筆記試験

【テストセンターへのログイン方法】受験の流れやトラブル時の対処法

テストセンターのマイページにログインする

テストセンターで試験を受けるためには、マイページにログインしなければなりません。ログインをすればそこで終わりではなく、そこから受けるテストの日程や場所を決めるなど、さまざまな設定が必要です。テストセンターでの受験はすべての企業で必要なわけではなく、場合によっては一度もテストセンターを利用することなく就活を終えることもあります。

しかし、ほとんどの場合でテストセンターは利用することになりますので、その正しい使い方を知っておくことが大切です。テストセンターでの受験方法やトラブルが起こったときの対処法などを知り、就活をスムーズに進めていきましょう。

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頻出問題に特化したテストセンター対策方法

書類選考を突破した後、多くの企業で実施されるのがテストセンターでの適性検査です。実はここで落とされる就活生も多いことをご存じですか?せっかくの志望企業を適性検査で落ちるのを防ぐために、今すぐ対策をしましょう。

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テストセンター受検とは

テストセンターについての理解を深めるためには、そもそもテストセンターとは何か、どんな目的で利用するのかを知っておく必要があります。テストセンター受験は就活生のほとんどが経験するものですが、人によって回数は異なっています。

1度受験すればある程度のことはわかりますが、初めての受験の場合は勝手がわからず困ってしまう人も多いです。1回きりの受験になる可能性もありますが、そこで失敗しないためにも、テストセンター受験について正しく知っておきましょう。

専用会場でおこなう適性検査

テストセンター受験とは、専用会場でおこなわれる適性検査のことです。企業によっては自社のサイトや選考の1つとして、企業独自の適性検査をおこなう場合もありますが、テストセンターは複数の企業で共通しています。

多くの企業が利用している適性検査であり、テストセンターで実施されるものはシェア65%です。半分を超える企業がテストセンターの適性検査を採用しており、1度試験を受けておけば、複数の企業で結果を使いまわすこともできます。

また結果に納得がいかないのであれば、再受験も可能であり、志望する企業に応じてテストセンターでの受験をやり直す人もいます。テストセンターでの適性検査はリクルートが販売しているものであり、日本の就活では広く採用されているものです。

パソコンによるテスト

テストセンターでの受験はパソコンによるテストであり、筆記の問題はありません。検査の内容としては能力検査(言語・非言語)と性格検査の二種類です。企業によっては英語も実施されますので、志望企業ごとにどの検査を受けておけばいいのかを知っておく必要があります。

言語は基本的には国語であり、非言語は数学です。国語ではさまざまな問題から出題されますので対策が難しくはありますが、テキストなどを利用して勉強を進めておくことが大切です。非言語の数学もそれほど難しい問題は多くはありませんが、時間制限がありますので、素早く回答できるようにしておく必要があります。

テストセンターは再度受験が可能ですので、結果に満足がいかないのであれば、しっかりと対策をしてから再挑戦をすることもできます。

結果を他企業に使い回すことができる

試験は本来、各会社で問題を準備してそれぞれを受験することになりますが、テストセンターの結果は使い回すことが可能です。テストセンターを取り入れている企業が前提となりますが、何度も使用できるのは大きなメリットです。とはいえ、いくつか注意ポイントがありますので覚えておいてください。

まずは、試験のタイプです。志望する企業が指定している種類でなければ使い回すことができません。また、1年以上前のテスト結果を使うことはできませんので、有効期限も必ずチェックしておきましょう。そして、テストセンターの結果は受験生が把握できません。そのため、自己採点で高い結果を確認できなければ、使い回すことがデメリットになってしまいます。

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テストセンターの受検方法

テストセンターについて基本的な知識を身に付ければ、実際にテストセンター受験を進めていきましょう。テストセンターを利用するためには、さまざまな手続きがありますので、事前にそれらをおこない、受験日を決めておかなければなりません。

いきなり会場にいってすぐに受けられるものではありませんので、テストセンターにログインし、日程を調整しておくことが大切です。テストセンターの正しい受験方法を知り、スムーズに受験までの流れを進めていきましょう。

企業からテストセンターの案内が届く

テストセンターを利用している企業は、学生のメールアドレスなどにテストセンターの案内を届けてくれます。通常の試験のように、会場にいけばテストを受けられるものではなく、事前の手続きが必須です。はじめて利用する人向けに、受験に関する注意事項や試験の流れなどを説明するページがありますので、必ず目を通しましょう。

試験ギリギリになって「〇〇がわかならない」と戸惑うことがないように読んでおくべきです。そのあとは、就活生の情報を入力していきます。もちろん、自身の基本情報を間違えないようにしてください。練習問題や操作する方法などの案内もありますので、スムーズにテストが受けられるようにしっかりと頭に入れておきましょう。

テストセンターIDを取得する

テストセンターで受験をするためには、まずはマイページにログインする必要があります。ログインするためにはテストセンターIDが必要です。テストセンターは自分で勝手に受験できるものではなく、企業から指示があって初めて受験することができます。

テストセンター受検の案内メールが各企業から送信されるため、メールに記載されているURLをクリックし、企業別受検IDを使ってマイページにログインします。ログインしたページから受験手続をおこなうことで、テストセンターを受験することが可能です。

企業から受験IDが送られてこなければ受験はできませんので、注意が必要です。またIDを紛失してもログインできなくなってしまいますので、送られてきたIDは大切に保管しましょう。

テストセンターを予約

マイページにログインすることができれば、受験手続を進め、受験日などを決めていきます。能力検査はテストセンターでおこなうため、事前予約が必須です。IDを持っていても会場ですぐに受験できるわけではありません。

IDを入手し、受験手続を経てようやく受験が可能ですので、必ず事前予約を済ませてから会場に向かいましょう。テストセンターは他の就活生も利用しますので、日程や時間によっては空きがない場合もあります。空き時間と自身の予定を照らし合わせて、都合のいい時間を選びましょう。

テストセンターの会場は全都道府県にありますので、最寄りの会場を利用すると便利です。どのテストセンターを利用しても問題などは同じです。近くにある交通が便利な場所で受験しましょう。

性格検査を実施

テストセンターの検査は能力検査と性格検査にわけられていますが、このうちテストセンターで受験が必要なのは能力検査のみです。性格検査については予約時に自宅のパソコンなどでおこないますので、注意しましょう。

予約だけのつもりで油断していて、性格検査でいつもとは違う回答をしてしまうと、選考でも不利に働く可能性があります。予約時にも性格検査があることを忘れず、気を引き締めておくことが大切です。

また、自宅で受験する際にゆっくりと冷静に考えて評価の高くなりそうな回答を選んでしまうのはNGです。回答の瞬間は誰にみられるものでもありませんが、結果は企業の人が確認しますので、嘘をついているとすぐにばれます。嘘をつかず、正直に回答していきましょう。

テストセンターに出向いて受検

テストセンターの受験の予約をし性格検査を終えれば、後は能力検査を残すのみです。能力検査はテストセンターに出向いて受験しますので、受験日までにしっかりと対策をしておきましょう。性格検査と同様に能力検査もパソコンで受検します。

能力検査はIRT(Item Response Theory)方式が採用されています。これは受検者の回答した答えに応じて、次の問題を変える出題方法ですので、他の人のペースに惑わされないで自分の画面に集中することが大切です。

問題に間違えれば、次の問題は簡単なものが出題されますし、どんどん正解すれば、問題の難易度は上がってきます。人によって取り掛かっている問題の難易度は違いますので、回答ペースに差が出るのは当然です。

テストセンターの予約は開始1時間前まで変更可能

直前になって急に予定が入ることもあるため、「テストセンターって一度予約したら日程変更できないの?」と不安に思う就活生もいるでしょう。テストセンターの日程は、変更自体はすることができます。基本的には開始時間の1時間前までであれば、日程変更をすることが可能です。

しかし、予約変更の手続きがおこなえない時間帯もあるため、その点には注意しましょう。月~土曜の朝3~8時、日曜の朝2~8時はサーバメンテナンス時間となっており、この時間帯においては予約・変更・取消の手続きをおこなうことは出来ません。

そのため、「開始1時間前までに変更すれば」と思うのではなく、変更の必要が生じたのであれば、早めに行動に移しておくことが重要となります。

早めの会場予約を心掛ける

会場や日時を予約する必要がありますが、「まだ大丈夫」「明日やろう」とめんどくさがってはいけません。予約はできるだけ早くするべきです。就活が忙しくなる時期は、テストセンターの予約や受験以外にもやるべきことがたくさんあります。

また、他の就活生もどんどん予約してくるため、受験したい日程や会場をおさえられない可能性も否定できません。特に土日などは面接などがほとんどないため、たくさんの人が予約します。

早く予約をするためには、企業からの案内が届いたらすぐに行動に移すようにしましょう。予定が決まっていない日があれば、その日に予約しておいても損はありません。「結局、受験できなかった」という最悪のケースから逃れるために、早めの行動を心がけてください。

予約を取り消しても性格検査を再受検する必要はない

テストセンターの予約を取り消した際、「性格検査ももう一度受験しなければいけないの?」と疑問に思う就活生もいるでしょう。結論から申し上げますと、性格検査を再受検する必要はありません。適性検査は大きく分けて言語能力検査、非言語能力検査、性格検査の3つに分かれています。

そのうち、テストセンターでの受験をおこなうのは言語・非言語能力検査であり、性格検査は事前に自宅もしくは使用可能なPCを用いて受験することになるでしょう。性格検査の受検自体は、利用可能なPCで受験することにより、そこで完了するものですので、テストセンターの結果とは関係ありません。テストセンターの予約を取り消したからといって、性格検査まで再度受験する必要があるということではないのです。

遅刻した場合は受験できない

テストセンターで受験する際、遅刻については十分に注意して臨むことが必要になります。もちろん試験に遅刻すること自体避けなければならないことですが、一般的な試験の場合、多少の遅刻であれば試験を受けさせてくれることが多いです。

しかし、テストセンターの場合は、1分でも遅刻すれば受験することができなくなってしまうのです。「じゃあ遅刻しそうな際にはどうすればよいの?」と不安に思う就活生もいるでしょう。試験開始1時間前までであれば予約の変更をすることが可能です。

時間的に間に合うのであれば、変更・取り消しの手続きを迅速におこなうようにしましょう。しかし、試験開始1時間前を過ぎると、そのような手続きをすることもできなくなってしまいます。そのような場合には会場に直接問い合わせ、指示を仰ぐようにしましょう。

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テストセンターの対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう

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ログインできないなどトラブル時の対処法

テストセンターはネットで予約から性格検査の受検などをおこないますので、場合によってはネットトラブルなどでログインできないなどの問題が起こることもあります。トラブルが起こってしまうときちんと受験ができず、就活に支障をきたしてしまう場合もあります。

トラブルが起きても対処法はありますので、慌てることなく対応していくことが大切です。トラブルが起こった際の対処法を正しく知り、もしもの事態にも備えておきましょう。

リクルートのサイトで確認

テストセンターにログインできないなどのトラブルが起こった場合は、まずはリクルートのサイトで確認してみましょう。テストセンターはリクルートが販売しているものであり、サイトにはテストセンターのトラブルの対処法について記載されています。

大抵のことはサイトに掲載されていますので、事前に確認しておくと安心です。サイトを確認してもわからないときは、ヘルプデスクに電話で相談できるため、これも覚えておきましょう。

ヘルプデスクに相談してみることでほとんどのことは解決できますし、受験できないという最悪の事態は避けることができます。トラブルが起きたときは、まずはリクルートのサイトを確認し、それでも解決しなければヘルプデスクに電話と覚えておきましょう。

テストセンターに遅刻をしたときの対処法

あってはならないことですが、予約した受験日の時間に遅刻してしまった場合は、すぐにマイページから時間の変更をおこないましょう。当日遅刻した場合は1時間前までは変更可能です。それ以降マイページからの時間変更ができませんので、受験予定の会場に問い合わせて時間の変更を申し出る必要があります。

またどうしても間に合わないときは、ヘルプデスクに電話して指示を仰ぐようにしましょう。無断で欠席してしまうと、予約した企業の選考を受けられなくなってしまう可能性があります。

時間変更や当日取り消しをおこない、別日に受験すれば、まだ選考に参加することは可能です。無断欠席をすると選考に参加すること自体ができなくなってしまいますので、遅刻する場合は必ず時間の変更かヘルプデスクに連絡をしておきましょう。

受験票をコピーできない・忘れたときの対処法

受験するためには、プリントアウトした受検票が必要です。しかし人によってはプリンターを持っておらず、印刷できないかもしれません。もちろんコンビニなどを利用すればプリントすることも可能ですが、そもそも印刷自体しなくても問題ありません。A4サイズの紙にテストセンターID・カナ氏名・検査名・会場名・日程・タームをメモしておけば、これが受検票として認められます。

他の情報が書かれているものや、裏紙の使用などは不可となりますので、ご注意ください。またスマホ利用者の場合は、画像として受検票を持っていれば問題ありません。会場で専用の紙に写すことにはなりますが、事前に画像を保存しておけば受検票を忘れる心配はないでしょう。

テストセンターへのログイン方法を知ってスムーズに受験しよう

テストセンターは多くの企業が採用している適性検査であり、上手に利用すれば就活をスムーズに進めることができます。受験した結果は1年以内であれば他の企業にも使いまわすことができますし、結果を使いまわしたからといって、選考に影響することはありません。

1度よい結果を出せば、就活を有利に進めることができますので、事前にしっかりと対策をして高得点を目指すことが大切です。テストセンターを初めて利用する場合はログイン方法がわからなかったり、勝手がわからず困ってしまう人も多くいます。

テストセンターは検査の対策をするだけではなく、受験までの流れを覚えておくことも大切です。テストセンターのログイン方法を知って、正しく受験しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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