面接対策

公務員試験の面接で好印象を与える髪型のポイント3つ|NGなものもあわせてご紹介します

公務員は髪型に気を付けなくてはいけない

公務員になるための試験の面接では、見た目というのはとても重要です。もちろん、それは一般企業の面接でも重要なことなのですが、公務員の場合は古い考えの方も多いので、ちょっとのことで印象が悪くなったりするのです。ここでは、公務員の面接を受ける際の髪型の注意点を紹介します。

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公務員の面接で好印象を与える髪型①分けた前髪

公務員の面接を受ける際、まずは前髪に注意しましょう。目と眉毛は見えるようにするのが原則です。もちろん面接を担当する方にもよるでしょうが、前述のとおり真面目で古風な考え方をする方もまだまだ多いのが公務員ですから、目にかかったり眉毛がみえていないというだけで、大きく減点される可能性もあるので注意しましょう。

目と眉をだした髪型はあなたを明るく見せる

また、公務員の面接だけの話ではありませんが、目と眉毛がみえるようになっている髪型のほうが表情が明るく見え、自然と好印象になるということもあります。身だしなみのマナー的な観点から見ても、髪型が与える印象というところから見ても、目と眉毛がみえるような髪型にするということは良いことなのです。公務員の面接を受ける前にはまずそこをクリアして下さい。

おでこを見せると印象が更に良くなる

就職活動をする際に、緊張している人も多いかもしれませんが、企業側は明るく会社に貢献してくれる人を採用したいと思って時間を割いて面接しています。男性女性ともにおでこを見せることで、明るく清潔感のある印象や、真面目で誠実そうな印象を与えることができます。おでこを見せるといってもすべて見せるというわけではなく、少し見せるだけでも構いません。

おでこに自信がないという人や、ぱっつん前髪でないと落ち着かないという人もいるかもしれません。しかし前髪を分けておでこを見せるとすっきりとした印象になり、また眉がはっきりと見えることで、目力が増すことにもなります。就職活動をする際は、さらに良い印象を持ってもらえるように、おでこを見せる前髪にすることをおすすめします。

印象の良い前髪の分け方

男性も女性も、まずは目と眉毛をしっかり見せることを意識しましょう。男性の場合、ななめ前髪でも構いませんが、長めの前髪より短くカットした前髪の方が清潔感が出ます。女性の場合は分け方も多くあり、1つ1つ印象も違うものです。スタンダードなものでは男性と同様に斜め前髪、および中央で分けるセンターパーツが挙げられます。

そのまま分けると毛がまとまりにくいため、小さめのカーラーで10分~15分ほど軽く巻いておきましょう。飛び出した毛も少なく整然としていて、かつ自然な流れを作ることができます。前髪を全て上げてしまうポンパドール、オールバックも目と眉をすっきり出せる明るい髪型です。

ポンパドールは前髪を頭上にかき上げてピンで止めますが、このときボリュームを出しすぎないよう注意してください。公務員の面接では華やかさよりも誠実さを重視しましょう。オールバックでワックスを使う場合、軽いタイプを選ぶとツヤが出すぎず自然な仕上がりになります。

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公務員の面接で好印象を与える髪型②ワックスは少量

ワックスをつける方がボサボサ感がまぎれて清潔感が出るという場合は別ですが、そうでない限り、公務員の面接では出来ればワックスは付けないか、付けるにしても少量のワックスにしておきましょう。今どきのツヤのある髪型というのは、時と場合によっては悪い印象を与えることもあります。ですから、出来ればナチュラルな髪で挑んだ方が良いのです。

ツヤのある髪型はNG!ナチュラルな感じを大切に

ナチュラルな状態の髪型で、印象が悪くなるということはありません。ツヤツヤでぎらついた髪型でいると、それだけで印象が悪くなる可能性があります。それならば自然な感じのナチュラルな髪の毛で挑んだ方がよほど良いですよね。髪型で遊んだりするのは、公務員になった後で良いでしょう。

スプレーで整えるのも良い

女性のポンパドールやオールバックではキープ力が物足りないかもしれませんが、それ以外の髪型ならスプレーもおすすめです。ワックスのような不自然なツヤが出にくく、自然に髪型を整えることができます。ななめ前髪やセンターパーツのときは、男性も女性も仕上げにスプレーを軽くつけておくとなお良いでしょう。

ななめ前髪なら分けた前髪部分に、センターパーツなら中央の分け目にスプレーをつけてください。崩れにくく、髪の毛がまばらに落ちてきてしまうという事態も防げます。男性は朝、整えた髪全体にも吹きかけて1日清潔感のある髪型をキープしましょう。ただし、ハードタイプのものは形のキープに特化しているため、ナチュラル感がありません。男女ともに軽いタイプのものを選び、つけすぎないよう注意してください。

職種によっては裏目にでることもある

公務員の面接だけではなく、面接時に髪型を整えることは基本的なことですが、ワックスで整えることで裏目に出てしまう職種も中にはあります。公務員といっても市役所や警察官、教師などさまざまな職種があります。人前に出る職種では、髪型を整える時にワックスなどで整え、清潔感のある髪型がもちろん求められていると考えましょう。

ただし警察官や消防署員など緊急時と隣り合わせの現場で働こうとしている人は、ワックスで髪型を整えるような髪型というよりも、短髪ですっきりとした印象の髪型を求められるということもあります。自分自身が面接を受ける職種ではどのような髪型が適切であるかを事前に調査することが大切になってくるでしょう。

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公務員の面接で好印象を与える髪型③刈り上げない

大胆なツーブロックが髪型の全盛になっているのが今の時代です。公務員の面接前であってもそうした大胆なツーブロックにしたいと考えている方もたくさんいるでしょう。ですがそういう大胆な刈り上げが施された髪型は公務員の面接には向きません。ワックスで遊びをつけた髪型同様、あまり良い印象を持たない方もたくさんいることでしょう。ですから、避けた方が無難です。

刈り上げの仕方によっては不真面目な印象も

面接の時に刈り上げた髪型をすることによって清潔感を出すことができ、すっきりとした印象を出すことができることもあります。ただし、サイドや後ろを刈り上げすぎると面接官には不真面目な印象に写ってしまうこともあることをしっておきましょう。

近年男性の中で流行っている髪型として、ツーブロックという髪型もあります。こちらの髪型は一見すっきりとした印象にも見えますが、刈り上げすぎることで、プライベート感やオシャレを気にしすぎているといった印象が見受けられるので、気を付けましょう。また、多く刈り上げることで、モヒカンのような髪型になってしまうのも絶対に避けておいたほうがよいでしょう。すっきりと印象を見せたいけれど、どのくらいまで刈り上げてよいかわからない時は、控えな刈り上げにしておきましょう。

目立たない程度に刈り上げておこう

サイドや後ろを刈り上げること自体は否定しません。目立たない程度にスッキリさせるのは髪型全体をスッキリさせる効果があり、むしろ効果的にすらなるでしょう。しかし、面接ではツーブロックは控え、公務員にふさわしいような【落ち着いた髪型】にしましょう。次に、公務員の面接でNGな髪型をご紹介します。

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公務員の面接でNGな髪型

公務員の面接でNGな髪型として、上記で述べた【ツーブロック】や【きついパーマ】【寝ぐせが目立つ髪型】が挙げられるでしょう。公務員の面接官のなかには、ツーブロックやきついパーマに対して「派手だな」「変な髪型」のように不快に思う人もいます。

寝ぐせに関しては、「だらしない」と思われかねません。また、髪型が整っていても【髪色】が茶髪や金髪など派手であれば面接官に良い印象は与えられません。上記で述べた3つのポイントを参考に、髪色はもちろんのこと、好印象を与えられる髪型で面接に臨みましょう。

触覚やぱっつんもNG

女性はしばしば、こめかみから頬にかかる髪を残してしまっています。これはいわゆる触角ヘアと呼ばれるものです。前髪から繋げて自然になるように下ろしていても、就活では良い印象を持たれません。フェイスラインと耳をすっきり出しておく方が、明るく清潔感のある印象を与えることができます。

特に公務員の就活では、流行や可愛らしさを重視する必要はありません。また、目と眉毛が見えていても、ぱっつん前髪は幼い印象になってしまうため、推奨しません。分けた方が就活においては見映えもよく、誠実なイメージを持たせることができます。触角もぱっつん前髪も目立たないタイプのヘアピンでしっかり分け、留めておきましょう。

髪の毛を束ねる位置に気を付ける

女性で髪の毛が長い人は髪の毛を束ねると印象が良くなりますが、ただ好きなところに束ねるということではなく、束ねる位置が重要になってきます。基本的にはポニーテールが良いとされていますが、頭の上の方であったり、あまりにも下の方で束ねてしまうとふざけた印象や、だらしがない印象になってしまうことがあります。

耳の下のラインで頭の真ん中で束ねるということを基本に考えておくと良いでしょう。ハーフアップをするときも同様に、あまりにも上の位置で束ねるのはやめておいたほうが良いでしょう。流行しているシニョンスタイルやくるりんぱといったアレンジの仕方もありますが、就職活動の場ではシンプルかつ清楚な印象、清潔な印象の方が良いと思われますので、アレンジのし過ぎには注意してください。

エクステや黒髪スプレーもNG

髪の毛が短い人がつけるヘアーエクステや、髪染めをしている時に使用する黒髪スプレーを使用しようとしている人もいるかもしれませんが、こちらは面接に適していませんのでやめておきましょう。ヘアーエクステは、プライベートではよいのですが、就職活動の時に接着面が見えることで、面接官に不真面目な印象を与えてしまいマイナスイメージがついてしまうでしょう。

そして、黒髪スプレーは色がまだらになってしまうほか、皮膚や衣服にもスプレーがついてしまうことがあり、身だしなみが整っておらず不潔だというイメージを与えてしまいます。また、就職のための面接にきているにも関わらず、毛染めを楽しみたいと考えているということは、不採用の原因にもなりかねません。毛染めをしている人は就職活動前に黒髪に戻し、面接を受ける必要があります。

公務員試験を受ける時は清潔感を意識した髪型にすること

公務員の面接を受ける際の髪型の注意点のご紹介でした。清潔感があり、明るくマナー良くみえれば髪型でいれば、おおむね問題はありません。無難でスッキリということを意識しておけば、公務員の面接試験に適切な髪型になれるのではないでしょうか。ぜひそうした髪型にも意識してみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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