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【住み込みができる女性のお仕事とは】社宅や社員寮がある会社に就職する3つのメリットをご紹介

県外へ就職する場合は住み込みについて理解しよう

住み込みで仕事をすることができ、かつ女性が安心して働ける環境は意外に多くあります。就職するとなれば、就職先の企業の場所、勤務地も考えなければならず、現在の住まいから通うことが難しければ引越しも視野に入れなければなりません。しかし、近くに良い物件を見つけるのも大変なことですし、仕事をしながらきちんと生活していくことができるか不安に感じる人も多いでしょう。そこで注目したいのが住み込みの仕事です。

住み込みの仕事はさまざまなものがありますし、社宅や社員寮など住居の形態もさまざまあります。住み込みの仕事に不安を感じる人も多いですが、実際にはメリットも数多くあります。県外など遠くで仕事をする可能性がある人は、住み込みについて正しく理解しておくことが大切です。

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住み込みについて【社宅・社員寮】

住み込みの選択肢としては、社宅や社員寮が挙げられます。それぞれに違いがありますし、そもそも住み込みの制度とはどんなものなのかを知っておくことも大切です。住み込みに関わる制度は企業ごとに違う場合もありますし、条件など細かな点で違いがあることも多いです。企業ごとに違いはあるものの、大まかな部分では共通していますので、基本的な制度について知っていきましょう。基本的な制度を知った上で、就職先の企業の条件を確認することが大切です。

社宅・社員寮の違い

社宅と社員寮の違いについては、社宅は家族向け、寮は独身向けとされていますが、厳密な規定はありません。企業によっては独身向けであっても社宅と呼んでいる場合もありますし、企業によってどの呼び方を採用しているかによって違います。社宅の場合も寮の場合も基本的には、そこに住むことができる点では同じです。企業ごとに用途の違い、呼び方の違いはあるものの、働くためにそこに住むことには違いはありません。

そのため社宅や寮に住むことができるのは、企業に勤めている間だけです。退職時には家も出なければなりませんので、次の住居も探しておく必要があります。企業に勤めている間は問題なく住むことができますが、転職時などは次の住居も考えておかなければなりませんので、それも頭に入れておきましょう。

家賃は周辺相場の50%程度

社宅や寮は無料で住めるわけではなく、基本的には家賃を支払わなければなりません。社宅などの家賃は周辺相場の50%程度になっていることが多く、基本的には格安で住むことができます。家賃の取り決めについては企業によって異なりますが、高く設定されていることはありません。社宅などの家賃は企業ごとに決めることができますので、高く設定することもできますが、家賃が高くなってしまうと控除の対象外となってしまいます。

社宅の家賃を非課税の範囲内で安く設定することで、企業としても保険料の支払いをおさえることができますし、従業員も安く住むことができます。家賃が安いことは、企業と従業員双方の利益につながりますので、社宅の家賃は格安で設定されていることが多いです。

住宅手当もある

社宅や社員寮の制度はすべての企業であるわけではなく、それらがない企業もたくさんあります。勤務地が現在の住居よりも遠方になる場合は、引っ越しをしなければなりませんし、格安で住めないのは痛手です。しかしここで簡単に諦める必要はなく、社宅などがない企業は住宅手当を出していることも多いので、住宅手当があるかを確認してみましょう。

住宅手当は企業が家賃の補助を目的として支給している手当であり、固定給に上乗せして支払われます。企業によって額は異なりますし、自分で住居を借りなければなりませんが、企業が家賃を負担してくれるのは確かです。場合によっては全額負担されることもありますし、限度額が決まっている場合はその範囲内で支給され、足りない分は自分で支払うことになります。

社員寮にはさまざまな種類がある

福利厚生の一環として社員寮を導入している企業は多いですが、社員寮と一口にいってもさまざまな種類があります。社員寮の考え方は企業によってさまざまであり、企業が保有している物件などによっても違っていることが多いです。寮と聞くと、マンションタイプをイメージする人が多いですが、実際にはそれだけではありません。他にもさまざまな種類がありますので、どんな種類があるのかを知って、社員寮の理解をさらに深めていきましょう。

ルームシェアタイプ

社員寮の種類としては、ルームシェアタイプが挙げられます。企業によっては一人一部屋ではなく、数人で相部屋になっていることもあります。ルームシェアタイプの場合は、一つの部屋を数人で使用しなければなりませんので、共有部分の使い方には注意が必要です。企業ごとにルールが決まっていることもありますが、それ以上に各部屋ごとにルールが定められている場合も多いです。共同生活になりますので、ルールは守らなければなりませんし、自分勝手は行動は許されません。

他人がいることで行動が制限されることも多いですが、もちろん嫌なことばかりではなく、楽しいこともたくさんあります。同じ部屋の人と仲良くなれれば毎日楽しく過ごせますし、相性が合うかが非常に重要になります。

食堂などが併設されている場合もある

社員寮によっては大型の施設のようになっており、共用部分に食堂などが併設されている場合もあります。利用可能時間は決まっていることも多いですが、格安で食事ができ、栄養バランスの取れた食事を摂ることができます。仕事で忙しいと、食事は疎かになりやすくきちんと食事がとれていないことで体調不良になってしまうことも多いです。

ハードな仕事を乗り切るためには、食事は重要なものですし、食堂が併設されている寮は人気が高いです。社員食堂がある企業は多いですが、社員寮にまで食堂が併設されている企業はそれほど多くはありません。就職先を決める際には、福利厚生としてどのような社員寮が用意されているのかを必ず確認しておきましょう。

ペットOKの社員寮もある

社員寮のイメージはある程度想像がつきますが、現在は時代の流れもきちんと踏まえた内容で運営しているところが増えてきました。

その一つがペットOKの社員寮です。ペットは現代社会ではもはや家族の一員となっています。その家族といえるペットと離れたり手放したりすることが難しく、その会社での就職をあきらめる方がいたとすれば、その企業にとっては貴重な戦力である社員を確保できないデメリットとなってしまいます。

そこで、社員寮内できちんと条件をつけた上で、ペット飼育をOKとする企業も出てきました。これは、社員寮の空室対策と社員確保対策とからめて考えると、就職する側にとっても、企業側にとっても非常にメリットがあります。

住み込みができる仕事【メリット3つ】

住み込みができる仕事を選ぶことで、自分で住居を探す必要がなく、引っ越しの準備も簡単に済ませることができますが、メリットはそれだけではありません。他にもさまざまなメリットがありますので、それらも知っておきましょう。住み込みの仕事をすることのメリットは大きく3つにわけられます。企業によってはさらにメリットが得られる場合もありますし、利用する価値は非常に高いです。住み込みの仕事を選ぶメリットを正しく理解し、就活の選択肢を広げていきましょう。

①女性でも安心のセキュリティ完備の寮もある

住み込みができる仕事のメリットとしては、寮から職場まですぐに行ける通勤のしやすさや、防犯対策をしているところがあることが挙げられます。社宅や社員寮は基本的には会社のすぐそばにありますし、徒歩圏内で行ける距離であることも多いです。通勤時間が短いため自由な時間も増えますし、帰りが遅くなったとしてもすぐに家に到着しますので、防犯上の心配も少ないです。

また最近では防犯対策をしている社宅も多く、女性でも安心のセキュリティ完備の寮もあります。女性の一人暮らしは不安なことも多いですし、いかに会社から近いとは言え、心配がすべて拭えるわけではありません。セキュリティ完備の寮であれば、安心度は高いですし、女性の一人暮らしであっても不安を感じずに済みます。

②子育てしながらも安心して働くことができる

子育てしながらも安心して働くことができることも、住み込みでできる仕事のメリットの一つです。たとえば看護師だと、看護師不足と言われているので一人親で子供がいる人でも安心して働ける環境を作っている病院があります。24時間体制の院内託児所がある病院もありますし、病院ですので子供が急な体調不良になったとしてもすぐに受診できます。

また病院だけではなく、企業でも託児所を併設していたり、寮内に託児所がある場合もあります。企業に所属していれば誰でも制度が受けられることもメリットの一つです。

③生活費の節約ができる

住み込みの仕事のメリットとしては、生活費の節約ができることも挙げられます。家賃が安いのはもちろん、中には社内食堂がある企業もあり、普通の外食の金額より安く食べられることも大きなメリットです。生活費の大半を占めるのは家賃と食費であり、この2つが押さえられますので、出費を減らし、その分を貯金に回すこともできます。

社員食堂がある場合は単に安く食べられるだけではなく、栄養バランスの良い食事を摂ることができますので、健康面でのメリットも大きいでしょう。また会社によっては光熱費を会社で見てくれるところもあり、負担をさらに減らすこともできます。制度が充実していればほとんど生活費がかからない場合もありますし、自由に使えるお金も多くなります。

住み込みができる仕事【都道府県別】

住み込みができる仕事はたくさんありますが、その中の一つとしてコスモ石油株式会社が挙げられます。コスモ石油は勤務地が千葉、三重、大阪などであり、福利厚生として社宅の制度が整っています。また社宅だけではなく、住宅手当の制度もありますので、住居に関して困ることはありません。

他にもリゾートトラスト株式会社などでは、勤務地は東京・神奈川・滋賀・京都・兵庫など多彩であり、それぞれで住宅手当や社宅、寮などを利用することができます。勤務地についても希望を考慮の上決定されますし、より働きやすい環境で働くことも可能です。リゾートトラストに限らず、リゾートホテルなどでは住み込みでできる仕事も多く、観光地など華やかな場所で生活できる場合も多いです。

住み込みの仕事が探せる求人サイト

では、各都道府県で求人が出ている住み込みの仕事を探すには、どのような方法が良いのでしょうか。もっともわかりやすいのは、各都道府県内にあるハローワークにいって求人情報を探すことです。ですが、近年の求人情報はほとんどといっていいほどインターネットの求人サイトを通じたものになっています。

なぜなら、細かい求人内容をきちんと反映させて募集をかける場合、求人サイトの方が優れているためです。そこで、ここでは次の3つの求人サイトをご紹介します。それぞれの特徴をご確認ください。

住み込み求人ナビ

まずご紹介するのが、住み込み求人専門サイトの住み込み求人ナビです。このサイトの特徴としては、求職者の方が主にアクセスしている内容を、ピックアップしてわかりやすく大きく表示しているところです。求人を探す際は大変便利だといえます。

また、年代別の求人特集やエリア別の求人特集など、細かく情報を細分化して検索することが可能となっています。アクセスする方が検索条件を細かく指定しなくても、簡単に操作することができるでしょう。

会社側が急募している案件は、サイトの前面に案件をピックアップしているため、求職者側もどこの会社が人材を求めているのかよくわかるようになっています。求人側・求職者側の双方がわかりやすく使えるように工夫されたサイトです。

indeed

次に、indeedについてです。このサイトは、近年テレビCMを数多く放送しているため、知っている方も多いのではないでしょうか。サイトそのものについては、非常にシンプルにできています。トップページは、求人キーワードと勤務地を入力する画面のみとなっています。

特徴は、検索している求職者の方がindeed専用の履歴書を登録できるようになっている点です。登録する場合は、あらかじめアカウント登録をしておく必要があります。履歴書を登録していれば、企業側にも情報がきちんと伝えられますので、双方ともにメリットがあるといえるでしょう。面接までの時間が短縮されますので、非常に便利だといえます。

ホテル旅館求人ナビ

ホテル旅館求人ナビは、ホテルや旅館の求人に特化したサイトという大きな特徴があります。サイト画面の構成が、非常に綺麗で見やすいサイトとなっています。

求職者の方が気になるポイントといえる、実際の建物や雰囲気を写真等でふんだんに説明しています。これは、簡単に現地を確認に行けない場合などには大変役に立ちますし、わかりやすいといえるでしょう。

また、新着求人情報を個別に取り上げて、写真を含めて詳細な情報をきちんと提供してくれています。特に施設情報は内容もわかりやすく、求職者の方も仕事内容を含めて大変参考になるはずです。短期バイトや寮完備の仕事など特集を組んだページがあるので、大変わかりやすいといえるでしょう。

県外に出る時は住み込みができる企業も視野に入れよう


就職先の企業を選ぶ場合には、事業内容や応募職種、仕事内容を確認することが大切ですが、それだけではなく福利厚生も確認しておかなければなりません。企業によって福利厚生は違いますし、働きやすい環境を選ぶなら福利厚生をしっかりとチェックしておくことが大切です。また勤務地の確認も重要であり、場所によっては現在の住居から引越ししなければならないこともあります。

県外の仕事を選ぶのであれば、社宅や社員寮の制度はあるか、住宅手当は支給されるかなどを確認しておくことも大切です。社宅などで住み込みができればメリットは大きいですし、メリットを受けることで働きやすくもなります。県外に出る時は、住み込みができる企業も視野に入れて考えるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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