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【優良企業とは】就活生が知っておきたい特徴から就職後に公開しないための見分け方まで

優良企業ってどんな企業?

より良い労働環境の企業に就職したいのであれば、優良企業とはどんな企業のことをなのかを知っておく必要があります。企業によって事業内容や仕事内容などは違いますが、それだけではなく労働環境も異なります。

過酷な労働、劣悪な環境であるブラック企業もあれば、社員が伸び伸びと働ける環境にある優良企業があるなどさまざまです。運よく優良企業に就職することができればいいですが、間違ってブラック企業に就職してしまうと大変なことになります。

優良企業かどうかを運に任せるのはよくありませんので、就職前にしっかりと企業を見極めることが大切です。優良企業とそうでない企業を見分けるにはポイントがありますので、それを正しく理解して優良企業への就職を目指しましょう。

優良企業の特徴とは

志望する企業が優良企業かどうかを見分けるためには、優良企業にはどんな特徴があるのかを知っておきましょう。優良企業はさまざまな業界にあり、業務内容などは異なっているものの、企業として共通した特徴があります。

その特徴が当てはまるかによって、優良企業かどうかを見分けることができますので、まずは特徴を知り、企業研究を念入りにおこなうことが大切です。志望する企業の企業研究をしっかりとおこない、優良企業かどうかを見分けていきましょう。

社員が働きやすい環境がある

優良企業の特徴としては、社員が働きやすい環境があるが挙げられます。社員が働きやすい環境の要件もさまざまですが、休みが取れて、残業が少なく、社内の設備も整っている会社はこれに当てはまると言えます。

きちんと休みが取れるかどうかを知るためには、企業の年間休日を調べることが大切です。年間で何日休むことができるのか、また週休は何日で何曜日に設定されているのか、などを確認しましょう。

基本的に週休2日、祝日やお盆、年末年始が休みであれば年間休日は多いと言えます。残業時間は詳細まで知ることは難しいですが、資料を確認し、社員の1日のスケジュールが載っていれば、そこから推測しましょう。社内の設備は採用サイトを見れば確認できる場合も多いので、サイトもじっくり見ておくことが大切です。

利益があり社員に還元できる

利益があり、その分社員たちへの還元として給与がしっかり払えていることも、優良企業の特徴の一つです。働く上では給与は大切な基準の一つであり、労働の対価として給与が見合ったものでなければ、優良企業とは言えません。

仕事が忙しにも関わらず、低賃金の企業もありますので注意が必要です。ある程度高い水準の給与を求めるなら、企業の売上高をチェックする必要がありますが、売上高が高い=優良企業ではありません。

売上高に対して、それがどれだけ社員に還元されているかが大切です。仮に企業としての売上が良くても、社員への還元率が低ければ優良企業とは呼べません。売上高、利益率だけで判断するのではなく、平均年収なども調べ、どれだけ社員に還元されているかを知ることが大切です。

福利厚生が充実している

福利厚生が充実していることも、優良企業の特徴です。労災保険、社会保険、産休育休など、しっかりサポートがあるかを確認しておきましょう。福利厚生については企業の募集要項に記載されていることも多いので、そこも忘れずに確認することが大切です。

また産休や育休については制度としてあるかだけではなく、本当に取得できているかを確認しておく必要があります。産休育休は制度として取り入れている企業は増えていますが、飾りとしてあるだけで、実際には取得者がほとんどいないことも少なくありません。

制度があるだけでは安心できませんので、取得実績を調べることが大切です。実際にどれくらいの人が産休育休を取得できているのかを確認しておきましょう。

大手企業より中小企業の方が優良企業は多い?

優良企業とイメージしたときに、大手企業を思い浮かべる人は多いですが、大手だから優良という考え方はNGです。大手企業であれば必ずしも優良企業とは限りませんし、大手であってもブラック企業はあります。

大手企業であれば社内設備は整っていることも多く、福利厚生や給与水準なども高い企業は多いです。全体的に高水準な企業が多いので、優良企業も数多くありますが、優良企業は大手だけではありません。

中小企業にもたくさん優良企業はありますし、大手より倍率が低い場合も多いので、狙い目の企業も多いです。企業規模が大きければ必ずしも優良企業ではありませんので、中小企業もしっかりと視野に入れながら、優良企業を探していきましょう。

優良企業の見分け方

優良企業の特徴を知れば、実際にどのように優良企業を見分ければいいのか、その方法を確認していきましょう。優良企業の見分け方にはいくつかのポイントがあり、当てはまる数が多ければ多いほど、優良企業である可能性は高いと言えます。

一つに当てはまるだけでは可能性としては低いですし、調査としては不十分ですので、必ず複数当てはまる企業を選ぶことが大切です。見分け方のポイントを正しく理解して、優良企業を見つけて就活を進めていきましょう。

求人の時期

優良企業の見分け方としては、まずは求人の時期に注目しましょう。一般的に企業が求人を出すのは、新卒の場合であれば6月頃から秋にかけてであり、長い場合では冬採用をおこなう企業もあります。

春採用、夏採用、秋採用、冬採用と1年中求人を出すことは可能ですが、優良企業の場合はすぐに採用が決まり、短い時期でしか求人が出ていないことが多いです。反対にブラック企業は年中求人を出しているので、注意が必要です。

ブラック企業は入るのが辞める人が多く、常に人手不足に悩まされています。就職すること自体は簡単ですが、過酷な労働環境が待ち受けていますし、続けることが難しいです。年中求人を出している=必ずしもブラック企業ではありませんが、人手不足の可能性は高く、激務が予想されますので、避けた方が無難でしょう。

残業時間や残業代のシステム

残業時間や残業代のシステムに注目することも、優良企業を見分けるときには大切です。残業時間や残業代のシステムは募集要項などから確認することができますが、曖昧な表現の企業は要注意です。

月の残業時間が漠然としすぎている、あるいは記載されていない場合は長時間労働が予想されますし、激務である可能性があります。また残業代のシステムについては、みなし残業、固定残業などのワードが記載されている場合は注意が必要です。

これらは企業が残業があることを予想して、給料の中にすでに残業代を含めていることを指すものです。みなし残業20時間と書かれていれば、20時間分の残業代はすでに固定給に含まれています。みなし残業が設定されていると、残業が発生する可能性が高いので注意しなければなりません。

OB訪問などで企業の情報を集める

優良企業かを見分けるためには、OB訪問などで企業の情報を集めることも大切です。企業のホームページや募集要項を確認することでも、企業について知ることはできますが、それだけでは情報としては不十分です。

ホームページに書かれていることが必ずしも本当であるとは限りませんし、いかにも優良企業っぽく書かれていても、実態はブラック企業である可能性もあります。ネットの情報だけを鵜呑みにして就職先を決めるのは危険ですので、OB訪問や説明会への参加など企業研究をしっかりおこなうようにしましょう。

企業の人と実際に触れ合い、リアルな情報を手に入れることが何よりの判断材料になります。企業の雰囲気、社員の雰囲気などから、働きやすい環境かどうかを判断しましょう。

優良企業かしっかり見極めよう

就活ではどの業界、どの企業に就職し、どんな仕事をするかが大切ですが、それだけではなく、より良い環境の企業へ就職することも大切です。憧れの業界や企業に就職したとしても、そこがブラック企業であれば夢を実現させることが難しくなりますし、仕事を続けること自体が難しくなります。

どんな仕事をするかも大切ですが、どんな環境で働くかも大切ですので、志望しているのが優良企業かどうかを見極めましょう。しっかりと企業研究をすれば優良企業かどうかはわかりますし、見分けるためのポイントも複数あります。

一つの視点で判断するのではなく、必ず複数のポイントに当てはめ、視野を広く持って見極めることが大切です。優良企業をしっかりと見極め、より良い就職先を見つけていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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