履歴書

【履歴書でおすすめの商品を紹介】迷わない選び方のポイント付き

履歴書を選ぶ際のポイント3つ

履歴書と言っても、その種類は様々であり、項目や内容は履歴書ごとに異なります。特に企業側から指定がなければ、一般で売られているどんな履歴書でも問題ありません。

しかし、指定されていないとは言え、履歴書それぞれには特徴があります。履歴書選びを間違えてしまうと、書くことが少なくなり余白が多くなってしまったり、自分を存分にアピールすることができなくなります。それぞれの履歴書の特徴を踏まえながら、自分にとって最適な履歴書を選ぶことが大事です。

①用途ごとに選ぶ

まずはどのような履歴書があるのかを知ることから始まります。一般的に販売されている履歴書の種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。履歴書は大きく分けて「就職用」「転職用」「パート・アルバイト用」に分かれます。就職用には「JIS規格」と「一般用」の2種類があり、JIS規格は学歴や職歴欄が多いのに対して、一般用は自己PR項目が多いのが特徴です。

また、「転職用」の履歴書は職務経歴書もセットになっていたり、そうでない場合は退職理由を記載できる項目があるのが特徴です。さらに「パート・アルバイト用」は希望曜日や時間などを記載できる項目があるので、学生や主婦の方に幅広く利用されています。履歴書一つとってもこれだけの種類がありますので、最も自分に合った履歴書を選んでいきましょう。

②項目で選ぶ

履歴書には、A4とB5の二種類のサイズ、JIS規格と一般用の二種類があり、さらに大学のネーム入り履歴書があるなど、タイプやサイズなど種類もさまざまであることが分かります。就職活動は、さまざまな立場の人が沢山行っています。それぞれ立場や状況などが違うので、各自適したタイプの履歴書を見つけなければなりません。それでは、学生の就活にはどの履歴書が一番選択肢としてベストなのかを紹介していきます。

学歴をアピールしたい人はJIS規格がおすすめ

学生の就活では、学歴を大いにアピールすることが出来ます。この点は、社会人になってから転職を経験する際や、パートやアルバイトの履歴書を書く時とは違って、学歴という点を一番見てもらえるチャンスの時だと覚えておかなければなりません。JIS規格の履歴書は、自己PRの項目は少なく学歴や職歴欄が比較的多い項目となっており、学歴や職歴を沢山アピールすることが出来る形式になっています。

一旦社会に出てしまうと学歴というものより、自分が何が出来るか、何をしているかの方に重きを置かれるようになります。存分に今の自分の学歴をアピールして、知的な感性を持った自分自身を印象付けるには、JIS規格の履歴書がおすすめと言えるでしょう。

自己アピールをしたい人は一般用がおすすめ

学歴よりも自己アピールを存分にしたい人には、一般用が最適でしょう。JIS規格に対して一般用は、学歴や職歴欄が少なく、自己PR欄の項目が多い形式で作られています。ですが、自己PR欄にも各履歴書で細かな違いがあります。自己紹介や自由記入欄が広いタイプ、資格欄が広いタイプなどがあります。

学生であるので、職歴はなくても資格があればそれを記載したり、自分の良さなど沢山の魅力を発信することが可能です。自分が何を相手に伝えたいかで選ぶ履歴書は変わります。じっくり項目や形式をチェックして、その項目が広い形式であるタイプの履歴書を選ぶとよいでしょう。

③サイズで選ぶ

履歴書には、A4とB5の二種類のサイズがあります。A4サイズはA3を2つ折りにしたもので、B5サイズはB4サイズを2つ折りにしたものです。さまざまなメーカーや形式で多少の違いはありますが、近年、就活にはA4サイズが良いとされています。A4サイズが良いとされている理由には、パソコンの普及などにより、仕事上の書類がほとんどA4サイズとなっていることが挙げられるでしょう。

また、職務経歴書はほとんどの場合でA4サイズなため、同一サイズであるA4サイズに揃える方が履歴書を選ぶマナーとして好ましいでしょう。履歴書は受取手の管理しやすさにも配慮し、A4サイズにするのがベターと言えます。

就活生は大学指定の履歴書を選ぶ人も多い

ほとんどの大学では、売店などで就活用の履歴書を販売しています。そして大学指定の履歴書には大学名が入っていることが多く、採用担当者もどこの大学の学生かが一目で分かります。

また、不要になった場合はアルバイト面接でも使用できますし、持っていて損だということはありません。大学指定の履歴書はコンビニや文房具店などに比べて安価なことが多いので、積極的に活用してみるのも手です。履歴書選びに迷ったら、大学指定の履歴書を使ってみることをおすすめします。

自己PRの記入欄があり無駄な欄はない

市販の履歴書も大学指定の履歴書も、学歴を記入する欄や住所記入欄には大きな違いはありません。しかし大学指定の履歴書の方が、新卒者が自己PRしやすいように工夫されています。新卒者が自己PRしやすい構成・順序になっていたり、大学によっては専門科目で学んだことを記載する欄がある場合もあります。

また、市販の履歴書には自由度がないので、新卒者にとっては空欄にせざるを得ないような項目まであります。それに対して大学指定の履歴書は新卒者が書きやすいように作られているので無駄な欄はありません。そういった点を踏まえても、就活生は市販の履歴書を使うよりも大学指定の履歴書を使った方がメリットが多く有利になると言えるでしょう。

履歴書マニュアルを確認してください

履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。

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就活生におすすめの商品5選

最近では文房具店からコンビニ、100円ショップまで様々な場所で履歴書が売られています。しかし「履歴書と言ってもあまりに種類が多くてどれを選んだらよいのか困ってしまう」と思う学生も多いのではないでしょうか。確かに履歴書は袋に入ってどれも同じように販売されているので、見た目だけではどんな履歴書なのか判断しづらいと言えるでしょう。

そこで今回はそれぞれの特徴を踏まえたうえで就活生におすすめの履歴書を紹介していきます。履歴書選びの参考にし、自分に合ったベストな履歴書を見つけていきましょう。

アピカ 自分を売り込む履歴書

「自分を売り込む」というタイトルが付けられている通り、自己PR欄が広く確保されているのが売りの履歴書です。A3用紙を半分に折ると右半分が自己PR欄となっており、他の受験者と差を付けたい就活生にはうってつけの商品だと言えるでしょう。社会人経験が浅い学生にとって、キャリアや職歴はあまり書けませんが、学生時代にやってきたこと、特技や性格など、自分の長所をとにかくたくさん書きたいという人が多いはずです。

そんな自分の強みを企業に存分にアピールできる履歴書がアピカの自分を売り込む履歴書です。逆に、食歴をアピールしたい転職者や早く履歴書を書きあげたい人には向いておらず、まさに新卒者や社会人経験が浅い人に適した履歴書だと言えます。

コクヨ履歴書【A4判】

コクヨ履歴書は、就活生だけではなく、転職者なども含めた幅広い職種・職業の就活に使える履歴書です。コクヨのブランド力もあり、「履歴書と言えばこれ!」と言われるくらいメジャーな履歴書でもあります。就活生としても嬉しいA4サイズで履歴書を折りたたまずに入れられる封筒付きです。記入欄も基本情報をはじめ、欲しい項目が全て整っているので、これを使って不足することはないでしょう。

さらにコクヨ履歴書がおすすめの理由は、「書きやすい」ということです。書いてみると分かるのですが、紙が非常に安定感があり、ペンが良い具合に進んでいきます。書きやすい=字が上手く書けるようになるので、採用担当者にも「字がきれい」と思われプラスアルファのアピールができるのでおすすめです。

菅公 履歴書用紙A4

意外とメールアドレスを記入する欄がない履歴書が多いようですが、菅公の履歴書はメールアドレス欄がしっかり確保されています。企業側からしても、電話連絡で不在だと何度も連絡しなければならないので、メールアドレスが記載されている方が親切だと感じるようですし、学生にとってもメールの方がありがたいという人も多いはずです。

また、JIS規格に準拠しているので他の履歴書と大差はないように感じられますが、菅公の履歴書には、「志望動機」と「自己PR欄」に罫線が入っているのが特徴です。履歴書にまっすぐに字が書けないという学生も多く、罫線によってバランスを取りやすくなっているので大変便利です。「書きやすい」という口コミも多いおすすめの履歴書です。

コクヨ 履歴書用紙 手引書付A4

この履歴書はA4サイズの履歴書にありがちな無駄な項目は一切なく、最低限の項目のみが 書かれているのが特徴です。そして履歴書を書くためのノウハウが詰まった手引書付きなので、迷うことなく履歴書を作成することができます。就活生にとって履歴書は第一印象を大きく左右するものなので、書き方一つで結果を大きく変えてしまうこともあります。履歴書作りが初めてという人でも、手引き書を読みながら作成することができるのでかなり書きやすいです。

また、自分の魅力を最大限にアピールし、要点を抑えた履歴書を作り上げるためのポイントが教えてもらえるので就活生にとってはかなり重宝します。履歴書に加え、履歴書を折らずに入れられる大型白封筒と、のりなしで写真が貼れる両面シールが付いた使い勝手の良い商品でもあります。

うずまき 履歴書 写真シール付

うずまき履歴書は、国の標準サイズであるJIS規格に基づいて作られています。見た目はどこにでも売っている普通の履歴書のような感じですが、実はこれ、知る人ぞ知るリピート率の高い履歴書です。その理由の一つが、履歴書の他に手引書として、履歴書の書き方や面接試験の受け方まで、就活生にとっては嬉しい情報がたくさん書かれていることです。

また、志望動機欄に点線が引かれているのが特徴で、「これがあるから曲がらずにバランス良く書ける」と就活生の間でもかなり重宝しているようです。今まで自分で線を書いていた人も消す手間が省けるのでおすすめです。さらに透けない郵送用封筒が付いているなど、いかに使いやすいかかが工夫して作られているこだわりの履歴書だと言えます。

コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?コピペで使える効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。

ChatGPT自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。

作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

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履歴書はコンビニで購入してもOK

履歴書は、大学の生協や文房具屋、100円均一や本屋、そしてコンビニでも手に入ります。コンビニのものは良いのか心配になるかもしれませんが、使用しても大丈夫です。形式にはそれほど大差はないと言えるでしょう。ですが、各コンビニで販売している履歴書の種類や形式は多少異なります。ほぼJIS規格の履歴書であり、サイズもコンビニによってA4サイズがなくB5サイズだけだったりとまちまちなため、よく見て購入するようにしましょう。

就活にはA4サイズがベストなため、サイズを間違えて購入しないよう注意しましょう。ですが、履歴書のタイプやサイズに捉われすぎないようにすることも大切です。肝心の中身が伴っていることが大切なので、まず履歴書をしっかり見定めるという気持ちで選びましょう。

100円ショップでも販売している

最近では何でも手に入ると言われている100円ショップではもちろん履歴書も販売しています。100円ショップだからと言って安っぽい紙で作られているなどということはなく、しっかりとした厚みのある紙でできているので、就活用としても問題ありません。複数枚必要な場合にも100円で手軽に購入できるので非常に心強い味方です。

しかし、100円ショップの場合、履歴書を入れる封筒が付いていなかったり、付いていても小さい封筒のみという場合がほとんどです。就活用では履歴書が入るA4サイズの封筒が望ましいので、クリアファイルと封筒も合わせて購入しておくことをおすすめします。

インターネットで無料で入手できる

手書きの履歴書を指定されていない場合には、無料で手に入るWeb履歴書もおすすめです。就活では複数社に履歴書を送ることも多々あり、履歴書が足りなくなったり急に必要なケースも出てきます。そんな時、Webで履歴書のテンプレートをダウンロードして活用する方法は非常に便利です。名前や学歴などの基本情報を入力しておけば、あとは細かい部分を記入するだけなので時間短縮にもつながります。

また、企業によってはWeb履歴書の提出を求められるケースもあり、Web履歴書を作成し、メール送信などで対応する場合もあります。

ダウンロードできる履歴書の項目もサイトによって異なる

Webで履歴書を作成できるサイトにも様々あり、それぞれの特徴があります。自分が志望する業界により適した履歴書をダウンロードすることにより、より有利になることもあるので、慎重に選んでいきたいものです。サイトによっては自己PR欄が大きく確保されていたり、得意科目、課外活動の記入欄が設けられている履歴書もあります。

また、郵便番号から住所を自動入力してくれる、生年月日から満年齢を計算してくれるなど便利ツールを兼ね備えた履歴書は大変便利です。作成ツールはサイトごとに特徴があるので、自分に合ったツールを見つけましょう。

専用の用紙での印刷がおすすめ

Web履歴書を作成した場合、 どんな印刷用紙が適切なのでしょうか。普段使っている普通紙でも選考に落ちるということはありませんが、若干薄めなのであまり好印象ではないかも知れません。せっかくの応募用紙なので、手触りや厚さが感じられる用紙のほうが良いでしょう。

おすすめは「上質紙」「スーパーファイン紙」などです。どちらも普通紙に比べて手触りが良く、適度な厚みがあるので高級感があります。また、印刷に適さないNGな用紙はもあるので注意しましょう。「再生紙(わら半紙)」は暗すぎますし、「光沢紙」は写真向きなのでツヤツヤしすぎて履歴書向きではありません。さらに極端に厚い紙、インクが滲みやすい特殊な紙なども避けましょう。

コロナ自粛中に、自己分析をやり直そう

コロナウイルスで就活も自粛の傾向になり、選考が進まず、不安になっていませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自己分析をやり直しておきましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけであなたの強み・弱み→それに基づく適職がわかります。

コロナで就活が自粛中の今こそ、自己分析を通して、自分の本当の長所・短所を理解し、コロナ自粛が解けた後の就活に備えましょう。

就活の履歴書はA4サイズで項目によって選ぶ

就活の履歴書にはA4サイズが最適であり、用途によってJIS規格と一般用の二種類を使い分けていくことが求められます。自分が受ける会社がどんなことを求めているかで、選び方や履歴書の書き方も変わるでしょう。自己分析を十分していると、自己アピールも豊かなものになります。受けたい企業の研究や分析を行うと、求める人物の方向性が見えてくるでしょう。

色々な角度から就活を研究すると、どの履歴書を選ぶのが良いのかが見えてくるはずです。自分が履歴書をどう書きたいかにより、重点的にアピールしたいところをピックアップすると、履歴書のタイプが選べるでしょう。履歴書の選択がどうかによって、履歴書の作成が上手くいくかそうでないかに分かれ、就活の結果にも大きく影響します。この記事内容をヒントに自分に最も合った履歴書を見つけ、就活を順調に進めていってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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