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【就職率の高い大学ランキングTOP5を公開】理由も解説
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目次
就職率が高い大学はどこなのか?
大学生になる目的は人によってさまざまですが、大学進学のあとの就職に目を向けて、学部や学科、専攻を考えるという人も多くいることでしょう。せっかく大学に入ったのに、就職したい業種や企業は、選考基準に満たしていなかったということもあるかもしれません。
こちらの記事では、就職率が高い大学や就職大学ランキングについて紹介していますので、自分の大学はどのような就職先があるのか、自分の専攻している内容はどのような企業で活きてくるのかを知るきっかけになるかもしれません。また、就活の進め方についても一部紹介をしていますので、みていきましょう。
大学によって就職率が違う?
ここ数年の景気回復により、求職者の数より求人の数が多い売り手市場が続いており、大学生の就職率も上がってきていると数値上は言われています。就職氷河期には「とにかく沢山受けて、内定を最初にもらえた企業に行く」という就活生も少なくありませんでしたが、実は今もそんな就活スタイルの学生が少なくないのではないでしょうか。
就職氷河期では無いはずなのになぜ状況が変わらない就活生が居るのでしょう。日本の人材不足は深刻で、外国人労働者もどんどん受け入れられていると報道されています。かたや就活解禁になってすぐに、内定を何社からも貰っている学生が居るのも事実です。この記事では大学によって就職率が違うのか?という疑問を解消して自分なりの就活を進めていくポイントをご紹介します。
就職に強い大学ランキングTOP5
1位 大阪総合保育大学
2位 富山県立大学
3位 鳴門教育大学
4位 ノースアジア大学
5位 豊田工業大学
東洋経済ONLINEによると、以上の結果になりました。上記には有名大学が名前を連ねるのかと思いきや、そうではありません。キャリア教育が充実していて学生の就職への意識が高いのは勿論のこと、キャリアセンターが一人一人に関わりきちんと指導している、OBの就職先などと太いパイプがある、などの理由で毎年高い就職率を誇っている大学が名前を連ねています。
高校生に対するキャリア教育も進んできている事から、大学を選ぶ際に就職率が良い大学は人気があります。「就職浪人するなら大学院へ進学」という選択肢で院への進学者数が多い大学もありますが、いざとなればそれもありです。
有名企業への就職率が高い大学ランキングTOP5
1位 一橋大学
2位 東京工業大学
3位 慶応義塾大学
4位 上智大学
5位 国際教養大学
参照:東洋経済ONLINE
残念ながら採用活動において、大手有名企業の中にはある一定以上の学力レベルの大学からの応募者をターゲットに絞る、いわゆる「足切り」を行っている企業も多いのは事実です。また、ランクインしている大学には、就活解禁より早くに水面下で就活生にアプローチをしたがる企業もあります。
大手就活サイトからいくらエントリーしても全く手ごたえが無いと感じている方は、今一度冷静に振り返ってみましょう。求人欄に過去の採用実績がある大学名が掲載されているものもあるのですが、そこに自分の通っている大学名が無ければ、それはなかなか厳しい挑戦かもしれません。
公務員への就職が多い大学ランキングTOP5
1位 日本大学
2位 早稲田大学
3位 北海道教育大学
4位 金沢大学
5位 新潟大学
参照:東洋経済ONLINE
相変わらず大学生に不動の人気の「公務員」。希望者数も昨年より若干増えています。2017年度の卒業生はリーマンショックや就職氷河期というものが記憶にある世代なので安定志向が強く、銀行や公務員などを希望する就活生がとても多いのも特徴です。また、地元の国立大学に進学した学生が多いので、就職にも地元志向が影響してきます。しかし、地元に安定を求める学生の就職先となる民間企業が少ないので、地方自治体が人気の就職先となっているのです。
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就職率がいい理由2つ
ランキングに挙げられた大学の就職率が高い理由は、基本的にこれらの大学では、就職活動に向けての様々な準備や用意がおこなわれていることが、就職活動において有利に働くからです。具体的には「OB・OGが就職に協力的」であることと、「大学で1年時から就職後のキャリア教育を実施している」という2つの理由が挙げられます。これらの理由がどういった形で就職にメリットがあるのかについて、個別に詳しく解説していきます。
①OB・OGが協力的
就職率がいい大学では、基本的に企業に就職後のOB・OGが大学や後輩の就職活動に協力的であることが多いです。こういった大学は様々な企業に卒業生が就職をしている傾向にあります。そのことを活かし、大学ではOB・OGの協力を得て在学生向けの就職セミナーを開くなど、就職後のリアルな声を取り込んだうえで就職活動をするなどの試みをおこなっています。
これらの大学では就職に関するセミナーや就職支援にもOB・OGが積極的に関わっている場合が多く、業者任せにせず学生の気質を理解した人間が就活を支援する、という部分も持ち合わせています。これらのことからOB・OGが協力的な大学では、他の大学と比較して企業研究や仕事研究などの点で、手厚い支援を受けることができるのです。
②1年次からキャリア教育を実施
またこれらの大学では、就職後においても重要になるキャリア教育を1年次の時点からおこなっていくなど、就職活動への準備を入学当初からおこなうことが多いようです。そのキャリア教育の内容も就職に関するマナーやセミナーだけでなく、カウンセリングのように個人の悩みを解消するという部分にまで渡っている場合が多いのです。
キャリア教育を早いうちからおこなうことは、就活が近くなってから漠然と「大学を卒業したら就職する」と行動するのはなく、「大学卒業後にこの企業・業界に勤めたい」という明確な将来をイメージして行動することになります。こういったビジョンがある就職活動ができるということが、大学の就職率を高める理由にもなっているのです。
就職は個人の努力によっても大きく変わる
就職率の高い大学に入ったからと言って、必ず就職できるのかというとそうではありません。こういった様々な支援を受けながら、自分の力で就職するための努力ができているかどうかが最終的な結果を決めるポイントになります。就職率の高い大学では、個人の就職への努力を後押しする力が高いために、就職が容易になっているということでもあるのです。
もし今就職率の高い大学に入っていないとしても、個人の努力によって就職ができる可能性はしっかり残されています。それだけ個人の努力で大きく変わるのも、就活というものなのです。どういった形であれまず自分が就活でおこなうべきは、就職活動に向けての準備や選考のための努力であることを覚えておきましょう。
大学の就職率に惑わされない
大学の就職率が悪いからといって、自分は就職することが出来ないのではないかと、悲観的になったり、努力しても無駄ではないかと思い諦めてしまうなどする必要はありません。大学の就職率が高ければ、誰しも安心することができるかもしれませんが、あくまで統計上の数値であるということを忘れないようにしましょう。
またすべての企業、業種に同じ大学が必ずしもランクインしているということでもありませんので、安心して就職活動に取り組みましょう。
就職率は1つの指標
まず、就職率とは1つの指標であるということを知っておくと良いでしょう。有名大学や名門大学と呼ばれるところは、大手企業や公務員の就職大学を見たときに、ランクインしていることが多いのは確かですが、名門大学だからといって必ずしも採用となるわけではありませんし、有名大学でないからといって、絶対に採用にならないということでもありません。自分の大学または、同じ偏差値の大学がどのくらいの割合で就職することが出来ているのかなどを測っている一つの目安と考えましょう。
大学の名は通っていなくても、自分が学生時代に取り組んだ取り組みや、資格などがたくさんあればあるほど、目に留まる可能性も上がりますので、まずは自分の努力してきたことをアピールするようにしましょう。
企業や業種によって変わる
どの業種にも採用傾向があることは確かで、学部、学科、専攻によっても、就職率が異なることが多くみられます。同じ大学でも学科が違うだけで、全く学んでいる内容が違うのと同じで、業種が1つ違うだけで、知っておくべき知識が異なるためです。また、たとえ同じ業種だったとしても、企業によっても就職率が異なります。
これは企業それぞれの社風や目標、経営方針が違うということと同じで、企業が求めている内容を学んでいるということが大学によって異なるためです。これらのことから、企業や業種によっても大学就職率が異なるということがわかりました。あまり自分の大学が就職率ランキングにないからといって、気にしすぎるよりも、面接や筆記試験などで実力を発揮することができるようにしておくと良いでしょう。
就職率に惑わされず就活を進めるために
ここまで、さまざまな就職に関するランキングをご紹介してきましたが、就職率に惑わされる必要はありません。ランキングの数値には裏がある場合もあり、企業との太いパイプがある大学ほど、のっぴきならない状況になった4年生をぎゅっと押し込み、それを数値化してしまっているからです。
就職率に惑わされずに応募したい業界や方向性を定めて、面接で最大限の自己PRをすることができれば内定を貰える日もそう遠くないはずです。これからご紹介する基本的なポイントをしっかり押さえ、就職活動を進める参考にしてください。
単位はしっかり取っておく
就活の前に卒業の単位は大丈夫かしっかり確認しておきましょう。なんとなくのんびりと過ごしてしまっており、「うっかり単位の計算を間違えていた!」などという事が起きたら大パニックになるでしょう。しかも内定をもらった後にそれに気が付いたとしたら、精神的なダメージも大きくなり悔やんでも悔やみきれません。卒業が不確定な状況では就職活動はできませんし、それでもやるという方はかなりの精神力が必要となります。
就活の際も、浪人より留年の方が自己管理ができていないというイメージに繋がってしまうので、余程の理由が無い限り留年は避けたいものです。それでも万一留年しそうになったら、一人で抱え込んであきらめずに、学生課にすぐ相談する、教授に泣きつく、などありとあらゆる手段は試す価値があります。
自己分析を徹底する
自己分析は基本です。自己分析ができていないと、適性がわからずにスムーズに就活を進められません。自己分析にいきづまった際は、ものごころついた頃まで記憶を遡ってみても新たな発見があるかもしれません。子供の頃何の遊びが好きだったのか、友達と遊ぶのが好きだったのか、静かに黙々とした遊びが好きだったのか、クラスの中ではリーダーだったのか、お年寄りと接するのが好きだったかどうかなど、自己分析を進めるヒントが沢山あるはずです。
自分が絶対に嫌なことも把握しておくと良いでしょう。なぜ嫌なのか、いつから嫌になったのかなど、自己分析をする時は徹底的に「なぜ?」をつぶしていき、何かきっかけがあってできたものならば言葉で説明できるようにしておきましょう。
自己分析により強みや適職が分かる
自己分析は就活において非常に大切なものです。履歴書やエントリーシートの長所や短所を記載するときにも自分を理解しているかどうかによって内容の充実度は変わってきます。
また自己分析により、自分を理解することで適職も見えてきます。コツコツと細かい作業で一人もくもくとするタイプであれば、営業職よりも研究職のほうが向いているでしょうし、作業的なものは苦手だけどアイディアを出すのに優れている場合、経理や人事などの事務職よりも企画のほうが向いているといえるでしょう。
このように自己分析により、強みだけでなく適職も明確になってきますので、自分での自己分析が足りないという人は、ぜひ自己分析マニュアルをチェックしてみてください。
業界・企業研究を入念におこなう
応募したい業界や企業について知らないと、そこに合わせた就活ができないので下調べは入念にしましょう。面接の場で「他にどういった企業に応募されていますか?」などと聞かれる事もあります。全くの異業種や統一感の無いバラバラの業界へ応募をしている場合に、それを素直に答えてしまうことはNGです。
実は全く業界研究もできておらず、方向性が定まっていないということがバレバレとなってしまいます。希望している業界があるのならば、業界全体の動向やどういった企業があるのか、それぞれの特色や、どういった人材が求められているのか、業界の将来性などをリサーチしておきましょう。
志望動機は企業に合わせて作る
志望動機は、どの企業との面接でも必ず聞かれますし、それだけ重要な項目となっています。企業のことを理解しているか、応募者の人となりと仕事が結びつくかどうか、入社後どのように活躍が見込める人物か、などさまざまなことを面接官が知りえる質問でもあります。だらだらと説明するようなことはせずに、要点を押さてわかりやすく構成しましょう。
企業のHPなどから情報を収集し、企業ごとに志望動機をまとめ直す必要があります。使いまわしのような表現は避けて、その企業でなければダメな理由がきちんと伝わるようにしましょう。希望する事だけをアピールする方が居ますが、やりたいことやできることの話しの後には、必ず根拠をつけると説得感が増します。
コロナ自粛中に、自己分析をやり直そう
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そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自己分析をやり直しておきましょう。
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コロナで就活が自粛中の今こそ、自己分析を通して、自分の本当の長所・短所を理解し、コロナ自粛が解けた後の就活に備えましょう。
ランキングはあくまでも参考程度にしよう!
重要なのは自己分析を進めることにより、自分がどんな業界で何をしていきたいのか理解することです。それさえできれば応募の方向性が定まっていきますし、面接で面接官を納得させられる事ができるでしょう。今の自分の立ち位置さえ理解できれば、挑戦すべき企業もわかるはずです。「本当は有名企業にチャレンジしたかったけどちょっと違ったようだ」という方も、あきらめることはありません。
社会に出て実績やスキルを身に着けた後に、中途採用という採用ルートを利用するという道もあります。ランキングというものを見ると、何か現実を突きつけられたような気持ちになってしまう就活生もいるかもしれませんが、ランキングはあくまで参考程度に、地に足つけた就職活動を進めていってください。