職種研究

【受付の志望動機】5つの例文とポイント・NG例を紹介

受付について

ホテルやデパートなどで一際輝いている受付の人たち。受付を担当する人はその店やホテルのいわば「顔」でもありますから、言葉遣いや笑顔、気配りなどは人としてのお手本でなくてはいけません。また、2020年にはオリンピックが控えており、外国人観光客への対応もこれから必要になってくるでしょう。

受付の主な業務内容

受付の主な業務内容はお客様の接待です。会社であれば、どんな用件なのか、誰に会いたがっているかなどを把握し、速やかに対応しなければいけません。ホテルなどであればお客様の荷物を運んだり、トラブルなどへの対応もかかせません。受付はそういったすべての「入り口」としての役割があるため、非常に重要なポジションであると言って良いでしょう。

会社やホテル以外にも、病院や百貨店、アミューズメントパークなど、受付の活躍場所は様々です。どこで働くにせよ、何が起きても臨機応変に、かつスムーズな対応をすることが求められます。

志望動機を書く際のポイント

受付の志望動機は、受付を選んだ理由を明確化することがポイントです。数ある仕事の中でなぜ受付を選択したのかわからなければ意味がありません。また、入社後に自身がどう活躍できるのかも併せて伝えるようにしましょう。

過去の経験やスキルなどをどのように会社で活かせるのか、しっかりと志望動機に盛り込んでください。そのためには、業界・企業研究することはもちろんのこと、自分がどのような人材なのか理解する必要があります。

なぜ受付を志望するのかを述べる

「ラクそうな仕事」「見た目が良い」などの理由で、受付を志望する人がいます。しかし実際の仕事は、会社の「顔」として社内外問わず、さまざまな人とコミュニケーションをとり、言葉遣いや表情などに人一倍気を遣うポジションです。

多種多様な仕事の中から、なぜ受付を志望したのか明確に伝えることがポイントになるでしょう。そのためには、しっかりと受付の仕事を理解しておく必要があります。また、もし受付として採用されたのであれば、どのような知識やスキルを会社で発揮することができるのかも同時に伝えてください。「接客が得意」というのではなく、「学生時代に長年接客をしていたので、接客が得意」といった説得力のある形で自分をアピールしましょう。

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入社後にどう活躍できるのかを伝える

多くの企業がどのような人物を求めているのか明らかにしています。求人票などでよく見かけることでしょう。その人物像を具体的にイメージすることはとても大切です。そして、その人物像を無視することなく、自身をアピールしてください。入社後にどう活躍できるのか伝えることもキーポイントです。

過去の経験や培ってきたスキル・知識を活かして、志望する企業にどのようなメリットを与えることができるのか考えましょう。会社としては、就活生の入社したいという熱意を感じられたとしても、実務経験などがなければ採用を見送ることもあります。自分の培ってきたスキルが受付の仕事内容にマッチするものであれば、積極的にアピールしましょう。

受付の正しい志望動機例5選

受付として採用されるためには、どのような志望動機を書けばいいのでしょうか。ここからは、正しい志望動機の例文を3つほどご紹介していきます。

志望動機の例文①

私は4年間、レストランで接客をしていました。元々私は、初対面の方と話すことが好きだったのですが、仕事ととなると少し違いました。しかし、それでも私は「話すことが好き」という気持ちを忘れず、先輩や店長にアドバイスをいただきながら、トップレベルの接客を目指しました。

受付の経験はありませんが、レストランで学んだホスピタリティ精神・接客のマナーは◯◯でも十分に活かせると確信しております。◯◯の「顔」として、責任を持って業務に取り組みたいと思っています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文は、以前接客を経験したことがある自分を全面的に表現できています。また「4年間」という期間が、ある程度の接客のスキルと、「話すことが好き」という話に説得力を与えています。最後に、しっかりと「自分には受付という仕事が合っている」と検証もできているのがポイントです。

志望動機の例文②

◯◯は、海外の方を多く対応する受付ということで、英語力を生かせる点を魅力に感じ志望しました。これまで日常生活であまり英語を使用する機会はありませんでしたが、以前から海外には興味があり、留学・資格試験勉強など、英語学習には普段から力を入れております。もし私が◯◯の受付を担当することになりましたら、持ち前の明るさと英語力で、どんな方も笑顔にできる受付になりたいと思っております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文は、自分の英語力を前面に押し出す志望動機となっています。また、志望先の受付の業務を理解し、それが昔からやりたかったことだという点も明確になっていて、「受付ならなんでも良いのでは?」と思われる可能性を回避しています。最後に、「自分はどんな受付になりたいのか」という将来のビジョンも入っているのがポイントです。

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志望動機の例文③

私は、私の持ち前の明るさと人への愛で、多くの方を幸せにするというのが働く上での目標です。◯◯は、難民支援を始めとした社会貢献を多くおこなっていると伺っています。私はそんな◯◯の一員として、働きたいと思っています。◯◯の顔となり、多くの方を笑顔に、幸せにするような応対をしたいと思っております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では、「将来のビジョン」が明確にかかれています。ビジョンが先にあって、それを実現するためには「受付」が合っている、という論理展開がポイントです。また、志望先の活動もしっかりと把握し、どの活動のどの点に着目したかにも触れています。そして最後に「受付としてどうしたいか」という「自分らしさ」についても言及しているところがポイントです。

志望動機の例文④

学生時代、イタリアンレストランにてホールを4年間担当していました。常連のお客様に対して、自らおすすめのメニューを提案する他、笑顔を絶やさず丁寧な接客を心がけ、店のスタッフやお客様から立ち居振る舞いなどを評価していただいたこともあります。このホール経験を活かし、貴社の受付として活躍したいと考え志望しました。また、過去の経験だけにとらわれず、新しいスキルや知識を積極的に吸収し、会社の顔として貴社に貢献したいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例文では、過去の経験やそこでどのようなパフォーマンスをしていたのか、どのような評価を得ていたのかわかりやすく明記されています。入社後のビジョンを伝えていることもポイントです。

志望動機の例文⑤

私が貴社を志望した理由は、英語力と接客経験を両方活かせると思ったからです。学生時代、アパレルショップに3年間勤務していました。外国人が多数来店されるショップであったため、得意の英語を活かしてファッションスタイルの提案などをおこなっていました。また、日本人のお客様に対しては名前を覚えるなどして、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。その結果、わざわざ会話を楽しむためだけに来店される人もいらっしゃいます。こうした経験を活かして、貴社の受付業務に貢献できればと思います。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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グローバル企業などでは、受付業務において高い英語力を求められることもあります。この例文では、英語力の高さだけではなく、優れた接客能力も同時にアピールしています。

受付の志望動機NG例

受付の志望動機を書くにあたり、どのような内容だと不採用になりやすいのかを例文で説明していきます。

NG例

私が◯◯の受付を志望する理由は、私が以前見た受付の方がきれいで、格好良かったからです。あんなきれいな服を着て、優秀な仲間に囲まれて、仕事ができる◯◯には感動いたしました。もし私を受付として採用していただけましたら、◯◯の「顔」として、恥ずかしくないように精一杯努力していこうと思っております。よろしくお願いいたします。

この例文は、受付の見た目が良いということを1番の志望動機として伝えています。これでは、少し短絡的な理由だと思われてしまいます。受付の志望動機では、「以前接客をしたことがある」「人と話すことが好きで、こんなことをやっていた」など、「自分は受付に向いている」と誰しもが納得できる内容を書きましょう。

まとめ

受付と一口に言っても、会社やホテル、工場や病院などたくさんのタイプの受付が存在します。そしてそれぞれに特色があります。あなたが受付を志望するなら、どんな業種の受付をしたいかというのを絞り込んでみると良いでしょう。そしてそれはなぜなのかを考え、具体的な会社名やホテル名まで絞り込んでいきましょう。

絞り込む際には、実際に足を運んでみるというのも重要です。情報としてはあっても、実際に行ってみたら違ったというのは往々にしてありますし、他社と比較をすることで志望理由に説得力を加えることもできます。そして「受付という仕事を通して、私は何をしたいのか、どうなりたいのか」という将来のビジョンも大切です。ここで紹介した例文を参考に、自分なりの志望動機を作成してみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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