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履歴書でのTOEICスコアは一目でわかる「英語力」になる
就活の準備としてTOEICは受けておいたほうがいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。TOEICのスコアは点数によっては履歴書に書くと有利になる可能性があるため、毎年多くの就活生が就活に向けてTOEICを受験しています。
企業のなかには英語が話せる人材を強く求めている場合もあり、履歴書にTOEICスコアが書いてあると、企業は応募者の英語力のレベルを客観的な数値で判断することができます。
とはいえ多くの就活生が受験し履歴書に記載する中で、何点以上なら英語力をアピールすることができるのでしょうか。TOEICについて理解し、自分が志望する企業や業界に必要なTOEICのスコアをこの記事で確認していきましょう。
履歴書の資格欄の書き方はこちらで確認しておきましょう。
toeicは履歴書には何点以上から書くのか
就職活動でのひとつのアピール材料にするために、TOEICを受ける人も多いですが、合否で判断されるものではないのでその基準はわかりづらいものです。
しかし、TOEICのスコアで英語力をアピールしたければ、企業から求められている英語力と自分のTOEICスコアを照らし合わせる必要があります。
ここからは、就職活動でアピールできるTOEICのスコアを解説していきます。自分の志望する企業や業界によってその基準は変わってくるので、そこを目標にスコアアップを目指しましょう。
英語を使わない仕事なら平均点以上が目安
業務において必ずしも英語が必要ではなければ、平均スコアを基準にしましょう。逆にいうと、平均以下ではスコアを記載しても英語力のアピールにはなりません。評価を下げてしまう可能性もあるので、自分が受けたテストの平均点はチェックしてください。
公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧によると、TOEICの平均スコアは620点前後の場合がほとんどです。
630点以上取れていれば、平均以上のビジネス英語の能力を持ち、簡単なメモを理解することや、ゆっくりと話してもらえれば話の内容を理解することができるという目安になります。つまり、「読む」「聞く」の最低レベルに達していることを証明できるのです。
平均点以上のスコアが獲得できていれば、履歴書に書いておくことをおすすめします。英語が必要な仕事ではなくても、テストに向けて勉強したという努力をアピールすることができるためです。
かえって平均点以下のスコアは、英語力のアピールにはなりませんので注意しましょう。
英語を使う仕事なら730点以上が目安
英語を日常的に使う業界や職種を目指す人は、730点以上を目安にしましょう。
TOEICを制作するETSの「TOEICスコアとコミュニケーション能力との相関」によると、730点以上は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。」にあてはまります。
幅広い話題についても対応できるコミュニケーションスキルがあり、業務上支障がないレベルが730点以上です。このスコアを獲得していれば、英語で書かれた社内文書を理解し、また議論の場でも積極的に発言することができるレベルであることを証明できます。
スピーキングなどのアウトプットも業務上支障がないレベルので、英語に関しては即戦力であることアピールできます。730点以上に到達しているのであれば、積極的に自信をもって、英語能力をアピールしてください。
もし、英語が必要な企業を志望する場合は、このスコアを目指して勉強しましょう。
企業によって評価の基準が変わる
しかし、実のところTOEICのスコアに「全国各地・万国共通的な明確な基準」は存在していません。企業によっては「○○点以上」という、明確な基準を設けていることもあるので注意が必要です。
加えて、はっきりとした基準はないものの、職種や業界によって求められる英語能力は違うことも事実です。英語の文書を理解するためだけに必要なのか、社内言語で英語が使われているので話せならければならないのかなどその企業によります。
企業によって、求められる能力に応じて越えなければならないハードルの高さも変わってきます。そのため、志望する業界や企業の研究を徹底的に行うことが必要です。
ここでは「明確な定めはないが、それでも基準はある」ということを覚えておきましょう。
就活生に聞いた! 履歴書に書いたスコアと志望企業
企業によってTOEICスコアの評価の基準は異なり、アピールに十分なスコアも変わってくると説明しました。ここでは実際に就活生の皆さんは、どのくらいのスコアであれば履歴書でアピールできると考え、どのような企業に応募しているのかを見ていきましょう。
平均点以上でアピールしている就活生が多数
平均点以上のスコアを履歴書に記載しているという就活生が多い結果となりました。
600点以上のスコアを記載しているほとんどは、一般的に日常的な業務を進めるうえでは英語を使用しないであろう業界・企業に対してアピールしている場合が多いようです。
TOEICを受験しておくことで、必要に応じて英語の基礎知識があることを示すことに加えて、選考ではスコアだけでなく平均点以上を取るための努力の頑張ったことなどを自己PRの具体例として話せるといった英語力以外のメリットもあります。
730点以上で英語を必要とする職業に応募している就活生も
集まった回答の中には、英語を必要とする職業に730点以上のスコアを記載して応募しているというものもありました。
社内公用語が英語であったり、海外で勤務する可能性がある業界、職種に応募する場合はTOEICのスコアは重要な意味を持ちます。
特に商社やメーカー、一部にIT企業などには英語力に自信のある応募者も多く、平均点以上のスコアを記載することによってより高レベルの英語力があることをアピールする必要がありそうです。
TOEICの履歴書への正しい書き方
TOEICの結果を企業にアピールするとなれば、当然履歴書やエントリーシートにそのことを記載しなくてはなりません。ただ書き入れる際にも、「どこに書くとよいのか」「どのように書けばよいのか」など守ってほしいポイントはいくつかあります。
ここでは、TOEICのスコアを履歴書へ正しく書くときのポイントを3点に分けて解説していきます。自分の英語能力を効果的にアピールするためにも、ここで登場するポイントをおさえて記入するようにしてください。
履歴書の「資格」欄に記載する
TOEICは資格試験のひとつに数えられているので、応募書類の中では「資格」欄に書き入れることになります。その際、「日付」「正式名称」までをしっかり記載することを忘れないでください。
TOEICのことは資格欄以外のところに書いてはいけないというわけではありません。特技や趣味として「英語」を取り上げる際にTOEICを使うのであれば、履歴書の「特技・趣味」欄への記載も可能です。
ただし、基本的には英語力をアピールする目的でTOEICのスコアを企業に提出する際は、「資格」欄に記載しましょう。
「日付」+「テストの正式名称」+「点数」の順で記載
2021年3月 TOEIC公開テスト 750点取得
TOEICのスコアは「資格欄」に書くと説明しましたが、その際「日付」「テストの正式名称」「点数」の順番で記載するようにしてください。その点に注意して記載すれば上記のようになります。
このとき、点数の後ろに「取得」の文言を付け加えるのも忘れずにしましょう。
応募者全員がそれぞれの書き方をしてしまうと、数多くの履歴書に目を通す採用担当者には負担になります。履歴書は、採用担当者に自分の情報を伝えるために書くものです。受け取り手の立場に立って、形式に沿って記載してください。
有効期限はないが2年以内のものを記載する
就職活動において、TOEICは「2年以内のスコア」を使うのが暗黙の了解になっています。TOEIC公開テストを主催するIIBCの「認定書の再発行の期限」が2年以内だということが理由の一つです。
TOEICのスコアに有効期限は設けられていません。しかし、「TOEIC公開テスト」のスコアが記載された認定書は、再発行の期限は2年と決まっています。
企業によっては認定書を提出を求められることもあるので、なるべく2年以内のスコアを用いるようにしてください。
なお、IPテストでは、スコア表の再発行は団体によって異なるので、各団体への問い合わせが必要です。
2年以内に受けたテストよりも、2年以上前のテストのほうが、スコアが高い場合もあります。そのような時でも、認定書の提出を求められた際に対応できるように、2年以内に受けたテストのスコアを提出したほうが安全です。
「TOEICの有効期限」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「TOEICの有効期限」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。
TOEICのテストは2種類ある
TOEICのテストには、公開テストとIPテストの2種類があります。就活のためにTOEICの受験を考えた方は、どちらを受けるべきか悩む人もいるのではないでしょうか。
公開テストとIPテストは、主催者やテスト問題、試験回数などに違いがあります。しかし、どちらも問題はETSというアメリカの団体が作成している点は共通しています。そのため、どちらのテストでも平等に英語力を測ることができます。
履歴書には、公開テストでもIPテストでもスコアの記載が可能です。これから説明する2種類のテストの違いを知ることで、自分がどちらを受けるべきかを判断しましょう。
TOEIC公開テストとTOEIC IPテストのちがい
TOEICは、「公開テスト」のほかに「IPテスト」もあります。TOEICを受ける際に、どちらを受けようかで迷う方もいるのではないでしょうか。どちらも履歴書に記載することは可能です。
2種類のテストの大きな違いは、主催者です。「公開テスト」は一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会がおこない、「IPテスト」は特定の団体ではなく、大学や企業が主催者となります。
また、「公開テスト」は基本的に新しい問題ですが、「IPテスト」では過去問が出題されます。また、「IPテスト」では公式認定書は発行されません。公式認定書とは、IIBCが発行している公開テストのスコアを記載した書類です。
TOEICのスコアを企業や大学が利用する機会が増えました。公式認定書は正式なスコアを証明しなければならない受験者のニーズをうけて、IIBCが公開テストの受験者のみに発行しています。
企業によっては、公式認定書の提出を求められることもあるので注意しましょう。TOEICを申し込む前に、IPテストでよいのか公開テストを受けなければならないのかを確認してください。
公開テストのスコアのみを認める企業もある
基本的にはどちらのテストでもスコアを履歴書に記載することが可能ですが、企業によっては公開テストのスコアのみを認めるとして、スコアの証明となる公式認定証の提出を求める場合もあります。
公開テストは、個人受験になるので、受験申し込みは各個人でおこなう必要があります。
志望先が公開テストのスコアのみを採用しているのかという情報を早めに掴み、IPテストしか受けたことがないのであれば、公開テストを新たに受けることができるよう準備しておきましょう。
履歴書マニュアルを確認してください
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
TOEICのスコアを履歴書に書くべき理由
とはいえTOEICが就活に活きるのか、そもそも履歴書に書く必要はあるのかと思う学生もいるかもしれません。しかし、実はTOEICによって英語力があると示すことは非常に重要です。
ここからはTOEICを企業にアピールすることで、なぜ就活に有利になるのかを説明していきます。
多くの企業が英語力のある人材を求めている
多くの企業で、英語力が求められます。現代では海外に多くの支社を持つ大企業はもちろん、中堅企業や業種によっては中小企業も海外と取引をおこなうこともあります。
海外とやりとりをする部署でなくとも海外製品の説明を読む・簡単な英文のお知らせを読むことはあるでしょう。このため企業や部署によってはTOEICのスコアを非常に重視しています。
特に海外の論文や製品を扱うことの多い医薬品業界や自動車業界、IT業界、海外支社をもつ大企業ではTOEICスコアで足切りをおこなう可能性があります。
国際部門でなくとも面接で英語がどのくらい話せるか、英語での日常会話ができるか、英語がどのくらい読めるかなどを質問されることもあるでしょう。
「企業が求めるTOEICレベル」について詳しく説明している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
英語力の明確なレベルをアピールできる
TOEICはスコア表示なので、英語力のレベルを明示できます。先に述べたようにTOEICは「合格」「不合格」ではなく、スコアが明確に表示されます。そのため、採用担当者は応募者の英語力が一目でわかるという点が大きなポイントです。
TOEICでは、スコアにより英語力が点数化されているため、ほかの選考者との比較がされやすいです。英語に自信のある方は是非とも一度受検して、自分の英語力の明確化をしておきましょう。
TOEICの高いスコアを持っている方は、履歴書への記載は忘れないようにしましょう。
就活での英語力について詳しく説明している記事もあるので、ぜひ読んでみてください。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます
自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?コピペで使える効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
ChatGPT自己PR作成ツールを使えば、簡単な20個の質問に答えていくだけで、あなただけの自己PRが完成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
就活生に聞いた! TOEICが必要だと思った理由
就活に向けてTOEICを受験する学生は多くいますが、どのような理由で受験の必要を感じているのか気になるも方も多くいるでしょう。そこで今回は、就活生の皆さんに就活に向けてTOEICを受験した理由を聞いてみたので、ぜひ回答を確認してみてください。
「就活に有利になる」を理由に受験したという声が大多数
就活生の回答の大多数は、就活を進めるうえで有利になると思ったからというものでした。
直接英語にかかわる業務でなくても、英語力を身につけた過程の取り組み方が評価されたり、今後業務に英語を取り入れる可能性が出てきたときに任されやすいなど、英語力を備えておくメリットは多く考えられます。
志望の業界・業界が定まっていない段階でもTOEICの勉強を先にしておくのも良いのかもしれません。
目指すキャリアにはTOEICのスコアが必要だったという声も
一方、志望するキャリアプランにTOEICのスコアが必要なものとして設定されている場合もあるようです。
一般企業の新卒採用の就活の場に限らず、TOEICのスコアがあらゆる場面で評価の対象になっているようです。
TOEICのスコアの記載が必須の選考もなかにはあるので、自分の興味のある企業が当てはまるのか、早めに確認しておく必要があるでしょう。
履歴書に記載する際の4つのポイント
TOEICの種類や受験するメリットを確認してきましたが、ここでは履歴書にTOEICのスコアを書く前に確認しておくべきことや、書くときに気をつけるべきポイントを紹介していきます。
せっかく高スコアを叩き出せても、これらのポイントを守れていないと良い印象やアピールにはつながらないため、ぜひここで確認しておきましょう。
企業が求めるTOEICのスコアを事前に確認しておく
企業によっては平均点以上のスコアでも、大したアピールにならないこともあるので注意が必要です。企業によっては、応募への必須項目としてTOEIC700点以上など明確に指定されていることもあります。
スコアを確認する際は、まずは企業の新卒採用要項や新卒募集要項をチェックしましょう。多くの企業では新卒採用要項や新卒募集要項に募集の対象となる人物像を記載しています。
しかし、稀に大企業や国際部門など英語力が必要にもかかわらず募集要項に必要なTOEICのスコアを書いていない場合があります。このような企業は、TOEICのスコアを重視していないわけではなく、TOEICのスコアが高いことが大前提という可能性が高くなります。
英語力が必要な企業・部署にも関わらず、募集要項に必要なTOEICのスコアが記載されていなければ、会社説明会などで必要なTOEICのスコアを確認してみましょう。
TOEIC以外の英語に関する資格も忘れずに記載する
TOEIC以外の英語に関する資格を取っているのであれば、それも忘れずに記入するようにしてください。その他の資格としては、「実用英語技能検定(英検)」などが挙げられます。
また、英語の資格はTOEICだけでなく、留学に行きたい人が受けるTOEFLなどもあります。どの資格でも、そのテストに向けて勉強したという努力の証です。TOEIC以外でも、自分が勉強して取得した資格やスコアは記載しましょう。
就活において、資格は努力した事実をアピールできる材料です。自分のPR材料としてTOEIC以外の資格も効果的に用いるようにしてください。
就職に有利な資格について説明している記事もあるので、ぜひ併せて読んでみてください。
点数は正確に記載する
点数は少し多めにしたり、ごまかさずに正確に記載するようにしてください。正しくないスコアで企業にアピールすると、企業からの評価を落とす可能性があります。それで採用への道を閉ざしてしまうのは、本当にもったいないことです。
企業によっては認定書の提出を求めてくることもあります。また、入社後にテストがあり、そのときにボロが出てしまうというケースもあります。嘘をついてばれたときのリスクを考えると、最初から書かないほうが無難です。
「嘘つき」という不名誉なレッテルを貼られてしまわないようにするためにも、スコアは正直に申告するようにしてください。
TOEICスコアで嘘をつくリストについてはこちらの記事で確認しておきましょう。
履歴書の他の項目でも英語力をアピールする
TOEICのスコアを資格欄に記載する場合は、自己PR欄など他の項目でも、目標スコアに向けた勉強の取り組み方や、勉強を通して発揮できた強みをアピールすることも大切です。
TOEICのスコアは客観的な指標となります。高スコアであればあるほど、並大抵の努力ではなく真剣に取り組んだのだろうと企業担当者も感じます。スコアそのものだけでなく、そのスコアを取るまでの過程で生まれた思いや強みも評価の対象となり得ます。
具体的な工夫の仕方やエピソードがあれば、より明確な英語力や、それ以外に備わっている能力もイメージすることができるでしょう。
TOEICのスコアを数字だけの情報にするのではなく、受験のきっかけを志望動機に絡めたり、取り組み方を自己PRに盛り込むなど有効にアピールに活用しましょう。
就活生に聞いた! 書類選考で資格をアピールするコツ
資格をせっかく取得しても、履歴書の資格欄に書いておくだけでは十分なアピール材料とはなりません。資格を取得したことを活かすために種類に書く内容に必要なこととは、どのようなことなのでしょうか。
今回は就活生の皆さんに、書類選考で資格についてアピールするときのコツを聞いてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
資格取得の過程での努力や工夫を書いたという回答が多数
資格を取るための勉強に対する取り組み方や、努力についても併せて記入したという声が多く寄せられました。
TOEICを受験した就活生が大勢いたとしても、その過程の努力の仕方はさまざまです。どのような努力をしたのか、どこが課題で、それをどのように克服したのかなどを伝えることで、オリジナリティのある自己PRにつなげられます。
もしもそこまでスコアが高くなくても、過程をうまくまとめて記載することで差別化を図り、好印象を勝ち取れるようにしましょう。
資格をどのように仕事に活かせそうかを書くという声も
資格が実際にどのように働くうえで活きるのかを併せて書いたという回答も散見されました。
仕事に活かせるスキルを備えていることを示すために、履歴書には資格欄が設けられています。それを踏まえて、TOEICも高いスコアだけでなくその英語力をどのように仕事に活かすかを考えておく必要があります。
英語力そのものほかに、勉強の取り組みの中で発揮した集中力など、英語力にプラスでアピールできるポイントについて、仕事に活かせそうな場面を考えましょう。
具体的なシチュエーションに沿って書けると、企業担当者の目にもとまり、イメージさせやすくなるでしょう。
TOEICのスコアを書いて担当者の目を引く履歴書にしよう
この記事では、就職活動で使えるTOEICのスコアや、点数を履歴書やエントリーシートに書く際のポイントなどをまとめてご紹介してきました。
この点数から出ないと高評価にならないというような明確な基準というのはどこにも存在しません。しかし、点数によって英語のレベルがどの程度であるかというのは判断できます。
TOEICで英語力をアピールしたい人は、まずは平均点以上のラインをクリアすることを目指して勉強するようにしましょう。そして、将来英語を駆使して活躍していこうという志を持っているのであれば、「730点以上」を目指して勉強を進めていきましょう。
併せて、勉強の取り組み方などもアピールし、受験の労力をスコアの記載だけで済まさず、有効に自己PRに活かして、選考を有利に進めましょう。
【TOEICに関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2022年8月10日~15日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の152人