就活その他

有能な人の特徴10個|有能な人に近づくための行動もご紹介

有能な人の特徴を知って就活に役立てよう

就職活動において、企業が採用したい「有能な人」とはどのような人でしょうか?就職活動では、採用担当者から「一緒に仕事がしたい」「仕事を任せられそう」「会社の業績に貢献してくれそう」と思わせることで、内定をもらうことができます。採用担当者から内定を出してもいいと思われるためには、自分が有能な人だということをアピールする必要があるのです。

企業の採用予定人数は決まっているので、企業から見て有能だと感じた就活生から内定をもらえます。それでは、有能な人とはどのような特徴を持った人のことなのでしょうか?有能な人の特徴を知ることで、就職活動で企業に対して何をアピールすればよいかがわかります。有能な人がどのような特徴を持っているかということを理解して、自分のアピールポイントを考えるときの参考にしましょう。

仕事をする上で有能な人の特徴10個

社会人になると、同じ会社に入社した同期の中でも、仕事ができる有能な人とできない人に分かれます。同じ新入社員として入社して、同じ研修を経て仕事をしているのに、なぜこのような差が出てしまうのでしょうか?

仕事をするうえで有能な人には、いくつかの特徴があります。有能な人の特徴を知ることで、どういったことをアピールすれば有能な人だと思われるかということがわかります。有能な人の特徴を見ていきましょう。

①「結果がすべて」と知っている

有能な人は、「結果がすべて」ということを知っています。いくら知識や経験があっても、自分に与えられた目の前にある仕事で結果を出すこと以外、評価されることはないということを熟知しているのです。「結果だけではなく、それまでの過程が大切」と言う人もいますが、社会人においては結果を出さなければ評価は上がりません。

営業の人が、交渉技術を学んで夜遅くまで資料を作り、何件も取引先をまわって必死にプレゼンしていても、1件も契約を取れなければその人は評価されないのです。どれだけ頑張っていても、結果が伴わなければ意味がないと言えます。有能な人は「自分に与えられた仕事でどれだけ大きな結果を出せるか」ということを考え、結果を出すためにどうすれば効率的かという視点を持ちながら仕事に取り組んでいます。

②時間を無駄にしない

有能な人は、限られた時間で効率的に作業するために、時間を無駄にしないことを意識しています。物事の優先順位や価値を的確に見抜き、「どうすれば最短で結果をだせるのか?」ということを常に考えて行動しているのです。仕事は自分1人で完結するものばかりではありません。自分の作業が遅れることで、他の社員に迷惑がかかることもあります。

したがって、与えられた仕事の優先順位や価値を見抜き、どの仕事を優先的にやればいいのかを考えることが大切です。また、有能な人は、仕事が終わってからも将来のことを考えて資格の勉強をしたり、自分のスキルアップにつながることに時間を使います。限られた時間を、いかに有効に使うかという意識を持っているのです。

スキマ時間3分で自己分析を完璧にしよう

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは以外と難しいですよね。

そこでおすすめなのが「自己分析ツール」です。3分程度で終わる質問に答えるだけで、あなたの性格を12タイプから診断。あなたの強みや弱みを簡単に知ることができます。

このツールを使えば選考でアピールできる強みを簡単に特定することができます。今すぐ活用しましょう。

分析スタート!【無料】

あわせて活用したい!

30秒で適職がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。

③コミュニケーション能力が高い

有能な人は、コミュニケーション能力が高いです。仕事をするうえで、コミュニケーション能力の高さは非常に重要です。仕事は自分1人で進めていくものばかりではありません。同じ部署の人と協力しながら日常業務をおこなったり、他部署の人と連携しながらプロジェクトを進めたりします。また、社内だけでなく社外の人とも協力して仕事をすることがあります。

他者とのコミュニケーションが円滑だと、互いの意思疎通をしっかりとできるでしょう。それにより、お互いの仕事の状況を把握したり、メンバー同士での仕事に対するミスマッチがなくなり、仕事が効率的に進められるのです。

コミュニケーション能力が向上する方法について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

④素直に人の話を聞くことができる

有能な人の特徴に、素直に人の話を聞けるということが挙げられます。「話し上手は聞き上手」ということわざがあります。話をするのが上手な人は、人の話を聞くのがうまく、人の話を聞いてから自分の話をするという意味です。有能な人は、このことわざと同じように、きちんと人の話を聞くことができます。自分の言いたいことだけ話すというようなことはしません。

人の話に耳を傾けられるということは、人との関わりにおいて大切なことです。有能な人はコミュニケーション能力が高いという説明をしましたが、素直に人の話を聞くことができるということも、他人とコミュニケーションをとる上で必要なことだと言えます。

⑤常に問題意識を持っている

「なぜこうなんだろう?」「どうしてこうしないといけないんだろう?」このような問題意識を持つということは、仕事の効率アップや自分自身の向上心アップにも繋がります。有能な人は、ただ仕事をこなすというだけでなく、様々な視点を持って仕事に向き合っているのです。

問題意識を持っていると新たな発見がしやすくなり、それによって仕事の効率がアップしたり、クライアントに新しい提案をするということにも繋がります。ここでいう問題意識というのは決してネガティブなものではなく、ポジティブな視点を持つということです。有能な人はこの視点があるので物事を広く、建設的に考えることができているのでしょう。

⑥状況に応じて柔軟に対応できる

有能な人は臨機応変な対応に長けています。それは、「こうでないといけない!」という固定概念に縛られていないからとも言えるでしょう。有能な人はある意味、自由な思考・発想を持っています。

「これはこういうやり方でないといけない」と、いつの間にかそう決めつけてはいませんか?有能な人を見ていると、完成までの納期などを考えてアプローチ方法を変えたりしているはずです。状況に応じて柔軟に対応ができるということは、思考も柔軟であるということです。

柔軟性の自己PR方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

⑦謙虚な姿勢を忘れない

有能な人は、たとえ自分が仕事ができるとしてもそれをひけらかしたりはしません。いつも謙虚な姿勢を忘れず、初心を持ち続けています。だからこそ、いつも仕事に真剣に向き合うことができ、結果が出せるのです。自分がミスをした時でも、人のせいにせずにきちんと謝ることができるのも有能な人の特徴といえます。

有能であっても、人間なのでミスをすることもあります。成功している人は多くの助けを受けて成長していると言えるため、謙虚な姿勢を大切にしているのでしょう。反対に自己中心的な振る舞いをしていると、人が離れていくとも言えます。

⑧リスクを想定した行動ができる

有能な人は、最悪の事態も想定してある程度の準備をしているので、何が起きても冷静に対応することができます。リスクを想定しているからこそ、恐れや不安にかられることなく的確な行動をすることができるのです。「備えあれば憂いなし」という言葉は有能な人にとっては常套句なのかもしれません。

有能な人の冷静な態度には、リスクを想定した上での落ち着きがあらわれていると言えます。無駄に怯えたり心配する素振りがないので、周囲も安心して仕事を任せられるでしょう。トラブルに対して冷静に対応できるのが、有能な人です。

⑨困難なときに周囲に頼れる

有能と言っても完ぺきな人間はいません。困難な状況に陥った時、有能な人は1人でなんとかしよう、自分が頑張ってどうにかしようとはしません。有能な人こそ、周囲に頼ることができるのです。人に頼るのはカッコ悪いという変なプライドを持っていません。

困った時に「助けて」と周囲に言える、弱みをちゃんと見せることができる人こそ強いと言えるように、有能な人は人に頼る術も持ち合わせているのです。周囲に頼れるのは、チームを信用しているからとも言えます。自分が信用される人になりたい場合は、まずは自分が周囲を信用することが大切です。

⑩自分の能力を客観的に判断する

有能な人は自分の能力を過信していません。自分の能力を客観視して分析しています。自分の弱みを知っているからこそ、そこを補強してくれる人に仕事をお願いすることができるのです。有能だからこそ、自分1人ではできないということもわかっています。

自分を客観的に判断して、弱みやかけているところを認めているからこそ、的確なスキルアップの方法を導き出すこともできるのです。自分の能力を客観視してみると、補強すべきところが明確にわかります。有能な人はこうして自分を洗い出して定期的に弱点をクリアにしているからこそ、さらに有能になっていくのです。有能な人ほど、自分の弱い部分にしっかりと向き合っているとも言えるでしょう。

自己分析のやりかたについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

自分の強み・弱みは、ツールを使えばかんたんにわかります

自己分析ツールはもう試しましたでしょうか。就活では自己分析が重要です。中途半端に自己分析を終わらせてしまうと、入社後のイメージギャップから早期退職につながってしまいます。

そんな時は「自己分析ツール」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

あわせて活用したい!

30秒で適職がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。

有能な人に近づく行動

有能な人の特徴を10個見ていきましたが、おそらく大半の有能な人は最初から有能だったわけではないはずです。自分とは比べ物にならないと諦めないでください。今のあなたが有能な人に近づくためにはどんな行動をしていけばいいのか、これまでお話したことを踏まえながら具体的に考えていきましょう。

仕事の目的を明確にする

有能な人は仕事のゴール、つまり「何のためにそれをしているのか」という目的を明確にしています。自分が与えられた仕事や作業がなんのためにしていることなのか、たとえ小さなことでも目的を明確にしていると行動が変わってくるはずです。目的が分かれば、こうしなければならないと思っていたやり方を変えるなどして効率化も図れます。

有能な人は目的をしっかりと見据えているからこそ、リスクを割り出して先回りして準備したり、自分でなくてもできるところは周囲に頼るなどして仕事を早く、確実に終わらせることができるのです。小さな仕事でも目的を意識してみると、仕事の仕方も変わってくるはずです。

タスクや時間をきちんと管理する

有能な人はマネージメント能力にも優れています。仕事に取り掛かる前に、この仕事にはこれくらいの時間をかけようとだいたいの目安を決めているのです。こうしてタスクや時間を管理することで、さらに仕事が効率化されていきます。

それにより、納期が間に合わなかった!という初歩的なミスも防げるのです。これを確実にしていくためには、最初にお話した目的を明確にすることも大切です。スケジュール帳などを駆使して仕事を可視化して管理するのもおすすめです。

人気企業の内定者ESから学ぶ

就活における有能な人とは、志望する企業に内定を貰った人と言えます。有能な人はESや履歴書、面接からその素質をアピールできているのです。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握できます。

そこでおすすめなのが「内定者ES100社まとめ」です。JAL、トヨタ、三菱UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のESを無料で見ることができるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。

有能な人の特徴を押さえて就活や仕事に活かそう

仕事をするうえで、有能な人にはいくつかの特徴があります。有能な人の特徴を理解しておけば、その特徴から自分が採用担当者にアピールすべきポイントが見えてきます。有能な人の特徴をすべてアピールポイントに盛り込む必要はなく、自分が一番アピールできる特徴を伝えるようにしましょう。

有能な人の特徴を押さえておくことは、入社してからの仕事にも活かすことができます。ただ希望する会社に入社するだけでなく、有能な人として仕事をするように心がけ、自分自身の成長につなげていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

記事についてのお問い合わせ