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【就活は美人が有利なのか】容姿以外で勝負するためのポイント

美人だと就活に有利なのか

就活では身だしなみや見た目の印象も評価に対象になっているため、美人であれば就活に有利だと考えられることも多いです。容姿が良ければそれだけで見た目の印象は良くなりますし、好印象を与えやすくもあります。

しかし美人であれば必ずしも就活で有利になるとは限りません。美人であっても就活に失敗することはありますし、就活を攻略するためには、容姿以外でも勝負できるポイントを作っておくことが大切です。

美人であれば就活が有利と考えていると、容姿に自信がない人は選考でも自信がなくなってしまい、就活へのモチベーションも下がってしまいます。容姿によって就活へのやる気がなくなることは勿体ないので、容姿がどれだけ就活に影響するかを正しく知って、美人が本当に就活で有利なのかを知っていきましょう。

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美人が就活に有利と思ってしまう理由2つ

美人が就活に有利であることは明確なデータなどで証明されているわけではありませんが、そう思ってしまう理由があります。美人であるからといって、必ずしも選考で有利になるとは限りませんが、それでも優遇されることもあり、少なからず有利になることもあります。

容姿が就活に与える影響を知るためには、どんな理由で有利になるのかを知っておくことが大切です。美人が就活に有利だと思ってしまう理由は2つありますので、それぞれを知っておきましょう。

①顔選考がある業種がゼロではない

美人が就活に有利と思ってしまう理由としては、顔選考がある業種がゼロではないことが挙げられます。就活では人柄や能力などを総合的に判断して合否が決定しますが、業種によっては容姿によって合否を決定する場合もあります。

テレビ業界、受付など多くの人目に触れる業種は容姿も重要な選定項目の一つであり、美人であれば高評価になることも多いです。他の就活生と評価が均衡した場合などは、容姿によって合否が決定することも多いですし、場合によっては容姿の良さだけで合格してしまう場合もあります。

顔選考は特定の業種のみであり、ほとんどの業種では人柄や能力重視で合否が決定しますが、一部の業種であっても合格率が高いことで美人は有利だと思われやすいです。

顔採用があるといわれている業種①:テレビ業界

マスコミやアナウンサーなど、テレビ関係の業界では、見た目も仕事の成果に影響をあたえると考えられています。特に、近年はアナウンサーがタレントのように扱われる傾向もあり、テレビに頻繁に出るため顔立ちを重視しているといわれています。女性だけでなく、男性でもタレントのようにテレビ番組に出演することが多くなっています。

大型テレビの普及もあり、アップで映っても美しい人が採用される傾向が強まっているといえるでしょう。芸能人と同じように、顔立ちやスタイルも採用条件の大きな要因となっているのです。就職先として人気の業界なので、学歴なども重要とされていますが、外見も採用の基準になるといえ、就職はとても厳しく倍率も非常に高くなっています。

顔採用があるといわれている業種②:美容業界

美容業界では、売り手が綺麗であるかどうかで売り上げが変わるといわれています。肌の綺麗な店員から化粧品を勧められれば、同じように綺麗になれると感じるのは当然といえるでしょう。売り手のように綺麗になりたいから商品を買う、という消費者の思考があるために、採用する際も外見が重要視される傾向にあるといわれています。

女性の顧客がほとんどで、同性から憧れの存在となるような人材が求められます。同じ美容業界でも、化粧品関係なら肌の綺麗さやメイク映えするような顔立ちかどうかなどがポイントとなり、ヘア関連なら髪の毛が綺麗かどうかなどがチェックされます。ほかにも、爪を伸ばしすぎていないか、服装などの身だしなみがきちんとできているかなど、ルックスだけでなく清潔感も重要となります。

顔採用があるといわれている業種③:航空業界

航空業界では、特に客室乗務員は顔採用があるとして有名となっています。テレビドラマでも航空業界を描いた作品は多く、客室乗務員は美人であるというイメージが世の中で浸透しています。多くの女性が憧れている人気の職業でもあるため、長時間の業務や立ち仕事で体力的に厳しい労働条件ですが、志望する就活生が多い職業です。

美人でないと就職できないというイメージがあるため、なかには見た目に自身がないという理由で客室乗務員を諦める人もいます。「明るく健康的で、お客様がお願い事をするにも声をかけやすい存在」が乗務員に求められる条件だともいわれていますので、太りすぎや痩せすぎなど健康的でない印象は好ましくありません。もちろん、顔やスタイルだけでなく、明るく優しい雰囲気や、人当たりの良さなども重要となります。

②書類選考に通りやすい傾向がある

美人が有利になりやすいのは顔選考がおこなわれている業種だけではなく、他の業種であっても有利になる場合も多いです。それは書類選考であり、写真写りの良さで選考に有利になることが多くあります。

書類選考はどの業界や企業でもおこなわれていますし、まずはこれを突破しないことには面接に進むことができません。書類選考では履歴書やESの中身でも判断されますが、証明写真も評価の対象になっています。

証明写真の写り方によって印象は変わりますし、同じ人でも写真によって与えられる印象は違ってきます。美人の場合は証明写真も写りが良くなりやすく、第一印象で好印象を与えやすいです。美人に限らず上手に証明写真が撮れていれば書類選考でも有利になりますが、美人は特に綺麗に撮れやすいので有利になると思われています。

就活において美人であることは必要なのか?

就活では美人であることが有利になる場合もありますし、容姿の良さで選考も有利に進めていけることも多いです。美人が有利になるのであれば、就活では容姿の良さが必要であることになりますが、本当に美人でなければ就活では有利にならないのでしょうか。

美人であることが有利に働くのはごく一部であって、全部ではありません。就活を有利に進めるために本当に必要なものは何かを知って、美人であることの必要性が本当にあるのかを考えていきましょう。

「容姿の良さ=第一印象も良い」とは限らない

美人であれば写真写りの良さから書類選考を突破しやすいですし、見た目の印象も良くなりやすいです。しかし容姿の良さ=第一印象も良いとは限りません。美人であっても第一印象が悪くなることはありますし、第一印象が悪ければ選考でも不利になります。

美人であれば見た目の印象は良くなりますが、その人が持っている人間性は雰囲気に出ます。採用者は就活生の容姿ではなく、本質となる人間性の部分を見ているので、雰囲気によってはマイナスの印象を与える可能性が高いです。

美人であっても雰囲気次第では印象が悪くなりますし、表情や振る舞い、基本的な身だしなみによっても評価は違ってきます。美人だからと何の努力もしなければ見た目の印象も悪くなりますので、就活で有利になるとは限りません。

求められるスキルを持っているかが重要

企業によって就活生に求めるスキルや人材像などは違い、選考を有利に進めるためには企業が求めるものをアピールすることが大切です。求められるスキルを持っているかが重要ですので、企業が求めている能力がなければ容姿が良いだけでは全く意味がありません。

見た目の印象が良かったとしても、能力が身に付いておらず、仕事で活躍できないと判断されれば不合格になってしまいます。選考を勝ち抜くためには志望する企業が求める能力を正しく提示し、いかに企業で活躍できるか、企業で働きたいと考えているかを伝えることが大切です。

就活を有利に進めるためには、容姿に関わらず企業が求めるスキルを身に付けることが大切ですので、企業が何を求めているかを正しく理解しておきましょう。

「美人が有利」という噂に踊らされないために

就活では美人が有利と言われることが多いですが、それはあくまで噂であって信憑性の高いものではありません。噂に踊らされて一喜一憂していては就活をスムーズに進めることはできませんので、正しい情報を身に付けておくことが大切です。

美人であっても就活で必ずしも有利であるとは限らず、しっかりと努力をしなければ失敗してしまうこともあります。噂に踊らされることなく、やるべきこと、求められることをきちんと知って、就活の攻略を目指しましょう。

これからの時代は能力重視

新卒では人柄や成長力などが重要視されることが多いですが、求められるのはそれだけではなく、これからの時代は能力重視で採用が決定します。少子化が進み、新卒者が減っていく中、何ができるかが強みになりますので、しっかりと自身の強みを見つけておくことが大切です。

能力がなければ評価の対象にはなりませんし、その能力は企業の仕事に役立てられるもの、仕事で活躍できるものでなければなりません。能力は持っているだけでは無意味であり、正しい場所で正しく発揮できることが大切です。

まずは能力を身に付けること、そしてそれを活かせる企業や仕事を見つけていきましょう。美人であっても能力がなければ合格することはできませんので、容姿に満足せず能力を身に付けていくことが大切です。

美人は個性のひとつである

就活においては美人は個性の一つであり、上手に使うことができなければプラスの評価を勝ち取ることはできません。容姿は生まれ持った個性の一つですし、皆違って当たり前のものです。

優しい人もいれば、面白い人もいますし、話の上手な人、聞くのが上手な人など個性は人によってさまざまです。美人であることもその個性の一つであり、個性をどのように発揮するか、プラスアルファでどのように個性を伝えるかを考える必要があります。

美人だから、美人ではないからと投げやりなアピールをするのではなく、自分らしさを発揮することが一番大切です。容姿は個性の一つであり、それが評価の全てになることはありませんので、自分らしさをしっかりと発揮してアピールを進めていきましょう。

美人であるかどうかは就活では関係ない!

美人であれば就活で有利になると考える人は多く、実際に噂としても多くの人の間で広まっています。しかし美人だから就活に有利であることは、明確に証明されていることはありませんし、信憑性のない噂でしかありません。

美人であるからといって就活で有利になることはなく、美人であっても就活で失敗してしまうことはあります。就活においては美人かどうかは関係ありません。容姿に関係なく、しっかりと個性を発揮し、企業で役立つ人材であること、仕事で活躍できる能力があることをアピールすることが大切です。

美人であっても能力がなければ就活を有利に進めることはできません。根拠のない噂に惑わされることなく、自分自身を磨いて、就活を進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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