面接対策

【公務員の最終面接】頻出度が高い質問例や回答の注意点

公務員最終面接は何を見られる?


安定している職業として就活生に不動の人気があるのが公務員でしょう。中には筆記試験を必死の思いで突破したにもかかわらず最終選考で不採用となり、急いで11、12月頃から民間企業を受けるという就活生もいます。さらにその中には、それまで公務員だけを目指し民間企業は全く視野に入れてこなかったので、どこを受ければ良いのか解らず大混乱するというケースもあります。

結果、就職が決まらないまま卒業が近付いてきてしまうという就活生も毎年少なくありません。それでは最終選考に向けてどのような対策を行っていけば良いのでしょうか。この記事では、公務員試験での頻出度が高い質問例や、回答する時注意するべき事を徹底解説していきます。この記事をを読み、目指してきた公務員の採用を勝ち取りましょう。

最終面接を受ける時の基本を押さえよう

民間企業では、ずっと人事部に所属し採用活動を専門としている社員も中には居ますが、公務員ではそのようなケースは希です。一概には言えませんが、基本的には3年~5年のサイクルで部署異動がありますので、あまり採用に慣れていない職員が採用担当の場合もあります。そういった担当者の場合でもきちんと採用ができるように、面接には細分化された評価項目があり、3段階又は5段階評価されています。

勿論点数だけでなく担当者のコメントも影響しますが、この総合評定により大きく点数が左右されるのです。民間企業でも点数で評価している場合がありますが、公務員の場合は「なぜこの人物を採用したのか」と説明責任が問われる場面もありますので、根拠としてきちんとした評価が必要になるのです。

どう見られているかを意識しよう

面接では点数がつけられていますので、身だしなみなど自分の意識で事前に直せる項目で失点するのは避けたいところです。公務員面接においておしゃれ度は一切不要ですので、老若男女問わず万人受けする清潔な髪型や服装で面接に挑んで下さい。髪型は、男性は長すぎる髪はNGであり、額を出すようにすると知性的に見えます。

女性も長い髪は束ね、髪を触る癖がある方は直しておきましょう。長すぎる髪は清潔にしていても身だしなみ的に高い点数とはならないので、割り切ってカットすることも考えて下さい。メイクは濃すぎるものはNGです。特に女性は応募写真と面接当日の本人の顔にギャップがありすぎないようにしましょう。ナチュラルメイクを心掛け、つけまつ毛は避けた方が印象は良いです。

話し方に注意しよう

公務員はサービス業でもあります。敬語をきちんと使えているか、冷静なトーンで感じよく話ができているかもポイントとなります。どんなに気をつけていても、本番では普段の話し方が出てしまうものですし、焦って取り繕ろうとすると、慣れて居ない方は変な敬語になってしまいます。普段から敬語を使って話をする場面を想定し、練習して下さい。

また圧迫面接があった際は、決して感情的にならず、何を判断しようとしているのか冷静に見極めて下さい。どの位で怒るのか、怒りや不安が表情に出るのか、どのような話し方に変わるのか、などのストレス耐性を見ているのです。ついついむっとしたトーンや萎縮して小さな声にならないよう、日頃から「感情が顔や声に出やすい」と友人や知人などに指摘された事がある方は特に要注意です。

説得力のない志望動機では面接を突破できない

説得力のない志望動機は、何人も面接してきている面接官にとって、とても「採用したい」と思う内容ではありません。選考を突破し内定を得るには、志望動機が非常に重要です。

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頻出度が高い質問と回答時の注意点

次に頻出度が高い質問と回答時の注意点を解説します。与えらえた一度きりのチャンスは数十分という限られた時間しかなく、どのような質問がとんでくるのか、気にしている就活生も多いと思いでしょう。頻出度が高い王道の質問はニュアンスが変わっていても、毎年ほぼ就活生の全員が聞かれていると心得て準備をして下さい。

就活生の本質を見抜く、採用の判断に影響を与える質問ですので、意図を把握して、ポイントをきちんと押さえて答えましょう。また、面接の準備をするということは自己分析が必須となりますので、気持ちの整理が促されます。さまざまな質問の回答にも応用できますので、面接の対策に活かしてください。

頻出度が高い質問

何と言っても「あなたはなぜ公務員を希望しているのですか?」は頻出度が高く、言い方を変えると「なぜ民間企業ではなく公務員なのですか?」という点が問われます。地方公務員であったらなぜその自治体を受けるのか、国家公務員であったら省を希望する理由などを聞かれますので、各課題や特色をきちんと調べた上で、なるべく抽象的ではなく具体的に答えましょう。

次に「公務員としてやりたい仕事は何ですか?」、「公務員として大切なことは何だと思いますか?」もよく聞かれる事項です。また自己PRや長所短所などのなじみのある項目も基本的に聞かれる場合が多いでしょう。どの回答も自己分析をした上でオリジナルの回答を準備する事が必須です。

回答時に気をつけること

どの回答も、まずは「公務員とは国民一人一人の幸せのために働く仕事である」ことを理解した上で回答を準備しましょう。また、民間企業との大きな違いは「利益を追求していない」というところであることも忘れてはいけません。「人の役に立つことが好き」、「地域の住民に恩返ししたい」という気持ちが根底にあるにしても、今はさまざまな地域活性の為などの支援型のNPO、NGOなど非営利団体も沢山あります。

自分のやりたいことが必ずしも公務員でないと実現できないとは限りません。「それは民間企業や他団体でもできたんじゃないの?」と突っ込まれるようなことが無いように、「何故他ではダメなのか」ということがきちんと採用担当者に伝わるよう意識した回答を準備しましょう。

最終面接への準備が合格のカギ

公務員の最終面接では、限られた時間の中でテンポよくスムーズに、自分の対応能力、対人能力、ストレス耐性、将来のビジョンなどを具体的に明確に、採用担当者に伝えていかなければなりません。筆記試験は高得点だったのに、最終面接で対人能力が無いと判断され不採用というのは多々あります。

実は人と接するのが大の苦手という方は、公務員を目指すのは厳しい場合もあるのです。特に地方公務員は直接国民からのクレームを受ける場面も多いため、高い対人能力が求められるからです。シャイな性格というだけでしたら、言い方次第で幾らでも好印象を与えることもできますので、その言い方を考える事前準備が必要となります。

徹底した自己分析が必要

事前準備にまず必要なのは、徹底した自己分析です。まず最初に公務員を目指す就活生の気持ちの根底には「人の役に立ちたい」という気持ちがベースにあるでしょう。それがなぜなのか、いつからそう思い始めたのか、何をした時にそれを感じたのかを具体的に考えていきます。つきつめていく作業に行きづまった時は友人や親などに、自分の長所や短所などを聞いてみましょう。

他者から見た自分を発見する事も、新たな切り口で自己を知るきっかけとなるでしょう。自己分析のもと、自分の気持ちを言語化できる能力を身につけておけば面接で役に立つ語彙の数も増えていきます。また自己分析がきっちりできていれば、自分の気持ちを自分で理解できているので、面接で想定外の質問をされたとしてもスムーズに回答することができるようになります。

自分の言葉で考えた回答を準備する

公務員志望者が多く高倍率の中、ありきたりの回答や、「面接対策に」と巷に出回っている模範解答を引用した回答は、何百人もの面接をこなしている採用担当者の心には響きません。似たような話を多くの学生から聞いているからです。模範解答を知ってしまうと、ついつい同じように答えてしまいがちです。しかし、綺麗に並べられた言葉は、上辺だけの言葉に聞こえてしまうのです。

等身大の自分にフィットする表現方法を工夫して、淡々と語らずに熱意を込めて話すようにすることで採用担当者に気持ちが伝わります。ただし根拠の無い、「できます!やりたいです!」をアピールし続けることが熱意の伝え方ではありません。「きちんとした理由があって気持ちがある」という形式で実際のエピソードを用いて伝えていきましょう。

自分は公務員に向いているタイプか、適性を診断してみよう

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本番は自信をもって挑もう

面接本番はいつも通りの自分を最大限に活かせるように事前準備を怠らないようにしましょう。面接直前まで全く準備をしておらず、直前になって大慌てしないように気をつけてください。散髪なども万一髪を切りすぎたりなど気に入らない場合、当日の自分に自信が持てない要因になるかもしれません。余裕を持って身だしなみの準備もしておきましょう。

間違っても、時間に追われ、前日に徹夜で回答内容を考えることなどはやめてください。当日の顔色が悪くなって不健康な印象になりますし、付け焼刃では緊張も相まってぼろが出るでしょう。折角の機会を逃してしまうはめになります。国民のために働きたいという気持ちは素晴らしいものです。今は就活生ですが、社会人になって沢山の人の笑顔を作り出している自分をイメージし、自分に自信を持って挑みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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