面接対策
面接における合格のサイン10個|面接官の言動でわかる内定のヒント
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目次
面接で合格や不合格のサインが出されていることがある
面接の合格・不合格は、意外と早い段階で決まってきます。企業によっては、面接での態度などを見ると、既に合格・不合格のサインが出ていたりするものなのです。合格・不合格のサインを知って見分けることができれば、そこから挽回しようと思えたり、より印象を良くしようと思えたりできるでしょう。
そこで本ページでは、面接中のモチベーションを維持するためにも、合格の可能性があるサイン10個をご紹介します。サインが出たからといって必ず合否を見分けられるわけではありませんが、参考程度に知っておきましょう。
面接における合格サイン10個
採用活動における合格とは、面接官からの印象が良いということ、面接官にその企業の社員として認められることを意味します。つまり、面接官が自分にどれだけ興味を持っているか、どれだけ熱心に話を聞いてくれるかがカギになるわけです。
面接の最中にあからさまに合否を示すような態度をとるとも限りませんが、面接官といえども人間です。興味のある話には前のめりになりますし、優秀な人材を確保したいという思いがつい行動に出てしまうこともあるでしょう。この記事では、合格サインについてご紹介していきます。
下の記事でも面接での合格フラグについて紹介していますので、参考までに見てみてください。
①面接官がたくさんメモをとる
面接での合格のサイン1つ目に、面接官がたくさんメモをとることが挙げられます。「たくさんメモをとる=応募者に興味を持ってくれている」と考えられるのです。面接官は、応募者の情報を役員や人事部の担当者に見せるためにメモをとります。そのため、不合格が決定している応募者であれば、わざわざメモをとったりはしないでしょう。
とくに仕事に関する話のメモは高評価の可能性アリ
とくに、長所などの人柄ではなく、志望動機などの仕事に関する話をしているときに多くメモをとってくれるのは、信頼度の高い合格のサインだといえます。採用するかどうかを決めるための面接ですので、そのように仕事に関することでメモをとってくれるのは、評価が高いからだと考えられるでしょう。
下の記事では面接を突破するコツを紹介していますので、参考にしてみてください。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。。
少しでも不安な人は、「面接力診断」を活用してみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、今すべき面接対策を把握することができます。
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②突っ込んだ質問をしてくる
1つ1つに突っ込んだ質問をしてくれるのも、面接における合格のサインといえるでしょう。回答をするたびに「なんで?」「どうして?」と追及してくるのは、それだけ応募者に興味を持ってくれているからです。「いじわるで聞いているわけではなく、本当に興味を持ってもらっているんだ」と理解してから、落ち着いて答えてください。
自分の回答に「なんで?」を繰り返しておく
面接における突っ込んだ質問に対応し、より合格のサインを確実なものにするには、対策をおこなわなければなりません。自分の中ですべての回答に対して、「なんで?」「どうして?」を繰り返して、その答えを考えておきましょう。しっかり対策をしておけば、そういう突っ込んだ質問にも冷静に対応でき、より好印象を与えられるのです。
③最後まで目を見て話を聞いてくれる
最後まで目を見て話を聞いてくれるのも、面接での合格のサインです。面接中に不合格が決まると、最後まで話を聞くのが面倒になり、書類を見ているフリをしつつ話を聞き流す面接官もいます。しかし、合格を考えている人に対しては面接が終わるまでしっかり目をみて話を聞き、話が終わってからメモをとることが多いです。
目を見てコミュニケーションをとることが大事
上記のことから、終盤までしっかり目が合うようであれば、合格のサインだと思って良いでしょう。そういうサインを見逃さないためにも、回答するときや採用担当者が話しているときには、しっかり相手の目を見てコミュニケーションをとってください。
また、目を見てコミュニケーションをとると、自分が話している内容も伝わりやすくなり、相手の話を聞いているサインにもなります。面接に関わらず、相手の目を見てコミュニケーションをとることは大切ですので、普段から意識するようにしましょう。
下の記事では面接で緊張しない方法を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
④企業に適性があると言われる
面接ではさまざまな質問をされ、それに答えていく中で自分についてできるだけ伝えるようにします。それらの話を経て、「○○なところがこの仕事に向いている」「開発に回ったら色々な提案をしてくれそう」など、企業に適性があると遠回しに言ってもらえることもあります。こういった言葉が引き出せたなら、なかなか好感触と思っていいでしょう。
面接官も、思ってもいないことをわざわざ口には出さないものです。こういった言葉をかけられると「いやいやそんな」などと謙遜しすぎてしまう人もいます。謙虚さは日本人の美学ともいえますが、初々しい就活生には素直さもある方が好感が持てます。照れくさく謙遜するくらいに留め、「光栄です」「恐縮です」と素直に受け止めましょう。
社風や業務内容とのマッチ率が高い
社風というのは社外から見てもわかりにくいものです。しかし、多くの社員や応募者を見てきた人事課の面接官なら、その企業の社風というものを肌で感じているため、面接の短い時間でも応募者が社風にマッチするかしないかがわかるものです。
そして、社風だけでなく業務内容とのマッチ率も重要といえます。製造や接客、営業、企画開発、事務処理など、企業や部署によって業務の内容はさまざまです。製造や事務で黙々と正確に作業をこなせるか、営業や接客での人当りはどうかなど、業務内容と応募者の性格がマッチしているかは企業にとって非常に重要です。
そうでないと、せっかく採用した人材がすぐに辞めてしまうかもしれません。社風や業務内容とのマッチ率が高いと判断されたなら「○○でいい仕事ができそう」「君のようなタイプならうち(弊社)でうまくやっていけそう」といった言葉が引き出せるでしょう。
⑤会話が違和感なくスムーズに続く
面接の基本は会話です。もちろん服装や立ち居振る舞いなどのマナーも見られていますが、基本は質問と答えを軸とした会話と言えるでしょう。その会話が違和感なくスムーズに続くことも大切です。むしろ、会話に違和感があってスムーズでないのはどういった場合でしょうか。
それは、専門用語や特殊な言い回しが多くて相手に伝わらない場合です。大学での研究内容について聞かれたときには、相手がその道の専門家でなければ極力噛み砕いた言い方で伝えるようにしましょう。また、昨今の就活生に多く見られる「カタカナ語の多用」にも要注意です。
無意味で不必要なカタカナ語の使用は双方の混乱を招きます。意味が伝わらなければ「ちょっと待って、さっきの○○ってどういう意味?」となり、会話がスムーズに進みません。伝わりやすい言葉選びを意識しましょう。
どちらかが一方的に話してもダメ
面接は基本的に「面接官が質問し、就活生が答える」ことの繰り返しです。話をする際は少しだけ質問用の隙を作り、「さっきの○○についてだけど、どんな工夫を~」というように面接官の興味を引き、掘り下げた質問をしてもらえるような話し方を心掛けましょう。
会話というのは双方向的なものです。自分だけが長く話すわけでもなく、面接官の質問や疑問が大部分を占めるでもなく、双方が同じくらい話をするのが理想的な面接と言えます。逆質問のときも同様に、自分の質問と面接官の答えとのバランスが極端にならないように気を付けましょう。
面接が苦手な人は下の記事で克服する方法を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。。
少しでも不安な人は、「面接力診断」を活用してみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、今すべき面接対策を把握することができます。
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⑥面接時間が長い
面接時間が予定より長いのも、合格のサインだといえるでしょう。採用担当者は、採用しようと考えていない人の面接を、なるべく時間通りに終わらせたいと考えます。面接を計画通りに終わらせれば、他の作業に着手できるからです。
そう考えると、他の作業をおこなえる時間を削ってまで面接時間を長引かせるのは、応募者に興味を示しているからといえるでしょう。また、面接時間が長引けば、それだけ多くの質問をされます。その質問から、採用担当者は応募者を採用するかどうか、判断をしていくのです。
面接時間が予定より長引いている場合は、合格の可能性があると考えて、魅力的な回答ができるように意識してください。
話が盛り上がれば好印象を残せている可能性が高い
話が盛り上がり、面接時間が予定時間一杯、またはそれ以上になる場合には好印象を残せている可能性が高いです。自己PRや志望動機に関してではなく、趣味やスポーツなど共通の話題が長引いたことで面接時間が長くなったのだとしてもです。
そもそもあなたに関心がなければ面接官はそれらの話に関心を示し、時間を費やすようなことはないです。話が盛り上げるということは少なからず面接官があなたに関心を示している証とも言えるのです。
面接官と気が合えば合うほど、面接官の印象には残りやすくなります。面接官は日々何人もの就活生と面接しているので、その中で面接官の印象に残りやすいということは非常に重要なポイントなのです。
⑦入社後の話をされる
入社後の話をされるのも合格のサインだといえます。「入社後はどんな仕事がしたいですか」などは、合格の可能性があるからこそ聞かれる質問です。採用を考えていない応募者に対して、わざわざ入社後の話をする採用担当者は少ないといえるでしょう。
とくに、入社後の話をするのは、合格のサインのなかでもわかりやすいものです。質問されたときに魅力的な回答ができるよう、自分が入社したらどうしたいかを、事前にしっかりと考えておきましょう。
企業の合否基準については下の記事で解説していますので、参考までに見てみてください。
⑧他社の選考状況を聞かれる
面接において他社の選考状況を聞かれることも、面接合格のサインのひとつである可能性があります。他社に先駆けて動くことで、優秀な人材を確保することが採用活動に携わる社員に課せられた使命です。最も避けたい事態は、優秀だと感じた就活生が、他社になびいてしまうことであり、それを防ぐために優秀な人材に対して早期に囲い込みをおこないたいのです。
他社の選考状況をヒアリングすることで、他社で内定が出そうな段階まで来ているのであれば、それに先駆け早めにアクションを起こす、など獲得に向けた今後のアクションを考えることが出来るのです。
嘘はつかずに正直に答える
面接で他社の選考状況を聞かれた場合、基本的には嘘はつかずに正直に答えるようにしましょう。他社の選考が順調に進んでいるのであれば、「他社でも優秀な人材だと思われているのだな」とあなたに魅力を感じてくれる可能性があります。
ただし、面接で語った志望業界選び、企業選びの軸と統一性のない企業を他に受けているのであれば、それを述べると評価を下げてしまう恐れがあります。受けた企業に統一性がない場合、「本当に自己分析が出来ているのか」と疑われかねないので注意しましょう。
また、落ちた企業に関しては触れる必要はありません。落ちた企業が多い場合、面接官が自分の判断を疑ってしまう可能性があります。基本的には正直に答えて問題はないのですが、評価を下げる可能性があるものについては触れないようにするのが無難なのです。
⑨次の選考の日程調整をする
次の選考の日程調整があった場合、それは面接の合格サインである可能性があります。面接官はもちろん魅力を全く感じない就活生と、次の選考の日程調整を行ったりはしません。少なからず魅力を感じているからこそ日程調整をおこなうのです。
ただし、日程調整をしたからといって合格だと決まったわけではありません。合格か不合格か迷ったうえで、とりあえず聞いているケースが実は多いのです。聞かれたことで浮かれてしまい緊張感を途切れさせることのないよう、面接官が次の選考の日程を聞いて来た際、自分はどのような立ち位置にいるのか、面接官の意図はどこにあるのか、を以下で確認しておきましょう。
合格できるかは他の応募者次第といえる
次の選考の日程調整を面接の中でおこなった際、面接官にそれなりに良い印象を与えることが出来ていることは間違いないです。しかし、上述の通り必ず合格というわけではないです。他の候補者がより優秀だった場合、落ちる可能性も十分にあるのです。
企業は採用する人材の人数をあらかじめ決めて、採用活動をおこなっています。そのため企業は、その枠を優秀な人材でしっかりと埋められるよう、及第点に達している就活生を「キープ」しながら採用活動を進めます。面接の中で日程調整を行うことが出来たのは及第点をもらった証拠ではありますが、あくまで及第点に過ぎないので、そのことで気を緩めずに、最後まで気を引き締めて面接に臨むようにしましょう。
⑩握手を求められる
場合によっては、面接の最後に握手を求められることがあります。「今日は遠いところをわざわざありがとう」といった言葉と共に、自然な流れで面接官が右手を差し出してきたなら、それは握手を求めるサインです。そんなときは、「こちらこそ、貴重なお時間をありがとうございました」と一言添えて、快く握手に応えましょう。
握手を求められたなら、それは好感触のサインといえます。国の外交の場でもそうですが、握手は有効の証です。握手を求められるということは「これからよろしく」というサインと捉えられる場合が多く、不合格の就活生に握手を求めることは考えにくいです。ただし、稀に面接官個人の主義、あるいは企業の方針として面接した全員と握手をすることもあり得るため、「握手=合格」と安易に考えないように注意しましょう。
最終面接の場合が多い
最終面接では、特に握手を求められることが多いと言われています。多くは、企業側が合格だと判断した場合です。「これからよろしく頼むよ」「ぜひともがんばってくれ」といった意味を込めて握手を求められることが多く、場合によってはこのタイミングで「君、合格ね」などといわれることもあるようです。
あるいは、単に面接官が握手に慣れた人物ということもありえます。最終面接ともなると本社でおこなわれ、重役クラスや社長が出てくるケースも珍しくありません。重役や社長ともなると、契約の締結時に握手をしたり、自己紹介の際にアピールのために握手をしたりということに慣れています。
そのため、単に握手をするのが習慣になっている人もいるようです。どちらにせよ、このタイミングでの握手が弱弱しいと一気に不安が伝わってしまいます。「精一杯期待に応えます」という意思を込めて、握手に応えましょう。
面接での質問対策については下の記事で解説していますので、併せて読んでみてください。
自分は志望企業に向いているタイプか、適性を診断してみよう
自分の適性や性格が、志望企業の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?
そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。
My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が志望企業に向いているタイプか、診断してみましょう。
面接における合格のサインを知りモチベーションを保とう
面接での合格のサインを10個ご紹介しました。これらのサインをしっかりと把握してから、面接に挑むようにしましょう。知っているのと知らないのでは、面接中の余裕が違いますし、知っていることでモチベーションが上がったり、さらに良い印象を残すことができたりするのです。
合格のサインといっても、必ずそれで合否が決まっているわけではありませんので、最後まで気を抜かないよう注意しておきましょう。