職種研究

【ネイリストの志望動機】3つの例文とポイント・NG例を紹介

ネイリストについて

ネイリストは、爪の美しさを演出するスペシャリストです。気持ちを明るく楽しい気分にするネイルは、女性のオシャレの定番です。指先を美しくすることは、ファッションのコーディネートには欠かせません。

ネイリストとして採用されるためには、どのような志望動機を作成すればいいのでしょうか。この記事では、志望動機のポイントや例文をご紹介します。

ネイリストの主な業務内容

ネイリストの仕事は、お客様の爪を健康に保つケアをしたり、マニキュアやネイルアートで爪を美しく仕上げることです。まずはお客様にカンセリングをおこない、どのような施術をおこなうか決定します。

お客様の爪の形を整え、爪の表面を整え、甘皮を処理します。お客様の要望よっては、爪にマニキュアやネイルアートを施し、美しく飾ります。他にも、施したネイルを除去するネイルオフや、割れてしまった爪を修復するリペアをおこなうこともあります。

ネイリストになるにはスクールに通う

ネイリストは人気のある職業であり、目指す人が増えてきています。ネイリストになるための代表的な方法として、「スクールに通う」という方法があります。高校卒業後の進路選択でネイリストになることを決め、美容専門学校に通うという人もいるでしょう。

この他、美容以外の大学や専門学校に通ったり、別の職業に就職し、後から「ネイリストになりたい」と考えスクールに通うという人もいます。ネイリストになるために必要な知識やスキルを体系的に学ぶことができるので、とても便利です。ただし、別の仕事をしていて、将来的にネイリストになるためにスクールに通うという場合には、現職の仕事もあるため、時間の制約などを考慮してスクールを選ぶべきでしょう。

現在、美容学校以外の大学に通っていたりする場合も、自分が自由に使える時間を有効に使って学べるようなスクールを選択する必要があります。自分の都合に合わせてスケジュールを組めるような自由度の高いスクールもありますので、まずは幅広く情報を集め、自分のニーズに合うスクールを選択すると良いでしょう。

必須ではないが資格があった方が有利

「ネイリストになるのに資格は必要なのか?」と疑問を持っている人もいるかも知れません。結論からいえば、ネイリストになるのに資格は必要ありません。資格がなくてもネイリストになることは可能です。ただし、無いよりはあった方が有利だというのが現実です。どうしても資格をとる余裕がない場合、それを理由にネイリストを諦める必要はありません。

ただし、もし余裕があるのであれば、資格は取っておいた方が良いでしょう。資格や学歴は不問で目指せる職業ではあるものの、直接お客さまの体に触れる仕事であり、高いスキルが求められることは間違いありません。資格を持つことで自分自身も自信を持って接客できますし、就職の際にも自分のスキルを証明することが可能です。

ネイルサロンへweb応募するのが主流

ネイリストとして就職する方法はさまざまありますが、その中で主流なのが、ネイルサロンへwebで応募するという方法です。自社のwebサイトで求人情報を掲載しているネイルサロンもありますし、そのほかの求人媒体や人材紹介サイトなどに登録し、ネイルサロンを紹介してもらうという方法もあります。

どのような方法にしても、現在はwebで情報を集め、応募するということが多いでしょう。webで応募すれば、担当者から返信があり、具体的な選考スケジュールが組まれていることになります。ネイリストの場合は、実際にお客さまへの施術をおこないますので、一般的な企業と同様の面接などのほかに、技術チェックの機会が設けられていることが多いでしょう。

志望動機を書く際のポイント

ネイリストとして就職を目指すのであれば、志望動機がとても重要です。志望動機は「なぜそのネイルサロンでネイリストになりたいのか」といった、就職活動の軸となるものです。この軸が、志望先のネイルサロンなどの方向性に一致していない場合、採用側にとっても採用される側にとっても不幸な就職になってしまうでしょう。

志望動機からは、応募者がどのように自分自身や志望先を理解し、なぜ志望しているか、といったことがわかります。これらの情報が不十分であれば、適切に評価ができないどころか、準備不十分・意欲がないと見なされても仕方がないでしょう。そうならないために、志望動機の書き方をきちんと押さえていきましょう。

まずは自己分析をおこなう

志望動機を書く際にまず大切なことは、自己分析をおこなうことです。自己分析が不十分な状態で書かれた志望動機は説得力がありません。採用側も、「この人は自分のことが十分にわからずに志望しているから、採用してからミスマッチが発覚するかもしれない」というリスクを感じる可能性が高いでしょう。自分のことを深く理解した上で、「だから御社を志望しています」といえることが必要です。

自己分析では、自分の過去を振り返り、「なぜネイリストになりたいと思ったのか」を深掘りしていきましょう。「女性のライフスタイルに貢献したいから」という理由がでてきたら、さらに「なぜそう思ったのか」を追求します。そう思うきっかけになった具体的なできごとがあれば、そのときのこともしっかり振り返りましょう。

これとは別に、「自分にできることは何か」というのも重要です。ネイリストを目指す十分な動機があっても、自分自身がネイリストとして活躍するスキルを持っていなければ、実際に仕事をすることはできません。通常の就職活動と同様、自分の強み・弱みを分析し、志望先の求める人物像やスキルに合わせて伝えていけるようにしましょう。

そのサロンを選んだ理由を述べる

志望動機では、ネイリストになりたいと思った理由を伝えるだけでは不十分です。ネイリストになりたいだけであれば、別にそのネイルサロンに就職しなくても十分に目的が達成できてしまうからです。そのネイルサロンを選んだ理由がしっかりと伝えられなければ、準備不足と見なされ、選考に残ることは難しくなるでしょう。

ネイルサロンであれば、どこでも同じ理念で同じように仕事をしているわけではありません。理念が同じだったとしても、仕事をする仕組みなど、個々に違いがあるでしょう。そのネイルサロンの特徴をよく押さえた上で「自分とマッチする」ことをアピールする必要があるのです。

これができていないと、「ネイルサロンであればどこでもいい」「十分に下調べをしないで就職先を決めてしまうような適当な人」「自社に大して就職意欲があまりない」といったマイナスな印象を与えてしまうリスクがあります。採用側からすれば、自社のことをきちんと理解していない人を就職させてしまうことは、入社後の早期退職なども含め、多大なリスクを背負うことになってしまうのです。

自分の強みをアピールする

先述の通り、どれだけネイリストになりたいという気持ちが強くても、活かせる強みがなければ就職は難しいでしょう。なぜなら採用する側に何のメリットもないからです。「自分にはこのような強みがあり、御社に就職後はこのように活かしていきたい」というアピールは必須です。

しかし、「強みが見つからない」という人も居るかも知れません。強みが見つからないのは、自己分析が不足しているか、方法が間違っている、謙虚すぎるなどの理由が考えられます。人間は誰でもさまざまな特徴があり、それらには長所として活かせる可能性があります。とにかく自分自身の特徴と思われるものを長所・短所と決めつけずに列挙してみるのも良いでしょう。

例えば、「コツコツ何かを続けたことがない」人は、「興味のあることに爆発的な集中力で取り組むことが得意」な場合もあるでしょう。もちろん、「興味のないことには積極的になれない」という悪印象を持たれる可能性もあるので、「興味範囲を広げるために普段からさまざまな雑誌に目を通しています」など、実際におこなっている努力を伝えることも有効です。自分で長所がどうしてもわからなければ、家族や友人に聞いてみるのも良いでしょう。

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ネイリストの志望動機例3選

ネイリストとして採用されるためには、どのような志望動機を作成すればいいのでしょうか。参考となる例文を3つご紹介します。

志望動機の例文①

私がネイリストを志望する理由は、指先のオシャレを求めるお客様の力になりたいと思ったからです。私は元気がないときに、指先のネイルを見ただけで晴れやかな気分になったことがあります。見た目だけでなく内面も変える力を持ったネイルを、私もお客様に施したいと思いました。私が貴社に入社しましたら、お客様に寄り添い、「このお店に来てよかった」と言っていただけるようなネイリストとして活躍したいと思います。

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上記の例文では、自分の経験をもとにネイリストを目指したきっかけを説明しています。このように、実体験をベースにすることで説得力の高い志望動機を作ることができます。また、ネイリストとしてどう活躍していきたいかというビジョンを具体的にイメージできているため、採用担当者に好印象を与えることができるでしょう。

志望動機の例文②

私がネイリストを志望する理由は、ネイルを通じてお客様に幸せを提供したいからです。貴社は美しく繊細なネイルを施すだけでなく、お客様が施術中もくつろげるサービスの提供に力を入れています。私は飲食店でのアルバイト経験があるため、接客技術には自信があります。接客経験を活かし、ネイルだけでなく施術時間も含めての幸せを提供している貴社で、お客様に喜んでいただけるネイリストとして働きたいと思っています。

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上記の例文では、志望するお店が力を入れているサービスに触れています。ネイリストが働くお店はたくさんあります。数あるお店の中から、なぜそのお店を選んだのかを説明しましょう。志望動機を作る前に、お店の経営理念や特徴を調べたり、そのお店に実際に行くことをおすすめします。

志望動機の例文③

私がネイリストを志望する理由は、繊細で美しいネイルアートを施すことで、お客様に喜びを提供したいからです。貴社は社員教育に特に力を入れているため、他店よりも早く高度なスキルを身につけられると確信しました。貴社に入社した際には、お客様一人一人と向き合い、取得したネイリスト技能検定1級の技術をさらに磨き、高度なスキルで心からの喜びを提供するネイリストになりたいです。

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上記の例文では、ネイリストとして採用されるために有利な資格を取得していることを説明しています。このように、取得済みや勉強中の資格がある場合は、志望動機でしっかりとアピールしましょう。採用担当者に熱意を伝えることで、入社後の働き方に期待を持たれるでしょう。

志望動機集を参考にする

志望動機は、就活生の熱意や志望度をはかるために重要視されるものです。したがって、志望動機で明確に自身をアピールできなければ、不合格となってしまう可能性があります。志望動機を書く際には業界研究・企業研究が欠かせませんが、ホームページを参考にするだけでなくオリジナリティあふれる志望動機を作成する必要があります。

就活の未来では、志望動機まとめを無料で公開しています。各業界の内定者が実際に提出した志望動機がまとめられているため、構成や言葉遣いを参考にしてみましょう。志望動機ごとに総評として注目ポイントが記載されているため、自分の志望動機に置き換えてよい部分を取り入れることができるはずです。

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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。

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ネイリストの志望動機NG例

まずは志望動機としてNGな例文をご紹介します。NGな理由も解説しますので、自分の志望動と比べてみましょう。

NG例

私がネイリストを志望する理由は、ネイル技術を取得したいと思ったからです。私はオシャレに興味があり、学生時代から様々なネイルアートを楽しんでいました。ネイルの世界に触れる度に、自分でもその技術を身につけ、オシャレを極めたいと思うようになりました。貴社に入社した際には、現場を経験しながら多くの知識と技術を学び、プロのネイリストとして活躍したいです。

上記の例文では、お店への貢献ではなく、ネイル技術を身につけることが志望動機となっています。これでは、お店が技術取得の機会を提供するだけで、採用側にはメリットがないように思われてしまいます。

もし取得済みや勉強中のネイル関係の資格があったら、しっかりとアピールしましょう。たとえネイルの知識や技術が乏しい場合であっても、入社後に成長した自分がお店の業績向上にどう貢献するかを説明できるようにしておきましょう。

ネイリストを目指すなら自分の魅力をアピールできる志望動機を作成する

今やネイルはオシャレの定番の一つです。華やかなイメージがあるため、指先のオシャレを生み出すネイリストは女性に人気の職業です。自分の施術でお客様に感謝されたり、笑顔にする喜びを実感することができます。

ネイリストの仕事は、ネイルケアやネイルを施すだけではありません。接客対応も重要です。人気のネイリストになれば指名も入り、昇給や独立に繋がる可能性があります。自分がどういうネイリストになりたいか、明確なビジョンを持つことが大切です。

なぜネイリストを目指すのかをよく考え、自分の持つ魅力をアピールできる志望動機を作りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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