため、企業研究の一貫として読んでおくことがおすすめです。

面接で愛読書をアピールする3つのポイント

就活の面接でどの書籍を愛読書にして話をするのかが決まったら、次はその愛読書を使ってどのように自分をアピールするかが大切になってきます。このアピールの仕方次第で面接官に好印象を与えられるかどうかが決まってしまいます。

愛読書は3つ用意しておくと有利

多くの就活生は面接の準備として愛読書については1冊を決めておくのが一般的でしょう。しかし、これでは面接対策としては十分とはいえません。それは、面接官が「その他の愛読書はありますか?」と聞いてくることがあるからです。そんなときに愛読書を1冊しか準備していないと慌てることになります。

例え1冊しか聞かれないケースが多くても、いざというときに困らないように3冊の愛読書を準備しておくと良いでしょう。複数の愛読書を準備しておくと、いざというときに勤勉さが面接官にアピールできます。さらに言えば、愛読書の3冊は違ったジャンルのものを選ぶといいでしょう。

愛読書の内容はポイントを押さえておく

面接で愛読書について質問されたときには上記6点を盛り込んで説明すると良いでしょう。その際、愛読書の内容はポイントを押さえておくと説明を求められても要点をまとめて説明することができます。このポイントを押さえるときに大切なことは2つあります。1つ目は面接官の質問の意図を理解することです。

自分がどういう人間でどういう経験をしてきたのか、今後それを仕事にどう活かしていくのかという視点で愛読書の内容のポイントを押さえましょう。2つ目は「本から学んだことを仕事に結びつける」という視点で愛読書の内容のポイントを押さえることです。

愛読書で何を学んだのかはマストで覚える

就活の面接で愛読書について質問されたときは自己アピールの絶好のチャンスです。回答次第では、面接官から高い評価が得られることができます。では、どのようにすれば面接官にあなたの人柄が伝わり、好印象を持ってもらえるのでしょうか。

面接官は就活生が日頃読書の習慣があるかどうかは、面接でのあなたの話しぶりですぐにわかります。愛読書から学んだことはしっかり見られているので、自分の言葉でわかりやすく説明ができるようにしておきましょう。そして、それを日頃から身につけておく努力をすることが大事です。その際、ちょっとしたエピソードをつけて自分をアピールできれば、あなたの強みとして面接官に好印象を与えることは間違いありません。

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自己PRの内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。

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愛読書を選ぶ際の注意点

基本的には自分の好きな本の中から選ぶことがベストですが、やはり面接にふさわしくない本のジャンルはあります。これまでに好感度の高い書籍を紹介してきましたが、それ以前の問題として「嘘はつかない」ことが大前提です。

自分を大きく見せようとしたり自分の能力を高く見せようとして自分には不釣り合いな本を愛読書として話をしても何人もの就活生を見てきた面接官ならすぐに見破ってしまいます。ここからは、このほかにも3点の注意点を紹介します。

愛読書「なし」はできるだけ避ける

就活生の中には面接に向けての対策本を読んでいる人は多いでしょう。就活の対策本には役立つ質問例やポイントがコンパクトにまとめられているため、とても便利です。ただ、そんな人でも日頃、対策本以外に読書に親しんでいる人は決して多くはありません。

では、そんな就活生が就活の面接の際に愛読書について聞かれたときにはどのように答えたらいいでしょうか。「読んでいません」、「愛読書はありません」という答えは避けましょう。面接官に「愛読書がない=積極的に学ぶ姿勢がない」と受け取られてしまいます。

読書に親しんでいる人とそうでない人では、知識量に差が出てくるだけではなく、その人の持つ世界の広さまで違ってきます。いくら面接対策で本を読んでも、付け焼き刃ではすぐにボロが出てしまうでしょう。本当に対策をするのなら、まずは読書の習慣をつけることから始めてみてください。

理解できない本や読んだことのない本はNG

面接で愛読書について質問されたときにインターネットであらすじや感想を読んでそれを参考に答えを考えておくという方法もあります。しかし、回数を重ねた多くの面接官なら見破ってしまうでしょう。中途半端な答えではかえって不利益になります。

愛読書として一度選んでみたものの、自分では理解できない本は諦めた方がよいでしょう。また、今まで読んだこともない本をインターネットなどで調べて愛読書として答えない方がいいでしょう。面接でいざ説明を求められたときに言葉が詰まり、嘘をついていると思われてしまいます。

愛読書として選んだ本が難しい本なのか、簡単な本なのかはあまり関係がありません。その本であなたが何を学んだのか、あなたが今後の人生においてどのように活かしていくのかを自分の言葉で説明できることが大切です。ぜひ、あなたにぴったりの愛読書を見つけてください。

愛読書を聞かれた時に「漫画」を答えるなら注意が必要

「自分は漫画が大好きだけど、愛読書として認められるんだろうか?」と悩んでいる人も多いでしょう。一般論で言えば、面接で愛読書について質問されたときにジャンルは何でもいいのです。そのため、漫画を選んでも間違いではありません。

しかし、漫画は少し注意が必要です。それは、漫画に対して「単なる娯楽」と捉えている面接官も多いからです。漫画の中には含蓄のあるものも数多くありますが、漫画を愛読書として扱うのはおかしいと考える人が多く、完全には認知されていません。

確かに著名人や経営者で漫画を愛読書にしている人はたくさんいます。しかし、面接官の中には漫画を読まない人は少なからずいます。基本的には漫画を愛読書として選ぶのはリスクが高いので注意をしましょう。漫画はビジネスシーンでは娯楽として見られてしまう傾向にあり、説得力に欠けてしまいます。

愛読書を答える際はジャンルや伝え方に気を付けよう

就活の面接で、面接官が愛読書について質問するのは、就活生がどんな人材かを見極めるためです。性格はどうなのか、学んだことを活かす力があるのかを知ろうとしています。ですから、どんな書籍を選ぶかで印象も変わってきます。書籍には様々なジャンルがありますが、好感度の高い書籍は歴史書や哲学関連の書籍であり、純文学も良いでしょう。

その際、愛読書は3冊用意しておくと勤勉さがアピールできます。答えるときには愛読書から何を学び、日頃の生活にどのように活かしているのかをしっかり説明できるようにしておくことが大切です。愛読書なしや理解できないような本を選ぶのはNGです。また、漫画も好ましくありません。

愛読書は自己PRの絶好の場であり、自分をアピールする武器になります。あなたの人柄をアピールし、好印象を持ってもらえるようにしっかりと準備をしておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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