業界研究

ものづくり業界の志望動機の書き方|仕事内容や例文も大公開

日々進化し続けるものづくり業界

ものづくりの業界というと、伸びない業界、門が狭い業界、食べていけない業界など、さまざまなマイナスのことが言われてます。しかし、ものづくりは日々変化し続けています。そして、現在ではものづくりもアナログからデジタルに進んできています。

ものづくりのデジタル化によって、ものづくり業界の可能性は日々進歩しつづけています。新しいものや既存のものを組み合わせることによって出来上がるものなど、ものづくりはとても奥が深い世界です。今も進化し続けるものづくりの業界を知ることで、より一層興味を持つこと間違いなしです。

本記事ではものづくりの仕事内容だけではなく、好印象をもってもらえる志望動機の書き方などをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

ものづくり業界の仕事内容

ものづくり業界はインテリア、食品、伝統工芸などとても幅が広いです。しかし、必ず基礎となる部分はあります。ものづくり業界の仕事は細かい作業が多いのではないか、と思う方も多いです。しかし、実は各部門に分かれて仕事は行われています。

それだけではなく、各部門が1つでも欠けてしまうと、ものづくりの仕事はできなくなってしまいます。つまり、どこの部門においても、ものづくりにとっては欠かせない部門ばかりです。

企画

ものづくりの企画は例えるならば骨組みとなる部分です。実は、核ではありません。核となる部分は消費者のニーズです。つまり、企画はこれからの工程を組み立てる部門です。企画をする際には、まず誰向けて作るのか、そしてなぜそれを作るのかを明確にしなければなりません。この2つが明確にできたなら、どうして作るのか、どのようにして作るのかを企画します。

誰のために作るのか・なぜ作るのか・どうして作るのか・どのようにして作るのかの4つを考える仕事が企画の仕事です。企画が不安定だと、この後の工程も不安定で進んでいくため、とても重要な役職です。

開発

ものづくりの開発の仕事はいかにスムーズに計画的に開発を進めていくかが重要になります。計画を立てる際には、「誰が、どのような方法でどのような技術、デザインで作るのか」をはじめに明確にします。そして、「どれくらいの値段で、どれくらいの期間にどれだけ販売できれば、会社にとってプラスになるのか」をできるだけ明確に示します。

このように、ものづくりの開発では、企画からきた計画書などが本当に採算性があるのかを調べる役職です。開発の作業が確実に行われないと、この後の役職の仕事が不安定になるだけではなく、会社にとっても大きな損失を生む原因にもなりかねません。しかし、その分とてもやりがいのある仕事とも言えます。

営業

ものづくりでは、作ったら終わりということはありません。使ってもらってはじめてモノになるからです。営業ではいかに出来上がった製品を宣伝するかを考える役職です。広告やメディアと提携するのもありですが、コストがかかりすぎるというデメリットがあります。このように営業では、いかにコストを安く宣伝ができ、かつ差別化ができるかが大切な役職です。それだけではなく、製品の長所を確実におさえておくことも営業においては重要です。

また営業は、より消費者のニーズを知ることができる絶好の機会でもあります。消費者のニーズは、企画にも影響を及ぼす重要な情報源です。つまり、ものづくりの営業は、ものづくりの中心と言っていいくらい重要なのです。

ものづくり業界の好印象な志望動機の内容

ものづくり業界の志望動機は、「ものづくりが好きだから志望動機しました」では相手に好印象を与えることは難しいです。また、ものづくり業界は理系というイメージが強いです。しかし、文系の方でも好印象を与えることができます。そして、好印象を与えるためにはコツがあります。

本項目では、ものづくり業界でどのようにすれば、好印象な志望動機を書くことができるのかをご紹介します。ぜひ参考にしていただき、よい志望動機を作り上げてください。

自分が貢献できること

ものづくりでは、各役職の役割がとても大事です。そのため、好印象を与えるためにはまず、自分にできることを知る必要があります。つまり、自分がどの役職で貢献できるのかを知る必要があります。

どの役職で貢献できるかは、もちろんこれまでの経験を振り返るのもありです。しかし、一番は自分がつきたい役職を考えることです。未経験でもスキルを磨けば、全く問題はありません。

すなわち、志望動機では、「自分がこれだけは誰にも負けない」ということをアピールしなければなりません。「誰にも負けない」ということが、貢献できることにつながります。

明確な目的

相手に好印象を与えるためには、あやふやな目的では好印象を与えることはできません。ものづくりの志望動機で好印象を与えるためには、「なぜものづくり業界に入りたいのか」、「なぜその役職なのか」などの目的を明確にする必要があります。なぜならば、1つ1つの役職がとても重要であるからです。

そのためには企業研究などを通して、企業の取り組みなどを調べる必要があります。ものづくりの業界では、多くの企業が独自に取り組んでいることがあり、その独自性が他社との差別化につながっています。つまり、他社との差別化を示すことが明確な目的となります。

求められる人材像に合った長所

ものづくり業界において、求められている人材の多くは探究心があり、チームワークを大切にできる人です。探究心はものづくり業界では、どの役職でも必ず必要です。何かに夢中になった経験がある方はとてもよい長所になります。夢中になったものは部活や勉強など、どんなものでもいいです。探究心は企画や開発はもちろん、営業でも必ず必要となるものです。

そして、ものづくりの工程は1つのチームで行うことが多いため、チームワークがある人物も求められています。周りを見れたり、気を配れるといった協調性がある方は、とてもよい長所となるでしょう。チームワークは探究心と同じくらいに重要視される点なので、積極的にアピールしてください。

志望動機作成においての注意点

ものづくりという業種への志望動機を考える際には、ポイントがあります。ものづくりと一言で言っても、たくさんの業界があります。家電の製作や、食品関係、衣料品関係などさまざまな業界に合わせた志望動機を考える必要があります。

どの業界にも根底にあるのは、商品が好きであることと商品づくりにおける情熱があることです。志望動機作成の際には、ぜひ盛り込んでおきましょう。

「商品が好き」だけでは弱い

根底にあるのは「商品が好き」でああっても、ものづくりでの志望動機には、商品が好きという、それだけでは弱い場合があります。好きなだけではなく、その商品をいかに研究しているかというところも重要なポイントです。同業他社よりも、より良い製品を企画・開発・製造していく必要があるため、研究心が大切な要素でもあるのです。自分なりの研究や商品の解析をすることで、好きであるというアピールに説得力がアップします。

同業他社との比較ができていないとNG

ものづくりの志望動機には、商品について比較できているかどうかということも重要なポイントと言えます。これは、ライバルでもある同業他社との比較ができることで、より性能の良い商品を開発するために非常に大切なことであるからです。さまざまな企業製品との比較ができることで、自社製品の機能性アップにつながる商品解析が可能なります。メイン商材の比較をしておくことも大切なポイントですね。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

ものづくり業界の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的にものづくり業界に採用される志望動機を完成させましょう。

ものづくり業界に就職するための志望動機例文

ものづくりは理系かつ経験豊富というイメージがあるかもしれないです。しかし、文系かつ未経験の方でも志望動機を通してうまく熱意を伝えられることができれば、十分に採用される可能性はあります。

また、ものづくりの志望動機を書く際には、「なぜその企業なのか」ということはもちろん書き方のポイントがあります。本項目では例文でご紹介します。ぜひ参考にしていただき、納得のいく志望動機を書いてください。

例文①:食品製造業

私は、食を通じてより多くの方に健康になってもらいたいという気持ちがあり、貴社を志望しております。私は、部活動を通じて食事管理の重要性を感じています。また、アルバイトでジムのインストラクターとしてお客様の食事管理もしていた経験もあり、より一層、食を通じて多くの方に健康になってもらいたいという思いから、食を通じて健康になれる会社に携わりたいと思っておりました。貴社は◯◯◯の研究を通じて、人々がより健康に暮らせるように様々な製品の開発をされています。私は学生時代に培った栄養学を活かし、より一層人々に健康を提供できるように努めていきたいと考えております。

食品製造業では、製品が好きではなかなか通りません。なぜ好きなのか、なぜその企業ではないといけないのかを明確にしましょう。また、企業研究を通して企業が行なっている取り組みを調べるようにしてください。そこで自分の興味がある研究があれば、それを志望動機にすると良いでしょう。

一番大事なことは熱意です。ここでの熱意は「入社したらどうするのか」ということです。例文では「食を通じて多くの方に健康になってもらいたい」をしたいという部分になります。

文系の方であるならば、語学力が長けていることや本質を見抜く力があることを取り入れて、入社した後のビジョンを具体的に書くと好印象を与えることができます。

例文②:衣料品製造業

私は、学生時代に大学とアルバイトで培った知識と技術を駆使して、より多くのお客様に質の良い製品を作りたいと考えておりました。貴社の良質かつ多彩なアイテムを活かし、よりよい製品を届けたいと考えており、貴社を志望しました。貴社は画期的な製品だけではなく、ボランティア活動にも積極的に参加されており、多くのお客様に製品を提供しています。私は学生生活で、ボランティア活動をしていたこともあり、記者のプロジェクトに大きく共感するところがありました。そして、貴社の良質かつ多彩なアイテムを駆使して、自分の製品をプロジェクトを通じて届けたいと考えております。

なぜその企業なのかをはっきりさせましょう。アパレル業界で服が好きということは前提条件です。その中でも、誰よりも服が好きということを伝えなければなりません。また、アルバイトや大学または専門学校など、持っているノウハウを持っていることは良い長所となります。ここでは「学生時代に大学とアルバイトで培った知識と技術」の部分になります。

また、こうした経験がない方でも、他の経験で培ったノウハウを志望動機に書くことで必ず長所となりますので、積極的にアピールするようにしてください。

例文③:化粧品会社

私は消費者のニーズを把握し、現在起こっている問題を解決したく思っております。販売のアルバイト経験を通じて、お客様が求めていることを把握することで、よりよいものを提供できるということ学びました。そんな時に貴社の企業理念に感銘を受け、多くのお客様と関わりたいと思いました。今まで培ってきたコミュニケーションを最大限に活かし、一人でも多くのお客様に良質な商品を使っていただきたいと考えております。それができるのが貴社であると思い、志望しました。貴社のもとで、お客様のニーズを知ることによってよりよい製品を多くのお客様に提供し、生活が豊かになるように変えていきたいと考えております。

自分の一番の得意分野を探しておくことが大切です。自分の得意分野を通じて、その企業でどのような貢献ができるのかをはっきりさせましょう。それだけでは通してくれないでしょう。やはりなぜその企業なのかということをはっきり書きましょう。ここでは企業理念に感銘を受けたということです。

もちろん、企業理念だけではだめなので、もっと理由を深める必要があります。ここでは、「一人でも多くのお客様に貴社の良質な商品を使っていただきたい」という部分になるでしょう。

例文④:自動車製造業

私は、新しい自動車を開発・製造することで、少しでも多くの方により便利で、より安全な自動車を提供したいと考えています。一歩間違えれば危険を伴う乗り物ですので、安全性を重視した自動車を開発することで、さまざまな人へ自動車の提供が可能になるほか、事故の減少にもつながり社会貢献にもなります。貴社は自動車の開発に長ておられるほか、次世代への研究にも力を入れておられるとのことで、私もぜひ力のひとつになれればと思い志望いたしました。

例文⑤:家電製造業

私は、貴社の企業理念に感銘を受け志望いたしました。消費者がより便利な生活を送るための家電を、最先端で研究・開発・製造をされてきた貴社は、白物家電だけでなく、さまざまな分野においても活躍されていらっしゃいます。そんな中、貴社の企業理念は素晴らしく、お客様のために全力を尽くすといった思考を、私自身も常に考えているため精一杯お力添えしたいと思っています。最先端の家電を消費者の元へ少しでも早くお届けしたいと思い志望いたしました。

他業界の志望動機を参考にしてみるのもあり

就活をするうえで、志望動機は必ずと言っていいほど希望する企業で使用するものです。内定を勝ちとるためには、まずは志望動機からなのです。しかし、いくら自分が十分に時間をかけて満足するものができたと思っていても、周囲はどんなものを作っているのか気になる人は多いのではないでしょうか。

そんな人にご紹介するのが、志望動機まとめです。この資料は、商社や金融業界、航空業界など就活生に人気の企業から内定をもらった先輩たちの志望動機を集めて1冊にしています。

他の人の志望動機をみることで、表現方法や構成など参考になるものがあるかもしれません。ぜひ一度チェックしてみてください。

志望動機にはものづくりへの熱意が大切

ものづくりの志望動機を書く際には、好きであることはアドバンテージにはなりません。好きであることが、企業にとってどのようなプラスがあるのかということを明確に伝えましょう。

そして、ものづくりの志望動機では熱意が必須です。志望動機の熱意とは、「好きであることが企業にとってどのようなプラスの効果があるのか」ということと「なぜその企業でなければならないのか」ということです。

文系の方でも心配する必要はありません。相手にこれまで培ってきた技術や経験を踏まえて、その企業にどのようなプラスの効果をもたらすことができる、つまり熱意を示すことができれば、志望動機はとても良いものとなるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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