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【履歴書の郵送は速達でよいのか】就活生が知っておきたい送り方
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目次
履歴書を速達で郵送するのはアリ?
就活のために一生懸命書き上げた履歴書は、期日までに企業に送らなければいけません。その履歴書をどのような形で送るのかは、受け取る企業側にとっても印象を左右するものとなるため大切です。郵送であると、普通郵便か速達か書留かなどの選択肢があります。就職活動も早めの準備や対策が求められているため、同じように履歴書も早めが良いとされています。
就活生は、一刻も早く企業側に届けば、自分の印象を良くすることができるはずと思っている人も多いでしょう。しかし、自分の知識や常識のなかで正しいと思っていても、世間や社会では異なる常識も多々あります。ここでは、履歴書の正しい郵送方法とは何か、どのような送り方であれば本当に良い印象なのかご紹介します。
速達で履歴書を送っても印象はほとんど変わらない
履歴書を企業に提出する時に速達で送ることは可能です。普通郵便で出すよりも、多少早く企業へ届くでしょう。しかし、速達か普通郵便かはそれほどこだわる必要はありません。普通郵便でも、2日~3日あれば企業へ届くことがほとんどです。速達で出したから印象が良くなる、普通郵便では悪くなる、という事はありません。
それよりも、「間違いがなく丁寧に記入してあるか」「どんな内容が書いてあるのか」が重要になります。就職活動シーズンには、毎日たくさんの履歴書が企業に届きます。その中で、これは速達だった、これは普通郵便だった、と分別されることは無いでしょう。速達で送ったからといって、企業からの印象はほとんど差はありません。
封筒が選考の対象になる可能性は低い
速達で送られているかどうかは、封筒の外側を見ることで分かります。封筒に赤い「速達」というハンコが押されていれば、速達で送られた郵便だということになります。郵便の内容物だけでは、どのように送られてきたのかは判断できません。
履歴書が企業に送られ、採用担当者が手にするまでには、履歴書が封筒から出された状態になっていることが一般的です。受付や事務担当者の手で履歴書が取り出されているため、採用担当者が封筒をチェックすることはないでしょう。そのため、どのように送ったのかはそれほど重要ではありません。封筒で合否の判断をする可能性は非常に低くなっています。速達で送るべきかどうかよりも、履歴書の内容を重視しましょう。
提出期限に間に合わない場合は速達を使ってOK
履歴書を提出する締め切り日までに間に合わない時には、速達で送る方法もあります。普通郵便で送ると、一般的には2日前後で相手に届けられます。しかし、配達の時にトラブルがあれば遅れる可能性もあります。必ずしも2日の間に到着するという確実な保証はありません。
ポストに投函した場合には、集荷の時間も関係してきます。時間に余裕を持って履歴書の発送をすることが前提となりますが、どうしても間に合わない時には速達を利用しましょう。速達は、1日の配達回数が普通郵便よりも多いために、早ければ当日に届けられることもあります。
企業の履歴書の締め切り日がいつなのか、また当日に必着なのか、消印有効なのかも事前にしっかりと確認しておきましょう。
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履歴書を速達で郵送する際のポイント
履歴書を速達で郵送する際には、いくつかのポイントがあります。これまでに速達で郵便を出す機会がなかった、という人も多いでしょう。
いざ出そうとしても、どのようにすれば良いのか迷ってしまうことも考えられます。普通郵便なら切手を貼ってポストに投函すれば良いですが、速達の場合には普段とは違う点もあります。
確実に企業に履歴書が届くように、速達で郵便を出す手順も把握しておきましょう。履歴書を速達で出すポイントを解説していきますので、チェックしてみてください。
履歴書を送る場合の速達の料金は+280円
速達を使う場合には、通常の普通郵便に追加料金がかかります。封筒に必要な切手を貼るだけでは足りませんので注意しましょう。速達の料金は、郵便物の重量で決められます。250gまでなら、280円の追加料金となります。通常の履歴書なら、この料金で間に合うでしょう。
もし、250gより重くなる場合には、1㎏までは380円の追加料金となっています。履歴書を書き終え、必要な書類をすべて封筒の中に入れてから重さをはかってみましょう。自宅で重さを確認することもできますが、合っているか不安という場合には、窓口に持っていけば確実な料金が分かるので安心です。また、窓口なら料金分の切手を何枚も貼る必要もないので便利です。
速達表示を忘れないようにする
速達で履歴書を送る時には、必要な金額の切手を貼るだけではなく、速達の表示を忘れずにおこないましょう。郵便局のルールでは、相手先の郵便番号よりも上の部分に、赤い線を引くことになっています。線は横が40㎜以上、太さが3㎜以上が望ましいとされています。しかし、その通りに書くのは大変です。
赤いスタンプや太いペンなどで「━速達━」と表示してあれば問題ありません。100円ショップなどでも、速達のスタンプを購入することができます。速達だということが一目で分かるように書くようにします。
時間が無い場合には自分でやる方法もありますが、やはり確実なのは郵便局の窓口に持っていくことです。何か手違いがあって、締切に間に合わなかったということが無いように気を付けましょう。
履歴書を郵送する際のマナー
履歴書と必要な書類をすべて用意したら、企業へ郵送します。まずは、封筒に入れる前に記入漏れがないか、必要な書類はそろっているか、誤字・脱字はないかを確認しましょう。封を閉じる前に、もう1度確認することをおすすめします。時間が無いからと焦ってしまうと、間違を見落としてしまう可能性もあります。
大切なのは履歴書の内容ですが、郵送する場合には、封筒などにも気を配りましょう。書類を郵送する時のビジネスマナーは社会人になってからも必要です。きちんとマナーを守れると企業にアピールするためにも、いくつかのポイントをおさえておきましょう。
白色のA4サイズの封筒を使用する
履歴書を入れる封筒は、白色のA4サイズを使います。100円ショップや文房具店などに行くと封筒にも色々な種類があります。茶色のものもよく見かけますが、履歴書を送る際には白色の封筒を使うのがベストです。
形やサイズも様々ですが、角形2号のA4サイズなら履歴書を折らずに入れることができます。雨に濡れる心配や、配送の途中で折れてしまうことを考えて、クリアファイルを使うことも多いと思いますが、このサイズなら問題なく入ります。
市販の履歴書に付いている長方形の封筒は、履歴書や書類を折って入れることになりますので、避けましょう。企業に届いた時にも、折りたたまれた書類を広げる手間がかかってしまいますし、折った癖が履歴書に付いてしまい、保管にも不便となります。
履歴書をクリアファイルに入れる
履歴書を封筒に入れる際には、直接入れるのではなくクリアファイルを利用しましょう。クリアファイルに入れておくことで、配送中の折れ曲がりや、濡れるのを防げます。万が一、封筒が破けてしまっても、クリアファイルに入れておけば汚れる可能性も低くなります。
また、まとめて必要な書類を入れておくことで、複数の書類がバラバラになってしまうこともありません。企業側でも、クリアファイルに入っている方が扱いやすいと考えられます。
クリアファイルはすぐに中身が分かる透明のものがおすすめです。書類をまとめる時には、ステープラーなどは使用しない方がよいでしょう。書類に穴が開いてしまいますし、企業が書類を別々に利用する時に、手間となります。もし、まとめておきたいのならクリップで留めておきましょう。
封筒の裏には自分の住所を書く
封筒の裏には自分の住所と名前を忘れずに記載します。中身の履歴書を見れば、名前や住所なども分かりますが、郵便でのトラブルが合った場合に、封筒に住所が無いと連絡の遅れの原因にもなります。
封筒の裏に住所や名前を書くのはビジネスマナーでも基本です。記入する時には、省略せずに都道府県名からきちんと書きましょう。郵便番号も忘れないでください。また、丁目や番地なども略さずに正式な住所を書きます。書き終えたら間違いはないか、確認しておきましょう。
最後に封筒の口を閉じますが、テープは使わずにノリで留めます。そして、とじ口には〆マークを書きましょう。〆マークは、ビジネスマナーとして一般的な表示です。他の人が開封せずに企業に届けられている、という証になります。
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履歴書の正しい郵送方法
では、履歴書の正しい郵送方法とはどのような方法が一番確実なのか見ていきましょう。速達では準備不足と焦りが見えてしまうため、おすすめできません。よほどのことがない限りは、履歴書は普通郵便で送るのが正しい選択でしょう。
普通郵便で送るのが良いのですが、送る際に何か安心感を持てるようにより良い郵送方法を選びましょう。大切な履歴書を送るのですから確実に企業側へ届けたいものです。提出期限に遅れずに企業に失礼がないような郵送方法にしましょう。
提出期限に余裕をもって普通郵便を使う
普通郵便を使う際に気を付けたいのが、送る日をどうするかです。普通郵便を頻繁に利用しないとあまり気にすることがないものですが、出してから着くまでに時間がかかると考えた方が良いでしょう。気を付けたいのが、土日は稼動していないので平日の早めに出すということです。履歴書を出してから着くまでに何日かかるか予想して、余裕を持って日にちを考えておくことが大切です。
普通郵便で出してすぐ着くと思っていたら、実は提出期日より後に着いてしまったなどということも有り得ます。消印が有効なのか、期日までの必着であるのか、企業側からの資料に書いてある場合もあります。まず履歴書が期日までに届かないことには始まりません。大事な履歴書ですから細かいチェックを見落とさず、履歴書が仕上がれば余裕を持って早めに投函するようにしましょう。
書類書留も利用しない
書類書留は、郵送の際に確実に届けることができ、配達記録も残るため安心できる方法ですが、これはおすすめしません。企業側からすると、履歴書が書類書留で届く度にわざわざ手渡しで受け取らないといけないため、手間がかかります。忙しく働いている時間に手渡しで受け取らなければならない状況を考えると、利用しない方が印象は良いでしょう。
ですが、大切な履歴書だから書留をわざわざ利用しているという点を考慮してもらえるはずなので、マイナスのイメージにはならないでしょう。無事着くのか心配ですが、履歴書は普通郵便で早めに送ることが履歴書郵送には最適です。
確実に郵送するため窓口に行く
大切な履歴書を確実に届けるために一番安心なのが、窓口で送ることです。ポストで送ると、重要な書類を自分1人で送ったという事実から、確証もなく本当に無事着くのかという不安が付きまといます。履歴書を送る際には、平日の窓口で郵便局の人を通して、確実に郵送することが自分も安心できて良いでしょう。
もし聞きたいことや疑問点があれば、窓口の人に聞くことができ不安を解消することもできます。不備があれば指摘もしてもらえて、人の目で確認してもらえる安心感があります。窓口に行って郵送することで、履歴書を送ったという認識がより高まり、就活にも身が入ることでしょう。
ポスト投函する際は回収時間を見る
平日に窓口に行って郵送するのが良いのですが、予定が立てこんでいたりすると窓口に行けない場合もあります。そういう場合は、履歴書はポストで投函することになります。ポストで投函する際にも、期限に間に合うように早めの投函を心がけたいものですが、それと合わせてポストの横や回りに記載されている、回収時間を確認しておくことが大切です。
ポストの場所によっては、郵便物が回収される回数・タイミングに開きがあります。あまり来ない所であれば、回収時間がかなり空いていて時間を要する所もあるので注意が必要です。人がよく通る場所にあるポストは、頻繁に回収されていることが多いでしょう。ポストに投函する際は、ポストの選定も必要です。よく時間を調べて投函するようにしていきましょう。
履歴書は速達ではなく余裕をもって郵送しよう
履歴書は、就活していく上で一番自分の事を詳しく記載してアピールしている重要な書類です。本当に重要な書類ですから、計画性を持って作成から提出までを行うことが大切でしょう。ですが、この重要さを軽く見ていると、無計画に進めてしまい、よく考えていない結果、期日までに間に合わないという状態も出てくるのです。ギリギリで間に合わないという事態が起こってしまうと、速達という郵送方法を取らなければいけないでしょう。
期日ギリギリに速達で届くと、企業側はあまり良い印象ではないため、就活でも影響を受けるかもしれません。履歴書作成から計画性を持って進めて行くことが大切になってきます。仕事をしたいという熱意をアピールするために、普通郵便で、出来れば窓口で早めに出して余裕を持って企業側に届くように郵送を行いましょう。