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【書類記入に青ペンより黒ペンがおすすめな理由】就活生が知っておきたい注意点とメーカー3社

履歴書は青ペンで書いてもOKだが黒ペンがおすすめ

履歴書での書類選考において、一番重要視されるのはその内容です。しかし履歴書自体の見やすさや仕上がりなども無視できない点と言えます。履歴書には、内容以外にも印象を左右する要素が少なからず存在します。 そう思い始めると、履歴書を書くにあたって何から何まで気になってしまうのも仕方がありません。

使うペンの色さえ気になる方もあるでしょう。例えば無難な黒ペンよりも、青ペンを使って積極的にアピールする方も中にはいるようです。青ペンを履歴書に使うこと自体は特に問題視されない傾向にありますので、意図があるならば青ペンでの記入を試みてもよいかもしれません。 いずれにせよ、履歴書に用いるペンの色は黒が基本という点を踏まえた上で、本記事ではそうした履歴書に用いるペンの色について解説していきます。

青ペンより黒ペンがおすすめな理由

青ペンを使った暗記をおこなうと頭が良くなる、という勉強法が最近話題になりました。ここから青ペンを使って履歴書を書けば頭が良い印象を与えるのではないか、と考える人もいるようです。 しかし青ペンを履歴書に使用することの効果のほどについては、未知数と言わざるを得ません。

なので強いて青ペンを使いたい理由が特になければ、黒ペンの使用をおすすめします。その理由は、無難であるからという一点のみです。 一見消極的な理由に思えますが、先ほど述べたように青ペンの効果はよく分かっておらず、思いもよらないデメリットがないとも言い切れません。一方、黒ペンはほとんどの就活生が履歴書で使用するため、無個性ではありますがそれ以上のデメリットはないからです。

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履歴書を青ペンで書く際の注意点

黒ペンで履歴書を書くよりも、青ペンを使って積極的にアピールしてみたいと思う方もいるでしょう。希望する企業の社風によっては、そうした個性的な姿勢が評価されることがあるかもしれません。

また手書き文字は、色味だけでなくさまざまな要因によって印象を大きく左右する性質を備えています。青ペンで履歴書を書いてみたいと考える方のために、ここではいくつかその注意点を述べておきましょう。

青ペンを使うなら万年筆のブルーブラックを選ぶ

積極的なアピールのために青ペンを選びたいと言うのであれば、ペン選びにもこだわってしまいましょう。一般的に用いられるボールペンは入手もしやすく使いやすいものですが、そのために画一的で無個性な筆跡になりがちです。個性を求めるのであれば、万年筆の使用を検討しましょう。

ボールペンはどんな人が使っても、一定の太さやインクの量を保って書けるのが特徴です。一方、万年筆は角度や筆圧によって、筆跡が著しく変化する特徴があります。言い換えれば、万年筆はボールペンよりも筆跡の表現力が高いと言えるでしょう。つまり個性をアピールするなら万年筆がおすすめです。 またインクが交換できるのも万年筆ならではの特徴です。青インクを選ぶならやや濃い目のブルーブラックが見やすいのでよいでしょう。

青ペンの太さは0.5~0.7ミリがおすすめ

青ペンの太さについてですが、一般的に入手しやすい0.5ミリからのものを選ぶとよいでしょう。それより細いペン先はあまりおすすめしません。細すぎるペン先で書かれた文字は読みにくいばかりでなく、弱々しい印象を与える可能性があるからです。 とは言え、太すぎるペン先も避けましょう。

太すぎる文字は力強さを通り越して汚らしい印象を与えかねません。太くても0.7ミリ程度に押さえておくのがベターでしょう。 0.5ミリから0.7ミリまでのペン先のペンを、ひととおりそろえておくというのも1つの手です。名前など記入欄が大きい箇所は太めの0.7ミリで、小さめの箇所では0.5ミリのペンを、といった使い分けで、読みやすい履歴書に仕上げる工夫も効果的なアピールにつながります。

間違えた時は黒ペン同様やり直す

青ペンにしろ黒ペンにしろ、書き間違えた場合に文字を消すことはできません。通常の文書であれば修正液などで直すこともありますが、履歴書で修正をおこなうのはやめておきましょう。1カ所の間違いだから、履歴書用紙がもったいないから、という緩んだ気持ちが修正跡から読み取られかねないからです。

ささいな修正跡のせいで就職希望の本気度を疑われないためにも、間違えたときは一から書き直すようにしましょう。 間違いのリスクを低減するために、鉛筆で下書きをすることをおすすめします。下書きをすることは、何枚も履歴書を作成しなければならない就活生にとっては小さくない手間ではあります。しかしこうした手間の積み重ねが、就活の本気度を示すことにつながると考えるようにしましょう。

青色のペンでおすすめのメーカー3社

意外と難しいのがペン選びです。大きめの文房具店などのペンコーナーに行ってみれば、ペンには多種多様な種類やメーカーがあることが分かります。試し書きをできるペンコーナーも中にはありますが、それでもすべてのペンを試すということはなかなか難しいでしょう。 ここではそんな圧倒的な種類のあるペンの中から、特におすすめしたいメーカーとその製品を紹介します。ここで気になったものから、ペンコーナーで試し書きをされるのもよいでしょう。

①ゼブラ:サラサドライ 0.7ミリ

数あるペンメーカーの中でも、高いインク技術で定評のあるのがゼブラです。そのゼブラの製品に『サラサドライ 0.7ミリ』というペンがあります。超速乾性のドライジェルインクを採用したサラサドライは履歴書作成に最適な点がいくつかありますので、順にご紹介しましょう。

一番のウリであるドライジェルインクはとにかく乾きが速いので、書いた直後でも用紙や手を汚すことがほとんどありません。またインクの粘度が抑えられているので、さらさらと軽い書き味を実現しています。用紙をきれいに保ちながら、軽快な文字で履歴書を仕上げることができるでしょう。 またインク色は黒や赤の他に青も用意されています。青インクで履歴書を書いてみたい方にもおすすめの一本と言えるでしょう。

②ぺんてる:エナージェル・エックス0.7ミリ

ゼブラと並んで品質の高いペンを数多く製造しているのが、ぺんてるです。ぺんてるで履歴書作成に最適なペン製品と言えば、『エナージェル・エックス0.7ミリ』が挙げられます。 ぺんてるが開発したエナージェルインキを採用したエナージェル・エックスの特色は、なんといっても乾きが速いことです。

乾きが速いことで、にじみの少ないなめらかな書き味を得られます。また発色もよいので、見やすい履歴書作成にはおすすめです。 インク色も基本の黒を始めとした数種類から選べます。ただし青インクで履歴書を書く場合、青系インクでは標準的な青色の他にスカイブルーもあるので注意が必要です。履歴書には明るいスカイブルーでなく、青の方を選びましょう。

③ゼブラ:サラサクリップ0.7ミリ

もう1つゼブラから違った製品をご紹介します。『サラサクリップ0.7ミリ』は購入しやすい価格と高い品質の両立を実現した、コストパフォーマンスの高い製品です。 ジェルインクの特色である、さらさらとなめらかな書き味はそのままに、さらに速乾性をプラスしています。またジェルインクの課題であった発色の問題も難なくクリアし、濃くてにじまない鮮やかな文字を書くことが可能になりました。

またクリップ部が可動式で、厚みのあるバインダーなどにも挟みやすいのもうれしい点です。もちろんカラーバリエーションも豊富で、履歴書作成向きのブルーブラックもラインアップされています。安価でも使いやすいペンをお探しなら、サラサクリップを試してみるのがおすすめです。

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提出書類は青ペンより黒ペンで書くのがおすすめ!

履歴書作成にあたって、青ペンを使用するのも1つの選択と言えるでしょう。万年筆や書き味に優れた青ペンを選ぶことで、個性を積極的にアピールすることは他に差をつけることにつながるかもしれません。 しかし、青ペンを使用したことで個性的になった履歴書が、実際にどんな印象を与えるのかは依然として未知数です。

こればかりは社風や採用担当者の判断次第と言うほかありません。 履歴書のアピールポイントの基本はあくまでその内容です。挑戦的なアピールを考えることは就活において大切な心がけではあります。しかし、その挑戦は面接など相手の反応が見えるところで試すというのも1つの考え方です。ひとまず履歴書作成には無難な黒ペンを使用することをおすすめします。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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