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【座談会とは】近い距離感で企業を理解するチャンスを活かす方法

座談会とは何かをしっかり理解して参加しよう

就活では座談会が行われることがありますが、漠然と参加するのではなく、座談会とは何かをしっかりと理解して参加することが大切です。座談会はすべての企業で開催されているわけではありませんが、それでも多くの企業で行われています。

座談会は有効に活用することで就活を有利に進めていくことができますし、有益な時間にするためには座談会について理解を深めておく必要があります。就活ではさまざまなことをしなければなりませんし、スケジュールの管理が難しいものです。

忙しいスケジュールの合間を使って参加することになりますので、何からの収穫がなければなりません。座談会とは何かを正しく理解して、有効に活用して就活を有利に進めていきましょう。

基本的なマナーができていると印象がよくなる

座談会に行く場合、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。マナーは挨拶や態度だけでなく、到着時間や荷物の取り扱いなど細かいところでも求められます。他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。

そこでおすすめなのが「就活マナーマニュアル」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

座談会について

座談会を有効に活用するためには、そもそも座談会とはどんなものなのか、基本的な知識を身に付けておきましょう。座談会の内容や企業がそれを行う意味、選考への影響度などを知っておくことで、より有益な時間を過ごす手助けとなります。

座談会はただ参加すれば就活で有利になるわけではなく、内容や目的などをしっかりと理解し、それらを踏まえた上で参加することが大切です。座談会についての知識を深めて、座談会を有効に活用していきましょう。

座談会とは

座談会とは企業によって会社説明会の後などに設けられるもので、社員へ直接質問ができ、企業の雰囲気も知ることができるものです。質問会の要素も持ち合わせており、先輩社員への質問を通じて、企業について、仕事についてのより詳しい情報を知ることができます。

ネットでは知ることができない生の情報を手に入れることができますし、実際に働いている人と接することで、企業の雰囲気などを感じ取れる貴重な場です。企業によっては会社説明会と同日に行う場合や、座談会だけを別日で設定する場合がありますが、基本的な内容は変わりません。

座談会は社員とコミュニケーションが取れる貴重なイベントですので、志望する企業が開催しているのであれば、ぜひ参加しておきましょう。

企業が座談会の場を設ける目的

企業が座談会の場を設ける理由は、より近い距離で学生を観察できるからです。座談会は社員の話が聞ける貴重な場ですが、それは企業にとっても同じであり、学生のことを詳しく知る絶好の機会だと捉えている場合が多いです。

座談会中の学生の様子から志望度や志望動機を知りたいなどと考えている場合も多く、それが今後の採用活動に活かされる場合もあります。座談会は学生にとって有益であるだけではなく、企業にとっても重要なものです。

座談会を開催するには、現場の社員を呼ぶなどさまざまなコストがありますが、それらのコストを踏まえても収穫があると考えられています。座談会は学生のためだけに行われるのではなく、企業の仕事の一つとしても大切なものであることを覚えておきましょう。

座談会は選考に影響するのか

座談会は合否に関係ないとされていますが、企業側が上記のような目的で、わざわざそうした場を設けることを考えると、観察されていることを意識したほうがいいでしょう。座談会への参加が選考に参加する条件となっている企業は別ですが、それ以外の企業では座談会への参加は任意とされています。

しかし企業の人から観察されている以上、参加しておけば好印象を与えることができる可能性もありますし、できるだけ参加しておいた方がいいでしょう。また座談会での様子が選考には影響しないとしても、座談会に参加することで企業についてより詳しい情報を手に入れることができます。

企業研究がはかどり、それだけでも選考では有利になりますので、少しでも選考を有利に進めたいのであれば座談会への参加は必須です。

 座談会での質問について

座談会の内容は企業によってさまざまですが、基本的には先輩社員に対しての質疑応答の時間が設けられています。座談会を有益な時間にできるかどうかは、この質疑応答の時間にかかっていると言っても過言ではありません。

どれだけ有効な質問ができるかによって得られる情報も違ってきますし、事前に質問を考えておくことが大切です。座談会ではしておくべき質問や、反対にするべきではない質問もありますので、それらを知って有効な質問を考えていきましょう。

座談会ではどんな質問をするべきか

座談会でするべき質問としては、あらかじめ企業研究をしたうえで疑問に思ったことが挙げられます。座談会は企業について知る大きなチャンスですが、そのチャンスを活かすためには事前に下調べをしておかなければなりません。

企業のことを知らないままでは有効な質問をすることはできませんので、しっかりと企業研究を行って、それでもわからないことを聞くようにしましょう。また他の人の質問につけ加える感じで、さらに話を広げる質問もおすすめです。

座談会では他の就活生も参加していますし、他の人の質問で興味を惹くものがあれば、さらに深堀りをしてもいいでしょう。どちらにしても事前に準備が必要ですので、企業研究をしっかりと行ってから座談会に参加することが大切です。

座談会でするべき質問

座談会でするべき質問例としては先輩の志望動機、仕事内容、女性が働きやすい環境であるかなどが挙げられます。先輩の志望動機を知ることで、自身の志望動機の作成にも役立てることができますし、どんな志望動機が評価されるのか、その傾向を知ることができます。

仕事内容は詳細まで知っておけば企業で働く姿をイメージしやすくなりますし、選考に向けてモチベーションを上げていくことも可能です。女性が働きやすい環境であるかを知るためには、産休、育休の取得率や育休後の職場復帰をしている人の数を聞くといいでしょう。

産休や育休の制度がある企業は多いですが、実情としてそれが実現できているとは限りません。企業ではどのくらいの人が制度を利用しているかを知って、女性が働きやすい環境かを見極めていきましょう。

座談会でするべき質問例:業務について

  • 一日の業務の流れを教えてください。
  • ○○部署では具体的にどのような仕事をしていますか?
  • 仕事をしていてやりがいに感じることは何ですか?
  • 学生時代に身につけておいて役に立ったスキルはありますか?
  • 仕事での苦労や課題をクリアした方法を教えてください。

業務について聞く場合は、基本的な情報を身につけた上で質問しなければなりません。漠然と「どんな仕事をしていますか?」と聞くのはNGです。なぜなら、企業研究をしていないイメージを与えて悪印象になる可能性があるからです。

質問するなら業務に関する詳細なことや、実際にやった人だからこそ分かる必要なスキルについてがおすすめです。また、仕事に関するやりがいや苦労も、現場で働いている人だけが持っている情報のため、有益な質問といえるでしょう。

座談会でするべき質問例:社風・雰囲気について

  • 先輩や上司との関係性を教えてください。
  • 職場ではどのようにコミュニケーションを取っていますか?
  • 仕事以外で職場の人と付き合うことはありますか?
  • 風通しのよい社風と伺いましたが、実際にどのようなところに風通しの良さを感じますか?
  • 御社に就職してよかったと思えることは何ですか?

社風や企業の雰囲気について聞きたい場合は、特定の個人を指すような質問や、ネガティブな質問は避けなければなりません。例えば「嫌いな人・上司はいますか?」や「ハラスメントはありませんか?」などの質問はNGです。

人によって感じ方が違うため、明確に社風まで感じ取ることは難しいですが、人間関係を伺う質問をすることで、ある程度は理解できます。また、質問に対する回答だけではなく、社員の雰囲気も見ておくと判断しやすいでしょう。

座談会でするべき質問例:求める人物像について

  • 御社で活躍するために必要な能力は何ですか?
  • ○○部署で働くには、どのような勉強をするとよいですか?
  • 御社で活躍する人に共通する特徴は何ですか?

企業が求める人材像を知りたい場合は、「求める人材像は何ですか?」と直接聞かないようにしましょう。大抵の場合、採用ページで求める人材像について言及されているため、直接的な質問をすると、基本的な企業研究ができていないと思われる可能性があります。

直接的な質問をするよりも、活躍するにはどのような能力が必要か、どのような能力、特徴を持っている人が活躍しているかを聞くのがおすすめです。企業で活躍するために必要な能力を聞くことで、仕事で力を発揮しようとする意識の強さが伝わり、好印象も獲得しやすくなります。

座談会では避けたほうが良い質問

座談会で避けた方がいい質問としては、調べれば分かる質問、残業などのネガティブな質問、趣味などのプライベートな質問が挙げられます。これらは質問をしてもマイナスの印象を与えてしまう可能性が高いので、避けるようにしましょう。

調べればわかる質問は時間の無駄ですし、他の就活生の質問時間まで奪うことになり、迷惑がかかります。残業などのネガティブな質問は志望度が低いと思われる可能性があり、それが選考に影響する場合もありますので注意が必要です。

座談会では社員と近い距離で話すことができますので、仲良くなることも多いですが、プライベートな話はNGです。座談会はあくまで就活の一つですので、就活に関係ない質問は控えましょう。

座談会では積極的な姿勢が大事

座談会は学生、企業両方にメリットがあることですが、社員は貴重な時間を割いて座談会へ参加をしていることを忘れないようにしましょう。時間を無駄にしないためにもメモを取って話を聞いたり、積極的に質問をすることが大切です。

座談会で好印象を与えれば選考でも有利に働く可能性はありますし、積極的に質問などをして、志望度の高さをアピールしていきましょう。ただし、自己PRの場ではないので自分ばかり話さないようにも気をつけることも大切です。

座談会に参加しているのは自分だけではなく、他の就活生もたくさんいます。社員や他の就活生の迷惑にならないように充分に気をつけながら、積極的な姿勢で臨んで選考に役立てるようにしましょう。

座談会へは必ず事前に企業研究をしてから挑もう!

座談会では積極的に質問をすることで、志望度の高さをアピールできますし、他では聞けない情報も知ることができます。座談会を有益な時間にするかは質問にかかっていますので、事前に質問を考えておくことが大切です。

有効な質問をするためには、企業研究を欠かすことはできません。企業研究ができていないままでは、調べればわかる質問をしてしまう可能性もありますし、本当に価値のある情報を引き出すことはできずに終わってしまいます。

企業研究ができていれば、鋭い質問をすることができますし、他の就活生がしている質問も正しく理解することができます。企業研究を綿密に行い、企業への理解をしっかりと深めてから座談会に参加して、座談会を有効活用していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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