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座談会でするべき質問とは?良い質問例5選とNGな質問例4選
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目次
するべき質問事項を押さえて座談会を有効活用しよう
座談会を有効に活用するためには、事前にするべき質問は何かを考えておくことが大切です。就活ではさまざまなイベントがあり、座談会もその中の一つです。座談会には履歴書を書いたり、説明会に参加する、選考を受けるなどのハードなスケジュールの合間をぬって参加しますので、時間を有効に活用しなければなりません。
何の準備もなしに臨んでしまうと時間を無駄にしてしまう可能性がありますので、注意が必要です。座談会は参加さえしていれば有益な情報が得られるものではなく、自ら能動的に質問をし、有益な時間を作り出さなければなりません。
座談会を有効に活用できるかどうかは質問次第ですので、事前にしっかりと準備をしてから座談会に臨みましょう。
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座談会とは
座談会の時間を有益なものにするためには、そもそも座談会とはどんなものであるか、何をする場なのかを知っておく必要があります。座談会はすべての企業で開催されているとは限りませんが、多くの企業は就活生のために座談会を開いています。
座談会への参加は必須ではない企業が多く、忙しい就活の時間を使って参加するものですので、実りのあるものにしなければなりません。座談会とはどんなことをするのかを正しく理解して、時間を有効に活用していきましょう。
先輩社員と直接質疑応答ができる場所
座談会とは先輩社員と直接質疑応答ができる場所です。簡単に言えば質問会であり、企業側から参加する先輩社員も就活生と年齢が近い場合が多く、よりさまざまなことが聞きやすい環境が整っています。
会社説明会や面接などでも企業の人に対して質問をすることはできますが、それらの場では聞きづらいこともたくさんあります。座談会であればざっくばらんに話ができますので、多少聞きづらいことも踏みこんで聞くことが可能です。
座談会にも会社説明会と同時に開催されるものと、会社説明会後に開催されるものの2パターンがあります。どちらの場合であっても基本的な内容は同じです。説明会と座談会の日程が同じか、座談会が別日で設定されているかだけの違いですので、都合のいい日程で参加しましょう。
座談会を利用して積極的に質問する
座談会は企業によって進み方が違い、先輩社員の話を聞く場合や質疑応答の時間のみに割かれている場合など、さまざまなパターンがあります。座談会の内容は企業によって違うこともありますが、基本的には質疑応答の時間は設けられています。
座談会を有効活用するためには、この質疑応答の時間が重要です。他では聞きづらいことも聞ける場ですし、気楽に質問がしやすい場ですので、積極的に質問をしていきましょう。
積極的に質問をすることで有益な情報が得られるだけではなく、志望度が高いこともアピールすることができます。座談会で印象に残れば選考も有利に進めることができますので、積極的な質問で志望度の高さをアピールしていきましょう。
座談会は2種類ある
座談会は大きくわけて2種類あり、それぞれで特徴が違っています。座談会を有効活用するためには、種類ごとの特徴を理解しておくことが大切ですし、知っておくことで当日もスムーズに行動することができます。
1つめが、説明会後にそのまま座談会へと移行するものがあります。事前の告知があるかは企業によってさまざまですが、場合によっては告知なしでそのまま座談会がおこなわれることも多いです。説明会後に座談会がおこなわれる場合は、説明会の内容をさらに詳しく掘り下げるための質問会としての役割が強いのが特徴です。
2つめが、座談会の形式で説明会がおこなわれる場合です。これも企業によってさまざまではありますが、座談会形式の説明会への参加が応募条件となっていることもあるので注意が必要です。座談会形式で説明会がおこなわれる場合、企業内を案内してもらったり、業種によっては工場見学ができることも多いです。
座談会も選考に影響する
企業によっては座談会の参加を応募条件としていることもありますが、それ以外の場合でも基本的には選考に影響すると考えた方がいいでしょう。座談会では取り組みの姿勢が評価の対象として見られていますので、積極的な気持ちで参加しているというアピールが大切です。また、質問の内容も評価の対象として見られていますので、内容にもこだわった質問をすることが大切です。ホームページなどを見れば分かる内容を聞いてしまうと印象が悪くなってしまいます。
なかなかいい質問が思いつかず、闇雲に質問をして評価を下げるくらいなら質問をしない方がいいと考える人も多いですが、これも間違いです。質問をしなければ積極性がなく、志望度が低いと思われてしまいますのでマイナスの印象を与えてしまいます。質問をしないことで志望度が低いと思われるだけではなく、受動的など別のマイナス要素が印象付いてしまう可能性もあるので注意が必要です。
座談会でするべき質問事項
座談会では積極的に質問をすることで、企業への志望度の高さをアピールすることができますが、同じ質問をするのであれば有益な情報を得ることが大切です。質問をすることで志望度をアピールするだけではなく、就活に役立つ情報を手に入れることができれば、選考をさらに有利に進めることができます。
鋭い質問をすることで自分を印象付けることもできますし、自分のためになる質問をすることが大切です。座談会でするべき質問事項を確認し、聞くべきことをリストアップしておきましょう。
質問①入社した理由
座談会でするべき質問としては、志望動機についての質問が挙げられます。先輩社員の志望動機を知ることで自分の志望動機の参考にもなり、面接などの対策に役立てることができます。
志望動機の作成は大変なものであり、苦労して作成してもそれが企業から評価されるとは限りません。先輩社員は就活で成功して現在の企業に就職したわけですので、志望動機を知ることで、どのような志望動機であれば評価されるのか、その傾向を知ることができます。
また志望動機をどのように書けばいいのか悩んでいるなどの悩みを相談してみるのもおすすめです。経験者の立場から志望動機についてのアドバイスがもらえる可能性もありますし、選考に前向きであることが伝わり、志望度の高さをアピールすることができます。
質問②仕事内容
座談会で、仕事内容について聞いてみるのはとてもおすすめです。面接や説明会などでは企業の事業内容や取り組みなどについて聞けるケースが多いですが、実際に働いた場合のイメージがわかないという学生もとても多いでしょう。なかなか細かい仕事内容までは質問する時間がなかったり、質問しずらいと感じる人も多いようです。
座談会では、実際の仕事の流れや仕事内容について聞きやすい環境にあるため、質問した内容にたいしてわかりやすい回答が返ってきます。また、質問した内容の答えに対して、さらに深堀した質問をすることもできるため、実際に働く先輩社員の声を聞くことが出来ると同時に、自分自身でも納得して就職活動ができるということが大きな利点になるといえるでしょう。
質問③仕事のやりがい
仕事のやりがいについても、座談会でするべき質問の一つです。やりがいを知っておくことで、自分のモチベーションアップや志望動機の参考にすることもできます。仕事をする上ではやりがいは大切なものですし、実際に仕事をやっている人にしか分からないやりがいも必ずあります。
先輩社員の話から企業の仕事のやりがいの大きさを知っておくことで、入社意欲が高まりますのでおすすめの質問です。またやりがいを志望動機に取り入れることで志望度の高さがアピールできますし、仕事への理解度の高さも伝わり好印象になりやすくなります。
仕事へのやりがいは就活ではさまざまな場面で活かすことができますので、知っておいて損になるものではありません。
質問④求める人材像・資質
就職活動をする際に、志望している企業の求める人材像や資質を知っておくというのはとても大切なことです。求める人材像は会社のHPに掲載されていることが多いほか、会社の説明会などでもよく取り上げられる内容となっています。しかし、HPに載っているけれどいまいちイメージがわかない、具体例が聞きたい、またはどのような資質をもっているとよいのかなどを聞きたいというい人は多いでしょう。
そうした質問をする機会として、座談会はとてもお勧めです。実際に聞くことでイメージがわき、今の自分に足りていないところがわかります。そのあとは、必要な資質や能力を自分自身で身に着けるほか、資格を取るなどして少しでも求める人物像に近づきましょう。
質問⑤女性の社内環境
女性にとって気になる質問も、座談会であれば気兼ねなくすることができます。育休や育休後の職場復帰などのおおよその人数を知ることで、女性にとって働きやすい職場かを見極める材料となりますので、これもぜひ聞いておきましょう。
福利厚生の一環として育休や時短勤務などを採用している企業は多いですが、それらが必ずしも機能しているとは限りません。制度は整っているものの、実情としては育休の取得者がいない、育休後の職場復帰は難しいなども充分にあり得ます。
制度が整っているだけではなく、それを本当に利用できる環境にあるかを知っておくことが大切です。女性にとっては大切な問題ですので、しっかりと聞き、本当に働きやすい職場かどうかを判断しておきましょう
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で自分の適性を把握しておき、就活を効率的に進めましょう。
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座談会で控えるべき質問事項
座談会でするべき質問事項がある一方で、控えるべき質問事項もあります。積極的に質問をして志望度の高さをアピールすることは大切ですが、質問をしていれば内容は何でもいいわけではありません。
たとえ積極的に質問をしていても、その内容が良くなければ好印象どころかマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。座談会を有効に活用するためには控えるべき質問について知っておくことも大切です。してはいけない質問を知って失敗することのないように座談会での質問を考えていきましょう。
NG質問①会社にとってネガティブな内容
座談会では会社にとってネガティブな質問をするのはNGです。残業時間やノルマなどの質問は仕事への意欲が低いと思われる可能性がありますので、注意しましょう。就職前に残業時間などを聞いておきたい気持ちは分かりますが、それを直接的に聞いてしまうのは良くありません。
どうしても聞きたい場合は一日の仕事のスケジュールを聞くなどし、そこから残業時間を推測するに留めておきましょう。仕事はやりがいがあったり、充実しているだけでは決してなく、大変なこと、辛いことも当然あります。
できるだけ大変でない、辛い仕事の少ない企業に就職したいと考える人も多いですが、座談会ではそれらの質問はNGです。企業への志望度が伝わるように、ポジティブな質問を心がけましょう。
NG質問②自分で調べたらわかる内容
座談会では自分で調べたらわかるような質問もするべきではありません。座談会に来ている社員も貴重な時間を割いて来ていますので、時間を無駄遣いしないことが大切です。企業の設立年月日や事業内容、募集要項に書いてある内容などを聞くのではなく、他にここでしか聞けないことを質問するようにしましょう。
ネットで調べれば簡単にわかるような質問をしてしまうと時間を無駄にするだけではなく、事前の下調べができていないとマイナスの印象を与える可能性もあります。しっかりと下調べを行い、企業についての基本的な知識を身に付けて質問をすることで好印象を与えることができます。
調べればわかるような質問をしてしまわないためにも、座談会の前には企業について調べ、理解をしっかりと深めておきましょう。
NG質問③プライベートな情報
「趣味は何ですか?」など、その場に関係ないプライベートな質問も、座談会ではするべきではありません。座談会はざっくばらんに話しやすい雰囲気であることも多く、座談会を通して先輩社員と仲良くなることも多いです。
だからといって個人的な質問をするのはNGですし、場合によっては失礼にあたる可能性もありますので注意しましょう。座談会はあくまで就活の一環であり、就活に関係のない質問はするべきではありません。
他の就活生が同席している場合も多いですし、質疑応答の時間も限られています。無駄な質問をしてしまっては自分だけではなく、他の就活生の時間まで無駄にしてしまいます。プライベートな質問は就活に関係ないプライベートの時間におこない、座談会では就活に関係のある質問をしていきましょう。
NG質問④給与やボーナスについて
企業に勤めるのであれば、「給与やボーナスについて」の話は気になる質問の上位に入るでしょう。面接や説明会でなかなか聞くことができないため、この機会に質問してみたいと思っている人もいるかもしれませんが、金銭面に関する質問をするのはNGですので気を付ける必要があります。
金銭面の質問をしたい気持ちはわかりますが、「お金のことを第一に考えている」「金銭面が充実しているということが志望動機なのではないか」と思われてしまいます。せっかく座談会に出席したとしても、印象が悪くなってしまう可能性が非常に高くなってしまうでしょう。給与やボーナス面は企業の採用ページなどを参考にする程度にして、座談会で聞くのはやめておくようにしてください。
よい質問をするためのコツ
座談会で質問する際、どのような質問をすればよいのか少しずつイメージが沸いてきたのではないでしょうか。しかし、自分がしたいと思っている質問は本当に良い質問なのかどうかが分からないという人も多いでしょう。
そんな人のために、良い質問をするためのコツについて紹介していきたいと思います。質問のコツをつかんで先輩社員に一目置いてもらえるように、また自分自身のためになる座談会にするために詳しく見ていきましょう。
具体的な質問をする
座談会で良い質問をしようと心掛けるのはみんな同じです。そこで、少しでも他の人と差をつけれる質問の仕方として、具体的に質問するということを意識してみてください。具体的な質問とは、一つの質問したい内容に対して、抽象的に話すのではなく、細かく相手に伝わるように尋ねることです。
例えば、「この会社で働いていてよかったと思いますか」などの質問をした場合、「はい。」や「はいそうですね。」という回答が返ってくることになるでしょう。これでは、質問しても得られる内容が非常に少なくなってしまいます。回答者の問題ではなく、質問する側に問題があるからです。
良い回答を得るには、質問する側にもテクニックが必要だということを覚えておきましょう。「この会社で働いていてよかったと思いますか」ではなく、「この会社で働いていて、どのような部分が良いと感じますか」など掘り下げた言い方をすることが大切です。
相手が答えたくなる質問をする
次に必要なのが、相手が答えたくなる質問をすることができるかどうかです。座談会でなくても、友人との会話の中であまり答えたく内容、答えにくい内容を質問された場合、気まずくなったり雰囲気が悪くなってしまうことが多いのではないでしょうか。最終的に、話を変える方向にもっていったり、あいまいな回答をするしかなくなってしまいます。
座談会でも同じで、会社にとって明らかに都合の悪いことを、快く話してくれる先輩社員はまずいないでしょう。金銭面や残業の有無について質問したり、近年の経営の見通しが悪い企業に対して経営面の話を持ってきたりするのは避けてください。それよりも、働く中でのやりがいや、会社の雰囲気などを質問してみると良いでしょう。お互いに気持ちの良い、答えたくなるような質問をするように心掛けてください。
自分ばかりが質問するのもNG
座談会では積極的に質問をすれば好印象を与えることができますし、他では聞けないことも質問できますので有益な情報を得やすいです。情報を得ることで就活に役立てることもできますし、選考も有利に進めることができますが、自分ばかりが質問してしまうとマイナスの印象を与えてしまうこともあります。
積極的に質問をするのは大切ですが、それも度を過ぎてしまうと悪印象ですので注意が必要です。自分ばかりが質問しないように、周囲とのバランスを見て質問数をコントロールしていきましょう。
他の人のことを考えられないと悪印象
座談会は自分一人が参加しているわけではなく、他にもたくさんの就活生が参加しています。多くの就活生がいる中で自分ばかりが質問していると、周囲のことを考えられない自分勝手な人と思われてしまうので注意が必要です。座談会は時間も限られていますので、一人の質問に時間を取り過ぎると他の就活生が質問をする時間がなくなってしまいます。
就活では協調性は重要なポイントとして評価されていますし、座談会の時点で自己中心的な印象を与えてしまうと選考でも不利になる可能性が高いです。積極的に質問をするのは大切ですが、それも限度を守らなければなりません。質問は基本的には一人1回と考えておき、他の人が質問しない場合のみ2回目の質問もOKであると考えておきましょう。
他の就活生の質問を掘り下げるのもOK
座談会では上手に質問をすることで好印象を与えることができますが、場合によっては質問が思いつかないこともあります。質問をしなければマイナスの印象を与えてしまいますし、思いつかなくても何とか質問をしなければなりませんが、下手な質問をしても悪印象です。質問がない時におすすめなのが、他の就活生の質問を掘り下げて質問するという方法です。
他の就活生がした質問をさらに掘り下げ、話を広げて質問をするのはOKですし、より深い内容まで聞くことができます。掘り下げて質問する場合は、まずは他の就活生と人事担当者とのやり取りが終わってから質問することが大切です。途中で口を挟むとこれも悪印象ですので、一連のやり取りが終わってから質問していきましょう。
座談会で聞いておきたい質問をまとめておこう!
座談会は他では聞きづらい質問をすることができますし、上手に活用すれば就活を有利に進める情報を手に入れることができます。また積極的に質問をすることで志望度の高さもアピールすることができ、選考でも有利に働く場合が多いです。
座談会を有益な時間とするためには、事前にどんな質問をするのかを考えておくことが大切です。上手に質問をすることで有益な情報が得られるだけではなく、好印象を与えることもできます。
反対に質問ができなかったり、質問をしてもその内容が悪ければマイナスの印象を与えてしまう可能性もありますので注意が必要です。座談会では聞いておきたい質問事項を前もって準備をしておき、有効な質問をして就活を有利に進めていきましょう。