業界研究

【高給取りになりたい就活生必見】おすすめの職業・業界3選を紹介

高給の職業や業界について知っておこう

世の中には高給な職業や業界があるため、就職先を決めるためにもそれらを知っておくことが大切です。何を仕事に求めるかは人によって違いますが、お金は欠かせない指標のひとつですし、同じ仕事をするなら給料が高いに越したことはありません。給料が高ければ生活の水準を高めることができ、仕事から得られる満足度も高くなります。

給料が高いことでハードな仕事であっても乗り越えることができます。また、それによって充実感が生まれること多いです。仕事はやりがいや自分に合っていることも大切ですが、充分な給料がもらえることも大切です。高給な職業はいくつかあるため、それらを知って就職先の選択肢を広げていきましょう。

高給取りになりたいと考える就活生は多い

学生の就職活動は人生においても大きな転機です。就職する企業を選択する際、給料をいくらもらうことができるのかという収入面を選択基準として重要視している就活生も多いでしょう。

高い給料を得ている人たちを「高給取り」と呼んだりします。学生にも高給取りになりたい人は多いです。しかし、そんな高給取りの人はどのような職業に就いているのか、高給取りとはどれくらいの金額から呼ばれるのかなど、疑問に思う人もいるでしょう。

ここではさまざまな疑問が残る「高給取り」について、掘り下げて紹介していきます。高給取りを目指したい人は参考にしてみてください。

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高給取りの意味とは

「高給取り」といわれても実際の意味や読み方がわからないという人もいます。高給取りの読み方は「こうきゅうとり」と読みます。高給取りの意味を辞書で調べてみましょう。

高給取りは「高額な給料を取得している人を表す語」や「企業において高い役職にいる人を指している語」、「職業における技能が優れている人を表す語」などと表記されています。やはり、主に給料が高い人を表している言葉ということがわかります。しかし、その給料の高さは人によって感じ方が違うというのも事実でしょう。

そのため、非常に抽象的に定義された言葉ともいえます。続いて、この抽象的な「高額な給料」の部分について、一般的にどう感じている人が多いのか紹介していきます。

高給取りといわれるのはいくらからか

先ほども触れたとおり、個人の感覚によって「いくら以上の給料から高給取りなのか」は違ってきます。つまり、仕事や業界、また年齢によっても定義は変わってくるといえるでしょう。ちなみに現在、日本全体の平均年収は400万程度です。

一般的に考えられる高給取りはこの金額を主軸に考えていくことができます。また、世間一般的な価値観で捉えていくと、30代では年収600万程度があれば高給取りをいわれることが多いです。40代では、年収のベースが700万円になり、50代では年収800万円が高給取りの目安として考えられています。

年収800万を超えると年収の上位10パーセントに入ります。さらに年収1,000万を超えていると、文句なしで高給取りと呼ばれるでしょう。

高給取りといわれる仕事3選

高給取りの年収のベースについて取り上げてきました。しかし、就活生が気になっていることのひとつとして、「どういう仕事に就けば高給取りなれるのだろう」という疑問でしょう。そこで、ここでは高給取りといわれる仕事について3つに絞って紹介していきます。

高給取りになりたい就活生は職業選びの選択肢のひとつとして、目指すことを考えてみてください。

①医師

医師は高給取りと呼ばれる代表的な職業です。医師の仕事は人々の体のケアと心のケアをすることです。医師は研修医の段階では年収はそこまで高くありません。しかし、キャリアを重ね、医師になってからは年収1,000万円を超えて、年収1,500万円から2,000万円になっていく可能性がある職業です。

高給取りになれる理由は、世間の人々に必要とされ続ける職業であり、専門的な技術が必要という点が大きいでしょう。現代では、ほとんどの人が産婦人科で生まれ、小児科にかかります。怪我をすると外科医にお世話になり、高齢になることで、さらに医師にかかる機会が増えています。このように医師の存在が社会の成り立ちにおいては必要不可欠なことがわかります。医師になるためには国家試験に合格し、医師免許を取得する必要があります。

②ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーも高給取りと呼ばれる職業のひとつです。しかし、先ほどの医師とは違い、イメージがつかめず、何の仕事をしているのかわからない就活生も多いでしょう。ファイナンシャルプランナーは節約、税金、不動産、投資などあらゆるお金についてのエキスパートとして活躍しています。

主に金融関係の会社の社員として勤務していることが多く、年収は400万円から800万円が多いです。しかし、ファイナンシャルプランナーとして独立した場合、年収1,000万円を超える可能性も大いにあります。ファイナンシャルプランナーになるためには、国家資格や民間資格を取得する必要があります。

③公認会計士

公認会計士も高給取りとして、一般的によく知られてる職業でしょう。平均年収は800万円で、独立するとそれ以上の年収を獲得している人も多くいます。公認会計士とは、上場している企業が法律を守って経営しているのかどうかを確認する仕事です。そのほかにも、経理業務やコンサルティング業務などもおこないます。

そのような仕事をする公認会計士になるには、国家資格を取る必要があります。合格率は低いです。日本の公認会計士の試験よりも、米国公認会計士の試験の方が難易度が低いため、そちらを取得する人もいます。ただし逆に米国公認会計士は、実際に働き始めた後の競争が熾烈です。

独立すればフリーランスで働くことも可能で、子育てをしながら働く女性もいます。家事や育児と両立することができるため、男性女性問わずに高給取りを目指すことができる職種のひとつといえるでしょう。

高給取りといわれる業界3選

高給といわれている仕事は専門職が多く、働くためには資格が必要な場合も多いです。しかし、高給な業界の場合は資格なしでも仕事ができることがほとんどですし、就職のハードルも下がるといえます。

もちろんハードルが下がるといっても、他の業界に比べれば難易度が高いのは確かです。しっかりと対策をしてから選考に臨まなければなりません。高給な業界としてはどのようなものがあるのかを知り、就活の選択肢を広げていきましょう。

①総合商社

高給取りの業界といえば最も代表的なのが総合商社です。商社業界は給料の高い企業が多く、若くして高給取りになれる企業がたくさんあります。

商社業界は、総合商社と専門商社の2つにわけられますが、より給料が高いのは総合商社です。専門商社でも他の業界と比べれば給料水準は高い傾向にありますが、それでも総合商社と比べると見劣りしてしまうことも多いです。

総合商社は国内外で活躍している規模の大きい企業ばかりですし、日本を代表する大企業もたくさんあります。総合商社はもともとの給料設定も高いですが、海外赴任の機会もあり、海外手当が支給されることも多いです。手当の支給によって給料の額はさらに増え、転勤などに積極的であればかなりの金額をもらうことができます。

②金融

高給取りになれる業界としては金融も有名であり、大手メガバンクなどは例年就活生からの人気も高いです。金融業界の中でも銀行は給料が高いだけではなく、安定しているというイメージを持つ人も多いため、就活生からの人気は常に高いといえます。

また、銀行だけではなく、証券会社や生命保険なども金融業界に含まれますし、これらの業界でも給料水準は高いです。証券や生命保険などの場合は出来高給とイメージを持つ人が多く、実際に職種によってはインセンティブ報酬がもらえる場合もあります。

仕事で成果を出しただけ給料に直結する企業も多いため、能力が高ければすぐにでも高給取りになることができます。金融は年収の伸び率も高いため、長く勤めればさらに高給を目指すことも可能です。

③コンサルティング

コンサルティング業界も高給取りになれる業界のひとつであり、給料の高い企業は多いです。世界的に有名な外資系のコンサルはもちろん、国内でも有名な企業はたくさんあります。業界全体でみても給料水準は高い傾向にあるといえます。

コンサルティングと一口にいっても分野はさまざまであり、企業ごとに得意分野、専門分野も違っています。就職する企業によっては、複数の専門分野を持たなければならないこともあるため、企業研究は徹底しておかなければなりません。

また、コンサルは実力主義の企業も多く、インセンティブ報酬を採用している企業もたくさんあります。成果を出した分だけ給料が高くなる企業も多いため、やりがいを感じやすい仕事といえます。

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高給取りに学歴は関係あるのか

高給取りになるために、学歴は関係するのか、ということは、多くの人が疑問に感じていることでしょう。ここでは高給取りと学歴の関係性について紹介していきます。

学歴が関係するのであれば、就活生は在籍している学校によって、高給取りの職業につくことができる可能性が変わってしまいます。そのため、ここでは「高給取りと学歴の関係性」について、掘り下げていきましょう。

高学歴であればあるほど高給取りの仕事に就きやすい

高給取りの職業をみていくと、学部によってどういった仕事に就くのかが決まってしまう職業があります。たとえば、歯科衛生士や医師などです。歯科衛生士は歯学部、医師は医学部であることで職業に就くことができる可能性が広がっています。

このような学部は学力が高くないと入学することができず、高学歴だからこそ就職することができる職業といえるでしょう。

この観点から、高給取りの仕事に就くには、高学歴であればあるほど可能性が高くなることは間違いありません。もし、どうしても就きたい職業の条件が学部や学歴にかかわるのであれば、学歴も注意しておきましょう。

高学歴でなくても資格があれば高給取りになれる

先ほどは高学歴であれば高給取りになる可能性が上がるという話をしました。しかし、高学歴ではなくても、高給取りになる方法はあります。それが資格を取ることです。資格を取ることで、高給取りの仕事に就くことができる代表例が先ほども触れた公認会計士ではないでしょうか。

公認会計士は、大学を卒業してから通信の学校に通い、勉強を経て資格を取ることさえできれば、なれる職業です。このようにして高給取りとして活躍している人も少なくありません。ただ、学歴あるなしに関わらず、高給取りに共通していることは努力をしているということです。学歴があってもなくても、資格を取得するためには努力は必要になります。

女性が高給取りになるには

女性は男性に比べて、高給取りが少ない印象をもつ人は多いでしょう。それは、出産や子育てが影響しています。出産をきっかけに退職するケース、職場復帰をしても育児の関係で時短勤務に切り替えるケースなどが多いです。そのような事情から、女性は高給取りが少ないという状況になっています。

しかし、女性でも高給取りになることは可能です。実際に、男性に負けないくらいの年収を稼いでいる女性もいます。

女性が高給取りになるには、資格や免許を必要とされる職業に就くことです。例えば、医者や弁護士、薬剤師、公認会計士などが挙げられます。このような職業は、女性でも高収入を期待できます。また、他の職業に比べると働き手としての需要が高いため、職場復帰もしやすいでしょう。

高給の仕事は就職後も大変

高給の仕事は人気があるため、倍率も高く、場合によっては専門の資格などが必要なこともあります。そのため就職するためのハードルは他の仕事と比べても高く、就職するまでに苦労する人も少なくありません。

また、念願が叶い就職できたとしても、そこで努力をやめていいわけではなく、就職後も努力を続けて自分を磨いていく必要があります。高給の仕事は就職するだけではなく、就職後も大変になることを理解しておきましょう。

激務であることも多い

高給の仕事が就職後に大変な理由としては、激務であることが挙げられます。簡単で楽な仕事をしていて給料がたくさんもらえるはずはありませんし、仕事のハードルも高いものが多いです。

企業によっては毎日残業しなければならないこともありますし、肉体的にハードな日々を過ごさなければならないこともあります。また、入社後すぐに大きな仕事を任され、プレッシャーがかかる精神的にハードな仕事も多い。慣れるまでは大変に感じてしまう人もいるでしょう。

高給であることにはそれなりに理由がありますし、決して楽な仕事はないということを理解しておかなければなりません。高給取りになるためには、相応の苦労が必要です。就職前後がとくに大変なことは覚えておきましょう。

結果を残せなければ高給にならない仕事もある

高給な仕事といっても、給料の特徴は仕事によってさまざまであり、基本給が高い場合もあれば手当などによって給料が高くなる場合もあります。基本給が高い場合はそれほど問題はありませんが、注意が必要なのは手当によって給料が高くなっている場合です。

手当は企業によってさまざまなものがありますが、高給な仕事の場合は仕事の成果によって給料が変わるインセンティブ報酬を採用していることが多いです。

インセンティブ報酬がある場合は、高い成果を上げていれば給料も高くなりますが、成果が出なければ給料は低くなってしまいます。もちろん最低賃金を下回ることはありませんが、場合によっては高給とはいえない給料に下がることもあるため、注意しましょう。

高給取りになるのは努力が必要

就活生によっては高い給料をもらい、優雅な生活をしたいと夢みている人もいることでしょう。世間では、このように高い給料をもらっている人のことを「高給取り」と呼ぶことがあります。

医師のように高学歴であることが必要な職業もありますが、資格を取得することで高給取りになれる可能性もあります。給料は自分の努力が報われた証としてみることもできます。そういった点で、高給取りは自分が幸せになる要素になります。

また、高給であればあるほど、自分と共に家族や仲間も幸せにできる可能性があがるといえます。お金が全てとはいえませんが、資本主義社会では人が幸せになるために必要な手段として、お金はとても重要でしょう。ぜひ高給取りになって、自分も周りも幸せになれる人生を送っていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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