職種研究

【保育士の志望動機】知っておきたい作成のポイントと例文5選

保育士は国家資格も必要な人気の専門職

小さい頃から「保育士になる」という夢を抱えている人は、多いのではないでしょうか。保育士は、「子どもにとって第二の親」となる職業です。保育士になるには国家資格を取得しなければいけないため、ある程度の勉強が必要となるでしょう。

そんな保育士を目指す学生が迷うことのひとつが、「志望動機」です。志望動機でどんなことを伝えれば、採用担当者に好印象を与えることができるのでしょうか。まずは、保育士の主な業務内容から理解していきましょう。

保育士の主な業務内容

保育士になった場合に主な業務となるのが、「子どもの世話」です。食事や排せつの手伝いをしたり、一緒に遊んだり、時には厳しく叱ったりもします。そうして子どもたちに常識や正しい生活習慣を教え込むのが、保育士の主な業務内容となるでしょう。

また、子どもの世話以外では、イベントのプログラムを作成したり、連絡帳で子どもの様子を親へ伝えたりなどが挙げられます。動き回るものから事務的なものまで、幅広い業務をこなすのが保育士という職業です。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的にトレーラー運転手に採用される志望動機を完成させましょう。

志望動機を書く際のポイント

保育士の志望動機で高評価を獲得するには、志望動機を作成する上でのポイントを知っておくことが大切です。細部のポイントまで把握しておくことで、どのような点を意識して作成すべきかがわかり、よりスムーズにアピールもできるでしょう。

志望動機はただ文章として成立しているならよいわけではなく、いかに高評価を獲得できるかが重要です。作成時の3つのポイントを把握して、スムーズに志望動機を作り、選考でも高評価を獲得しましょう。

なぜその保育施設を選んだのか述べる

ひとくちに保育士といっても、就職先の選択肢はさまざまあり、保育施設によって特徴は少しずつ異なります。そのため、高評価を獲得するにはその保育施設だからこそ志望した限定的な理由を提示し、他の保育施設との差別化を図ることが大切です。

ただ保育士になりたいというだけの志望動機では、仮に仕事への熱意が伝わったとしても、他の保育施設でもよいのではないかと思われてしまいます。他のところでもよいと判断されると、マイナス評価にもつながりやすいです。

高評価を獲得するには、他の保育施設ではなく、その保育施設だからこそ志望した理由を伝えましょう。志望先にしかない特徴や魅力を踏まえてアピールすることで、志望動機はさらに評価されやすくなります。

就職後にどう貢献していくのかアピールする

志望動機は就職するための意思を示すものですが、実際には就職後についても言及することが大切です。どれだけやる気に満ちていると判断されても、就職後に活躍するビジョンがまったくないと、採用をためらってしまうことも少なくありません。

志望動機は仕事でどのように活躍するのか、その保育施設の利益にどれだけ貢献できるのかをアピールしましょう。就職後の働き方やビジョンを提示することで、活躍できるかどうかがイメージしやすいです。

また、仕事で貢献する方法を伝えると、採用メリットを提示でき、保育施設も採用に前向きになりやすいでしょう。自分の能力や性質が仕事でどのように生かせるのか、できるだけ具体的に伝えることが大切です。

施設の規模や教育方針を確認した上で作成する

志望動機を作成する前には、事前に志望先について念入りに研究しておくことが大切です。就活において志望先への理解度は、志望度とイコールと考えられることもあります。つまり、理解度が低いほど、志望度も低いと判断される可能性があります。

評価される志望動機を作成するには、企業研究が念入りにできていることが重要です。志望先の施設の規模や教育方針などは事前に確認しておき、これが自分に合っているかどうかもチェックしましょう。

志望先の事業規模や教育方針への理解は重要であり、どれくらいの規模で事業を展開しているのか、いかなる教育を推進しているのか確認が必要です。事業規模や教育方針はその保育施設の特徴を決定付ける重要なポイントであるため、念入りに調べておきましょう。

志望動機を書く際の注意点

保育士の志望動機を作成する際には、いくつかの注意点があります。高評価を獲得するには、上手に作成するポイントを知るだけではなく、注意点も把握していかにマイナス評価を受けないかも重要でしょう。

志望動機は高く評価されることはもちろん、減点されないことも大切であり、細部まで注意して作成しなければなりません。作成時の注意点を知り、どのような点で評価を下げられやすいのか理解して、志望動機の作成に役立てましょう。

曖昧でありきたりな志望動機はNG

同じ保育施設を志望する場合でも、人によって志望動機が異なるのは当然です。そのため、他の人と重なる、あるいは誰でも思いつくようなありきたりな志望動機では、志望度が曖昧にしか伝わらず、高評価を得られないことも多いです。

志望動機は採用担当者の印象に残ることが大切であり、オリジナリティを意識して作成するようにしましょう。もちろん、個性を出すからといって、気をてらった内容にする必要はありません。

自分の経験や考えを元に志望動機を作成することで、個性があり、印象的な志望動機が作成できます。ネットや就活マニュアルで紹介されている例文をそのままコピーしたり、深く考えずに作成したりすると、ありきたりな内容になりやすいため注意しましょう。

待遇を理由にした志望動機は避ける

実際にその保育施設を選んだ理由はどのようなものでも構いませんが、選考時に伝える志望動機で、待遇面について言及するのはやめましょう。仕事を選ぶ際に条件は重要であり、待遇のよさで選ぶことも大切です。

しかし、志望動機で待遇がよいからと伝えてしまうと、他に待遇がよいところがあるなら、そちらを優先するのではないかと思われます。他社に行く可能性があると判断され、採用の優先度が低くなる可能性は高いため、注意しなければなりません。

また、評価される志望動機とは、他の志望先と差別化ができているものです。条件や待遇のように簡単に他社と比較できる内容の志望動機は、マイナス評価になりやすいです。仕事へのやる気がないと判断される可能性もあるため、本当の志望理由が待遇面であっても、志望動機には別の内容で記載しましょう。

保育士の正しい志望動機例5選

志望動機を作成する際のポイントについてみてきました。しかし、一から自分で志望動機の文章を考えるのは難しいと感じている就活生も多いでしょう。ここでは、魅力的な保育士の志望動機の例文を紹介します。

5つの例文と解説を元に、保育士の志望動機を考えてみましょう。例文を元に自分らしいエピソードに書き換えることで、より志望動機が考えやすくなります。

志望動機の例文①

私自身がお世話になった保育園に貢献したいと思い、貴園を志望いたしました。貴園は、遊びとゲームを上手に組み合わせている点が特徴です。文字をどれだけ綺麗に書けるか競ったり、紙芝居に英語を織り交ぜたりすることで、子どもを楽しませながら勉強させることができます。

上記の例文では、志望する保育施設の特徴を褒めている点がポイントです。自分が通っていた保育施設を志望する場合にしか使えませんが、実体験を織り交ぜることで、魅力的な志望動機が作成できるでしょう。

また、就職後にきちんと勉強を続けると伝えれば、「努力家」「向上心」などの強みがアピールできます。そうして自己PRや長所とは別に、志望動機にも強みを盛り込むことで、印象を残しやすくなるのです。

志望動機の例文②

入園者数の多い貴園でなら私の強みを活かせると思い、今回志望にいたりました。私は、中学と高校で陸上部に所属していたため、体力に自信があります。また、弟と妹がいるため、子どもの面倒を見るのが好きです。この2点を活かしたいと思い求人を探していたところ、貴園の募集を見つけ応募いたしました。

上記の例文では、自分の強みを活かしたいという点をアピールしています。自分にどんな強みがあるのか、どう活かしたいのかを伝えれば、採用担当者に「働いている姿」をイメージさせることができるでしょう。

この際に注意しなければならない点は、保育施設で活かせない強みはアピールしないことです。「コツコツとした作業が得意」などの強みを伝えても印象には残れませんので、気を付けておきましょう。

志望動機の例文③

母の友人の子どもの世話をした際、子どもは大人から多くのことを学んでいると感動したのがきっかけになり、保育士を目指し始めました。保育士として、子どもの成長に深くかかわりたいと思い求人を探していたところ、少人数体制である貴園が気になったのが志望の動機です。
貴園は入園者数が少ないからこそ、1人1人の園児と深く関われます。内定を貰えた際には、開始日までにコミュニケーション能力を磨くことで、子どもたちと仲良くなれるよう努力する所存です。

上記の例文では、自分の思いと保育園の特徴をリンクさせている点がポイントです。「子どもの成長に深くかかわりたいから、園児が少ない貴園を選んだ」と伝えることで、軸がしっかり定まっている印象を与えられるでしょう。

また、コミュニケーション能力を磨くという目標を挙げると、努力する姿勢がアピールできます。あわせて努力する理由も述べると、さらに好印象を残しやすくなるでしょう。

志望動機の例文④

貴園を志望したのは、のびのび育てるという教育方針に共感したからです。貴園には実習でもお世話になっており、他の園とは違って園児たちがのびのびと楽しく過ごしているように感じました。実際に複数の園に実習に行きましたが、子供たちが本当に楽しそうにしていたことが印象に残っています。
伸びやかな教育方針を意識し、子供の自主性に任せた教育を心がけることで、園の方針に合わせた子供の成長を促し、活躍したいと考えています。

志望先の園の特徴を踏まえて、志望動機をアピールすることは大切です。志望先ならではの特徴はもちろん、教育方針への共感でもアピールはできます。共感を示す場合は、実体験を元に根拠を提示すると、より説得力が出るでしょう。

志望動機の例文⑤

全員にしっかり目の届く範囲で、園児一人ひとりに合わせた教育をしたいと考え、貴園を志望しました。貴園は1クラスの人数が他の園よりも非常に少なく、全員に目を向けやすいと実習の時から感じておりました。集団生活を教えながらも、園児の個性にも目を向けることで、ひとりひとりに合わせた教育を行いたいと考えています。
個性を重視して、園児を個人として捉え、細部まで見て教育を行うことで、園児ごとに最適な教育内容を考え、成長を促したいと考えています。

園の規模によっては、1クラスあたりの人数が違うこともあり、これを他の園との違いとしてアピールするのもおすすめです。志望動機はきちんと差別化されていることが重要であるため、他の園との違いを比較しながら、志望先ならではのよさを提示するとよいでしょう。

保育士の志望動機NG例文

私が貴園を志望したのは、子どもが好きだからです。見ていると癒されて、とことん甘やかしたくなります。貴園はたくさんの子どもがいるため、就職できた際にはたくさん子どもと触れ合えると思いました。とくに、3歳くらいの小さい子が好きで、話しかけられるとめろめろになってしまいます。
ピアノを引いたりは苦手なのでできませんが、貴園で働くことによって、多くの子どもたちに囲まれたいと考えております。

上記の例文がNGな理由は、「子どもが好き」ということだけを述べているからです。「子どもが好き」という思いを伝えるのは大事だと先述しましたが、それだけを述べても魅力的な志望動機にはなりません。むしろ、子どもを甘やかしたいと述べることによって、正しい指導ができないと思われる可能性があるでしょう。

また、「ピアノを弾いたりは苦手」と伝えるのは、ネガティブな印象となってしまうのでNGです。本当に苦手な場合は、努力をする姿勢をみせましょう。

保育士の志望動機は施設の特徴に合わせて作成しよう

保育士の業務内容や志望動機を書く際のポイント、例文をご紹介しました。保育士は、子どもたちの成長に大きく関与する責任重大な仕事です。保育士のおこなう子どもたちの世話が雑だと、保育施設自体の評判が悪くなる可能性があります。そのため、就職試験では志望動機などがしっかりと見られていると考えておきましょう。

保育士の志望動機を作成する際には、「子どもが好き」という部分をアピールしつつ、その保育施設を選んだ理由を述べてください。志望している保育施設ならではの特徴に触れられると、より印象を残しやすくなります。「子どもが好き」ということだけを述べた志望動機はNGですので、注意しておきましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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