就活その他

【職業選択の自由】就活で後悔しないためのポイント4つ

職業選択で意識することとは

職業選択は自身の将来を決めるにあたって非常に重要なことであり、しっかりと考えて決めることが大切です。明確な目標などを定めずに職業選択をおこなってしまうと失敗したり後悔したりしまう可能性も高いです。職業選択で後悔しないためには、じっくりと自分の将来と向き合って考えることが大切であり、明確な指標を持って就活を進める必要があります。

新卒の就活は社会人生活の始まりですし、そこでつまづいてしまうと長く続く社会人生活に影を落としてしまいます。社会人生活をスムーズにスタートさせるためには、自分に合った職業を選択することが大切です。職業選択では何を意識すればいいかを知り、自身の将来を決めていきましょう。

憲法によって職業選択の自由は守られている

職業選択について考える上では、憲法との関係を知っておくことも大切です。職業選択の自由は憲法によって守られており、誰がどの職業に就いたとしても問題ありません。特定の職業に就くことを誰かに妨げられることもありませんし、仮に妨げられた場合は違法となります。憲法によって守られていますので、誰かに左右されずに自分の意思で職業を選択することができます。憲法の適用範囲はどこまでなのかを知って、企業との正しい関わり方も知っていきましょう。

内定辞退にも適用される

職業選択の自由は憲法によって守られており、それは内定辞退にも適用されます。憲法で職業選択の自由が定められている以上、就活生の内定辞退を企業は拒否できません。内定承諾書を提出したり、入社誓約書などにサインした場合でも辞退は有効であり、誰が何と言おうと内定辞退は可能です。

内定承諾書などの提出を理由に無理な引き止めをおこなう企業は多いですが、法的な拘束力はありませんので、就活生は辞退の意思を貫くことができます。しかし急な内定辞退は企業側の損失になる可能性があるので、極力早めに辞退の申し出をすることが大切です。企業に迷惑をかけるのは社会人として許されることではありませんし、内定を辞退する場合は企業に迷惑がかからないようにするのがマナーです。

内定をもらった時点での就労義務はない

上手な職業選択をするためには、内定とはどんなものであるかを正しく知っておくことが大切です。選考に合格し、採用が決定すれば内定をもらえますが、内定をもらった時点での就労義務はありません。内定はあくまでも内定であり、すぐに働かなくてはいけないわけではなく、卒業を条件に企業で働くことを定めた契約です。

そのため卒業することが前提条件であり、学生としての生活の支障になるような研修には参加義務はありません。研修に参加したことで卒業ができないのでは意味がありませんし、断ったからといって内定が取り消しになることはありません。しかし今後働こうと思う会社であれば良好な関係を築くことが大切ですので、誠実な対応で断りを入れることが大切です。

自分に合った職業選択をするポイント4つ

職業選択の自由は憲法によって守られていますので、就活生は自由に職業を選ぶことができます。誰もが自由に就活を進めていくことができますが、自由であることは同時に選択肢が多いとも言えます。さまざまな業界の中から1つを選び、さらにそこから1つの企業を選ばなければならず、自分に合った職業を選択するのは難しいです。職業選択をする上でのポイントを踏まえて、自分に合った職業を見つけていきましょう。

①重視する項目を考える

自分に合った職業選択をするためには、仕事をする上で何を重視するのか、重視する項目を考えることが大切です。職業が違えば仕事内容は違いますし、労働の環境や待遇なども異なってきます。就業時間がきっちり定められているのがいい、給料重視で休日などは少なくていい、などさまざまな要望に合わせて職業の幅があります。

自分が何を重視したいのかを明確にした上で、その条件に合った職業に絞り込んで就活を進めていくことが大切です。職業ごとの特徴もありますが、そこからさらに企業ごとにも特徴がありますので、企業研究を徹底することも忘れてはいけません。同じ職業でも企業によって環境が違いますので、自分の求める条件に合った職業、企業を選ぶようにしましょう。

②楽しく仕事ができそうか

職業選択をする上では仕事の条件面から考えることが大切ですが、それだけではなく仕事の内容なども重要です。どれだけ条件のいい仕事であっても、仕事内容が自分に合っていなかったり、やりがいを感じることができなければ続けるのが難しくなります。仕事に対しての意欲が湧くものを選ぶのもひとつの方法ですので、自分が本当にやりたいと思える仕事を探すことも大切です。

意欲が湧く仕事を選ぶことは大切なことですが、やりたい仕事=自分に合った仕事であるとは限りませんので、注意しなければなりません。やりたいと思っても自分に合わなければ長く続けられない場合も多いです。自己分析をしっかりとおこない、自分の適性を知った上で職業選択を進めていきましょう。

③第3者の意見を聞く

職業選択で後悔しないためには、自分自身の意思で仕事を決めていくことが大切ですが、主観だけに頼ってしまうと失敗してしまう可能性もあります。最終的な意思決定は自分でおこなうことが大切ですが、職業選択の段階では第3者の意見を聞くことも大切です。主観だけで物事を考えてしまうとどうしても視野が狭くなってしまいますし、一時の感情に流されて正しい判断ができない場合もあります。

職業選択は勢いで決めていいものではありませんので、冷静な判断をしてくれる存在が必要です。第3者の意見を聞くことで視野を広げることができますし、客観的な視点が加わることで、物事を冷静に判断することができます。思わぬ可能性に気づける場合もありますので、周囲の意見にも耳を傾けるようにしましょう。

④譲れる条件と譲れない条件を決める

職業選択における選択肢は非常に多く、0から考えるのはとても難しいです。そこで条件を付けることによって、選択肢を減らして職業選択を考えやすくしましょう。しかし、ただ条件を上げるだけでは逆に職業選択はしにくくなります。考えた条件に優先順位をつけて大きく2つに分けてみましょう。ひとつ目は、就職するにあたって譲れない条件です。

就職するにあたり、どうしても譲れないものがあるはずです。給料であったり、残業の有無であったり、職場環境であったりと人それぞれでしょうが、まずこの条件を設定すると考えやすいです。2つ目は、就職するにあたり譲れる条件です。譲れない条件を設定した後は譲れる条件を探します。これにより、ただ条件で絞るときには見逃していた優良案件を見つけることができます。

職業選択はキャリアプランの構築がカギ

キャリアプランを考えたことはありますか?職業選択をするにあたって、キャリアプランは大きな意味を持ちます。自分が目指すことを達成するために、どのようなステップを踏んでいくかを考えるのがキャリアプランを構築するということです。ここでのステップのひとつが職業選択に当たります。ステップを踏み違えてしまうと、プランは崩れ、目指すべきものにたどり着きません。逆に目指すものがない人にとっては、職業選択がキャリアプランを構築する第一歩になります。

価値を感じることを明確にする

キャリアプランを構築するためのアプローチのひとつが、価値を感じることを明確化することです。キャリアプランで最も大事なことはゴールを定めることです。基本的にゴールから逆算してプランを考えていきます。このとき自分が価値を感じることを明確化しておくと、スタートからゴールまで一貫した価値観を設定でき、逆算したプランを考えやすくなります。

また、このゴールがモチベーションとなってキャリアプランを考えていくことになります。自分が価値を感じることをこのゴールに包括させることで、キャリアプランを歩むモチベーションが上がり、プランが実現しやすくなるのです。

社会で活かせる強みを把握する

社会で自分が活かせる強みを把握しておくことも、キャリアプランを構築するためのアプローチのひとつです。おそらく、職業選択をする上で多くの人が自分の強みを把握しているでしょう。では、その強みは就職後も強みとして発揮されるでしょうか。

職業選択後に社会で発揮できる強みを分析することで、自分にとって有利な職業選択やキャリアプラン構築につながります。自分の強みが分析できない場合、キャリアプランの構築もままなりません。その場合は、身の回りの人に自分の強みを聞いてみましょう。他者にとってのあなたの強みは社会にとっての強みにつながるといえます。

5年後や10年後の将来像を描く

キャリアプランを構築する上で最も簡単なアプローチが、5年後や10年後に自分がどうしていたいのかという将来像を設定することです。生活や家族、友人関係などの仕事には関係ないことに関する将来像でも構いません。5年10年後の将来像なんて想像もつかないという人もいるかもしれません。そのような人は、難しく考えずに今したいことを考えてみましょう。

ここで設定する将来像から逆算してキャリアプランを設定するのです。将来像から年収や勤務時間を割り出し、それを実現するために必要な仕事を想像します。この仕事がキャリアプランのゴールになるのです。あとは、そのゴールにたどり着くために必要なステップを考えればキャリアプランは構築できます。

就活の軸を決める

キャリアプランが構築できたら、就活の軸を決めておきましょう。今やるべきことをはっきりさせるには、”将来何になりたいのか・どうなっていたいのか”という将来のビジョンをはっきり決め、そのビジョンを実現するには何をしてゆけばよいのか逆算して行動プランを立てることが有効です。就活の軸はその行動プランを立てるための一つの指針となるものであり、就活では面接等でよく質問されるものです。就活の軸を決めることで職業選択がしやすくなるのはもちろん、面接対策にもなりますので早いうちから就活の軸を決めておくのがおすすめです。
就活の軸を決める際には、「就活の軸作成マニュアル」を利用してみると良いでしょう。頭の中で考えるだけでなく、このマニュアルに考えを書き出すことで思考の整理にもなり、職業選択の助けにもなってくれるでしょう。

自分の将来のビジョンを広げて自由な就職活動を

これだけはやっておきたい4つのこと

職業選択は自身の将来を決めるために非常に重要なものですので、しっかりと考えて就職先を決めていかなければなりません。深く考えずに勢いだけで職業を選んでしまうと、自分に合わずに後悔する可能性もありますし、就職してもすぐに辞めてしまう場合もあります。就活はただ就職すればいいわけではなく、就職先の仕事に満足し、長く続けていけることが大切です。

就職する職業によって得られる満足度などは違いますし、世の中にはさまざまな職業がありますので、その中から自分に最も合ったものを見つける必要があります。自分に合った職業を見つけるためには将来のビジョンを明確にすることが大切です。ビジョンを定め、それが達成できる職業を選択して、就活を進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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